山の中を一人で歩き、ハンモックに揺られて、土中環境を整える

そういえば、一人で山に行っていないと思い立ち、南高尾に行ってきました。

快晴、気温約20度ととても暖かな日でした。

11月は紅葉シーズンで高尾山が一番混む時。平日にかかわらず多くの人がいました。これがまた見ごろになると増えていくんだよね。なので、高尾山とは全く違う方向にいきます。

今日の神様

ハンモックのポイントにいる神様はどんぐりに埋もれていました。カシナガのおがくずで半身が埋もれて、どんぐりで全身が埋もれています。今、山はどんぐりが落ちる音でにぎやかです。まず、どんぐりが落ちて、その後に枯れ葉が落ちる。布団の中でどんぐりが眠って、春に目を覚ますみたいなイメージです。なので次に行った時には葉っぱで埋もれていることでしょう。

ハンモック

今回の目的のひとつは、ハンモックの新しいシステムです。

  • exped Travel Hammock mesh kit
  • 凌 ハンモックアンダーキルト120

ハンモックで秋冬が来るとお尻が冷たくなる問題を解決するためです。

結論から言うと、とっても快適です。じわじわと暖かいんですよね。人は寒くなるとネガティブになりががちなんです。心が寒いとか温かいとか言いますが、これは身体ともつながっているのです。類が60万年も戦ってきたのは、冷えと飢えですからね。

これハンモックの欠点ですが、メッシュ生地の寝心地がイマイチなんです。夜を明かすなら元々使っていたTravel Hammock kitに戻した方が良さそうです。 ただ、このメッシュのハンモックは、木と木の間隔を短くして張ると寝心地良いんですよね。ゆったり張るのがコツだったりします。

ハンモックで快適にすごすか問題が解決して一安心です。羽毛に包まれて浮遊しながら眠るってとっても気持ちが良いのです。リラックスするからこそ、自分自身との対話も深まるというものですね。

土中環境

土中環境って呼んで字の如く、土の中の環境を改善しようというもの。動物が生きるためには植物が必要で、植物が生きるには土が必要なんです。その土と植物をつなぐために菌類がとても大事なんですね。菌糸が土を耕したり、保湿したり、土から栄養を植物に渡したりと大活躍するのだそう。

山は人の手が入らなくなっているので荒れ放題です。針葉樹は枝打ちされていないし、間伐もされていないから、森が暗くて気持ちよくありません。広葉樹も放置されているので、藪になったり、虫によるナラ枯れが起きたりしています。山が荒れると土砂災害が起きやすくなるそうです。

登山道を歩いていて気になるのは、水たまりです。泥だらけになるし、水浸しになります。水たまりを避けて歩くので、道の周りが荒れていきます。

なので、水の流れ道を作ってあげることがまず最初にできること。

次にできるのは、水が土に染み込む手助けをすること。「点穴」を作ること。穴を掘って、枝を刺し、枯れ葉をぎゅうぎゅうに入れます。この点穴に水が流れ、土に水が染み込むようにすることです。土の中に空気も入るし、湿気もあるので菌糸がさらに土を耕してくれて、土の保水力が上がるとされています。

土が流れそうなところには、等高線上に枝をおいて、さらに枝をからませたりも。これを「しがらみ」といいます。こうやっておくと、土や枯れ葉がたまって山が凸凹ができます。これが風や水の流れを複雑にして保水力があがるそうな。これはお気に入りのポイントでやる時があります。

あまりにも自然で他人にわからないようにするのがポイント。善意はこっそりやるのが秘訣。

山が気持ちよくなれば、虫や動物が集まり、人も入ってきますから。そうやって共生する道を小さいながらもやっていくことが大事だなと思っています。

ちなみに土中環境についてこちらで実践的に学びました。

アサギマダラとの出会いました。春から秋にかけて高尾で見ることができます。これは渡鳥ならぬ渡蝶なんですよね。

高尾山口駅前

高尾山口駅前では石垣が組まれていました。人が水に親しめる環境になるそうだ。この石垣にも生き物は住むのでしょうか。楽しみですね。

これから紅葉シーズンです。山で遊びましょう!

11月13日(日)、11月29日(火) ハンモックフルネス開催
11月22日(火) ゆるハイキング開催

■フリースタイル・コンテンツ紹介

■個人セッション
感情を入り口に潜在意識から様々な問題を解決し、人生の目的に気づいていきます。
https://www.yoriyoku.com/

■ハンモックフルネス
日々ゴキゲンでいるために自然の中で心身を整えるイベント。
https://www.hammockfullness.com

■ソースワークショップ
自分が持つ「好き」を見つけて、それを仕事、伴侶、趣味に応用し、自分らしくなるためのワークショップ。
https://www.asobilife.com


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