2017年の目標を生きると決めたらいろんなことが起きています。
自分の中にあるタブーを解禁するということがでてきました。
今、意識上に上がっているのが2つほどあります。
ひとつは「先生になる」というもの。
プロセラピストの上田正敏です。
今年から私は先生であることを選びます。
先生というものにストレスがあったのです。
理由はハッキリとしています。
うちの母方の家系が先生で、うちの母親が先生だけにはなりたくなかったという思いを持っていたから。
祖父や祖母は、母を先生にして地元にいてもらいたかったようです。
それがイヤで東京に飛び出し、教員免許はとったものの先生にはなりませんでした。
その話を子供の頃に聞かされていて、先生ってイヤだなと思ったりしたのです。
その他にも、学んでいたセラピーは対等性を重要視していて、権威というものに対して自分を明け渡すのはやめることが重要だと言っていました。
その権威の象徴のひとつが先生という存在なのです。
先生というものは悪なのではないかと思っていた時期もありました。
そうは言いつつも、2001年にセラピストとして起業した時には、セラピーをすでに教えていました。
正確にいえば、僕の中では知っていることを伝えていただけのことです。
対等性を重要視するためにワークショップのスタイルを取り入れていました。
セラピーよりもそのスタイルが好きで学んでいたのかもしれませんね。
カリフォルニア生まれのセラピーには自由の雰囲気があふれていました。
共に学ぶスタイルは、今でも好きだし、これからも変わらないかと思います。
だから呼び名も「まぁちゃん」と呼んでもらっています。
人が対等性を感じている時に学びが最大限になることを知っているからです。
教えてもらうのではなく、自ら学ぼうという姿勢が学びを深く面白くするのです。
ここ数年、「先生」と呼ばれる機会が増えてきました。
違和感と嫌悪感があったのですが、だんだんとそういう時期に来たのかなと思い始めていました。
先生もいいじゃないか。
そう思ったらなんだかスッキリしたのです。
いつも応援してくれている方々から
「もうすごい人なんだから、そのまますごい人でいればいいじゃないですか。」
と言われていた意味がわかった気がしています。
他者がどのように見ているかにも気づいていること。
他者から認知されている自分を認め受け入れること。
それが大事なんですね。
それは自分の潜在意識が求めて表現していることなのですから。
20後半の若者である時には違和感があったのだけど、40歳も後半を迎えたら馴染んで来ているのかもしれません。
もし天が僕に対して、教えるという役割を与えてるならば、それを受け入れようじゃないか。
そんな気がしているのです。
これが僕の先生宣言です。
もうひとつのタブーがあるのです。
それは、次回に続きます。
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