はじめての沢歩きステップアップ編@武蔵五日市

今回は、上田正敏探検隊の隊長・副隊長で、武蔵五日市の沢で楽しく訓練をしてきました。安全のためのステップアップ講習です。

ちなみにこの沢は、昨年もチャンレジをして途中敗退をしました。その記録はこちら

今回いく沢です。気合十分です。

都内は35℃の猛暑日。沢で遊ぶには最適な最高な条件です。

カエルくんも出迎えてくれました。ここの沢は釣り人も多く、魚もいたりします。ヤマメが泳いでいる姿は美しかったなぁ。

この沢は渓相が素晴らしいのです。沢を歩いているだけでも気持ちが良いのです。僕は広葉樹に囲まれて陽が入る沢が好きですね。

ただ、それだけでないのがこの沢の特徴でもあります。淵が深くて、滝でも遊べるのです。沢の醍醐味を味わうことができるんですよね。

飛び込んだり、浮いてみたり、ロープで引っ張ってみたり、流されてみたり、登ってみたり。このような遊びをしながら沢の特徴を学んでいきます。リバーレスキューも知識があるだけよりも実際に体験したほうが100倍わかるんですよね。座学よりも体験学習が大切なのが野外教育なんです。自然の中で遊ぶ技術だけでなく、限界に挑戦してみたり、自分についての再発見があったり、気づきが起こるのが興味深いところです。子供の頃にやったことない人でも大人になってやってみると楽しいのですよ。

滝も水量が多くて、泳いで取りついても水圧で剥がされそうになります。仮に剥がされても下は淵になっているので怪我しません。ドボンと落ちて大笑いみたいな感じになります。でも、落ちたくないので真剣に登ります。僕自身は滝はほぼ直登できたかな。僕はOBS精神があって「本流を行け!」とついつい思ってしまうので沢が100倍楽しめます(笑)

副隊長も最後の滝以外は高巻きをせずに滝を登りました。大きな成長ですね。最後の滝もお助け紐を使えば行けたのではないかと思ったりしています。

高巻きとは滝などで沢がそのまま進めない時、回り道をします。山側の斜面を登って滝を越えて降りるのです。これ山の斜面も急だったりするので危険だったりします。高巻きは技術がいることなんですね。沢登りは普段の登山とは違う技術が必要になります。

だからこそ行く価値を感じるんですよね。

昨年はこの地点でリタイヤして、左の斜面を登っていったのです。これはこれで凌ぎがいがある登りだったりしたのです。

林道終点近くの橋で脱渓です。いやぁ昨年のリベンジ達成です。

体力的にも技術的にもがんばりました!やったぜ!

来年もいきましょう!

■はじめての沢歩きの詳細はこちら
https://www.hammockfullness.com/waterwalking.html

ご感想

ここ5年ほど、夏に続けている沢歩き。

今回の特別編は、昨年行った、都内某沢のリベンジに。
同じ場所に行くことで、自分の成長度合いを図ることができる。
昨年は、殆ど泳げないのに無理して泳ぎ、体力を削ってしまい、目的地まで行けずに途中断念。今年は泳がず【水に浮かんで手で進む】選択をして、体力消耗を回避。

後半・・・2mのほぼ直角の滝を自力で登ることができそうになく、高巻き(滝を避けて左右の崖を登る)を試みる。
ところが崖のほうは、5m以上ある急斜面。
こちらの方も、ハードルが高かった。
「落ちたら水へドボン」ではなく、「落ちたら岩場激突」の緊張感がある場所。

人生ほぼ文化系、非体育会系。

ロッククライミングなど当然、やったことはない。
だが、やらないと先へ進めない。
右手・右足・左手・左足、指、筋肉。
自分の身体の細部まで、自分自身が信頼して、「大丈夫、いける」と、一歩一歩。

およそ10分。

ゆっくり時間をかけて、なんとか一度も滑らず、落ちずいけた☺️
沢は、日常を離れてマインドリセットできる爽快さが魅力ではあるが、へなちょこの私でも続けていたら‥沢歩きの腕(足?)が成長をしてきているようだ。

そして牡牛座の『牛』を地でいく私の、ゆっくり喰むようなペースとチャレンジを見守り、時にサポートし、最後まで付き合ってくれた隊長、本当にありがとうございます🙏

そして打ち上げand補講は続く‥笑

副隊長の感想

■はじめての沢歩きの詳細はこちら
https://www.hammockfullness.com/waterwalking.html

■フリースタイル・コンテンツ紹介

■個人セッション
潜在意識を探り、過去を癒し、今の行動を変え、理想の未来を手にいれます
https://www.yoriyoku.com/

■ソースワークショップ
自分が持つ「好き」を見つけて、それを仕事、伴侶、趣味に応用し、自分らしくなるためのワークショップ。
https://www.asobilife.com

■ハンモックフルネス
日々ゴキゲンでいるために自然の中でマインドフルネス状態になることで心身を整えます。
https://www.hammockfullness.com


リトリートとして沢歩きをオススメする理由

アウトドアでハンモックや沢歩きを提供している理由のひとつは、自然界のエネルギーを取り入れることで、自分を変えようというコンセプトがあります。

心理セラピーを20年近く提供していましたが、室内では変化が起きづらいことも室外だと変化しやすい事例が数多くあり、自然体験が心に大きく影響を与えることを実感したことから野外でのセッションを提供しはじめました。

僕は東洋医学の考え方で、陰陽五行説というものがあります。世界は五元素でできているという考え方です。その五元素とは、木・火・土・金・水です。インド哲学にも同じような考え方があって、地・水・火・風という四元素です。アース・ウィンド・アンド・ファイアーというファンクバンドがありましたが東洋思想の影響を受けた名前ですね。そんな時代もありました。

山の中でハンモックを張ることは自然を多く感じられるけれど、水の要素が少ないのです。水は、形を変えることができ、流れる性質があり滞ると腐っていったりする性質を持っています。これは感情とも似ているのです。感情が動いていれば健全なのだけれど、特定の感情にとらわれると心身のバランスを大きく崩します。例えば、怒りだったり恨みだったりは他人を攻撃するだけでなく自分自身さえも攻撃してしまうものです。

そう沢歩きは、このネガティブな感情を水に流すことができたりすることができるのです。

のんびり沢を歩くだけでも邪気が抜けていきます。積極的に滝の中に入ると頭の中から思考が抜けていきます。これは不思議な体験なのかもしれませんが、人間に備わった特徴にすぎないと思っています。特別な体験ではなく、人間なら誰でも起きる可能性があることなのです。

僕は、もともと修行というものは楽しい体験なのだと思っています。実際の身体を使った体験が心にも大きな影響を与えます。それを積極的に行うとワクワクするような楽しい体験になり、嫌々ながら行うと苦しい体験になっていきます。修行をはじめた人たちは楽しくて仕方がなかったんだと僕は理解しています。それが原初的な修行なんだと僕は体感から実感しました。

生きることに必要不可欠ものではなく遊びの要素からもしれません。ただ、それが今の時代に一番必要なものだと思っています。

この暑い夏を乗り切りるために、自分自身をリフレッシュするために、新たな刺激を体に入れるために、よりよく変化するために、はじめての沢歩きをオススメしています。

今週末に第一回を開催します。現在のところ6回開催予定です。よろしければご参加下さい。

詳細はこちらです。
https://www.hammockfullness.com/waterwalking.html

■フリースタイル・コンテンツ紹介

■個人セッション
潜在意識を探り、過去を癒し、今の行動を変え、理想の未来を手にいれます
https://www.yoriyoku.com/

■ソースワークショップ
自分が持つ「好き」を見つけて、それを仕事、伴侶、趣味に応用し、自分らしくなるためのワークショップ。
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■ハンモックフルネス
日々ゴキゲンでいるために自然の中でマインドフルネス状態になることで心身を整えます。
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