シノギングイベント「凌・シノギングとは」に参加してみた

シノギングイベントに参加してきました。
経験者の話を直に聞くことが一番の学びです。
時々の初心を思い出すためにも学ぶことは大事です。

京王線で高尾山口に行きます。
電車の前って子供の頃からワクワクするのは何でなんでしょうね?
未来はいつでもワクワクで満ちているからでしょうか。

高尾山口駅の一番先頭に行ってみたり。
時間があるといつもとは違うことをしてみる。
あちらから見たり、こちらから見たり、新しい発見があったりなかったり。

いつも流れている川が枯れたりしているのを見ると、雨降らないと日本も砂漠になっちゃうのかもと思ったり。
日本の四季はいつも違った側面を見せてくれる。

今回のイベントは初参加者がほとんどだったので、新しい体験をしているんだろうなとベテラン参加者は思うのでした。
山の尾根には道があるのですよ。

動物調査用の三脚なんでしょうか?
山の中には不思議なものがあったりします。

ハンモック講座。
実際に山でのハンモックの張り方について教えてもらうって大事です。
一番大切なのは「人に迷惑をかけない」ということ。
これが考え方の基本。

人が大勢いるところでハンモックを張らない。
例えば、山の頂上とか登山道とか。
新しい遊びは、今まで遊んでいた人たちから見ると悪に見えたりします。

なぜか日本は新しいことを排除しようとする国民性があります。
特に欧米では「人は誰でも楽しむ権利がある」ということが当たり前。
多様性を認めるメンタリティを持つ成熟した社会になったらいいなと思うんですよね。

アルコールストーブでカップヌードルリフィルをゆで卵2個入りで。
寒い時期の汁物は有難い。

僕は山でもタンパク質をとることを心がける食事にしています。
卵を食べるのは、筋肉を作る栄養素だからです。
運動中にタンパク質を忘れずに。

食後はお昼寝。
ハンモック専用寝袋は快適です。
ミノムシのようにスッポリと羽毛に包まれています。

この景色はハンモッカーの特権ですね。
地べたに寝転ぶのはちょっと気が引ける。
これで星が見えたりするのも最高なんですよね。
冬ならではのお楽しみ。

シノギングの最初と最後の3mに難所あり。
ロープを使って安全に降ります。
これがちょっとした冒険感があって楽しいのです。

昔の登山業界は、いかにして局地に行くかが大事であり、それに向けた製品が多かった。
でも、考えたらわかるんだけど、ほとんどの人はエベレストにはいかないのです。
もちろん、新しい素材や新しい道具が開発されるから登山が楽になってきた歴史があるのは事実です。
でも、本当に「そこまでの道具が必要?」という目線は大切です。

特に山の道具は何かに特化したものが多いのです。
オールマイティな道具は少なく、ワンアンドオンリーな製品が多いのです。
つまり、特定の誰かには役立つけれど、特定の誰かには使えないものになるということです。

シノギングの概念は「凌ぐ」からでてきています。
「凌ぐとはギリギリを攻める」ということなんです。
「必要最低限の道具は何か?」という目線がも大事。

山に行くということは、自分で荷物を担がなくてはならないのです。
だからこそ、荷物の取捨選択が必要だし、spark joyなものを持っていくのも大事なんです。

凌ブランドのAxesquinは日本の低山に特化したウェアを中心とした道具を販売しています。
これが斬新なんです。

意外と日本のガレージブランドでも海外を意識した製品作りのところが多いのです。
アメリカやヨーロッパに憧れた製品開発をしているということ。
欧米の気候風土にあった製品になってしまっているということなんです。

確かに舶来に憧れる国民性がずっと昔からあります。
なぜか欧米の製品をカッコいいと思っちゃうんですよね。
遊びも欧米から輸入されているせいでしょうか。

道具選びのコツも聞きました。
「その登山ブランドの出自はどこ?」というもの。
高い山を登るために道具を開発しているブランドなのか?
平原を楽しむために道具を開発しているブランドなのか?
乾いた気候の土地にあるブランドなのか?
湿った気候の土地にあるブランドなのか?

そんな視点でみると、道具の使い道が見えてくるというもの。

欧米のガレージブランドは「うちらの土地で一番有効活用できる道具を作っているんだぜ」という意識のところが多いらしい。海外展開もあまり興味がないみたい。

軽いは正義だとは思うんだけど、軽ければすべて良いというものではありません。
軽いからこそ創意工夫がいる遊びだということを知ってないと痛い目にあいます。
憧れからだけ入るのは、ちょっと注意が必要かなと。
まぁ、失敗も楽しいもんですが。

新しく何かを始めるなら小さなショップと仲良くなると良いみたい。
売ってくれないお店は信頼できます(笑)
自分がやりたい遊びの話をして、それにあった道具を提案してくれるところが良いですね。
お店やブランドにお客様がつくのではなく、人にお客様がつくお店がオススメです。
つまり信頼できる人と仲良くすることが大事ということです。

僕が訪れるお店でオススメなのは、シノギングならICI石井スポーツ銀座マロニエ店の中にあるAXESQUINの番頭はなふささんとウルトラライトハイクの老舗HikersDepotの方々かな。
自社製品や扱っている製品で遊んでいるからこその話が聞けるのが貴重。

BambooShootsさんもシノギイベントに参加されていて体験を売るお店なのかもと。
今度行ってみたい。

僕は「日本の気候風土、文化にあった遊びは何か?そしてそれに相応しい道具は何か?」という視点を大事にしたいな。
そして、何より「それって自分にとってワクワクする?」ということが一番かなと思ったイベントでした。
シノギングにはずっとワクワクしちゃうんですよね。

シノギングイベントはこちらのブログから
https://blog.goo.ne.jp/axesquin

僕が好きなAXESQUINはこちら
https://www.axesquin.co.jp

僕が提供しているハンモックとマインドフルネスのコンテンツはこちら
https://www.yoriyoku.com/tankentai/hammockfullness.html

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人と人はつながっている

クライアントさんからステキな本を紹介してもらった。

樹木たちの知られざる生活

最近、ハンモックフルネスやシノギングをしていて山に入ることが多い。
普通のハイキング道ではなく、人がほとんど歩かない道をだ。
そんな道は踏み固められることなく、土がフカフカだ。

そんな道を歩いていると、自然というものに耳を傾けることになる。
自然に木が生えているのではなく、意志を持ってそこにあるのではないかと。

これは植林されている木の話ではない。
植林されている山は、良い気分にならないのだ。
どちらかと言えば、すぐに立ち去りたい欲求が生まれる。

植林されているであろう神社の並木路とはまた違う感じだ。
ここには神聖なる祈りのような意志を感じるから。
人間が謙虚になるような装置としての樹木なのかもしれません。

針葉樹の植林の森は、戦後に植えられたものだという。
街が焼け野原になって、資材としての木の需要が高まったからだ。
高度成長時代に宝の山になるはずだっただが、効率良いことを求める人たちによって、安い輸入資材が使われて、放置された山になっているのが今現在。

手入れがされていないので、山は荒れ放題だ。
そんな山にはなぜか魅力がない。

広葉樹の森が、過ごしていて気持ちが良いのだ。
夏の暑い時期には木々の葉が日差しを遮って涼を与えてくれるし、冬は落葉して太陽の日差しが暖かさを与えてくる。

日本の山は原生林がほとんどない。
里山と呼ばれる山は人間と長い間共生してきた。
なので、人の意図が入りやすいのだ。

この山の目的は何かというのがハッキリとしている。

でもね、原生林に行けば行くほど、山って気持ちが良いのです。
木々がそれぞれに役目を果たしている感じがあるのです。
それは動物である人間にとっても自然なことなのかもしれません。

そして、人間に見放されている里山も気持ちが良いところがあるのです。
それは森として復活してきた何かがあるのかもしれません。

この考えが、紹介してもらった樹木たちの知られざる生活に答えのひとつが書かれているようでした。

木々はコミュニケーションをしているということ。
香りでの対話、根っこでの対話、菌糸を通じての対話。

そんなことが研究でわかってきているというのだ。
弱っている木には、元気な木が栄養を分かち合っているという。
そのことで仲間の木や、違う木たちとも協力関係をしているというのだ。

ただし、植林をされた木は孤独だという。
孤立をしてネットワークを形成しないそうだ。
もしかしたら、孤独な木は人を癒さないのかもしれない。

人間もまた無意識で木とつながっているのかもしれない。
香りの対話は無意識で行われている。
人が人を好きになるのもフェロモンという香りが影響されているという。

人間が人間以外の存在と対話をしているということに思いを巡らせているとガイヤ理論に行き着く。
この地球さえも生き物であるという考え方だ。
もしかしたら、地球に存在するすべての存在がつながっているのかもしれない。
そんなように思えます。

SDGsという17の持続可能な開発目標というものがあります。
大きくわかけると個人の問題、社会の問題、環境問題の3つに別れます。
今まではどれも大切だと言われていたんだけど、最近は環境問題が一番大事なのではないかと言われてきています。

なぜなら、地球が滅んでしまえば、社会問題も個人問題もなくなってしまうから。
環境問題が解決しなければ、もしかしたら問題なんてないのかもしれないけれど、何をやっても無駄になってしまうということ。

ものすごく長い目で見れば、人類も滅亡するだろうし、地球もなくなるし、宇宙さえもなくなると僕は考えています。
科学の世界ではそんな学説もありますから。
ただ、僕らの時代ではそんなことは、まず起きないと思っています。

でもね、生きづらさはでてくるかもしれないんだよね。

人間同士の対話も重要だけど、物を言わない自然との対話も重要だと思うのです。
自然との対話は、本来の自分を取り戻す鍵を握っている。
なぜなら僕らも自然の一部だから。

もしかしたら、世界の見え方が変わるかもしれない。

自然の中で過ごすことはそれだけ大きな可能性を持っている。

この本を読んで、山の中でハンモックを使ったマインドフルネス・ワークショップを僕が開催している理由がまたひとつできた。
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感謝です。

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こじらせの美学

僕は青山学院大学でのワークショップデザイナープログラムの卒業生だ。
10年ほど前に社会人となり第3期生として3ヶ月ほど学んだ。
当時は1年目ということもあり、参加者はアーティストや舞台関係者も多く、自営業や会社員という属性の人はチラポラ。
群雄割拠というくらい個性的な仲間たちであった。

このご時世なので、なんとなく顔をみたいなと思ってzoomで同窓会みたいなことをやった。
劇場を立ち上げた仲間の応援という形で最初はスタートして、その流れでもう一度仲間が集った。

非構成型のワークショップのように、とても深い話になったのだ。

  • ワークショップとは何か?
  • コミュニケーションとは何か?
  • 個性とは何か?

そんなことへの対話が自然発生した。

「コミュニケーションって、うまく話すとか、うまく聞くとか、そんなんじゃないんだよ。
 もっと泥臭くて、面倒臭いものなんだよ。
 だから、面白い。」

小学校で演劇教育をしている仲間の言葉がキッカケだった。

世の中は効率と呼ばれるものが何よりも重要視されている。
器用な子たちはそれでいいのかもしれないが、器用と呼ばれている子たちも、大人の意図を汲み取ることで器用だと見られているにすぎない。

つまりは、大人の期待に沿って子供が合わせているにすぎないことがあるのだ。

最初から落とし所が決まっていて、シナリオがあり、そう答えが初めから用意されていて、それにあった答えを出すことが良しとされている。

教育系のワークショップでも、主催者や進行役がそんな態度でやられていることも多い。
教育って元々は鞭を打って従わせるみたいな意味があるからね。
強い言葉言えば、教育とは矯正とか洗脳と同じ質を持っている。
だって、大人が持っているビジョンに沿って教育はつくられるから。
学びたい人側の意見はそこにはない。

元々ワークショップは生きづらさを感じている人たちの間に広まっていたものだ。
ビートニクからヒッピーの流れで生まれてきたものだと認識している。
現代社会に合わない人たちはどこにでもいるのだ。
世界はよりよいものになっていっているけれど、それを良いものだと思えない人たちも必ず存在するのだ。
それが人間というもの。

今の生きづらい人は主流派ではない人たち。
平均的にできない人たちと行っても良い。
僕はそんな人たちに才能や個性を感じたりもする。

みんな同じだと楽なんだ。

みんな違って大変だ。それを面白がれるかが鍵を握ったりする。
多様性を認める社会にしようというお題目はあるけれど、声高に言っている人たちの多くは流行りだから言っているのではないかと思う。
社会問題というものは、問題だと思っている人たちが解決しなければならないからだ。
問題だと思っていない人たちは問題でもないので解決しようがしまいが関係ない。
解決したら既得権がなくなる時には反対さえもする。
既得権は経済的な損得だけでなく、思想的な損得もある。

ワークショップ的なるものに興味関心を持っている人たちは、自分の中にあるマイノリティの部分を感じている人が多いのではないかと思っている。

僕が尊敬する人たちは、取りこぼしのないように全体に気を配れる人たちばかりだ。
集団のうちの大多数の99%の意見ではなく、1%の意見を尊重する人たちだ。

僕らが子供の頃に学んできた民主主義って多数決だ。
学級会とかも最後は多数決で決める。
最初から多数派が勝つ仕組みだった。

とことんまで話し合うことはない。
特に少数派の意見をゆっくり聞いたり、意見が変わったりを良しとされた記憶はない。
本当の民主主義とは、とことん話し合うものなんだ。
その中で誰も妥協することなく最善の答えを見つけることが大事なのだ。

この考えのほとんどは理想論に近いものがある。
けれども、本当のデモクラティックとはと活動している人たちもいる。
不可能ではない。ただ非効率なだけだ。

若いということは大人の期待に作られた人間であることが多い。

とあるダンサーであり演出家である人から聞いた言葉

「子供たちの体は面白くない。
 なんの癖もなく自由にのびのびとしている。
 大人になればなるほど、体に癖がついてくる。
 怪我をしたり動きづらくなったりしていく。
 それが、面白い。」

そんなことを思い出した。

若いとは、まだ自分を確立していないともいえる。
それがひとつの良さであるんだけど、それぞれが、自分の価値観を知り、それを追求することで、自分自身になっていく。
自分自身になるということは、美学を持っていると言っても過言ではない。

自分を探求してきた人たちに共通することは、自分だけの美学を持っているということだ。

その美学というものは、社会とは相反する場合もある。
自分の美学を貫くことは容易ではない。
人のよっては、こじれているように見えるかもしれない。

まさに面倒臭いものでもあるのだ。

その面倒臭いことを楽しむのが大人の嗜みなのかもしれない。

いつでも自分の美学を受け入れて、今ここで最善を選んでいくこと。

それが自分自身とのコミュニケーションであり、周りの人たちとのコミュニケーションなんだろうな。

その場を作れる人が真のワークショップデザイナーであると思う。

そんなことを仲間から教わった2時間であった。

ありがとう。

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どんな時も選ぶことができる

師から受け継いだ志は何か?

そんな問いをいただいた。

師は誰かといえば、ゴードン・ストークス、ダニエル・ホワイトサイド、キャンデス・キャラウェイというスリーインワンの創始者たちだ。

ボディ・マインド・スピリットの3つを1つにするというコンセプトのスリーインワン。

僕のボディの専門家であり、マインドの専門家であり、スピリットの専門家でありたいという思いは二十数年前から脈々と続いている。

ストレスがなれば自分らしく生きることができる。
実際に学びながら実践する中で人生が変わっていった。

結婚もしたし、起業もしたし、ライフスタイルそのものが変わっていった。

ゴードンの言葉で音として覚えているのは「Briizing is Good.」
受け継いだ言葉は「今の現実を創っているのはあなた自身です。」

ダニエルからは「テダン・テダン」と意味のない言葉をいつも言っていた。
これを翻訳すれば非言語の大切を語っていたということだ。
彼の優しい眼差しと鋭い洞察が好きだった。
とあるワークショップの時に「あなたは頼れる人なんです」とみんなの前で言われたことは今でも良い思い出として残っている。この言葉があったからこそ結婚ができたのかもしれない。

キャンデスからは個人セッションを受けて、「こんなやり方もあるんだ」と感動したことを覚えている。彼女も非言語の人だった。言葉にできない大切なことを受け継いでいる。

その3人の教えを統括していたのがロス・リデル。
「If you working, Keep working」という言葉が耳に残っている。
彼の教えですぐに浮かぶことは、ファシリテーションは「make easy」にすることだということ。
これでクライアントさんの悩みを難しいものから簡単なものにするだけなんだということを受け継いだ。
会社を辞めて彼の本拠地である米国のリッチモンドに1ヶ月以上も学びにいったんだよな。

今の現実を創っているのは自分自身ならば、今の現実を変えるのも自分でできる。
今を受け入れて、選択することを学んだのだ。

僕が受け継いだのはコレなんだと、うちのかみさんと対話をした結果だ。

この1点だけは、うちの夫婦は同意していると言っても過言ではない。

どんな時も選べるんだよ。

今までもこれからも、この思いを発信していくのだ。
この教えを広めていくのが僕のライフワークなんだ。

創始者たちは、人は選択することで自立することができるということを教えてくれた。

僕らは自立の先にある周りの人たちと協力して創造していくことが重要だと考えている。
さらに一歩先を目指していくのだ。

関係性を築くとは創造的なのである。

創始者たちは今はこの世にはいない。
僕たちが受け取ったことを僕たちの形で伝えていくこと。

先代たちから受け取ったバトンをしっかりつ次に渡すべく活動するぞ。

そう思った日でした。

あなたは師から受け継いだ志はありますか?

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踊っているのか?踊らせられているのか?

踊るって人間が持っている本能のひとつだと思っています。

内側で感じている感情が外側に表現するために体が動き出すのが踊りなのではないかと。

体が動くから心が動くのかもしれません。

他人にコントロールされていることを踊らさられていると言ったりもします。

音楽にのって体を動かすことが踊りですから。

音楽に踊らせられている人もいるでしょう。

太鼓叩いて笛吹いてという小説もありますね。

僕が大切にしている価値観に「自発的に動いているのか?」ということがあります。

  • 誰かの期待で動いていないか?
  • 習慣で動いていないか?
  • 恐怖で動かなければならないと思っていないか?

そんなことを考えることもあります。

踊っている人と踊らせられている人の差はとても大きいのです。

自分が踊りたくて踊っているのか。
誰かに踊らせているのか。

この差はとても大きい。

自ら踊っている人って所作が美しく普段から踊っているように感じるのです。

独自の世界観を持っているのではないかと思います。

自分の内側に起きる波のようなものにただ身をまかせているのかもしれません。

ネガティブな感情から動いているのであれば、それはもしかしたら踊らされているのかもしれません。

ポジティブな感情から動いているのは、どうなんだろう?

ネガティブとポジティブの間にあるニュートラルな感情から動けたら良いなと思っています。

ネガティブでありポジティブでもある。
ネガティブでもないしポジティブでもない。
そんな状態。

踊るって身体なんだけど、心を磨くことにもなりますね。

ニュートラルから動けるようにしていきたいものです。

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焚き火料理をしながらハンモックフルネス

アウトドアでの寒い時期の焚き火は有り難い。
寒さを凌がせてもらえる。
さらに焚き火は料理も作れるのだ。

もしもの時のメタルマッチを使った火起こし訓練

山に行ってハンモックを張ってのんびり焚き火をしながらご飯を食べる。
これはとても楽しいことだし、自分自身に返る時間にもなる。
子供の頃から火を見ているだけで心が落ち着くのだ。

火起こしの基本はマッチと新聞紙

「焚き火をやってみたいんだけど・・・」
そんな声を周りから聞くようになったので、イベントを開催したのでそのレポートです。

メタルマッチと麻縄と新聞紙を使って火起こし応用編を自発的に

焚き火って人類史がはじまって以来、生活必需品だった。
だがこの数十年で焚き火をしたことがない人も増えてきた。
マッチを見たこともない子供達も多い。

スープパスタ(ゆるキャン△のレシピは間違いないです)

災害時の時にという文脈でアウトドアの技術が見直されているんだけど、数十年前には当たり前のように火は身近にあった。
今オール電化だと火がなくても生活できるんだよね。

チーズフォンデュもできます

時代の流れに逆らうような焚き火って、実は人間が本来持っている力を取り戻す行為だと思うんですよね。

鳥スキを日本酒で。鶏肉・豆腐・ネギというシンプルな具材で
砂肝で一杯というのも乙なものです。

共通して起こることは皆さまリフレッシュされて元気になるのです。

  • 初めて火を使うんだけど、当たり前にようにできる人
  • 火を扱えることで、人間としての自信を取り戻す人
  • 焚き火で料理をすることで、料理のバリエーションが増える人
  • 火を消さないように夢中になって時が過ぎるのを忘れる人
  • 火を見てるだけで幸せになれる人

焚き火の感想を聞くと楽しいですね。
それぞれの気づきがあって興味深いものがあります。

みんな簡単に火を起こして管理していることに驚きです。
もしかしたらDNAに刻まれた何かがあるのかなと思ったり。
きっと教える必要があることはマナーの問題だけなのかも。

お腹いっぱいになったら、寝ても良いし、対話したりも楽しい

アウトドアで一番大事なことは
Leave No Trace(直訳:足跡以外残さない。意訳:来た時より美しく)
ということだけなんですよね。

バレンタインデーだったのでチョコフォンデューをやってみたり

日本人の美意識を持っていれば、自然と過ごした場所を美しくなりますね。
また来たいと思っているところは、美しくバトンタッチできますから。

お茶時間で話が盛り上がるのも良いよね

また、自然に返って遊びましょうね!

もうすぐ春ですね

次回のハンモックフルネスの予定は

  1. 3月21日(日)
  2. 3月31日(水)
  3. 4月11日(日)
  4. 4月22日(木)

です。お申し込みはお早めにこちらから
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「カッコ良い」に作られた思い込みを外せ

自己イメージという考え方がある。
これは、リアルな自分とイメージの自分がいるということだ。
このズレが問題を引き起こします

メンタルトレーナー上田正敏です。

メンタルの世界の興味深いところは、現実を人は見ることが難しいということ。
鏡に映る自分を見ているのではなく、実際には脳内でイメージした自分を見ている。
現実を受け入れることがどれだけ難しくしているのかは、この脳の機能が関係している。

本当の現実とは何か?

とは認知の世界での永遠のテーマでもある。
これは誰にでも起きていることなんです。

先日、僕は、リアルを見ずにイメージを見ていたことに気づきました。

それは理系出身でもあるので、自分自身は科学的な視点を大事にしているというもの。
物事を客観的に見ているし、論理的であり、冷静であるのが自分自身だと思っていました。

今起きている例のアレも確率の問題であり、100人に1人(数字は適当です)が命を落とすことになると思っている。
つまり1/100にすぎないと。
これが科学的な視点なんです。

ところがです。僕自身は人を科学的に見ているのではないことに気づいたのです。

自分の大切な人に関していえば、1/1なんです。
もし大切な人の場合を考えたら、100人に1人の問題にはならないのです。
科学の視点ではなく、個人の視点なんです。

自分の物語性を大事にしているのだと気づいたのです。
全人類という客観性ではなく、俺という個人性の視点を大切にしているということ。

社会が良くなることに焦点があたっていると思っていたのだけれど、あなたが良くなることに焦点があたっているということに気づいたんです。

頭がクラクラっとして一瞬何が何だかわからなくなりました。

科学的であるということをカッコ良いと思い込んでいました。
だから、自分のカッコ良くありたいと信じ込んでいたのです。
カッコ良い理想像の自分をイメージしていたということ。

実際に自分をちゃんと見れていなかったことがわかったのです。

うちのかみさんにそのことを話したら「今頃気づいたの」という追い討ちを(笑)

一番身近にいる人が現実を見ているんだなと思った1日でした。

思い込みは、自分自身を不幸にしているかも。
だって、カッコ良い自分を演じていても、本当は違うんだから無理しているんだよね。

また一皮剥けました。

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オリンピック組織委員会にみえる受け継がれた男女の役割

森さんの発言からオリンピック組織委員会が問題になっている。
ちなみにこのブログでは、誰かを責めたりするつもりはない。
心理学的な視点から起きていることを整理するために書いています。
ジャンヌダルクのように誰かを生贄にしてもなんの問題も解決しませんから。

誰もが「男はこうあるべき」や「女とはこうあるべき」という信じ込みを持っている。
これは親世代から受け継いできているものだ。
親もそのまた親からと代々受け継がれてきた思い込みを持っている。
縦のつながりで、価値観を刷り込まれてくる。

もう一方で横のつながりもある。
それは時代というものだ。
時代背景や生まれ育った環境も、価値観として刷り込まれていく。

その価値観に基づき、個別に思い込みを通じて社会を見ている。
自分が思い込みに気づいて意識的に癒やしたり手放したりしなければ、思い込みという価値観の奴隷となってしまう。
知らず知らずのうちに、思い込みから生まれる感情や思考が自分自身の自然な感覚だと思ってしまう。

これが本当の自分であるということではない。
思い込みの自分を生きているということなのだ。

書籍「地図を読めない女、話を聞かない男」もそのうちに発禁になるのだろうか。
物理的に男女差はあるのは事実であるが、男女の他にも性の多様性もあることは現在では知られている。

心理的にもジェンダーと呼ばれる男女差がある。
男性が主に持っている質と女性が主に持っている質があると考えている。
これを男性性、女性性と呼んでいる。

男性の中にも男性性の部分もあれば女性性の部分もある。
女性の中にも女性性の部分もあれば男性性の部分もある。
つまり、人間とは両性具有だと考えることができるのだ。

男性でもあり、女性でもある。

このことを知った時に、何かに分けるということは難しいということ。
人は比較でしか物事を認知できないので仕方がない部分もある。
男女、左右、上下、陰陽、昼夜、寒暖、明暗、善悪・・・
このようにどちらかデジタルのように脳は白黒をつけたがる。

ところが、現実はアナログなのである。
比率が違うということだ。
中国伝統の太極図のようにどちらの要素も含んでいる。
だからこその全人類はすべて違う個別のものだと言えるのだ。
これを認め合うのが多様性というもの。

陰陽

男女間の問題は根深い。
分かり合えないのではないかと絶望するくらいにそこには溝があるのだ。

オリンピック問題についてclubhouseでテレビにでているような論客の人たちの部屋を聞いていたのだけれど、この問題について関心がある女性だけの会話になったら、感情的な不平不満が噴出して、聞くに絶えないものになっていた。
ある意味で、これは仕方がないことでもある。
抑圧されていたものが解放されたら、それについて言いたいことを言える喜びと共感が生まれるから。
この時期が終わって冷静に話ができるまでは時間がかかる。
ニュートラルに物事を見ていた女性もいたのだけれど、その人は子育てのために退出をしたら、その場での異様な盛り上がりを見せているようになってしまったのが残念だった。
そして、ジャンヌダルクのような象徴である人が辞任をして溜飲が下がり何も変わらない日常に戻ってしまって良いものだろうか。

受け継がれた男女の役割の話にもどろう。

戦後を生き抜いてきた人の思い込みはある。
「男性は仕事、女性は家庭」という価値観を持っている人は多い。
男女の役割がしっかりとしていた時代を生きてきた。

また世界的に見ても、社会は男性が作ったものだ。

心理セラピーをアメリカに勉強しに行ったときに、このアメリカにも男女は平等ではないという話がでたことに驚いた。
「日本は良いよね、あからさまだから。米国では表向きには平等を取り繕ってはいるが、隠れたところで差別が起きているからね。こちらのほうが深刻だ。」
この話を聞いたのは20年前のことである。

今も大して変わってはいない。
多くの人が考えるテーマとしてとらえているかもしれないが、男性はこの問題には触れなくはない。
なぜなら問題を感じていないから。

問題を感じていないということは、得をしている側の論理である。
得をしているんだから、今のままで変わらない方が良いと思っている。
変わりなくないというのも人間の本能である。

この構造は男女間の問題だけではない。

受け継がれた男女の思い込みを外していく。

これ以外には解決の道はないと思っている。
まずは個人の意識を変えることからだ。
この人数が増えていけば、社会が一気に変わる時が来るかもしれない。
僕の視点では数十年では変わっていない。
数百年、数千年はかかるかもしれない。
それでも諦めずに淡々と自分が行動していけるのか。

思い込みや信じ込みから生まれた価値観を手放せるのか。

淡々とセッションやワークショップを通じて、外していく。
真の自分自身で生きる方が楽なのだ。

男性はこの問題に向き合う勇気を持つこと。それが本当の優しさや強さを手に入れることになる。
女性はこの問題でガス抜きをして満足するのではなく、その一歩先に進む意欲を持つこと。

誰か他人の人生を生きる必要はない。
それが受け継がれた男女の役割から自由になることなのだ。

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老害はなくならない

老害という言葉をよく耳する。
これは今にはじまったことではなく、昔から言われている言葉だ。
一番最初の老害っていったい誰だったのだろうか?

誰もが年をとっていく。
誰もが死ななければ老人になっていく。
これは定められた運命だ。

老害ではなく老役になる組織を立ち上げようと企画して、
先輩方々から様々なことを言われる自分の姿を想像してしまい、
できなかったという話も聞いた。

老害がいなくなる方法はひとつしかないと考えている。
それは、自分が老害にならないということ。
ただ、それだけだ。

自分が若者だった時のことを考えればいい。
それを忘れないことだ。
若い良さのひとつは経験がないこと。

経験を積み重ねることも価値があるのだけれど、知らずに失敗することも重要。
失敗しないようにと世話を焼きたい気持ちもわかるんだけど、失敗する権利もある。
それが経験のひとつとなって、人生の糧になるかもしれないからだ。

自分自身のことを考えると先達の人たちの言葉を聞いてこなかった。
説教じみた話は聞いていて、つまらないからだ。
人の話を聞きたくないんだけど、人には話したいと思ってしまうのは人間の性か。

老害にならないために何できるのか?

質問されたら答えればいい。
それ以外はニコニコと見守るのが大事。
ただ、それだけなんだ。

質問されるくらいに後輩たちに信頼されることも大事。
お互いに対等な関係性を作ること。
慕われるような存在になることが大切なのだ。

上下関係の関係性を作り、無理矢理に話をきかすのとは違う。
この状態って誇らかに勘違いしやすい。
実るほど頭を垂れる稲穂かな、ということだ。

老害を無くそうというのは、コントロールすることでもある。
先輩方のことを否定することになる。
これはある意味で、失敗に終わることになる。

年上が年下をコントロールするのか、年下が年上をコントロールするかの戦いになるから。
コントロールの戦いは政治的な意味合いが強くなって結局は数の論理に支配される。
お互いが、相手への期待を手放すことができるのが理想だ。

年下立場では「はい」と話を聞いて起きて自分が好きなようにやることが大事であり、年上の立場では暖かく見守るのが大事だということかもしれません。

世界は少しずつよくなっている。
先人たちがいるから今があり、自分たちがいるから未来がある。
相手に感謝と尊敬ができれば、もっと世界はよくなっていくと僕は信じている。

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比較から自由になるということ

人が集まると優劣が生まれる。
人は世界を認知するために比較するからだ。
人は比べないと物事を理解できないのだ。

偏差値教育が身近な例だ。
高校を選ぶ時、ある学校に行きたいと強い思いを持っていない限り、偏差値で行く高校を決めていた。
大学は選考があるから、学びたいことを中心に選ぶか、どの学校にいけるかは偏差値で決まっていた。

「地元じゃ負け知らず♪」という歌詞の歌があったが、地元で一番でも、それが集まれば一番は一人だけだ。

逆に考えると地元で一番ではない人間が一番になれる可能性もある。
輪切りされたら順位が変わるからだ。

上を目指せば目指すほど競走は激化する。
これも「もっと、もっと」と求めるならば強欲となり不幸をもたらすことがある。
足を知るという言葉は知恵のひとつだ。

才能について偏差値的に考えると、こんな図になる

ベルカーブと才能
図1 ベルカーブと才能

学校などの集団に入ればこんな感じになる。
とある軸で評価すると天才レベルの人から無能レベルの人がいるのだ。
普通レベルの人が一番多い。

受験などで偏差値で輪切りにした場合は次のようになる。

図2 ベルカーブと才能の分岐

天才レベルの人を集めても、その中で天才レベルの人から無能レベルまでの人がでてくる。
集団で評価すれば、このようなことが起きる。
もちろん、普通レベルの人を集めても天才レベルの人から無能レベルの人まででてくる。

何かの評価軸を持った途端に天才から無能という認識ができる。

人が集まれば天才から無能まで人が集まる。
これはひとつに評価に過ぎないが、成績をつけるならこうなってしまう。

それで思ったのです。

人が集まることに意味があると。

人が集まれば優秀な人間がでてくる。
それが集団に利益を与えてくれるなら大歓迎だ。
優秀な人間のためにその他の人間が必要なんだ。
落ちこぼれだったとしても必要な人間なんだ。

落ちこぼれって劣等感を持っていれば最悪だけど、評価を気にしなければ何も問題はない。

もしも落ちこぼれだったら評価の軸を変えたら良い。
国語が苦手なら得意な理科の才能を延ばせば良い。

学校時代は教科の評価軸くらいしかないが、大人になれば評価軸は無限大に作れる。
自分が一番になれる評価軸を見つけたらいいのだ。

何も競争が激しいところでナンバーワンになるだけでなく、自分が一番になれるオンリーワンの場所を見つけても良い。

自分自身を振り返ると小学校は誰も受験をしない学校だったのでのんびりしていた。
都内の学校だったにも関わらずね。

中学から成績が良い人間が良い人間だという価値観を刷り込まれた気がしている。
隣の小学校はクラスの半分が受験をしていたそうだ。
そして受験に落ちた子たちが劣等感を感じて、その卑屈差が嫌で成績が良くなければならないという思い込みができた。

高校は補欠で入ったのだけれど、なぜか入学直後の学年テスト上位に入ってしまい、自信がついた。
勉強についていけるだろうかという不安が、ここでも大丈夫と思えたことは大きかった。

大学は、本当に頭が良いやつには敵わないと思った。
けれど、そうだよなぁと特に気にしなかった。
久々に会って大学で優秀な友人と話していたら、さらにすごい奴らがいるよという話になる。
そんなもんなんだよね。

一つの評価軸だけで自分を劣等でいっぱいにするのではなく、自分にしかできないことをやればいい。

自分にしかやれることがないなら、自分が好きなことをやればいいのだ。

好きという感情そのものが才能だからだ。

ワークショップで、「好き」や「ワクワク」という感情や身体感覚を知り分析してきた結果わかったことは、この感情って人と被らないんだよね。
似たような人はいるんだけど、その人のオリジナルとしか思えない。

ワクワクはオンリーワンな感覚だ。

これに才能をどう組み合わせて形にしていくことが大事。
才能も人それぞれなんで、ない才能は手伝ってもらい、ある才能を使っていく。

自分のワクワクの周りに才能を集めたら、好きが仕事になるのである。

そのためには比較から自由になる必要がある。

比較して一喜一憂することから、ただ事実を受け入れていく姿勢が大事。
あるものはあるし、ないものはないのだ。
あると思っている勘違いもあれば、ないと思っている勘違いもある。
だた、現実を受け入れて、望む未来を選んでいく。

ある人にはある役割が、ない人にはない人の役割がある。
器用な人には器用な人の役割が、不器用な人には不器用な役割がある。
天才には天才の役割が、無能には無能の役割があるのだ。

そんな評価を超えていけるようなサービスを提供していきたいと夢を見ながら思っていた。

結論:能力や才能があろうがなかろうが、好きなことをやろう。やることそのものに意味がある。

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