4回目の治療でマウスピースが出来上がってきました。
ここまで時間がかかったのは、マウスピースを作るまでに、普通の状態で噛み合わせを調整していたからです。
噛み合わせの専門家である西浦先生に話を聞くと、ここまで丁寧に見てはじめて噛み合わせの治療をしているのだということ。
マウスピースを作ってちょっと調整してお終い。
という歯科医院は「噛み合わせを良くして、快適な生活を送れるようになる」という考え方ではない場合もあるそうです。
プロセラピストの上田正敏です。
メンタルの世界では有名な話で、レンガ職人の話があります。
旅人がレンガを積む職人に話しかけます。
「あなたは何をしているのですか?」
ある職人は「レンガを積んでいるのです。」と答え、
またある職人は「大きな建物を作っているのです。」と答え、
またある職人は「歴史に残る立派な大聖堂を建てているのです。」と答え、
またある職人は「みんなが集まって祈りをささげて、幸せになっている場所を作っているのです。」と答えたそうです。
この話は様々なバリエーションがあるのですが、だいたいはこんな感じ。
何が違うのかわかります?
マウスピースをなぜ作るのか?
その理由は患者さんにとって様々です。
歯医者さんもいろんな思いで作っている人がいるでしょう。
西浦先生は、患者さんの笑顔を想像しながらマウスピースを作っているのだそうです。
お金のことだけを考えてマウスピースを作っている歯医者さんもいるでしょう。
歯ぎしりをなくそうとしてマウスピースを作っている歯医者さんもいるでしょう。
マウスピースという作品をどのような想いで作っているかで、出来上がる作品は変わってきます。
このことは芸術作品を考えればわかります。
ナチュラルメディカルカレッジでは、それを量子と呼んでいます。
量子力学の考え方ですね。見えない世界を科学した学問です。
僕もこの概念を聞いて、様々なアーティストに話を聞いたのですが、みなさん口々に「わかる。」とおっしゃるのです。
さて、普通の話に戻しましょう。
前回の調整を経て型を取りマウスピースができてきました。
ここからマウスピースを調整していただきました。
カーボン紙を歯にはさみ
「カチカチカチ。
噛んだまま右にスゥーッと動かして下さい。戻して下さい。
次は噛んだまま左にスゥーッと動かして下さい。戻して下さい。
ちょっと上を向いて、顎を前に動かして下さい。戻して下さい。
口を開けて。」
と噛み合わせをチェックします。
カーボン紙も赤、青、黒と使い分けて噛み合わせを見ていきます。
カーボン紙も厚さを変えたりして。
歯科衛生士の奥様もこのアゴを動きだったり、手に伝わる感覚だけで、どの歯の噛み合わせに不具合があるのか予想がつくそうです。
西浦歯科医院は、院長先生のみならず衛生士さんも勉強熱心の方ばかりです。
このマウスピースを使った噛み合わせの技術も日本歯科大の小出馨教授のセミナーに夫婦で通い再受講も何回もされて身につけた技術だそうです。
感性と技術と経験が診断の精度を高めていくのです。
チームのメンバーも意見が言え、最後はリーダーが判断する。
治療を受けていて気持ちが良いです。
触診やカーボン紙のマークを頼りにマウスピースを調整してくれます。
マウスピースにプラスティックを盛ったり、削ったりしながら噛み合わせを丁寧に調整してくれました。
普通の歯医者さんは、削って調整で終わるそうです。
西浦歯科医院では、歯がバランス良く収まるように、歯の動きを調整するためにプラスティック部分を盛り付けて前歯の調整をします。
これをするかしないかで大きく結果が変わるのだそうです。
もしも、マウスピースを調整して体の調子が悪くなった人は、マウスピースの調整がうまくいっていない場合があるそうです。
半年ごとに作り直したり調整をしたりさせる歯医者さんは要注意らしいですよ。
他の歯科医院さんで調子が悪くなった人も西浦歯科医院さんに来院されるのだそうです。
そして、ジャン!
これが完成品です。透明なので見えません(笑)
ちなみに上の歯にはめています。
これなら普段もマウスピースをすることができます。
これで使ってまた調整します。
西浦先生ありがとうございました。
西浦歯科医院
■診察科名:一般歯科・小児歯科・口腔外科・矯正歯科
■所在地:〒185-0013 国分寺市本多5-13-7ナイスプラザ1F
■TEL:042-325-4841
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