- 事実を知りたい。
- 真実を知りたい。
- 本当のことを知りたい。
これは人類が持つ永遠の課題かもしれません。
なぜなら、事実も真実も本当のことも人の数だけあるから。
つまり、わからないということなんです。
理由は2つあります。
人は知覚を持っています。
いわゆる五感です。
5つの感覚で世界を知ろうとします。
もうひとつは、言葉。
人は言葉で世界を知ろうとします。
五感も人によって感度が違います。
また、脳によってインプットされた情報が無意識に取捨選択がされています。
あまりにも情報量が多いので、省エネしたい脳はサボることばかり考えています。
言葉は世界を作っています。
「はじめに言葉ありき」と言った方もいますね。
この言葉がやっかいで、感情に大きく左右されます。
感情はざっくり言えば、ポジティブとネガティブ。
同じ出来事をポジティブだと感じる人もいれば、ネガティブに感じる人もいます。
それは過去の経験が関係しています。
例えば、犬を見てどう感じるのか?
「かわいい」という人もいれば、「怖い」という人もいます。
過去に犬と良い思い出がある人は「かわいい」と言うし、噛まれたことがある人は「怖い」というでしょう。
事実なことを体験しても、人それぞれ感情があるので、感じることが違うし、その結果でてくる言葉も違います。
それを他者に話すとなると物語として語るので、その物語がポジティブなのかネガティブなのか大きく話が変わってきます。
みんな感じてることは違うのです。
さらに、人は嘘をつくことができます。
言葉を覚えたら嘘をつくことができるのです。
これも知能のひとつです。
ごっこ遊びも嘘です。これはドラマの始まりですね。
嘘の遊びですね。これがまた楽しい。
伝言ゲームなんかみていると、話は数人に広がっただけで、違う物語が展開されることもあります。
正確に言葉で情報を伝えると言うことが難しいということを、僕らは遊びで体験しているんですよね。
事実は一つだとしても、人によって感じ方が違うので、物語が違うものになるのです。
- あの人が言っていることは正しい。
- あの人が言っていることは間違っている。
ということは言い切れないのです。
- あの人が言っていることは正しいかもしれない。
- あの人が言っていることは間違っているかもしれない。
という可能性を常に持っています。
- 私が言うことは正しいかもしれない。
- 私が言うことは間違っているかもしれない
ということでもあります。
言葉で正確に伝えることは難しいのです。
人間は言葉で理解するので、その理解に偏りがあるかもしれない。
その可能性があることを知っておくことは大切なことです。
最近は言葉だけでなく、映像も嘘をつきます。
本物か偽物かわからないですよね。
CG(コンピューターグラフィック)の技術もすごいです。
写真のみならず動画も加工することが可能です。
現実なのか?仮想なのか?
もしかしたら、ほぼ仮想なのかもしれない。
半径5mと昨日今日くらいが現実なのかもしれません。
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