前回、メンターからいただいた「出会う人にファンになってもらうんです。」という言葉を紹介しました。
自分が正しいことを証明したくて、余計なことを言ってしまう。そんな自分に気づき改めようと思っていた時に思い出した言葉です。余計なことを言った時には自分が正しいなんて思っていなくて、相手のためを思って言うのです。あとあとよく考えると自分の正しさを証明したいんだなと思うことがあるのです。
自分の正しさなんてどうでも良いのです。自分が正しい・相手が間違っているのではなく、自分も正しい、相手も正しいしかないのです。特に価値観に関してそうなんです。
これって「いいひと戦略」だなと思うのです。特に現代のSNS時代ではいいひと戦略が最大のリスク管理になるのだと思うんですよね。
僕らの若い頃のネットがなかった時代は、ちょっとした悪戯や悪ふざけでその場で怒られて終わりくらいですんでいたことが、今では訴えられたり、デジタルタトゥーとして一生残ってしまうことになるのです。
どこを歩いていてもカメラで映像がとられているような監視社会です。もちろん以前から人目を気する傾向がありましたが、それが事実として残る社会になっています。
社会通念から外れたことをすれば、すぐに炎上する社会になっています。そのリスク管理には、いいひと戦略しかないなと思っています。
実際に自分が悪いひとだったとしても、周りの人に対していいひとのふりをするということが大切だと著者の岡田斗司夫さんが言っていました。これって社会性なのかもしれません。
また、平田オリザさんも「わかりあえないことから」で、どんなに仲の悪い役者同士でも、仲の良い夫婦役を演じることができるみたいな、わかりあえなかったとしても社会性を持つことができるという話も同じだと思うのです。
「いいひと」でいることが大事になっていくでしょう。ただ、誤解してほしくないのは、我慢をして相手に服従することがいいひとではありません。これやっていると病気になるほど心身にダメージを負います。自分の本心がどうであれ、相手を尊重する振る舞いをすることです。
「出会う人にファンになってもらう」って、この上をいっていると思うんですよね。自分の内面も外面も同じにすることだと思うのです。
自分の内面も磨く必要があるからです。
実際にこのメンターはビジネスの学びはもちろんのこと、心理学をはじめスピリチュアリズムなことにも造詣が深かったのです。ただ知識を学ぶだけでなく自分自身を内省していました。僕の個人セッションも受けてくれて大きな気づきを得ていました。思考だけでなく感情も扱える人だったのです。
その結果としての実践としての「出会う人にファンになってもらう」という言葉は深かったのです。そのすごみがたった一言に現れていました。
社会の一員として、僕自身を100%生かすために、出会う人にファンになってもらうという思いで日々を過ごします。
自戒をこめて。
■フリースタイル・コンテンツ紹介
■個人セッション
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