傲慢vs傲慢

「私の周りは、私を含めて傲慢な人ばかりで・・・どうしたらいいのでしょうか?」

という質問をいただきました。

 

僕が傲慢なんだという気づきから生まれた第1回 世の中に受け入れられることはない第2回 傲慢には謙虚を、謙虚には傲慢さをに続くシリーズ3回目です。

 

傲慢さというのは、ワン・アンド・オンリーという独自性を持つという面では非常に良い面があるのですが、これを他の人にも求めようとするのです。

他人を自分と同じようにしたいという欲求があります。

そうなるとワン・アンド・オンリーではなくなるという矛盾もあるんですが(笑)

「自分が正しい」という主張をしたくなるんです。

「だからお前も受け入れろ」と強要が始めることに問題が生まれます。

傲慢vs傲慢

で傲慢な人たちは争いが始まります。

これ勝者はいない戦いです。

どちらが勝っても恨みは残ります。

 

相手は自分が正しいと信じているので、何を言っても無駄です。

では、どうすればいいのか?

相手を受け入れるのです。自分を受け入れながらね。

 

相手を受け入れるというと、

「相手に屈服するのか!」「相手に従うのか!」「相手に負けるのか!」

という怒りが湧いてくるんだけど、そうじゃないのです。

 

自分も受け入れるのが先、相手を受け入れるのが後なんです。

「自分の傲慢さは正しい」と受け入れて、「相手の傲慢さも正しい」と受け入れるのです。

この時にちょっとでも自分自身に疑いがあると攻撃性のエネルギーは生まれます。

「自分自身が間違っているかも」と思うと「相手も間違っているかも」いやいや「相手が間違っているんだ!」と怒りの火が再び燃え上がります。

復讐がはじまります。

 

自分は正しいのです。相手も正しいのです。

それに対して議論することは無駄なんです。

信じていることは改心させようとすると起きるのが争いです。

戦争がなくならない理由のひとつです。

 

「あなたはそう感じているんだね。」(わたしはこう感じている)

「あなたは正しい。」(わたしも正しい)

「あなたはOK。」(わたしもOK)

相手に伝える言葉は「」。自分の心の中で唱えるのが()。

 

それでおしまい。

 

だって、いろんな人がいるから世の中面白んだよ。

全世界を戦い抜いて統一して、自分と同じような人ばかりなってもつまんないでしょ。

 

自分と違う人たちを面白がれる感性を養うことが大切です。

それには自分を確立することが基本となります。

 

みんな違って、大変だけど、みんないい。

今の理想の社会ってこんな感じかな。

 

■ソース ワークショップ
好きなことを仕事にし、好きなパートナーと共にいて、好きなライフスタイルを送るためのワークショップです。
ワクワクという自分だけが持つ才能であり個性を見つけていきます。
自分自身がどんな人間なのかを知り、それを人生に活かす方法を学びます。
発見編:第73期 3月15日(土)16日(日)
活用編:第27期 3月29日(土)30日(日)
http://www.yoriyoku.com/source/

■個人セッション
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