僕はセラピーを通じて、役割を外すということをやってきた。
誰かから期待された役割を外す。
誰かに決められた役割を外す。
自分で決めた役割を外す。
役割とは肩書きと考えてもいい。
役割とは期待している自分像と言っても良い。
僕なんかでいえば、息子、生徒、班長、完璧な人、おバカな人、お調子者、普通の人、特別な人、調和をとる人、良い人、悪い人、従順な人、反抗的な人、セラピスト、ファシリテーター、リーダー、ダメな人、社長、代表、平社員、研究者、先生・・・
どんな役でも人は演じられます。
上手く演じられる人もいれば下手な人もいるのは、いろんな俳優さんと同じですね。
上手くないのに演じ続けている人もいれば、上手いのに演じるのを辞める人もいます。
あくまで、演じているのです。
お母さんやお父さんとか社長とか役割で呼ばれている人も、ただ演じているだけかもしれません。
その役割を脱ぎ捨てて、自分らしくなるというのがセラピーでの方向性です。
役割を演じているうちに自分が何者かわからなくなっていくのです。
役割というのは人と人の関係性で生まれます。
上下関係を決めようとするのです。
ほ乳類の犬の社会は、完全なる縦社会です。
群れのリーダーがいて、順位がきちんと決まっています。
群れをなす動物は、縦社会が基本なのです。
縦社会の上にいる人は、権威を持ちます。
この権威が役割のバリエーションを作るのです。
肩書きって権威につながるでしょ。
弁護士、医者などの専門家である先生は、権威があります。
国家権力として警察や軍隊も権威があります。
権威がなければ仕事がしずらい、つまり役割を演じることが難しいという面もあるでしょう。
恐怖で権威を手に入れる場合もあれば、尊敬で権威を手に入れる場合もあります。
権威があるというのは、人から期待されるということでもあるのです。
リーダーシップをとるというのもついつい権威者に自分がなるものだと思っています。
権威者になる戦いに敗れて権威者になることをあきらめ、リーダーシップをとらなくなる場合もあります。
権威者をうまく演じることができずに、リーダーシップをとることをあきらめた人もいます。
リーダーシップって権威が必要なのでしょうか?
リーダーシップは人と人の関係性による役割です。
真のリーダーには権威はありません。
対等性を持つのがリーダーです。
言葉で言うのは簡単ですが、真のリーダーはなかなかに少ないのが実情です。
権威は蜜の味。人はついつい権威者になりたくなります。
自分がそのつもりがなくても周りの人が権威を持たせようとする場合もあります。
リーダーシップってもっとシンプルに考えるといいかもしれません。
それは、言い出しっぺ。
声高らかに宣言する人がリーダーシップを持っている。
物事を誘う側がリーダーシップを持つということに過ぎないのかもしれません。
権威のないリーダーシップを目指す。
権威があるということは影響力があるということとは違います。
権威がある人は影響力が強いのは事実ですが。
理想論かもしれませんが、とてつもないことを目指している自分に気づきました(笑)
権威のないリーダーシップとはどんな状態なのか。
深めていきます。
もしかしたら権威者を演じるかもしれません(笑)
真のリーダーシップは役割りではないのかもしれないなぁ。
■個人セッション
頭とハートをつなぐことで本当の自分が見えてきます。
自分を知り、自分の才能を磨き、生まれてきた目的が見えてきます
自分自身との対話をサポートします。親子関係、人間関係の葛藤も解消します。
http://homepage2.nifty.com/f-style/session.htm
■ライフチェンジプログラム
人生をスムーズに変えたい局面にいる方をサポートします。
体系的に自分自身を見つめることで在り方が変わり未来が変わります。
自分らしく生きることを選びたい方にオススメです。
http://homepage2.nifty.com/f-style/lifechangeprogram.htm
■ソース ワークショップ
好きなことを仕事にし、好きなパートナーと共にいて、好きなライフスタイルを送るためのワークショップです。
ワクワクという自分だけが持つ才能であり個性を見つけていきます。
自分自身がどんな人間なのかを知り、それを人生に活かす方法を学びます。
http://www.yoriyoku.com/source/
■セラピスト起業コンサルティング
10年愛されるプロのセラピストになるための個人向けサービスです。
セラピストなど相談業向けで独立起業したい方向けのプログラム。
自分らしく確実に起業したい方にオススメです。
http://homepage2.nifty.com/f-style/enjoystarbusiness.htm