最近、本をよく読んでいる。良書を読むと嬉しくなりますね。
昨今、「エビデンスが…」とか「科学的に…」という言葉が流行ってはいます。しかし実際には、科学なんて無視されることが多いと思っています。これは理系の学生時代から感じていること。
科学よりも感情が優先している人が8割だと体感的に感じています。
理系の学生時代から科学が軽んじられているなと悔しい思いをしてきたことを思い出しました。そして、科学よりも物語のほうが大事なんだなと諦めてしまいそうになったり。
でも、やっぱり科学は大事だなと思いなおした本がこちら。
僕が遊んでいるフィールである高尾はヒルがほぼいません。
有名どころだと丹沢はヒルだらけなので行かないようにしています。
近年、鹿が増えてきてヒルが増えてきているなんて話を聞いていたので、改めてヒルの生態を知ろうと思って読んだから、これがまた面白い。
子供達が科学的にヒルについて研究をしているプロセスが面白いんです。科学とはなんぞやということを丁寧に子供達に伝えて、事実を観察し、考察している姿に感動しました。
で、科学なんですよ。
科学で大切なことは観察です。これなしには始まりません。
科学、小学校だと理科か。事実から理屈を見つけるのが科学の一面です。
子供達は、事実だけを見るようコーディネーターの大人に導かれ、観察をして、頭で考えていきます。
途中
事実ではなく、想像の世界でものを言う大人に出会います。
お年寄りでだけでなく、ほとんどの人たちは、事実よりも想像の世界でものを言う人が多いです。
「みんな、やっている」、、、、、「誰やねん?」
「むかしからそうだ」、、、、、「それ本当?」
「外国ではそうなっている」、、、、「どこ?」
事実を確認しようとすればするほど
このような、よくわからない言葉で誤魔化そうとしてくるのです。
一見、論理的に見えちゃうんだけど、全く現実を見ていない話になったりするのです。
事実を観察すること。
空想で物事を考えないこと。
思考よりも感情が優先されるのが人間の性なんです。
そんなことが大事なんですね。
改めて、科学的であるって何かを考えさせられました。
とても読みやすい本なので、オススメです。
ちなみにハイカーとして本書からの学びは、
- ヒルは木から落ちてこず、足元からやってくるので、足元に忌避剤をかけるのが良い。
- 忌避剤にはヒル下がりのジョニーを使い、ヒルがついていたら塩もしくは2.5%以上の食塩水で退治する。
- やっぱり鹿がヒルを運んでいるらしい。もちろん人間を含めた動物も
というところでしょうか。本書だともっと詳しく面白く書いてあります。
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