会話をしていて、ついつい使っちゃうのは「そんなことないよ。」という言葉。
「最近、太っちゃって・・・」
「そんなことないよ。」
「俺ってダメな奴なのかな」
「そんなことないよ。」
「もうダメかもしれない。」
「そんなことないよ。」
ある時に、ふと思ったんです。
これ相手に言わせてる言葉だなと。
「そんなことないよ。」以外は、いいずらいよね。
「最近、太っちゃって・・・」
「そうだよね。」
「俺ってダメな奴なのかな」
「そうだよね。」
「もうダメかもしれない。」
「そうだよね。」
身も蓋もない会話になっている。
素直な人だとそのまま受け取っちゃうよね(笑)
逆にね・・・
「最近、キレイになったって言われるの。」
「そんなことないよ。」
「俺って最高!」
「そんなことないよ。」
「絶好調なんだよね。」
「そんなことないよ。」
これは、もう、笑うしかない会話ですね。
多分、ない。
カウンセラー的な共感を使った返しは・・・
「最近、太っちゃって・・・」
「太ったと感じているんですね。」
「俺ってダメな奴なのかな」
「ダメな奴だと感じているのですね。」
「もうダメかもしれない。」
「ダメだと感じているんですね。」
という言葉です。
僕はこの言葉で目からウロコが落ちたのです。
セラピーのトレーニング中に、僕がクライアント役で相手がセラピストとして実習をした時です。
もちろん扱ってテーマは本当にその時に悩んでいたテーマでやったんです。
どんなテーマかは忘れてしまったんですが(笑)
#これ感情的に解放されてしまうと本当に思い出せないんですよ。不思議なことに。
「俺ダメな奴なんですよ。」
「ダメな奴だと感じているんですね。」
(オウム反しか・・・ちぇっ) 心の声
「そうなんです。だって、あいつが悪いからですよ。」
「あいつが悪いと感じているんですね。」
(またオウム反しか・・・イラつく・・・)
「当たり前じゃないですか!だって・・・」
「だって?」
(ん?なんかおかしいぞ。みんなあいつが悪いと思わないのか。
あれっ?あれ?もしかして、感じているのは俺だけなのか・・・)
こんなような会話があり、感じているのは俺なんだ!
怒っているのは他の誰でもなく俺なんだ!
とドンドン怒りが湧いてきて、怒っていることを認めたら、むちゃくちゃスッキリしたんです。
怒りの裏にある意欲に気づいて元気になったことを覚えています。
否定的なことを言って、「そうじゃない」って否定してもらう。
これってコントロールなんだと気づいたのです。
相手に言葉を言わせるということがあるんだということに気づいたのです。
これはわかりやすい例ですが、相手に言わせてることは多々あるのです。
もし、コントロールしていると気づいたらどうしたらいいのでしょう。
正直に自分が望んでいることを伝えることです。
コミュニケーションが円滑になる極意です。
自分と対話して自分が心の底で望んでいることを話すことが重要です。
不思議とこれやってると自分を好きになっていくんだ。
■ソース ワークショップ
好きなことを仕事にし、好きなパートナーと共にいて、好きなライフスタイルを送るためのワークショップです。
ワクワクという自分だけが持つ才能であり個性を見つけていきます。
自分自身がどんな人間なのかを知り、それを人生に活かす方法を学びます。
発見編:第73期 3月15日(土)16日(日)
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ふと、わらってしまいました!
カウンセラー的返答って、あんまり好きじゃないのですが、こういうふか~い
意味も隠れてるんですね~
笑ってくれてありがとう。ほんとコントです。
僕もカウンセラー的な返答って好きじゃないんですが、「○○と感じているんですね」という言葉には、“あなたはそう思っているんだけど、私はそう思っていない。”という相手と自分との切り分けもやっているという意味もあったりして。
いやはや「そんなことないよ」には笑いの要素がいっぱいです(笑)