久々の高尾山は雪景色でした。
高尾山域にはしょっちゅう行っていますが高尾山は半年ぶりです。
今回は関東甲信越地方に大雪警報がでたので高尾山行きを決めました。
冬山に登りたいという欲求を満たすためです。
記憶をたどるとスキーに夢中になっていた大学生時代。
戸隠高原に居候をしていたからその時以来か。
でもこれはスキーだからな。
高校生の時に、これ以上本格的に山をやっていたら死ぬなと思って、ロッククライミングと雪山登山だけは止めようと思ったんだっけ。
小学生か中学生の時に、ラッセルしながら登った御前山かクロカンで行った奥日光の切込湖・刈込湖とかを思い出す。
大人になってから初めてですね。
なので前日からドキドキが止まりません。
高尾山は日本で一番人気の山。
いつも混んでいるので空いている早朝をねらいます。
人が歩いて踏み固められたツルツル凍べる道ではなく、フカフカの雪の上を歩きたかったのです。
早朝の高尾山ってむちゃくちゃ気持ちが良いんですよ。
静寂さが雪山の魅力のひとつですから。
はたしてその夢は叶ったのか。レポートです。
レポート
始発電車に乗るために早起きしました。
外にでたら雪がない!
警報だけであまり雪は降らなかったみたい。
都内はラッキーでしたが、高尾はどうなんだろうと不安に。
その前に雪山大丈夫だろうかワクワクとドキドキで眠れませんでした(笑)
ちゃんとした雪山の道具もないのでダメだと思ったら即撤退する覚悟で行ってきました。
ある道具で工夫するというのもひとつのテーマでした。
始発電車が到着した高尾山口駅です。
6時11分。夜明け前です。
雪はほとんどありません。
ちょっと残念。
6号路に入ったら雪がありました。
しかも、雪の重みで木が倒れるくらいに。
足跡を見るとどうも僕が3人目の登山者です。
なので新雪の上を歩くことができます。
しかも踏み固められていない雪はとても気持ちが良いです。
木についた苔も凍っています。
水墨画のような景色が広がっています。
歩いていて楽しすぎます。
雪山は体温調整が大事で、汗冷えを避けるべく汗をかかないように薄着で登ります。
最終的にメリノウール混の長袖シャツと、アクティブインサレーション(通気性のあるウィンドシェル)でちょうど良かったです。気温は約2度の世界です。
雪山って意外と暖かいですよ。雪で湿度があるから。
からっ風のほうが体感温度は寒いです。
この日はほぼ無風だったのも良かったです。
山頂にはすでに10人以上がいました。
高尾山はいつでも人がいます。
それでもまだ山頂は雪がフカフカでした。
いつもの定点写真。
メガネに雪が映っていますね。
もちろん富士山は見えません。
でもこの雪景色は最高です。
山頂ではアニソンが爆音で流れていました。
クマ避けなのかもしれませんが、趣味の音楽は一人で楽しんでいただきたいものです。
雪山は静寂が魅力のひとつですから。
さて、雪も堪能したので帰りますか。
薬王院にもまだ人はほぼいません。
ゆっくりとお参りができました。
「世界人類が平和でありますように」
この言葉が好きで、いつも神社ではこの言霊を言っています。
スパナを持つ天狗様にもようやく会えました。
1号路は、麓から薬王院まで除雪をされているみたい。
ありがとうございます。
舗装された道よりも山道のほうが雪では安全だと思うので2号路へ。
やっぱり山の中は最高です。
植生が豊かである高尾山ならではなのかもしれません。
気温が上がってきて木に積もっている雪が落ち始めています。
これは爆弾みたいで雪まみれになっている人もちらほら。
早朝登山ですと雪が落ちる前に帰れますね。
今回、大活躍だったのは、日本野鳥の会のバードウォッチング長靴。
これにメリノウールの中厚手5本指ソックスにこれで快適でした。
寒くもなく、雪の中でもグリップが良く、沢でもジャブジャブと歩けました。
ゲイターも必要ないですからね。
雪解けがとけてグチャグチャになった登山道では最強ツールかもしれません。
簡易アイゼンも持っていきましたが使わず、トレッキングポールも使いませんでした。
長靴がベストチョイスだったと思います。
周りはみんなしっかりした登山靴でしたが・・・
そして9時には駅に到着していました。
まだ登山客は少ない時間です。
電車に乗って帰りました。
えっ?これは何?って?
ただの雪山用のスコップですよ。
下山後、実家に雪かきしに行くために持っていったという。雪なかったんですが・・・
動画
雪の高尾山の様子がよくわかります。
装備
ウェア
- ハチジュウハチヤ(Axesquin凌)
- ハヲリモノOcta(Axesquin凌)
- ハゴロモ(Axesquin凌)
- ヨヒヤミ(Axesquin凌)
- ハラマキ(モンベル)
- サポートタイツ(ユニクロ)
- フミアト(Axesquin凌)
- クビマキ(Axesquin凌)
- フユボウシ(Axesquin)
- ユビ、デル、グローブ(Axesquin)
持ち物
- ビックタートル(Trailbum)
- アグラスカート(Axesquin凌)
- フリシキル(Axesquin凌)
- ツユハライ(Axesquin凌)
- 水500ml
- アルパインサーモボトル500ml(モンベル)
- トイレセット
- ファーストエイドキット
- アルパインスノーショベル(モンベル)
- シャミースグローブ(モンベル)
- GoProHero7
ハイキングにしたら謎装備だし、冬山装備にしたら貧弱ですね。
僕の装備の選択は「生きて帰る」が前提条件になっています。
あとは失敗しながら学習していくという方法論を選択しています。
■フリースタイル・コンテンツ紹介
■ハンモックフルネス
自然の中で自分を取り戻すためのワークショップ
次回:2/20(日)、2/24(木)
https://www.hammockfullness.com
■ソースワークショップ
好きな時に好きなことを好きな人と好きなだけするためのワークショップ
次回:2月26日(土)27日(日)
https://www.asobilife.com
■ライフワークコーチング
常時受付中
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