サイレントな怒りに気をつけろ

感情で一番気をつけなければならないのは、怒りの感情です。

まずはこれが一番わかりやすいのだけれど、気づいていない人も多いです。

「怒っているよね?」
「怒ってないよ」
「いや怒っているよね?」
「怒ってないよ」
「だから怒っているよね?」
「怒ってないって言ってるだろう(怒)」

というやりとりは定番です。

怒りには3種類あります。

  1. 自分→他人(よく言われる怒りはこれ)
  2. 自分→自分(ひきこもる怒り。拗ねている感じ)
  3. 他人→自分(受動的怒り。他人をイライラさせて怒られるようにしむける)

現代社会では、怒っている人が多いです。
人間関係が複雑になっていることも関係しているかと思います。

自覚して怒っている場合はましなんですが、気づいていない場合に問題が起きることがあります。

よくあるのが、正義の味方になることです。
自分が正義だと信じていると誰かを攻撃してもOKと思ったり潜在的に思ったりしちゃいます。
この「正しさ」っていうのも、自分自身が「間違っている」と心の深いところで思ってしまっているので起きる現象だったりもします。
罪悪感を感じている怒りは、ちょっと面倒です。

怒りは他人を罰してしまうのですが、本質を見ると自分自身を罰していることにつながっています。

感情とは不思議なもので、双方向なものだったり、自分自身に返ってくるものなのです。

もし、そうだったとしたら、良い感情を外に表現することも可能です。

怒りの反対は意欲です。意欲的に関わるということもいいかもしれません。
怒りを受け入れて愛として表現することもいいかもしれません。
怒りを許すということもあるでしょう。

怒りのエネルギーは強力です。

これを何に使うかは美学やセンスが求められますね。

スタートは自分の感情に気づくということです。

フリースタイル・コンテンツ紹介

■個人セッション
潜在意識を探り、過去を癒し、今の行動を変え、理想の未来を手にいれます
https://www.yoriyoku.com/
■ソースワークショップ
自分が持つ「好き」を見つけて、それを仕事、伴侶、趣味に応用し、自分らしくなるためのワークショップ。
https://www.asobilife.com
■ハンモックフルネス
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ワークショップへのこだわり

「ワークショップなんて誰でもできるよ!」
とずっとそう思っていました。

でも、実際にはそうでもないんです。

「人の話を聞く」と同じくらいに、誰でもできそうで、誰もができるわけでもないのです。
人の話を聞くのではなく、人の話を奪って自分の話をする人がなんと多いことか。

うちのかみさんには、
「だからカウンセラーという職業があるんだよ」
と言われて納得しました。

ワークショップでも話を聞くことはとても重要な要素です。
一人の話を聞き始めたら他の人たちは話が終わるまで聞くのです。
そして、誰かが話し終わってから誰かが話し始めるのが基本です。

二十数年前にワークショップ的な場で僕は衝撃を受けたことを覚えています。
円になって一人ずつ話をしていく。
誰もが発言する機会が与えられるのです。
そして、話してもいいし、話さなくても良いという選択の自由が与えられています。
他人の話をさえぎることは許されていません。

時にはワークショップのリーダーであるファシリテーターが介入することがありますが、基本的には、一人の話し手はずっと話を続けることができます。

みんなが安心や安全が保たれる。
そんな場を作るのがリーダーでありファシリテーターの役割です。

そんな体験をした時に、僕もこんな場を作る人になりたいと思いました。

それまでは、声の大きい人、押しが強い人が一方的に話す場を経験してきました。
声の小さい人や押しが弱い人が発言するチャンスはなかったのです。

日本の文化的にもそんな感じがしています。

「質問がありますか?」とみんなの前で発言のチャンスを促しても、質問する人はとても少ないのです。
あとから個人的に質問をする人がなんて多いことか。

その質問は個人的にするのではなく、全体の場でしたらみんなの役立つことなのにと思ったことが何度もあります。

一人の問題は、みんなの課題なんです。

場ができていない所に行くと違和感を感じてしまうのです。
そしてだんだんとイライラとしてくるのです。

これは心理学的に言えば、罪悪感が心の奥底にある場合が多いです。
この場合の罪悪感は「理想の場を開けていないこと」の罪悪感です。

もちろん、そんな場を作っています。
もっとできるのに、やらない、いや、やれない自分がいるのです。
それに対する罪悪感があるのでしょう。

こんな場はダメだと批判モードに突入し、「こういうのもありだよね」と暖かい目で見ることができなくなるのです。

自身が培ってきた技術を世の中に提供しなきゃならんなと思うのです。
それが人生の後半でとても大事なことなんじゃないかと思う今日この頃。

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