メンタルのことを学び始めたの人がよく使う言葉で
「行動じゃないんだよ。在り方が大事なんだよ。」
「Beだよね。」
という会話があったりて、僕はこのような言葉を使う人が好きではありませんでした。
「在り方って、なんだよ。そんなこと言っている割にはしょぼいのに…」
と反感を持っていたのです。
そんな僕にも転機がやってきました。
「ファシリテーションうまいですよね。何が大切にしているのですか?」
「それは周りの人たちを元気にしたいと思っているんだよ。」
「元気って抽象的ですよね。具体的には何をしているんですか?」
「具体的にか…」
というやりとりがありました。
この時に、具体的に何をすればいいのか頭に思い浮かばなかったのです。
で、わかったんですよ。技術的なことは自然とでてくるのです。今まで学んでいたことや経験してきたことが、「元気にしよう」ということだけで、適切な技がでてくるのです。この技術を使おうという考えでやっていると、技術を使うことだけに固執して、相手を見ないということが起きる。つまり、自分の都合で行動するのか、相手の都合を想像して行動するかの違いです。相手に合わせて、自分を変えていくのです。なので、具体的な行動がないほうが良いとわかったのです。
「具体的にはないんですよね。あまりにもありすぎて。」
「そうは言っても、具体的に言われないと、わからないですよ。」
「具体的にしておくと自分が不自由になるし、相手を見なくなっちゃうんですよね。」
「あぁ、そういうものですか。」
というような会話がありました。
僕が嫌いだった「在り方(Be)」の使い方がわかったのです。在り方を語る前に技術をわかるようになったり、できるようになったりする必要があるのです。その後に、在り方が重要になるのです。具体的なことをやることで、抽象的な想いを決めるだけで、自然と技術がでてくるようになるのです。
たまに、天才的な人がいて、在り方を決めるだけで、できてしまう人がいるのです。それは、今まで経験してきた全人生をかけて、今ここで、惜しみなくすべてを出すと決めている人です。自分のことは傍に置いておいて、相手や周りに焦点を当てている人です。自分を見ちゃう人は、恐怖、罪悪感、無価値観などの感情に乗っ取られているのです。そうなると身も心も萎縮して思うようにできなくなってしまいます。
学ぶこと、経験することが大事だなと。そして得たものをすべてこの場にだすという覚悟があることも重要ですね。
出し惜しみない人生を歩もうぜ!俺!
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