誕生日プレゼントに名古屋でコーチングという名のセラピーをしている友人まんちゃんが贈ってくれた1冊。
HSP(Highly Sensitive Person)について書かれた本です。
HSPは、高敏感気質と訳されます。
プロセラピストの上田正敏です。
心も体もあつかうセラピストという仕事柄、HSPな人に多く出会っていますので、自分はさほどそうでもないなと思っていたらとんでもない。
HSPだからこそセラピストができているんだと認識しました。
友人からこのテストをやってみてと言われたのがはじまりです。
※追記(テストの部分を書き出してみました。)
HSP診断テスト
□ 周りの小さな変化にもわりと気が付くほうだ。
□ 人の気分に左右されやすい。
□ 痛みに弱い。
□ 慌ただしい日が続くと、ひとりきりでぼ~っとできる所に逃げ込みたくなる。
□ カフェインに弱いほうだ。
□ まぶしい光、強烈なにおい、ごわごわした布地の肌ざわり、サイレンなどの大音量は苦手だ。
□ 物事を深く考え、内的生活が豊かだ。
□ 騒音や大きな音には耐えられない。
□ 本や映画、音楽や写真・絵画など、芸術に心動かされやすい方だ。
□ 何かをするときは、いい加減にしないで、丁寧にするほうだ。
□ 何事にもビクッとしやすい。
□ 短期間に多くのことを抱えると、アタフタしてしまう。
□ 誰かが物理的な環境で落ち着かない思いをしている時(たとえば、電灯の明るさや席の位置)、
どうしたら心地よくなるのか、気づくタイプだ(明るさの調整、席の移動)。
□ 一度に多くのことを頼まれるとイライラしてしまう。
□ ミスや忘れ物がないように、いつも気をつけている。
□ バイオレンス映画や、テレビの残虐なシーンなどは、見ないようにしている。
□ あまりにもいろんなことが周りで起きていると、気分が悪くなる。
□ お腹が空きすぎると、集中力を欠いたり気分が乱れたりといった強い反応が起こる。
□ 生活に変化が起こると、混乱する。
□ 繊細で上品な香りや味、大人芸術などを好む。
□ 普段の生活では、動揺するような状況を避けることを優先している
□ 課題(仕事)をやる際に、競争させられたり、見られたりしていると、緊張して、普段の実力が出せなくなる。
□ 子供の頃、親や教師から「敏感だ」 とか 「内気だ」 とか思われていた。
僕の場合、19個ほど該当していました。
12項目以上チェックが入った方はマストバイです。
この本を机に置いておいたら、うちの奥様が「そうそう!」と大感動してました。
著者の人の体験は凄すぎるけれど、共感できるのです。
この本について贈ってくれたまんちゃんも含めて対話したんだけど、僕たちは人類のカナリアなんだよね。
カナリアは炭鉱に入る時に共に連れて行くんだよね。
カナリアは敏感だから酸素が薄くなってたら死んじゃうんだ。
つまり酸素探知機として使われていたのです。
センサーが周りよりも過敏だということは探知機の役割があるのです。
この本がいいのは、なるべく科学的な視点を持つという姿勢。
監修も医師の方が入っています。
そして、もうひとついいのはHSPな自分への対処方法が書かれていることです。
この本が残念なのは、本屋で見かけても決して手に取らないであろう装丁です。
インパクトがありすぎて手にとりません(笑)
でもね、いい本ですよ。
HSPについてはこの本が先駆けみたいです。
それから研究も進みHSPは、個性とみなされるように変化していると感じています。
能力や才能って個人のためにあるものではありません。
社会のためにあるものなのです。
才能を認める社会とは多様性がある社会だということです。
一人一人が違うことが、尊重され認められる世界です。
自分が敏感すぎて困っているという人にオススメな本です。
その敏感さが素晴らしいのであり、それを社会のために使えるということがわかる1冊です。
最近、読む本が瞑想について触れているので、生活に取り入れている今日この頃です。
■ソース・ ワークショップ
発見編:2月13日(土)14日(日)
ワクワクすることをしよう!していることにワクワクしよう!
http://www.yoriyoku.com/source
■ライフチェンジ・プログラム(個人向け)
よりよい人生を歩みたい方へ!
http://homepage2.nifty.com/f-style/lifechangeprogram.htm
■個人セッション
心と体を統合して今が変わり未来が変わります
http://homepage2.nifty.com/f-style/session.htm