頭が良ければすべて良し。
そんな風潮が世の中にある気がする。教育が大事だと無償化してまで学歴を上げようとしている。塾も大盛況で、できる限り偏差値が高い学校に行こうとする風潮がある。親も子供の頃から「勉強しろ」と言う。
そんなに頭が良いことが重要なのだろうか?
僕の観察では、頭が良い人は問題解決力が高い。そして記憶力がとてもあるし、理解力もある。そして、ネガティブになりやすい。ネガティブって現実的ということなので地に足がついているのです。逆にポジティブな人は夢をみがち。つまりアホっぽいのだ。
頭が良いとネガティブに物事を見がちなので不幸になるかもしれないのだ。
そして、世の中には決して解決しない問題が山積みなのです。それを解決できないことに絶望を感じる人も多い。答えがあることを見つけるのが上手いかもしれないが、答えがないことに耐える力が弱かったりもする。なぜなら解決できちゃったから。
経営者はアホであることが大切なんだよとメンターが教えてくれたんだけど、これには一理あるんです。
解決できない問題をひとまず傍においておく。でも、考え続けるし、答えを探し続ける。あきらめない心を持つためには、ちょっとアホになることも重要なのだ。
つまり、アホになること、それは理由のない自信を持つことなのだ。
頭が良いことばかりを望むのではなく、アホな自分を褒めることも大切なのかもしれません。
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