子供に体験させてあげたいの罠

最近この言葉をよく聞く

「これ子供に体験させてあげたい。」

僕はこの言葉に違和感を感じています。

体験したいのはあなたであり、子供は違うかもしれないのです。

人は親や環境の影響が7割で、自由意志で選べるのは3割程度だと言われています。
最近の研究では、努力ができるかどうかというのも遺伝の影響だと言われています。
親ガチャという言葉はよくできているなと思ったりします。

子供は親の趣味に付き合わされます。
幼年期は親の影響が大きく、思春期くらいからようやく自分が選べることが増えてきます。

未来の子供達のためにと言いますが、未来の子供達が決めれば良いこと。
今、自分たちのためにやることが重要なのではないかと思うのです。

つまりは、未来の子供達にと思うのであれば、今の自分たちがやればいいのです。

誰かに何かを体験させる前に、自分が思う存分に体験することが重要です。

しかも、楽しいと思ってやっていることが重要です。

楽しそうにやっている人を見て、自分もやってみたいと思うから。

好きという感情は伝染するのです。

まずは自分が率先して楽しくやることが重要なのです。
これをリーダーシップと言います。

「子供に体験させてたい」「子供に体験させたかった」という言葉を言ったならば、まずは自分自身が思う存分に楽しんで体験することが重要なのです。

誰が思ってるのか?

これが重要で、親であれ、子であれ、違う人間なので、何がやりたいかは別ということ。

やりたいと思っている人がやるのです。

主語は自分自身にして考えるとわかりやすいかもしれません。

「これを子供に体験させてあげたい。」は、
「私がこれを子供に体験させたい。」であって、
「私がこれを体験したい。」となり
「私が体験した」から
「子供も体験したいと言ってきた」になるかもしれないのです。
したいというかもしれないし、したくないというかもしれません。

これが自立した大人の考え方なのではないでしょうか。

同じように「社会がこうなればいいのに」とか「国がこうなればいいのに」というのも自分自身がリーダーシップを発揮するチャンスがやってきているのかもしれません。

自分が中心となって自然と周りを巻き込んでいく。

シンプルなことなのかもしれません。

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