思い込みがない人はいません。誰もが思い込みを持っています。ただし、この思い込みは書き換えることができます。
前回のブログ「思い込みは外したほうが幸せになる」に反響がありました。心理セラピストとして数多くの思い込みを外してきた経験からそう言えます。そして、自分自身も数多くのセッションを受けてきましたが思い込みがなくなることはありませんでした。
なぜなら、人は思い込みでできていると言っても過言ではないからです。
思い込みは、信じ込み、価値観、常識、当たり前、真実と言い換えることができます。どのような思考をしているかということでもあったりします。これは記憶とも関係しています。
宮崎駿監督の映画「きみたちはどう生きるか?」でも描かれていたように感じました。記憶とは時間で整理されているのではなく、感情で整理されています。感情と記憶が結びついて脳内で整理整頓されています。時間も空間も超えているのが記憶というものです。この映画は宮崎監督の感情と記憶の映画だと僕はとらえています。だから分かりずらいと言う人がいるのだと思っています。
出来事は強烈な感情と共に記憶されます。感情が動かないことは覚えないんですよ。ただの日常は覚える必要がないからなんです。なので、ネガティブな感情と結びついている出来事はトラウマと言われたりするんですよね。
もちろん、ポジティブな感情と結びついている記憶もあります。またあのような感情を味わいたいと同じようなことをやったりもします。ネガティブな感情と結びついている記憶は逆に避けようとする性質があります。
思い込みは記憶と感情と関係していて、事実を覚えているわけではないのです。ただ解釈を覚えているに過ぎません。自分がどのように知覚したのかということです。事実を検証するのは難しいのは、人はそのまま出来事を記憶することはできないからです。感情の影響を受けるからなんです。
そう、人は思い込みでできているのです。
もしも今が不幸ならば、思い込みを変える必要があるということです。どのように思い込みを変えるのかといえば、幸せになれるような思い込みに変えるということです。思考パターンを変えるということです。
この領域は心理療法(セラピー)を使う必要があったりします。なかなかに深い問題だったりするんですよね。
人は変わることを恐れます。問題があったとしても、そのままで良いと無意識で判断してしまうからです。問題を解決するよりも、現状維持を望むのが人間なんです。失敗も成功もしないという選択をしがちなんです。
思い込みを変えること。
自己イメージ、自己否定、自己肯定感、すべて変えることはできます。自分が望むようにね。
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