感じること 考えること

自然の中で環境改善をしていると、大切にしたいと言われていることがある。
それが、感じることと考えることだ。

感じることって何?
考えることって何?

これを明確に答えられる人は少ない。
なんとなく感じているとか、なんとなく考えているということが多いのではないだろうか。

直感が大事だというけれど、それは直感なのか、妄想なのか区別できている人は少ない。
簡単な判別方法は、直感はポジティブであること。
妄想は基本的にネガティブ。
恐怖は過去の経験から呼び起こされるものだから。

感じること

感じることは、五感で考えてみるのがわかりやすい。
特に視覚、感覚、触覚の3つが自分の感じる特性を表す。

何を見ているのか?
何を聞いているのか?
何を感じているのか?

視覚で感じるタイプの人は見ることで世界を感じている。
目に飛び込んでくるもので世界を見ているのだ。

聴覚で感じるタイプの人は聞くことで世界を感じている。
耳に飛び込んでくるもので世界を聞いているのだ。

触覚で感じるタイプの人は肌感覚で世界を感じている。
肌で感じるとは、触れるものだけでなく、空気感であったり感情であったり、見えなかったり、聞こえなかったりするものも含めて世界を感じているのだ。

人によって五感で感じるバランスが違うので、きっと感じている世界が人ぞれぞれ違うのだ。
自然の中に入ると、自分がどのタイプなのかを知るキッカケとなる。
自然の中では五感をフル活用して感じる必要があるから。
自然はある意味で安全ではなく危険な場所だからです。
コンクリートの中にいる時よりも何倍も感じる力がアップされます。

感じないという人、わからないという人は、週1くらいで1年間、自然の中に身を置くことをすると感じるようになります。
日本は四季があるので、四季折々のサインを感じることで五感は磨かれていきます。

考えること

考えるとは何でしょうか?

考えるとは言語化することです。

言葉にしなければ考えることはできません。
自分が感じていることを言葉にすることから始まります。

この言語化がやっかいです。

自分のことを知っていると人は勘違いしているのです。
これが意識とか潜在意識と呼んでいるもので、意識的に人は生きていると錯覚しています。
実際には意識できない95%以上の感覚で考えたり動いているのが実情です。

つまり、人は考えずに、自動的に外部からの刺激によって反応しているだけなのです。

そうしないとすべてのことを感じて考えていたら脳はパンクします。
脳はサボることが大好き。
なるべく感じることことをやめ、シンプルに単純化することで考えないようにする。

自分が考えていることは、話したり、書いたりしない限りわからないのです。
これを言語化すると言います。

最終的には他人に書いたものを見せたり話したりすることで理解できるレベルまで言語化できれば、考えたということになるでしょう。

自分が考えていることを言葉にして、誰かに伝えてみること。

誰かからフィードバックをもらい、さらに思考を深めて言語化をしていく。
これは解像度があがると言ってもいいですね。

他者に話すときには信頼できる人にすると良いかもしれません。
否定ばかりする人と話していると思考することを無意識にやめてしまいます。
相手に受け入れてもらえるような思考をするようになるからです。

自分が考えていることを言語化したい人は、うちに話に来るのもいいかもしれません。

感じることと考えることについて、言語化してみました。

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