学校とは苦手を知るところ

前回の学校での順位について書いたら反響多くありました。焦点を合わせると違うものが見えてきたりします。

僕なんかは学校の勉強はすべてできなくてはならないと思ってしまったタイプです。勉強するなら上位を目指すべきだ。しかも全部良い成績をとらねばならぬと思っていました。親からもそう期待されていました。

その思い込みを外してくれる考え方に出会ってしまったのです。

学校教育は学問全般をまんべなく学びシステムになっているのは、できない科目を知ることだといういうのです。しかも、苦手だとわかったら早々に切って終えば良いという考え方です。つまり苦手を知り得意を知ること。そして、苦手を克服するのではなくあきらめて、得意なことをやれば良いというのです。

得意なことというのは興味があるからこそ得意になっていく、つまりは好きなことと言い換えても良いし、自然と上手くできてしまう天才性と言ってもいいかもしれません。

全部ができるように努力するのは良い子だからなんですよね。苦手でもがんばってできるようになり認めてもらいたいという欲求が多くなります。苦手なことなんてやりたくないのが人情です。自分に嘘をついている行為でもあります。

「嫌いなこと、苦手なことをやらないと大人になってから苦労するよ!」という方もいるでしょう。

本当にそうなのでしょうか?

学生時代に学んだことは今でも使っていますか?

実際に大人になればわかるのは、個人戦ではなく団体戦であり、カンニングし放題だということ。

資本主義の本質は、それぞれが得意なことをやって、交換し合うということなのです。

自分が苦手なことは誰かに助けてもらい、誰かの苦手は自分が得意なことで助けてあげたら良いのです。助けられないなら助けられる人を探しても良いのです。

ちょっと斬新すぎて僕の理解が追いついていなのですが、苦手なことがあって良いということなんです。

この苦手を隠すのではなく、オープンにして助けを求めたら良いという話に衝撃を受けています。

でも、実際に社会はそうなってますね。学校教育がいつの間にか苦手の克服だと解釈したのが不幸の始まりなのかもしれません。得意なことと苦手なことを知り、得意なことを伸ばしていく。苦手なことは助けてもらう。

理想の教育ってそうなのかもしれないなと思ったのでした。

実社会にあった教育が重要なのかもしれませんね。

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学校での順位

学校ではテストがあって順位づけがされる。

どんな集団でも、トップの子もいれば、ビリの子もいます。そして、平均的な子はもっといます。

諺で「鶏口となるも牛後となる勿れ」という言葉は、子供の頃から考えている。以前は、決められた集団でトップを目指さなければならないと勘違いをしていたのだ。そうではなく、自分が鶏口となれる場所に行けという意味だと気づいたのは後のこと。

ついつい順位をつけられると上を目指さなければならないと勝手に目標設定をしてしまう自分がいます。そして、上位が良くて下位が悪いと価値判断をしてしまいます。

これは学校内の価値基準だけの評価に過ぎないということを知っていた方が良いでしょう。あるモノサシで測っているだけ。

斎藤一人さんは、学校での成績が悪かったそうだ。それを見た母親が「あなたは学校が向いていないだけ。きっとあなたの才能は社会向けなんだよ」みたいなことを言ったという話を聞いたことがあります。その後、一人さんはビジネスで成功を収め、全国高額納税者番付1位になりました。

僕が学生時代は上位2割くらいのところにいたのでコンプレックスは少ないのです。でも、頭が良い人はとんでもないし、仕事ができる人は山ほどいるし、もう上を見たらキリがない。人と比べることに意味はないということは大人になって気づきました。競争が好きな人は順位があると燃えるのでそれはそれでその人の資質のひとつですね。

物理的な世界は順位づけがやりやすいですが、心の世界は順位づけはできません。どのくらい豊かさがあるかなんて測ることはできないのです。

だって、物はあげたらあげたあけ減ってしまいますが、愛は与えたら与えただけ愛が増えていくのです。そんなようなことをシェークスピアが言ってました。

成績って人生のほんの一部です。人を見たら見えてくるものがあるんじゃないかなぁと思った今日この頃でした。

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梅雨台風後のハンモックフルネス

台風2号が前線を刺激して大雨が降りました。どうも直前で雨が止むという予報を信じて開催を決定。実際に雨が止んだので僕たちは日頃の行いの良い晴れ男・晴れ女ということになりました。

高尾山口駅はいつもよりも人が少なめ。天気は曇りです。

駅前の案内川は水がいつもの10倍はあるであろう量でした。そして水は透明ではなく土が多く混じっています。山の土中環境が整っていないということでしょうか。日本のモデル事業で古来から伝わる日本の里山の整備をしたら面白いのにと思ったりする。

登山道の傍にある枯れ沢も水が多く流れています。

雨の後はいつも見ないキノコが生えていたり驚くことも。どうもシロキクラゲという種類で食べられるらしいのですが食べません。キノコは実際に人から教えてもらわないとわからないから。

山は水たまりもほとんどなく快適です。

ハンモック楽しいでしょ。そして、快適だし寝られるし非日常で心身が整いますね。

ご飯も作って同じ釜の飯を食べます。これもハンモックフルネスの一環です。

山の上も見守ってくれていることでしょう。

今回はハンモックと共にある記念写真を忘れずに撮れました。うん、よきよき。

下山後、タカオネでアフタートークを。クラフトジンが新しくラインナップされているので早速飲んでみます。高尾ビールが一押しなんですが、これも良い。

ご参加ありがとうございました。

楽しんでいただけたようで何よりです。

モヤモヤが整理されたり、日頃のストレスから解放されたりします。内省なる時間と明日への活力へハンモックフルネス、オススメですよ。

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子供から大人になるということ(その1)

子供と大人の違いとは何でしょう?

子供性と大人性と言ってもいいかもしれません。

子供は受け取り上手。親の愛を受け取って育ちます。いっぱい愛してもらうことが大切なのが子供期です。

そして思春期を迎え、やがて大人になっていきます。

大人は与え上手。周りの人たちに「何ができるか?」を考えて与えていきます。育ててもらう側から育てる側に変わります。親は子供をいっぱい愛しますよね。

さらに、大人は与え合いをしていくのが社会です。受け取りもすれば与えもするということです。両方できるのが成熟した大人の態度です。

これが健全な育ち方です。

心理セラピーの現場では、子供時代に色々とあって愛を受け取ることをあきらめてしまうことがあります。

また、子供から大人に変わる思春期で、大人になれない体験をすることもあるのです。与えることができなかったり、受け取ることができなかったり、孤独におちいったり、何も感じなくなったり、自分が悪いんじゃないかと責めたり、自分には価値がないんだと絶望したりとさまざまな体験をすることがあります。

思春期は子供でもなく大人でもない葛藤を体験する時期なんです。幼少期の源体験が青年期の体験に大きく影響を与えています。

人生が上手くいかない人は、この時期に学んだ不健全な考え方や振る舞いをしてしまうんですね。

これは選択を変えない限り大人になっても同じようなことが繰り返し起きるようになります。

(続きます)

これシリーズとして書いていきますね。

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高尾山健康ハイキング(39回目)

Good Eldersというコミュティで、高尾山健康ハイキングというイベントを開催しました。せっかくなので今までやってこなかった「高尾山健康登山の証」を始めたのは以前にお話しました。

YAMAPによる研究によると、習慣的に山を歩くことが脳疲労の改善に寄与する可能性があり、さらに脳疲労していない人は血圧低下の効果が大きい傾向にあるということを発表していました。つまり山登りはリフレッシュすることができ、健康増進にも役立つということですね。

盛りだくさんの高尾山を体験してもらいました。

他の登山者さんたちから、花についても色々と教えてもらいました。のんびり歩いていると新たな発見もありますね。

定点写真も忘れていませんよ。

もうね、高尾山の文字見えていません。でも、これでいいのだ。

富士山は残念ながら見れませんでした。雨が降らないだけよかったです。

そして、今日のベストショットはこれ。7人の侍みたいでカッコいいです。

写真って面白いですよね。いつも1枚くらいお気に入りの写真が撮れる。

一緒に行ってみたい人は声をかけて下さいね。暑くなってきたから沢歩きのイベントも立ち上げましょうかね。

ハンモックフルネスもスケジュールアップしていきましょう。

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