地域の物語ワークショップ13日目。
いよいよ本番は明日です。
興奮状態で朝の4時起きしてしまったりするんだけど、体を休ませるために強引に6時過ぎまで寝ました。
体は疲れているけれど、頭はハッキリとしています。
体はダメージを蓄積するのかもしれないけれど、頭というやつは元気でいることができるのかもしれません。
だからこそ、頭で体の声を聞くことも大事なのですね。
今日も抜けられない用事があるのにギリギリまで参加してくれた人がいたりして、全員で通し稽古できました。
みんなの意識が明日の舞台のために向いているって気持ちが良いものです。
9時半オンタイム集合なのに9時には稽古場に。さすがに誰もいず一番乗り(笑)
ウォーミングアップしていると少しずつ人が集まっていきます。
この感じがたまらなくいいです。
10時過ぎに衣装に着替えて舞台へ。
客席の真ん中に演出家席があり、劇場スタッフの人たちが真剣に仕事をしています。
この緊張感がたまりません。プロはやっぱりカッコいい!
だんだんと精度が上がっていくし、だんだんと本気度も増していきます。
スロースターターの人たちも火がついたようです。
目の色が変わっていくのは見ていても面白い。
スイッチが入る瞬間って、人それぞれですね。
なんかわけがわからない作品から、何かザラッとしたものを残せるかもしれない作品に進歩したんじゃないかと。
神は細部に宿るというか、演出の細部のこだわりもいい感じです。
進行役のたっちゃんもアシスタントのるいるいも判断も的確です。2人の意志の疎通がバッチリなので、どちらに聞いても明確な答えが返ってくる。
安心して身をまかせることができます。
ものすごくスタッフを信頼できるって嬉しいですね。
この関係性があるからこそ、舞台というものが作ることができるのでしょうね。
無駄な人などいないんですね。全員がパズルのピースなんだなと実感しています。
ラストシーンの合同稽古もいい感じです。
Aコースの人たちもBコースの人たちもいい顔しています。
大人の真剣な顔って魅かれるんだよな。
午後はお昼を食べて、ビデオを見て、曖昧なところを確認。
曖昧なところがあると、曖昧な動きになって、見ていてつまらないんです。
明確な意図がある動きには命が宿るのか、見ていると何か訴えかけられるような伝わるものがあるのです。
同じ舞台に上がっていても感じるものが違うんですよね。
意図があるというのは、迷いがない状態なんですね。
物事をハッキリさせるというは可能なんだと確信しました。
舞台を創るというのは、感性と理解が必要なんですね。
右脳的な要素と左脳的な要素のどちらも不可欠です。
みんなで率直にアイデアの交換が自然にできるようなチームにも仕上がってきました。
舞台だけでなく、人間関係もだんだんと構築されていい感じです。
「あれやりたい」と他の参加者から本番前日に爆弾発言?があったりもしましたが、まぁ今はそんな時期になってきたということでしょうね。
あれこれ足したくなる時には、あえて引き算のほうが大切になることが多いように思います。
16時過ぎまで稽古は続き、最後はみんなクタクタでした。
疲れているのを感じていないので、危険なゾーンに突入していました。
危険というのは、集中力が落ちていて、怪我をしやすい状態です。
なので家に帰るまで気を抜かずに帰ってきました。
「遠足は帰るまでが・・・」という昔言われたことを思い出したりして。
これからお風呂にゆっくり入って、オイルマッサージを自分にしてあげようと思います。
全身を使ったパフォーマンス。
明日はすべてをさらけだします!
■地域の物語~みんなの結婚
46名のワークショップ参加者+3名の進行役/演出家/劇作家/振付家による作品
日時:3月24日(日)15時開演
場所:シアタートラム(東京都世田谷区;三軒茶屋駅)
料金:無料
問い合わせはコチラから
http://setagaya-pt.jp/theater_info/2013/03/post_325.html
当日券がでます。14時半から配布予定。
席数を増やしたので、きっと当日券で入れるでしょうと制作から案内がありました。
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