里山ビオトープ協会会長の上田です。
こんにちは
睡蓮鉢を手に入れた次は鉢に何を入れるのかといえば土と植物です。
池の底のイメージをすると土があります。
泥だと水が濁ってしまうので、土がベストかなと。
何が良いのかを調べると赤玉土がいいらしいとのことでこれを選択。
ホームセンターでも手に入れやすいし、見た目の茶色も好きです。
睡蓮鉢に適当に赤玉土を投入。2〜3cmくらいの深さでしょうか。
水を入れて洗います。
植物も鉢に植えたときにタップリと水をあげると、細かい土が流れます。
それがなくなるまで水をあげるので、この細かな土を洗う落とすために水洗います。
水を入れて、軽くかき回して、水を捨てる。
それを2回やりました。
まるで米を研いでるみたいです。
それからたっぷりと水を入れて準備完了。
植物は何にしようか?
植物も多様性を考えます。数種類あったほうが良いですね。
イメージは、水底にある植物、水底から水面に向かって伸びている植物、水に浮いている植物です。
水底の植物は、丈夫な苔でありヌマエビの隠れ家になるウィローモスを。
水中の植物は、金魚を飼うときの定番の水草であるカボンバを。
水面の植物は、水質の浄化力が高く産卵場にもなるホテイアオイを。
この3種がそれぞれ良い影響を与え合ってくれるといいなと思っています。
写真は最初に植えたカボンバとホテイアオイです。
カボンバは、この写真の時には直接植えてたんだけどすぐに浮いてきちゃいました。
なので後日、2号素焼き鉢にカボンバを赤玉土に植えて鉢ごと沈めました。
いい感じです。
水の濁りもとれています。ついでに水温計も購入。
これはあってもなくてもいいのですが水温が気になったもので。
さらにメダカのエサになるミジンコウキクサも購入しました。
メダカの健康に良さげなイメージで、実際に良いみたいです。
メダカの糞が土に住み着いた微生物であるバクテリアに分解されて植物の栄養素になるらしい。
バクテリアも目には見えないのですが数種類いるそうです。
エビもメダカの死骸やコケを食べて掃除をしてくれる。
貝はホテイアオイに勝手についてきました。
たぶんサカマキガイ。自然に増えています。
貝はコケや腐りかけた水草も食べてくれています。
水草は光合成をして二酸化炭素を酸素に変えてくれます。
メダカがその酸素を吸って二酸化炭素を吐き出します。
その他にもゾウリムシやミジンコもいたりするようです。
この後、メダカを注文をして家にやってくるまで約2週間。
このままにしておいたらボウフラやイトミミズが沸きました。
ビオトープが始動しています。
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