学生向けのワークショップは難しい。
なぜなら初めから聞く気がないからだ。いや、本当を言えば、知らないことを知りたいという知的好奇心を持っている子もいる。そして、興味ないことは徹底的に興味がないという子たちもいるのだ。
普段のワークショップは、知りたいから来ている人たちに提供している。参加者自らが積極的な人たちばかりなので、勝手が違うのだ。
俺が悪いのか?生徒が悪いのか?教育が悪いのか?
ついつい犯人探しをしたくなるモードになっていました。こういう時に、犯人を見つたとしても何も解決はしない。誰か何かを悪者にして自分のプライドを保つことに躍起になるからだ。
そもそも、なぜこの仕事をしているのか?
こういう時には、自分の原点に立ち戻る質問をする必要がある。だって、嫌だったらそんな仕事を断ればいいだけなのだ。仕事を選ぶことができるのが今の日本だ。
- メンタルの不調に陥った時に、自分で対処できる方法をしってもらいたい
- 話を聞くことの大切さやコツをしってもらいたい
- 子供たちが自分の望む未来を選ぶ力を知ってもらい、幸せな人生を送ってもらいたい
という相手にフォーカスをした目的からスタートした。それと同時に個人的な欲求はもちらんある。
- 今の子供たちが何を考えているのかを知りたい
という僕自身の知的好奇心だ。最近、読んだ本「先生、どうか皆の前でほめないで下さい」という本を読んだこともあるし、ワークショップデザイナープログラムの苅宿先生がいっていた「褒めてもダメ、叱ってもダメな生徒にどう接したら良いのか?」と言っていた言葉を思い出す。時代を読むには今の10代が何に興味を持っていて、どのような考え方をしているのかが鍵を握っている。もちろん親世代の保守的な影響もあるが、そのカウンターで新しいことを求めているのが若者なのだ。新しいものに対する好奇心を自然と持っている。
自分の原点に立ち返ったら、問題がなくなった。
全員に話が届かなくてもいいのだ。一人でも必要な子に届けばいいのである。興味がある子もいればない子もいる。みんな一緒でなくもいいのだ。「みんな違って、みんな良い」なんだけど、みんな違うから大変なのである。
長期に関われない制約もある中で交流が起きる仕組みは作れるかもしれない。それは今後の課題だ。だけれど、生徒の反応を見ていればわかることもたくさんある。仕事柄、人を観察するのは得意なのだ。そして集団の求めている意識も観察すればいいのだ。何かひとつでも心に残ってくれる人がいればそれで良い。そして、自分が気持ちよく仕事ができるように最大限の努力をしよう。寝ているのは良いけれど、隣の人と話をしているのは苦痛だからね。
セラピーの基本は、自分のニーズを変えること。それは本当に望んでいるものは何かを知るということなのだ。
もやもやしていることを言語化すれば良い。そのために僕らみたいな仕事がある。言葉を通じて、自分の内面を言語化する。身体言語を使って、自分自身の感覚を言語化することもできる。自分との対話をするメソッドを使えるのが一番の特徴なのである。
この仕事していて良かった!
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感情を入り口に潜在意識から様々な問題を解決し、人生の目的に気づいていきます。
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自分が持つ「好き」を見つけて、それを仕事、伴侶、趣味に応用し、自分らしくなるためのワークショップ。
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日々ゴキゲンでいるために自然の中で心身を整えるイベント。
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