今日のナチュラルメディカル学会は、歯科医師による臨床発表。
さらに実際の患者さんに対する皆のカンファレンス。
コミュニケーション講座など盛りだくさんでした。
プロセラピストの上田正敏です。
歯科医による発表は、顎関節に関するもの。
顎関節症の臨床例、歯列矯正後の不定愁訴の話など興味深い。
門前の小僧経を読むとはよくぞ言ったもので、専門用語は最初のうちにはわからない。
でも、ずっとシャワーのように言葉を浴びていると自然とわかるようになるのです。
小さな子供は学校で習って言葉を学ぶのではないのです。
周りの大人たちが使っている言葉を聞いているうちに自然と覚えていくのです。
単純なことですね。
そして実際に何枚もの歯の写真だったり、レントゲンだったり、模型だったりを見ているうちに、想像力が高まります。
そして、実際のクライアントさんの状態を見てみる。
自分の顎関節も触れて感じてみる。
だんだんとわかってくると面白くなっていきます。
参加している歯科医師さんたちは、みんな勉強家。
喧々諤々に話をしている姿を見ているだけで嬉しいですね。
しかも
むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをゆかいに、ゆかいなことをまじめに
(井上ひさし)
という感じなのですね。
深く理解をしている人は、難しいことを優しく教えてくれます。
有難いことです。
一人一人が経験していることが違います。
どんなクライアントさんがやってくるかも違います。
同じことを学んでいる方々でも、見解が違うのが面白いのです。
そして、自分に自信を持たなければできない仕事です。
自分で感じ、考え、選択し、責任を持ちながら仕事をしている人たちはカッコイイですね。
夜は夜で、お酒が入りながら対話をしている姿は真剣です。
本音ベースで話されているのもいい感じです。
そのことで絆が深まり、洞察が深まっていくのがわかります。
そして、そのネットワークに入ることができれば、知りたい情報がバンバン入ってくるようになります。
僕は歯科医ではないけれど、どんな人が歯科医に行けばいいのかがわかるようになりました。
しかも歯科医によって治療のやり方が違うので、誰を紹介すればいいのかもわかります。
これはご縁なのでしょうね。
自分が成し遂げること、ご縁で運ばれていくこと。
両方があることが大事ですね。
やっぱり同じことを学んだ人たちでも、その後どれだけ勉強をしているのか、どれだけ人格を磨いているのかで、人は変わっていきます。
学び続けることは自戒としても大事にしたいことです。
今日の患者塾。
もし、歯の治療をして、腰痛、肩こりなど具合が悪くなったら、それは歯科治療が原因かもしれません。
もし、歯の治療をして、腰痛、肩こりなど具合が良くなったら、それは歯科治療が原因かもしれません。
歯医者さんらは、患者さんたちに、歯科治療によって何が変わったのかを患者さんたちに聞いてみると、いろんなことがわかるかもしれません。
患者さんが持っている情報は解決策も持っているものです。
そんなことを学んだ1日でした。
ありがとうございます。
大阪8月期生、東京9月期生募集中。
ナチュラルメディカルカレッジ
http://www.naturalmedical.org