皇居勤労奉仕に参加させていただきました。
このようなことが行われていることを知ったのが約12年前。
参加してみたいと思ったのが約5年前。
それはお正月の一般参賀に行ったことがキッカケでした。
参加できるギフトは偶然の出会いから濃いご縁でつながったゆきちゃんからやってきました。
プロセラピストの上田正敏です。
勤労奉仕は、簡単にいえば4日間で行われるお掃除のボランティア。
3日間は皇居、1日は赤坂御用地です。
あの広大な敷地を管理するお手伝いです。
その中で、一般の人が入れないところを掃除をしたり案内していただくこともあります。
皇居では天皇陛下、皇后陛下の御会釈があり、赤坂御所では皇太子殿下の御会釈の機会があります。(御公務がお有りの時は無いこともあります。)
実際に僕らも直々に労いの言葉をグループ毎にかけていただきました。
この4日間は、とても豊かな時間。
日本人であることに誇りを感じました。
僕が参加したいと思った動機は、
東京に住んでいるのだから1回くらい行ってみるか思い立ち一般参賀に行った時に、陛下は日本国民のおじぃちゃんなんだと暖かい気持ちになったので、これがお近くで会った時にどんなことを感じるのか経験したかったから。
そして、天皇陛下は毎日国民のことを祈る場所があって、どんなとこだろうと思ったことがキッカケでした。
勤労ご奉仕は一般の人が入れないところまで入れるし、天皇陛下にも会えるということでした。
あまりにも感動してまとめる力がないので箇条書きで
- 僕がソースワークショップで「理想の家は?」という質問で皇居だなと思っていたのですが、理想を超える素晴らしい場所でした。
- 東京のど真ん中なのに森が深く、とても神聖な場所でした。
- 天皇陛下は、福の神みたいな存在で、いるだけで癒される存在です。何をどうしたらあの在り方になるのか想像できません。
- カウンセリングの技法で傾聴という共感して相手の話を聞くという技術があるのですが、間違いなく世界一の傾聴の達人が天皇陛下です。
- 自分が話していないのに、話を聞いてもらって癒される時と同じような、心が晴れやかになるからです。
- カウンセラーなどの対人で話を聞く仕事をする人は、あの技術を超えた傾聴をぜひ体験してもらいたいと思った。
- 美智子妃殿下の陛下への気遣い、所作の美しさ、立場の違いは尊重しながらご自身も輝いているパートナーシップは、僕の理想のひとつになりました。
- 天皇陛下のルーツは天照大神と言われていますが、参加した僕らはみんな自分自身が輝くことができる存在なのだと気づきました。
- 人が輝く時は、自分自身が太陽に輝く時と、太陽に照らされた月が反射で輝くのと2種類があり、太陽として自分が輝くということはリーダーシップを発揮することにもつながります。
- 誰かを特別な存在として崇拝するのではなく、自分の神性を持っているのだという自覚を持つことが大切。
- 奉仕活動は気持ちが大切。
- 奉仕活動でも20:80の法則が働いている。80%の人が働き20%の人はさぼっている。ところが、それが代わる代わる働いたり休んだりもしながらも仕事は終わっていきました。効率重視を超えた世界に幸せな世界があるのかもしれない。
- 人海戦術は個性が生きる働き方。それぞれがそれぞれの短所を補い、長所を伸ばしていく。それを認めあえることが大切。
- 宮内庁の人たち、案内をしてくれた庭師の人たち、神職の人たち。それぞれの僕たちのもてなしの心が一つ一つ嬉しいものでした。
- 勤労奉仕でもほとんどの人がいけないという賢所にいけたこと。日本で特別な場所に行けたことはまだ言葉になっていません。この意味は暫くの間、自分に問い続けようと思っています。
- 今回の勤労奉仕で、夢がたくさんかなっていることに気づけたこと。自分が思い描いたことは必ず実現することを再認識できたこと。
- うちの父方の祖父が庭師だったんだけど、僕も庭作りに対して、興味を持っていることに気づいたこと。自然を管理して、気持ちよくしていくことにワクワクしている自分に気づけました。
- 首を垂れながら、仕事をしていると有難い気持ちになり、自然に心地よい瞑想状態になるものですね。謙虚の美徳を感じました。
勤労奉仕は、奉仕した以上に恩恵をたくさんいただけました。
一生に一度は参加するのをおススメします。
感じ方は人それぞれでしょうが、それぞれの発見があることでしょう。
この感動は、まだ言葉にならないです。
自分が豊かであることに気づけたのが一番の収穫かな。
出会ってくれた皆様、ありがとうございます!!!
“皇居勤労奉仕は豊かなる時間でした。” への6件の返信