自分の器を大きくするためには、自分の思い込みを超える必要があり、自分の心地良い場所からでる必要があり、失敗をする必要があります。
同じことを繰り返していれば同じことしか起きない。なので、いつもとは違うことをする必要があるのです。
しかし、人は違うことをすることに抵抗があり、同じことを繰り返すのに快感を感じる。そう、人は変わりたくないというのが前提なのです。
成長をしたいというクライアントさんには、「やってみたい!とおもったことは、すぐにやりなさい。」ということを伝えています。
このポイントは「すぐ」です。これ考えすぎるとやりません。行動のエネルギーが思考に奪われるからです。損得で考えればまずやらないというのが一番合理的なんです。失敗は痛みなので、新しいことをすれば必ず失敗します。失敗しない方法はいつもと同じことをすることだから。
ということで、僕自身も思いついてしまったことをやってみました。それはお気に入りの道具に刺繍をすること。理由はありません。突然、思ってしまったのでやるしかないなと思ったのです。
やらない言い訳はいっぱいあります。
- 「男が刺繍をするなんて変だろう」
- 「きっと上手くできないに違いない」
- 「他人に笑われるよ」
- 「そんな無駄なことしている時間あるの」
- 「バカじゃないの」
本当に思考は、自分自身を否定することに長けています(笑)これが脳内起きる普通のことなのです。だからこそ、人は変わらずに毎日同じことを繰り返してしまうのです。
誤解をされるとアレなんですが、変わりたくない人、成長したくない人、同じことがしたい人は、このようなことをしなくても全くかまいません。新しいことをしたい人、人生を変えたい人は、思っちゃったことをしてもらいたいのです。たとえ、それが無謀だったり、滑稽だったり、意味不明だったりしたとしてもです。自分がちょっとでも興味を持ったり、気になったりしたことをやってみることが大切なのです。
はじめの一歩としてやったことは、道具を買うこと。ユザワヤや針と糸を買いにいきました。いつでもできるように準備をしておきました。
さて、やってみるかと始めたら、小学校の家庭科の時間を思い出しました。針仕事はそこでやったし、刺繍もやったんですよね。その記憶は手に残っているのか、なんとなくできちゃったんですよね。
その作品がこちらです。
山道具の好きな凌ブランドのてぬぐいロゴとハンモックフルネスのロゴを、火の粉から腕を守るウデアテに刺繍をしました。焚き火道具です。
ハンモックに山を表す三角形とマインドフルネスを表す丸を組み合わせたロゴです。これも自分で考えて作ったものです。
これ1回作ってみて、うまくできなくて糸を全部ほどいたりしました。つまり失敗したのです。面倒だけれど、やり直さなければずっと敗北した気分を味わってしまいます。なので、身長を糸を切ってやりなおしをする決断をしました。
2回目になると1回目で気づいたノウハウがあります。新しいことをするということは新しい発見があるということ。これが楽しいのです。人は、できるようになることは楽しいし、自信もついていきます。新しいアイデアもでたり、刺繍をしている人の苦労もわかったり、手作りの良さを知ったりとすることができるのです。
まだまだ改善の余地がありますが、なんだか満足したのでこれで完成です。完璧にやることが重要ではないのです。下手にも味があるものです。道具に愛着が湧くことが重要なのです。それは自分を好きになることにつながるかもしれません。幸せな時間でした。
大きなことをするのではなく、小さなことでもいいので、自分がやりたいと思ったことをやってみること。
これが自分の器を大きくすることになります。
特に仕事ばかりに打ち込みがちな人は、自分の器を大きくするために、自分の魅力を引き出すために、自分の才能を発見するために、仕事以外の新しいことをしてみることがオススメしています。頭を使う仕事をしている人は手を動かす仕事だったり、問題解決している人は創造するようなことをしてみたり、普段の自分と違うことをしてみましょう。
きっと何か自分の内側に新しい風が吹き込んできますよ。
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感情を入り口に潜在意識から様々な問題を解決し、人生の目的に気づいていきます。
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日々ゴキゲンでいるために自然の中で心身を整えるイベント。
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自分が持つ「好き」を見つけて、それを仕事、伴侶、趣味に応用し、自分らしくなるためのワークショップ。
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