自己イメージは二十歳で固定されている説

とある起業家の集まりIDOで自己イメージについて話題になった。

自己イメージとは、自分をどのように認識しているかということ。

具体的な例でいえば、自分の体重が50kgと思って生活しているのか、70kgだと思って生活をしているのかで、実際の行動が変わってきます。
食べる量であったり、食べる質であったり、食べる速さだったり、食べる頻度であったり、動くのか、寝ているのか、運動をするのか、睡眠は・・・などなど、自分が自分をどういうイメージで見ているかで行動は変わると考えています。

子供の運動会の余興で大人のリレーがあったりします。その時にアキレス腱を切るお父さんがいたりするのです。これは若い頃の自己イメージで走ってしまうから。そして実際の体は、年をとったり、運動不足だったり、不摂生だったりで変わっています。

どうも、その自己イメージって20歳くらいで固定されているのではないかという説がでてきたのです。

二十歳の頃ってモテてていたよな、スポーツが得意だったよな、勉強ができたよな、そんなポジティブなイメージがあったり、やりたいこともなかったよな、自信が持てなかったよな、酒ばっかり飲んでたよなとかネガティブなイメージもあります。

その自己イメージに今でも縛られているのはナンセンスなんです。

メンタルの世界では「今を生きよう」ということを言いますが、これは今現在の自分を受け入れるということです。
ポジティブな自分もネガティブな自分もどっちもです。
あるがままの自分って、ステキな自分だけではないのです。
今現在の美しいところも醜いところも受け入れるのが、今を受け入れるということ。

自己イメージは自己イメージにすぎません。過去の幻想です。
いつでも真実は今にあります。

補足しておくと、自己イメージには未来への自己イメージもあります。
「やればできる子」という自己イメージ。

「やればできます」という人は「だったら、今やってやってよ。」と言ったりします。
その時にできないことは、できないんです。
「やればできる」という幻想があるだけなのです。

幻想というよりも妄想ですね。

未来に実現したいことがある人は、今ないことが未来に実現することはないのです。
必ず今できることがあるから、健全に未来を夢見ることができるのです。
これをビジョンといいです。

自己イメージが20歳で止まっていることはありませんか?

二十歳の頃のようなイメージ・・・
例えば、気力、体力、健康、能力を今の自分と比べて落ち込んでも仕方がないのです。

あの頃は良かったと思うのも幻想に過ぎないのです。
いつでも今が一番良いと思えるのが健全な態度です。

過去から自由になることがとても大切なんですよね。

自己イメージと事実を一致させたい人は、対面個人セッションを。
僕が筋反射テストを使うのは、自己イメージではなく、本当の自分と対話することができるから。
今現在を受け入れることからしか始まりませんから。

アタックツーリング
トップの写真は20代の頃にしていたアタックツーリング。獣道とかバイクで走る遊びをしていました。

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憧れている人は誰?僕がグレなかった理由

以前に親や親戚と話している時に
「よくグレなかったよね。」
という話になったことがあった。

生まれ育った環境がある意味で過酷であったので、グレても仕方がないと思われていたみたい。

なんでだろうな?

とずっと疑問を持っていたのだけれど、その答えが「そうか!」と寝ている時に突然にわかったのだ。

それは、子供の頃に入っていた地域のクラブでの出会いが理由であった。
僕が憧れている先輩のリーダー達は、大学生でとても優しかったのだ。
あんな人になりたいという存在だったのだ。

それに比べてサブリーダーの高校生の先輩たちは、意地悪だし、女子にしか興味がないし、頭も悪かった。
あんな先輩にはなりたくないという見本であったのだ。
さらに大学には進学せずサブリーダーで終わりだったのだ。

学歴で人を判断することは今はないけれど、子供の頃の僕にとっての社会は狭い。
下手をすれば、年上は親と先生だけだ。
所属していたクラブは子供の僕にとっては大きな社会だった。
そこでの縁が僕に大きな学びをもたらした。

グレるのはカッコ悪い。優しい人がカッコ良い。

もしも、グレていてカッコいい先輩がいたら僕の学びは変わっていただろう。
「あんな人になりたい」という憧れが、自分の未来を決めることもある。
さらに僕にとって理想のリーダー像は優しいということもわかった。
意地悪な人も嫌いなのだ。
意地悪な人が嫌いなのは当たり前か・・・いや違うか・・・

あの人たちのことを思い出すとムカついていたんだけど、「こっちの方向じゃないよ」と教えてくれた存在だと思ったら感謝しかないよね。

そして、ダメな人たちばかりではなく、憧れている先輩がいたことが救いだった。
自分にとって何が嫌で、何が好きだという感情はとても大事なことだ。
それが自分が進む方向性を教えてくれる。

子供の頃に決断をしているのだ。
この僕の例は、結果として良かったことだ。

今の自分にとって不都合な選択をしている場合もある。
そんな時は、今いるコミュニティを抜けて、新しいコミュニティに変わるの良いかもしれない。
環境を変えるということだ。

誰と付き合っているかがとても大事なことなのだ。
そして、憧れている人に近くことだ。
本や映像もいいんだけど、実際に会うことが重要だと思っている。

アウトドアへの憧れのことも思い出した。
小4の時に、先輩が焚き火でカレーを作っていた時に、おもむろに腰からナイフを抜いて、飯盒をかきまぜたのだ。
たったそれだけのことなのに40年経った今でも感動は続いている。
もう名前も顔も覚えていない。ナイフだけが記憶に残っている。

あなたが憧れている人は誰ですか?

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ハンモックフルネスなのかシノギングなのか?やっぱりハンモックフルネスだった。

ハンモックフルネスのイベント開催しました。
ハンモックフルネスとは、山を歩いてハンモックで寝ることで、本来の自分自身になることを目的としてワークです。
本来の自分自身とは、才能を活かし、魅力を発揮し、個性を受け入れている状態です。
簡単に言えば、楽になるということ。

今回は蜜を避けるためにほとんどの道を登山道を使いませんでした。
そのせいか「こんなところを登らせるのか!」という言葉が出たとか出ないとか。
そんなことを言いつつも、楽しみながら童心に返っていたように見えたのは幻でしょうか。

子供頃に味わっていた感覚って、実は大人になってからも重要なんです。
大人になればなるほど、世の中の常識に縛られやすくなってしまいます。
社会的な期待に応えたりしちゃうんですよね。
そうなると、本来の自分を見失ったりしちゃうんですよね。

それを思い出すために、自然の中を歩くことで本来持っている自分のフォースを思い出し、ハンモックでのんびりすことで癒されパワーを取り戻すのです。

フォースだパワーと言っているとスターウォーズを思い出しますね。
うちのかみさんはヨーダで、僕はオビワンだという話がでたとかでないとか。
バトンのように手渡されるものがあるんですよね。

みんなと対話をしていて思ったのは、

  • 人は自分自身が心からワクワクすることをすることするべし。
  • 自分がダメだと思っている部分は、実は愛される魅力である。
  • 自分がやりたいようにやることが続ける時に大事である。
  • 人は生まれ持った魅力がある。それは個性にすぎない。
  • 豊かになるためには、分かち合えばよい。

そんなことを思いました。

人は自分を表現していると面白いんだよね。
そんなことを感じた1日でした。

ご参加ありがとうございます。

ハンモックでゆっくりすることが寒くなってきたので、どんなイベントやろうかなと考え中です。
本格的なハンモックフルネスは来春かな。
番外編を計画します。

スナフキンのような佇まいでいると参加者に発見してもらいたい。Axesquin凌ありがとう。
こんなロープを用意したり
こんなロープを使って降りる練習をしてみたり
登山道ではない道は、ふかふかしていて気持ちが良い
子供の頃に自然の中で遊んでいた子は、どんなところもへっちゃら。
何回も体験している人は、ハンモックの使いこなしているね
初めてのハンモック。もうゆるんでる。
きのこの精が現れた
ハンモックの包まれ感
ハンモックの上にさらにダウンをラッピングで暖かい寝心地
おわかりになるだろうか。5張りのハンモック村ができています。
寒い時に焚き火はいいね。薪を折る音、火の暖かさ、煙の匂い・・・すべてが最高への演出。
スパイスを煮出したチャイはうまかった。魔女のお茶会です(笑)
毎回、記念撮影を忘れる(笑)帰りの駅で。日が暮れた高尾山口は疎です。

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奥多摩三山ハンモックハイクはビジョンクエストだった

駅から駅へ。昔の遊び場から今の遊び場へ。
御嶽駅から高尾山口駅まで2泊3日で歩く計画を立てました。
道中も、御岳山・大岳山・御前山・三頭山・陣馬山・景信山・高尾山を歩く予定でした。

結果として途中リタイヤ。

三頭山まで1泊2日の旅になりました。
やはり、日帰り、1泊2日と経験値を上げていくことが大事ですね。
以前やったことがあるからは通用しませんでした。
この選択は良かったと思っています。
体力、技術、心理を体験として感じることができてラッキーでした。

改めて一人で山に登ること、一人で山の中で泊まること。

ネイティブアメリカンのビジョンクエストなんだなと思ったわけで。
ビジョンクエストとは、子供から大人になるための通過儀礼です。
いわゆる子供の自分が死に大人の自分が生まれる儀式です。
子供と大人の違いは、自分の生まれてきた意味を知っているか。
自分の役割を認識することです。
つまり、人生の未来像を探究する旅なのです。
実際にネイティブアメリカンは、一人で何も持たず原野に旅立ち水や食料を確保し火を起こして過ごし、メッセージを受けとったそうです。
これを子供から大人になる時だけでなく人生の節目で行っていたという。

一人で山の中で過ごしていると五感が研ぎすまされます。
一人で山を歩いていると、自分の内側に意識が向き自分と対峙します。
一人で火を見つめていると、昔のことが思い出されます。

普段、やらなけれどいけないことに囲まれている時間を過ごすのではなく、特別な時間を過ごすことがビジョンクエストです。
外側から与えられたことに反応するのではなく、自分の内側からでてくる感覚から行動を起こすことになります。

反応ではなく選択するのです。

僕の中でこのビジョンクエストを提供したいという思いが強くなりました。
子供頃に楽しんできたアウトドア、心を夢中になって探究した心理セラピーの世界、好きなことを仕事にするために学んできた数々のこと。
人生の根本的なこと、リベラルアーツのような本質的なことを伝えたいのです。
1泊山の中で過ごし自分との対話すること、そしてメンターとの対話。

「生まれてきた目的は何か?」これは本当にあるのかもしれないし幻想かもしれない。
でもね、確実に言えることは、このことを自覚している人は幸せな人が多いのです。
そんな人たちと話をしていると本当に楽しいのです。

ステキな時間でした。

御嶽神社
紅葉が美しい
夕暮れ時のなんともいえない時間
秘密基地 活動モード
秘密基地 就寝モード
旅は続く

どんな旅だったかは、動画をご覧下さい。

奥多摩三山縦走
ハンモック泊

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いい夫婦の日

11月22日の今日は「いい夫婦」の日なんですね。

うちは仲の良い夫婦と言われていますが、一朝一夕で今の状態になったわけではありません。
20年という年月をかけて夫婦関係を築いてきました。

もちろん「この人とは合わない」と離婚をするのも、ありです。
我慢をすれば良いということでもないのです。

浮気や不倫をしてまでも夫婦関係を続けようとすることも、もちろんありです。
続ける努力をすることも大切です。

僕たち夫婦は、ボディ・マインド・スピリットを扱う心理セラピーの学びの場で出会いました。
潜在意識や無意識という自分では気づいていないことを気づき、よりよく生きるためのワークです。
起きることはすべて受け入れる必要があることであり、他者との関係性の場合はどちらかが一方的に悪いのではなく責任は半分半分であると考えています。

不満があり関係性を一方的に終わらしても、次に作る関係性で同じことが起きるとも考えます。
自分の中にあるパターンを終わらせなければ、また同じことが起きるだけだから。
だから、自分自身を癒すこと、自分自身を見つけることを大事にしてきました。

僕たち夫婦関係もお互いに「創りだして行こう」と決めて結婚をしました。

20年も夫婦をやっていれば、いろんなことが起きています。
良いこともあれば、悪いこともあります。
ここには決して書かないことも起きています。

それでも関係性を諦めないと続けてきました。
特にうちのかみさんがね。

夫婦関係は毎年良くなってきている実感があります。
新しい気づきは常に訪れますから。

自分が変われば、相手も変わり、関係性も変わっていきます。

本当に関係性を続けてきて良かったと思っています。

僕がいい夫婦でいるために心がけていること

  1. 毎日、彼女のステキなところを言うこと
  2. 自分の気持ちを正直に伝えること
  3. 自分に素直になること
  4. 関係性をあきらめない
  5. 彼女を信頼すること
  6. 彼女は自分の鏡であること
  7. 話を聞くこと
  8. 自分一人の時間を作ること

です。

パートナーシップに関しては、彼女に感謝しかありません。

いい夫婦でいてくれて、ありがとう。

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子供の頃の自分を振り返る

槍ヶ岳

写真の情報って、文字情報よりも膨大なものがある。

実家に帰って、自分のアルバムを見て驚くことがあります。
自分の趣味嗜好だったり価値観だったりが写真には写っています。

あぁ、あの頃と変わらねぇなぁ・・・先端系好きだなぁと。

そんなことを思った話です。
これは自分でも驚いたことなんです。
で、その写真はこれなんです。

槍ヶ岳にて

86年の写真だから、34年前の写真ですね。
槍ヶ岳に登っているということは、高校2年生のワンゲルの夏合宿。
しかもこの時は部長でした。

ツッコミどころ満載です。

なぜ、Tシャツに短パンなのか?
山の常識を考えると長袖長ズボンというのが常識。
日焼け対策もあるし、虫刺されや転んだときの危険があるから。
ベテランさんから「けしからん」と言われても仕方がない服装です。
快適に延々と登った記憶があります。

なぜ、ユニフォームを着ていないのか?
確か俺、部長だったよね。
部長自ら部のアイデンティティでもあるユニフォームを着ていない。
えんじ色の長袖シャツに、ニッカボッカでした。
多分、部員たちはほとんど着ていたような気がします。
僕も一応は持っていっているんじゃないかな。でも着ない(笑)

僕なりには、暑さ対策で軽装のほうが良いと思っていたし、日焼けも普段から肌を露出して鍛えていれば問題はなく、何よりも軽くて楽に登れると考えていたんですよね。

装備を軽くすればするほど安全度が増すと考えていたのです。

30年後の今現在で新しい登山スタイルとしてファストパッキングとか言葉として定義されていたりするんだけど、今でも伝統的な考え方が強いみたいなことに驚きを感じています。

自分なりに仮説を立てて検証していく姿は今でも変わっていません。

そして、ユニフォームに関しては、なぜわざわざダサい格好をしなければならないという反抗ですね。自分らが好きなウェアを着ればいいだろうし、共通にしたいならカッコ良くすればいいのにと思っていたのでした。

この時の夏合宿。
上高地から槍ヶ岳の往復でした。
前年は横尾にベースキャンプを置いて蝶ヶ岳に行ったりしたはず。
はずというのは、僕はこの時期には不参加で東海道を歩いていた。

顧問には「槍から北穂まで歩きたい」と交渉したんだけど、高校生には危険という判断で妥協で槍ヶ岳になった。
僕的には、夏山JOYという普通の人たちが登る雑誌のモデルコースだから大丈夫という判断だったのだけれど、却下になったのです。

その翌年の後輩たちは、涸沢をベースに北穂から奥穂へ。さらに前穂まで行ったのかな。
高3だったのにも関わらず参加して高山病になったのは良き思い出です。
高山病の原因は早く登りすぎたからだと思っています。
団体行動をとっていた記憶がない・・・単独か後輩少数でとっとと登ったような。
ひどいな俺。

山で採点して争うという意味がわからなかったので、国体とかある連盟みたいのにも入ってなかったなぁ。
自分が正しいと思った事を突き詰めていくことが、全く変わってないです。

これは生きづらい部分もあるんだけど、同じだなぁと苦笑いです。

このブログを書こうと思ったのは、メンターから「伝統に従うのではなく、自分なりの仮説がちゃんとあったんだね。」と言われた事が発端で、色々と記憶がよみがえってきたからです。

いやぁ、過去の自分を振り返るのも面白いものです。
その中に今を生きるヒントが隠れていたりしますから。
自分の気質を知り、それを生かす事を考えるのがオススメです。

僕にとってはソースワークショップがオススメです。
ワクワクという側面から自分自身を見直し、未来を創るための準備をするためのセミナーです。

半世紀も生きると過去は財産だらけです。
それを活かすも殺すも自分次第。

定年まであと10年か。それまでに第二の人生を見直すことにもオススメです。
僕自身はソースに30歳の頃に出会い起業と結婚するキッカケになりました。

人生にを変えたい人、生き方を変えたい人にオススメのプログラムです。

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ハンモックフルネス番外編のはずがやっぱりハンモックフルネスとなる

ハンモックフルネス

密な高尾山を避けて、誰もいない高尾へ

そんなキャッチコピーから生まれた今回の企画。
控えめに言って最高なる時間を過ごすことができました。

なんといっても世界ナンバーワンの登山者数を誇るのが高尾山。
高尾山はステキな場所なんだけど、周りの山域もステキな場所なのが高尾。
お陰で高尾周辺は人が少なく快適に遊べる場所が多数ある。

今の時代だからこそ、蜜を避けて疎を楽しめるのが高尾の魅力のひとつです。
これは、知っている人と一緒ではないとなかなか遊ぶ場所はわからないんですよね。

遊び方を知っている人に連れて行ってもらうからこそ、遊び方を学ぶことができる。
ワクワク楽しんでいる人に遊びを教えてもらうとワクワクが伝染するのです。
人と人が出会うからこそ、新しい感動が生まれるようなものです。

企画した僕自身も楽しみ尽くせるのが高尾の魅力ですね。

紅葉時期の高尾山口駅は人の多さが半端ないです。みんな高尾山に行く人たち。


地図を頼りに山を歩く

僕たちが行く道は、山登りの人たちが見る地図の中で一番有名な山と高原の地図
この地図に載っていない道を歩くのが空いている道を探す第一歩。
さらに今回は地図を見てここに道があるであろうという予測の元に見つけた道を歩く。

遭難したのかと勘違いするほど誰にも会いません。
今回も人には会わずに探検者になりきってで歩いてきました。
誰も歩いていないところを先頭を切って歩くのは本当に楽しい。
そんな参加者を後ろから見るのもまた楽しい。
人生に冒険は必要です。

あっ!一応断り書きをしておくと、山のベテランさんではなく初心者さん向きの企画です。
下見もしていますし配慮はしていますからね。誰でも参加できるのが魅力の一つです。

ここを歩くとハイキング道は整備されていることがよくわかります。
木が倒れていたり、道が途中で消えていたり、動物にもあったり。

今回は参加者さんが尻尾がある動物を見かけたそうで羨ましいですね。
僕は足音しか聞こえなかったけれど、ドキドキ感がいっぱいでした。
基本的に動物は友好的なので攻撃されることはありません。
逃げていってくれます。

鳥の声は聞こえてくるし、葉っぱが落ちてきたこの季節は観察することも簡単です。
葉っぱが落ちてくると空が広くなるのが良いですね。

手付かずの原生林はほぼありません。
人間と自然が共生しているのが日本の自然です。
人が歩くことで道ができるし、人が歩かなければ道はなくなります。
自然との共生が言われていますが、まだその答えを人類は見つけていません。
そんなことも考えながら歩くのも楽しいものです。
非日常空間ですから。

ここから登ります。息が切れないように汗をかかないようにゆっくりゆっくり登ります。
自分が登ったところを振り返ると歩いた成果がよく見えます。歩けば目的地に着くのです。
途中にエンジンがあったり人がいた形跡を見つけるのも楽しいですね
ZpacksというULブランドのバックパックがカッコいい。ここよく見ると道ないね(笑)
ハイキング道にようやくでました。僕らはこの奥からやってきたのです。

ハンモックフルネスは控えめに言って最高です。

お腹もペコペコになりながら、ハンモックポイントに到着。
もちろんハイキング道ではない場所に行くので誰にも会いません。
会ったとしても知り合いの知り合いくらいでつながる人たちです(笑)

アルコールストーブでお湯を沸かして、無印のフリーズドライに注ぐ。
それだけで贅沢な食事になりますね。
暖かいというだけで幸せです。

ないげない話をしたり、しなかったり。
時間が過ぎていきます。

ハンモックにちょっと横になると、あっという間に寝落ちします。
この瞬間がたまりません。

起きていても鳥の声だったり、風の音だったり、自然のハーモニーは美しい。
お日様のポカポカ感、ハンモックから見える空、土の匂い。

五感を刺激してくれるものばかり。
意識的に感じても、無意識的に感じても、ただそこにいるだけでOKみたいな感じ。

これがマインドフルネスにつながっていきます。
だからハンモックフルネスと名付けたんです。

自分がワクワクすることは周りの人たちにも共有したくなりますからね。

昼寝から目覚めたら、甘いものとコーヒーのおやつタイム。
お湯をわかす行為は瞑想的ですね。
ただ火を見ているだけで充足感を感じます。

おにぎりが最高に美味い!
お湯を沸く時間を待つのも至福の一時です。アルコールストーブは静かで大好き。
おやすみなさい。Zzz…
ハンモックから見える景色。君は空を見上げる時間を持てているかい?
360度羽毛に包まれる幸せを知っているかい?空中に浮いているからできる技。モグ最高。
アグラスカートを上下に。これAxesquin凌シリーズの最高傑作かも。下にも上にも着れます。
お昼寝の後に染みる。ケーキとお茶は完璧なマリアージュ。
さて、帰りますか!

駅に着く頃には陽が暮れていた

帰りはハイキング道を歩いて帰りました。
整備されている道って歩きやすい(笑)

道ができるまでの時間軸を考えたり、空間を整備することについて考えたり、雑談のような対話をしながら知的好奇心も満たされていきます。

否定されず聞いてもらえる、思ったことを話せるって幸せな場です。
どんな話題にも自分と周りの関係性が見えてきます。
新しい発見があったり。
これが後々の栄養になっていくんですよね。

高尾の都市開発について話題が広がっていったことも有意義だったな。

自力で事を起こすタイプとご縁を大事に事が起きていくタイプの話も良かったな。

大いなる視点で見ることって大切なことですね。

ゆっくり寝てしまったせいなのか、時間感覚がなくなったせいなのか、駅に着く頃には陽がくれていました。

今日も楽しい1日だった。
ありがとうございます。

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また夫婦関係がよくなってしまった

人間関係系のセミナーを開催すると、うちの夫婦関係が変わる。
一時、関係性が悪くなる時もあるのだが、その後によくなるパターンもある。
多くの場合は、自然と関係性がよくなるのだ。

僕の持論として、セラピストが癒された分だけ、クライアントさんを癒すことができる。
技術がいくら素晴らしかろうか、知識がいくら豊富であろうが、その人自身が自分と向き合い気づき、周りに優しく接してる分だけ、その恩恵を分かち合うことができると思っています。

つまり技術や知識ではなく在り方が重要だと思っています。

人間関係のセミナーを開催するとなると、自分自身の関係性にも多大なる影響があるのです。

僕はネガティブになって、うちのかみさんを無意識に攻撃していることがあったんです。
そうなるとうちのかみさんはポジティブになります。
ポジティブとは時にアホみたいに見えます。

よくある出来事は、朝ごはんを作るときに
夫「卵食べる?」
妻「・・・」
夫「もういい!(怒)」
というパターンの会話がよくあったのです。

ところが今回は

夫「卵食べる?」
妻「ど〜しようかなぁ〜♪ど〜しようかなぁ〜♪ふんふん♪」
夫「どうする?」
妻「1個目玉焼きがいい。柔らかい焼き方で♪」
夫「わかった」

と自然とスムーズな会話だったんですよね。

ケンカになって嫌な思いをすることもなく、ニュートラルに会話が成立したのです。

朝食の時には、夫婦の会話はこのことで持ちきりで、徹底的に分析されました(笑)

文章にすると同じなんだけど僕の「卵食べる?」という言い方だったり間だったりが違ったということ。

無意識の中での攻撃性がないので、かみさんはリラックスして鼻歌を歌っていたんじゃないかと。

彼女はワンテンポ会話が遅くて、僕がイライラすることがあるんだけど、それは彼女はイメージを膨らませて考えているからだそうだ。

彼女が考えている姿が楽しそうに僕が感じたということ。
その影響があったせいか、彼女自身も楽しそうに考えていることを口にだして表現するほど、安全な空気感がそこには、あったということです。

無意識なんです。悪気はないんです。
感情的にニュートラルであることが安全な場を作るのです。
ポジティブでもなくネガティブでもない状態です。

その後、二人で買い物に行ったのですが、とても穏やかでステキな時間でした。

人間関係の問題を扱うと、夫婦関係も職場でのチーム関係、お客様との関係性もよりよくなります。

人間関係を改善する鍵を握っているのは自分自身だから。
無意識の言動が変われば周りの人たちも変わるのです。

そのためには、自分を見つめ癒すことが重要なんです。
実際に良い事例を自分で作れたなと感心しています。

きっとちょっとした言葉の発し方、態度の違いなんです。
それで悲劇が喜劇になったり、喜劇が悲劇になってしまうんですよね。

僕自身が分かち合う勉強法をやっているということですね。

人間関係の改善は、無意識と感情が関係しています。
セミナーだけでなく個人セッションもオススメです。
感情のバランスをとりニュートラルな状態を目指します。

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広島平和記念資料館に誰もが行くべきだと思った話

山口出張の帰りに広島に寄って平和記念資料館に行くべきだと思ったのはこの記事を読んだから。

田中泰延 Hiroshimas
https://hiroshimaforpeace.com/hiroshimas/

500系ハローキティ号で

ワークショップデザイナー育成プログラムで学んだことのひとつに、今、科学館や博物館にアート系のキュレーターの人たちが関わってきているという話を聞いた。

実際に未来館に見学にいって話を聞いたり、同じ学びをした方の多摩六都科学館でワークショップのお手伝いをさせたもらったりして、「伝える」ということについて、よくよく考えられている展示を目の当たりにした。

本当に伝えたいことを伝える工夫があるのだ。

小学校の時感じた原爆の話は、漫画はだしのゲンなどで「恐ろしい」とか「気持ち悪い」とか恐怖や嫌悪の感情をただ感じただけだったのだ。

「ネガティブな感覚は避けた方が良いよね」という教育を受けたのが僕らの世代だった。

この記念館も以前は、蝋人形などの展示で怖かったらしい。
でも、展示が変わったと聞いたので、日本人として見ておかなければならないという気持ちになり、半世紀を生きた今現在、初めて広島の地を踏んだ。

広島平和記念資料館

今は資料館も事前予約制になっています。
空きは朝一の回だったのだけれど迷わず予約。
混み合ってなく、いい感じで見学ができます。

記念館を見た感想は「これはみんな見た方が良いよ」というもの。

ただ、そこに生活していた人がいた。

この一言に尽きます。
それが、わかれば良いんだなぁと。

音声案内を借りたせいか、没入感がすごくて、途中学生たちに取り囲まれていることに気づいてびっくりしたりしました。

写真や資料とじっくりと対話をしているようなそんな時間でした。

主語がない日本語表現が、考えさせられる言葉。

誰も責めていないのにも交換が持てたし、メッセージ性を強く押し出しているわけでもなく、ただただ事実があったという記録だけを見せていく。

写真も撮られた人、撮った人がいるだけ。
そこにある何かが伝わってくるだけなんです。

ニュートラルに表現されていることに、展示を作った人の意志を強く感じました。

途中にこみ上げてくるものがあったりするのも確かなんですが、これは誰にでも伝わる展示なんだなと。

被害者でも加害者でもない無害者という心理的には高みのポジションにいる視点。
人類さえも否定せずに、ただあるがままを残していくということ。

これは理屈ではなく、見た方が良いなと思ったりします。
修学旅行みたいな半強制的なものでなく、自分の意志で決めて、自分の足で訪れたい場所です。
その価値が十二分にあると感じました。

原爆ドームは調査中

毎日の暮らしを丁寧に、美味しいものを食べて、対話をすること。
できたら好きなことを日々の生活に取り入れて楽しむこと。
平和であることを自分なりに意識していくこと。
余裕の部分で周りと分かち合うこと。
自分も周りの尊重すること。

最初の一行だけでもいいんじゃないかな。

豚ねぎそば@長田屋

広島の町は美しかったな、お好み焼きが美味かったなと思いながら。

広島平和記念資料館
http://hpmmuseum.jp

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ザ・ニュートラル研修開催しました。

山口県で「ザ・ニュートラル」のセミナーを開催しました。
前回の「ザ・リーダーシップ」セミナーに続く第二弾です。

ザ・リーダーシップは、自分がワンアンドオンリーな存在であること。
心の声を聞いて正直に生きることがテーマでした。

ザ・ニュートラルは、一人が二人になると分離が起きる。
まさに人間関係は、分離がテーマである。

分離をすることで、目に見えない力学が生まれる。
人間関係の力学である。関係性ともいう。

自立と依存、ポジティブとネガティブ、夢と現実、男性と女性・・・
上と下があり、右と左があるということだ。

その鍵を握っているのは感情である。

もしも分離した感情が統合されたらどうなるのか?

僕が青春時代を生きた80年代は、世界を一つにしようという流れがあった。
二極化された世界を統一するための動きだったのかもしれない。

令和の今現在、個性が大事であり、多様性に向かっている。
そうしたら、分断という言葉が現れている。
分離していることが問題だと言われている。

統合と分離を繰り返して世界は進化していく流れがある。

ニュートラルは、右でないし左でもない。真ん中でもないかもしれない。
右であり、左であり、真ん中でもある。

あるがままに物事を受け入れる態度だといえる。
善悪はないのだ。

自分の中にある、上と下である自立と依存、右と左であるポジティブとネガティブ。
自分の外にある、自立と依存の関係性、ポジティブとネガティブの関係性を統合すること。

わかりあえないからわかりあえるに変えることが統合ということです。

自立も依存が問題を引き起こし、ポジティブもネガティブも問題を引き起こす。
どちらもバランスを崩している状態なのだ。

自分がバランスを崩していれば、周りとの関係性でバランスをとろうとする。

文字で書くと難しくなりがちですが、これ体験すればすぐにわかります。
自分のバランスの乱れが世界に反映されるのです。

ただ、ニュートラルであり続けるには、喜劇も喜劇もドラマを引き起こさないという覚悟がいるかもしれません。

生きているということは、バランスを崩し続けるということでもありますから。
そのサポートができていければいいなと僕は思ったりもしています。

人にはそれぞれの物語があります。

例えば、僕の場合、マクドナルドのハンバーガーは、母親との思い出として残っています。
一緒に食べて喜びを分かち合ったことが思い出にあります。
ジャンクだなんだと文句を言われたら怒りで震えてしまうでしょう。
それくらいに大事な思い出なんだと思い出したら涙があふれました。

そんな思いを手放しても良いし、手放さなくてもいい。
そんな自分を受け入れたら感情的に反応しなくなるでしょう。

「いろんな考え方があるね」と冷静に聞けるかもしれません。
そして「僕にとっては母親との思い出の一品なんだよ」と伝えられるかもしれません。

これがニュートラル。

自分がニュートラルでいれば、周りの人たちのことも受け入れられるし、理解できるでしょう。

相手が歩み寄ってくれるのを待つのではなく、自分から歩み寄ることができるようになるのです。

あゆみよるか・・・言うは易し、行うは難し。でも、やってみるを繰り返していくのだ。

失敗を恐れず、成功も恐れず、ただ誠実にやっていこう。

講師をしながらそう思った。

様々なワークを積極的にやってくれた参加者の皆様。
僕にも多くの学びがありました。

理解と行動の速さに感動しました。

また、ネガティブな会話に人と人が深くつながる可能性を感じました。
人にはエネルギーだけでなく独自のリズムがあるかもしれないと好奇心が生まれました。

そして山口に読んでくれた主催者の方にも感謝です。
新たな挑戦と経験をありがとうございました。
僕自身の可能性を見ることができました。

参加者の皆さんの現場に帰ってからの変化をお聞きしたいですね。

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