ラップのワークショップに参加しています。感性を磨くために参加しています。創作して演じることって学びが大きいのです。
今回は第3回目。僕的には初回を休んでいるので2回目。あともう1回(3/10)で作品を作って、ゲネ(3/15)があって、本番(3/16)。なんということでしょう。このスケジュールでやろうと思ったなんて、スタッフチームすごいなぁ。パーツを作っている僕たちには未だに完成形はみえません。そして、参加メンバーが全員集合したことはありません。よくないこれ、これよくない、よくなくなくなくなくSayイエス!
いつもはじめにやるコール&レスポンスのラップがあります。これがいいのです。声をだすウォーミングアップになるし、安全と安心を担保するための守秘義務をラップでやるのはお洒落ですよね。もちろんこのブログも聞いた話は書いていません。僕が感じたことのみを書いています。
きいたはなしは ネタにしない
きいたはなしは もちださない
きいたはなしは こころのなかで
だいじに だいじに
だいじに だいじに
今日は初回に作ったラップを最初にみんなに披露。みんなしっかりと仕上げています。初回に聞いた感動のインパクトは薄れて上手さが目立ってきました。聞いていて気持ちが良いのです。これってそういうものなのかしら。
そうそう、ラッパーのふにさんに「今回使っているラップのビートで、コロナ禍に対する怒りはでずに、なぜか癒される気がするのですが、そんなリズムがあるというか、トラックに影響を受けるのですか?」という問いをしました。答えは「イエス」。MCふにさんがヒップホップセラピーを軸にして活動しているということなのでそうなのでしょう。「僕が好きなリズムは、例えるなら景色を見ながら歩けるスピードなんです。すべてを描写できる速さなんですよ。」みたいなことを言っておられました。なんだかわかる気がするんですよね。僕自身もセラピーの現場で音楽を使うものをたくさん経験してきたし、音楽の力を借りたりすることがあります。古来から歌とか踊りとかは癒し効果があるんですよね。
そして、近いテーマの仲間のアンサーソングを作る時間がありました。これがまた良かったんですよね。ラップのアンサーソングって相手をディスったりするものなのですが、尊敬を持ったものを作ろうということで始まりました。
僕は相手を尊重しながらも、ちょっとラップバトルのような強い言葉を使ったり、ビートに合わせずに言ったりすることに挑戦してみました。ラップでも印象に残るところがあるんですよね。そこを引用したり、名前を引用したり、韻を踏んだりして、面白いものができました。作って行くうちにうまくなっていきますね。習うよりも慣れろみたいなことなのでしょう。みんなのレベルが上がって行くのを感じます。もしかして、これがバイブスっていうやつ?
あとは前回組んだグループでのラップも作りました。個人よりも全員で考えるとまた違った感じのラップができますね。韻を踏んだり、みんなで盛り上がる箇所があったり、これまた良い感じのができました。レベル高いよこれ。
あとは、ヨーとかエイとか使えたらカッコいいなぁ思っています。
普段と違うことをやるって使う脳や体が違ったりするので心地よい疲れを感じます。また自分の中の感受性の扉が開くのか。楽しみだったりします。
だよねでも聞いて寝よう(笑)
チケットはこちらから。僕らはCプログラムで出演します。
■地域の物語2024シアタートラム
『劇場と地域コミュニティの冒険~みんなイロイロ生きてるぜ!』演劇上演会
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