仲間意識を持つために何をすれば良いのか?

ワークショップを開催する時には、デザインをする。
持ち帰ってもらいたいテーマが伝わるように設計するのだ。
それを言葉で言わずとも伝わる形がベターだと思っています。

よくワークショップでありがちなのは、起きて欲しい結果を強制すること。

例えば、みんなが仲良くなってもらいたい、そのためにお互いが交流してもらいたい。
そんなことを思った時に

「みなさん!対話して下さい!」
「みなさん!交流して下さい!」
「みなさん!仲良くなって下さい!」

進行役の人がそんなことを言ったら興醒めです。
だいたい場は凍り付きます。
そしてそんな言葉がなかったかのように、元の状態に戻ります。

僕たちは恥ずかしがり屋の日本人です。
ほとんどが、自分自身が見知りだと感じている国民性があるのです。

知らない人に興味を持つことは難しいし、何を話せば良いのかわからないのです。

いきなり出会って自己紹介をして一緒に遊ぶという経験ができる人はごくわずかでしょう。
何回か会うことがあり、少しずつ話をしていくことが多いのではないでしょうか。
少なくとも僕はそうです。

では、どうするのか?
答えはデザインするのです。

どうしたら対話をしたい状態になるのか?

これを考えば良いのです。

例えば、一緒に作業することです。
自己紹介でも良いのですが、自己紹介だけでは実際には難しいことが多いです。
自己紹介にも工夫が必要です。

少しずつ人と人が知り合えるような工夫が必要なのです。
そのために僕がオススメなのが同じ作業をすることなんです。
ゲームをすることもそのひとつです。

言葉よりも行動が如実にその人を表すことが大きいのです。

僕は、言葉は潜在意識を現し、行動は無意識を現すと考えています。
潜在意識は思い込みであり、無意識はその人の癖みたいなものです。

なので、共同作業を行なってもらうことが、自己紹介につながる行為だと思っています。
出会いって少しずつで良いのです。
言葉を使わないことで、自分のペースで相手を観察することができますから。

ワークショップをデザインするって楽しいことです。
何が起きてほしいのかを設計したり、何が起きるかわからない設計をしたり、自分で自由にデザインすることができます。

ワクワクするという身体感覚が重要だと僕は思います。
このワクワクが、人間の本能である、知りたい、つながりたいという欲求を活性化させますから。

■フリースタイル・コンテンツ紹介

■個人セッション
自分の思考を手放して感情をクリアにするセッション。常時受付中
https://www.yoriyoku.com/

■ハンモックフルネス
自然の中で自分を取り戻すためのワークショップ
オーダーメイドのツアーも対応可能です。
https://www.hammockfullness.com

■ソースワークショップ
好きな時に好きなことを好きな人と好きなだけするためのワークショップ
https://www.asobilife.com


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.