青学のワークショップデザイナー育成プログラムのドンである苅宿先生の言葉で印象に残っているものがある。
「褒めてもダメ、叱ってもダメ、そこでワークショップという手法に出会った。」
という言葉だ。
叱る教育はダメで、褒める教育が良いと言っている人も多い。でも、上手くいかなかったという先人の経験が身に染みる。
褒めるのが、なぜダメなのかといえば、価値判断があるからだ。褒める側にある「良い・悪い」という価値観から褒めるのだ。
すると褒められた側は、褒める側の期待を察知し、それに従うようになる。
いわゆる空気を読む人間が育っていく。
では、どうしたら良いのか?
「よろこぶ」とか「おどろく」という根源的な部分なんです。
これは身体的な反応です。「笑う」というのも反応ですね。
もうね、究極的には、よろこんだり、おどろいたりするだけで良いのではないかと。
褒める必要さえない。
よろばれたり、おどろかれた人は、嬉しいのだ。
嬉しければその部分を自然と伸ばしていく。うけたいというのは誰しもが持っている感情です。うけるために試行錯誤もするだろうし、努力もするでしょう。
よろこんだり、おどいたりすることには、コントロールが入っていません。ただの自然反応です。
ただ、心で感じたことを身体で表現できるかが重要になってきます。
僕なんかは恥ずかしくて、しれーっと反応しないようにしている青年でした。これもったいないです。ちゃんと心が動いたら体を動かすことが重要です。リアクションをするということです。言葉にでちゃうとか、体がうごいちゃうとか、それをちゃんと表現することです。
積極的に、よろこんだり、おどろいたりするように練習しよう。
傾聴的なうなずく、あいづちの一段上のレベルの反応ですね。
なんでやねん!ビシッ!
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