僕が心理学を学んだ師匠は二人いる。
もっと多くの人から学んでいるが今思い出した師匠が二人だ。二人の共通点は教えないということだ。
一人は楽しく工夫をしながら共に体験をし、参加者同士でも学び合う関係性を作る人、もうひとりは、理論よりも実践のほうが大事で失敗しながら学べば良いという人だ。
よく考えたら二人とも関西人のせいか、学びの場はとても面白かった。
学校時代を思い出すと教えてもらったことは忘れている。教えることに意味はあるのかという壁にぶつかるのだ。
その二人は何をしていたかというと「気づく」ことを大切にしていた。
他人から「教えてもらったこと」は忘れるが、自分自身で「気づいたこと」は忘れない。
僕の幼い頃の初めて気づいた記憶は、ウルトラマンや仮面ライダーといった特撮物と、ガッチャマンやデビルマンといったアニメを見ていて、違和感を感じていた。
それがある時に「あっ!これは絵だ!」と気づいたのだ。
天地がひっくり返るかのような衝撃を受けたので今でも覚えている強烈な体験です。
どちらも物語が面白いしアクションも楽しい。同じように楽しんでいたのに違いに気づいてしまったのだ。
これ教えられていたら「ふーん」というくらいでどうでも良いものになっていただろう。
それからずっと観察が好きなのだ。
自分で観察してわかりたい、マネしてやってみてできるようになりたい。
それが僕の学び方の基本になっている。自主的な学び方だ。
そして、ブログに書いたり、人に話したりするのも学びのひとつだ。これは分かち合う学びと言われている。人に伝える時には自分ができたこととわかったことだけが伝えられるからだ。
教えない学びを実践したいと授業を作成中なのだ。
そう、明日から専門学校で心理学を教えることになったからだ。
アクティブラーニングで心理学を教えられるか挑戦する1年になる。
■フリースタイル・コンテンツ紹介
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