恋愛心理学を思い出すために記憶を探る

心理学に興味を持ったのは何時だったろうか?

仕事も恋も上手くいっていなかった20代の頃か。働き初めて3年目。何かがおかしいと感じていたあの頃だ。就職氷河期時代の幕開けを味わったのが僕の年代。なんとか就職したけれど会社に未来を感じなかった。恋人との仲も良くなかった。今思うと執着だったのかもしれない。

そんな時に、僕の根幹の考え方になっている心理セラピーに出会う。考え方が斬新すぎて夢中になって学んだ。このセラピーは自立と選択が得意なセラピーだった。つまり個人の確立をするには最高だったけれど、パートナーシップに関しては物足りなかった。

で、パートナーシップ系の心理学を学んだ。パートナーシップは恋愛に限らずビジネスパートナーもパートナーシップに含まれます。僕が学びに行ったのは恋愛系のパートナーシップであった。男女関係をよりよくしたいと思っていたからだ。うちの夫婦関係をね。

プロのセラピストになってから、恋愛心理学とビジネス心理学を学んだ。しかも先生はどちらも関西人だ。最初の心理セラピーの先生も関西人だ。今でも関西の人たちに嫉妬をすることがある。なぜなら彼らの話は面白いからだ。きっとお笑いを見るのが好きなのと関係していたのかもしれない。彼らの話し方と間の取り方は今でも学ぶためにお笑い番組を見ることにしている。そうあくまで研修の一環なのである(笑)

恋愛であろうが、ビジネスであろうが、人間関係がすべてだとということがわかった。恋愛は男女という違うもの同士が引き合う力学だ。そして、違うからこそ分かり合えないというジレンマもある。でも、そこでわかりあおうとするのがパートナーシップの醍醐味なのだ。究極を言ってしまえば、わかりあえないことが人と人との関係性の原点です。

恋愛も本能的に魅力を感じるのは数ヶ月から数年しかもたない。ひとつになりたいという衝動は本能なのだ。その間に「何をしてあげられるのか?」という与える愛のモードに変わることができるのかがパートナーシップのテーマです。

喜んで与えることができる男性はモテるし、笑顔で受け取ることができる女性はモテる。これはビジネスでもとても重要なことです。魅力がある人から買いたいのが人情です。ついつい推しには貢いじゃうでしょ。ビジネスではモテるという言葉よりも人気という言葉が適切でしょうか。人を引き寄せる力は人気です。これを継続することができるかは信頼が関係してきます。これも与える愛と同じなのかもしれません。

今、スポーツ心理学を教えに専門学校に行っていますが、将来的にインストラクターやコーチを目指す子達に対して授業をしています。今まで学んで実践してきたことをわかりやすく興味を持ってもらえるにはどうするのか、何がしてあげられるのか、を考えています。

久々に師匠の動画を見たりしたけれどやっぱり面白いな。難しいことを簡単に、そして面白く、さらに深くだな。

初心を思い出したぜ!

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