ナチュラルメディカルカレッジの応用セミナーであるザ・臨床。
講師の一挙手一投足が見逃せないすべてが学びの講座でした。
久々に学ぶことに集中しました。
プロセラピストの上田正敏です。
2日間、とても有意義な時間を過ごしました。
土曜日の午前中は練習会。
施術風景を撮影し、後で見返しながら、振り返りを行う。
客観的に自分を見ることで、何ができて何ができていないのか、
また自分の無駄な動きや無駄口はなんなのかがよくわかります。
施術現場は劇場であり、意味のないことはない場にすることが大切です。
すべてのことに意志が通っていることがとても大切なんです。
それがよくわかりました。
東大でお昼を食べてキャンパス内で、キャッチボールのワーク。
キャッチボールって簡単だと思っていますか?
球を投げて、受け取る。
この行為の中にセラピストとして学ぶ要素がたくさん入っています。
遊びの中に学びが含まれているアクティブラーニングというものです。
人はストレスがなく楽しいと感じている時に学習効率が最大化されますから。
球を投げるというのはコミュニケーションと同じ。
人に言葉を投げかける時に、どのような意識をすればいいのか?
相手が受け取れる言葉をどのように投げかけるか?
相手が話しかけやすいようにするのはどうしたらいいのか?
複数の人になった時に、どのようにコミュニケーションをとればいいのか?
普段の自分の癖はどんなことがあるのか?
一時が万事であり、万事が一時である。
物事って入れ子構造になっているので、普段の振る舞いが、キャッチボールという行為の中に入っているのです。
かっこよくいうとフラクタル構造になっているのです。
頭で考えてるだけでは到達できない体を使った学びは、それぞれの人がそれぞれ必要なことを学べるますね。
気づきのレベルの深さも人それぞれ持って帰れることが違うのもワークショップの好きなところです。
ナチュラルメディカルカレッジ在校生・卒業生の人にこのキャッチボールのワークを意図をいうと、量子が使えるようになるための訓練法のひとつです。
心や頭で思い描いたイメージを体で体現する。さらには自分の体から離れたエネルギーも使えるようにする練習法としてのキャッチボールワークです。
ちなみにただのキャッチボールをしたわけではありません。
体を使った後は、頭を使ったワークを。
自分たちが伝えたい予防医療をナチュラルメディカルの考え方を広めるにはどうしたらいいのか。
僕たちのことを理解するために言葉を紡いでいきました。
頭の体操にもなりますね。
ウォーミングアップが十分となり本講座に突入しました。
ザ・臨床は、門外不出のシークレットセミナーです。
ナチュラルメディカルカレッジの学長が、明日の試合で結果がでるようなプロスポーツ選手、顔や体の造形や動きで経済効果が変わってしまう芸能人、思考や行動で影響力が社員に大きな影響与える経営者に行っている施術を教わります。
つまり、体が痛いと問題があってくる普通の患者さんとは違う施術です。
体や心を整えることでパフォーマンスをアップするのが目的です。
施術を見ているとやっていることは同じように見えるのですが、実際にやっていることが違うのです。
世の中で見えることって、みんなにとって同じだと思いますか?
実際には、自分のレベルで見えることが変わります。
自分の意識のレベルが変わると見える世界の意味が変わるのです。
つまり、答えは違います。
スポーツの中継を見ている時に、解説の人がいるでしょう。
特に新しいスポーツを見る時に、見所がわからないとつまらないのです。
ところが専門家が解説をしてもらえると、こんな見方があるんだと見える世界が変わります。
芸術の世界も同じです。
コンテンポラリーダンスなんて何が面白いのかわからなかったのだけれど、先生に教わって見ると面白いのです。
現代アートも同じですね。
その世界に精通している人に見方を教わると見え方が変わります。
僕のダンスのメンターは踊りをちょっと見るだけで、その人の性格を見抜きます。
なんでわかるのですか?
と以前に聞いたことがあるのですが、答えは・・・
みればわかるでしょ。
今回のザ・臨床セミナーで受け取ったことは、施術の精度をひとつひとつあげることです。
精度をあげることで、ひとつ上の施術ができるようになる。
物理的なレベルの施術からエネルギーレベルの施術ができるようになる。
エネルギーって何だ?と思う人は、気と考えても同じです。
物理レベルに働きかけることにかけては西洋医学は得意分野です。
エネルギーレベルというと東洋医学の得意分野です。
つまり目に見えない世界があるということです。
元気になったり、元気がなくなったりというのも気でありエネルギーです。
気持ちって目に見えないでしょ。
痛みをとる施術ではなく、元気になる施術なんです。
痛みの先にある夢を叶えるために大事なことは、気の持ちようなんです。
今回も大混乱を引き起こしていました。
症状を見るな。その人を見ろ。
痛みや症状をとるのは当たり前で、好転反応を起こさせてはダメ。さらにパフォーマンスをあげろ。
症状をとるのではなく、症状をとるのは当たり前。
今回の参加者はほとんどがプロで活躍している先生たち。
プロレベルなんだけれど、一流の道はまだ遠いという実感を持ったそうです。
あまりにも差を感じたのは、それだけできるようになったからなんですよ。
できない時にはすごさはわからないですから。
これで1日目が終わり。2日目に続きます。
■予防医療学校ナチュラルメディカル
http://www.naturalmedical.tokyo/
“痛みをみるな、だが痛みをとるのは当たり前@ザ・臨床(その1)” への1件の返信