ポジティブという病

人間関係には、無意識的な力学がある。

2人の人間がいると、片方がポジティブになれば、もう片方がネガティブになる。

これは電気がプラスがあればマイナスがあり、磁極がN極があればS極があるという自然の摂理。
マニアックにいえばダイポールだということ。単独では存在しないということです。

そして、一人の人間の中でもこのポジティブとネガティブが存在します。
それは、右脳と左脳。
役割が違うのです。

左脳はネガティブになります。
なぜなら言語があるから。
言語って現実的な要素を持っているから。

お気楽なポジティブなことばかり考えているのは右脳です。
きっと右脳しかなければ人類は滅亡しているでしょう。
左脳しかなければ、つまらない世の中になっていると思いますが(笑)

一人の人間の中で、ポイジティブとネガティブのどちらにも振れていないニュートラルな状態であることが理想です。

お気楽でもなく深刻でもない。
どういう状況かといえば、現実を淡々と受け入れている状態です。
勝手にドラマを作ってバランスを崩すようなこともない姿勢です。

誰が言っているのか知らないが、ポジティブ信仰が強い人たちがいます。

その人たちの悩みは「なんで、みんなネガティブなんだ!」ということ。
「うちの部下は馬鹿ばっかり」とかね。

「そりゃ、あんたがポジティブすぎるからだよ。」

社会的にポジティブでいる人たちにいる裏の人たち、つまり、家族ですね。
家族に問題がでることがとても多いです。

家族問題を解決する場合、個人セッションで個別に見ていく必要があります。
チームや家族の問題は、それぞれが影響しあっていることを知っておくことがとても重要です。
関係性の力学はとても興味深いです。
誰が鍵を握っているのか、意外な人が解決する鍵を持っている場合もあるのです。

ポジティブであらねばならないということはありません。
それはポジティブ依存症です。

逆にネガティブであらねばならないということもあるんですよね。
ネガティブ依存症の人もいます。

僕らが目指すのはニュートラルな人なんです。
これは感情を麻痺して感じなくすることではありません。

風が吹くように、ポジティブにもネガティブにも自由に動けることが大事です。
どこかで固まっているのは不健全な状態なのです。

ポジティブな傾向があるのか、ネガティブな傾向があるのか知っておくと良いかもしれません。

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アデニウム8年目に突入

久々の更新です。
アデニウムを育て初めて8年が経ちました。
8歳の誕生日おめでとう。

前回の更新から約1年半。
この冬の越冬に失敗して大半を枯らしてしまいました。
暖冬でベランダに出しっぱしでいたせいで、株が腐ってブヨブヨになってしまいました。

で、残ったのが2株です。

アデニウム

赤レンジャー君と呼んでいた子とふーちゃんと呼んでいた子です。

さて、なぜ彼らが生き残ったかについてお話をしましょう。

赤レンジャー君は、昨年の2019年8月に根っこが腐っていたのが発覚。

アデニウム根腐れ

よく見ると根腐れしているのがわかりますが、実際には触れて確かめないとわかりません。
アデニウムを育てるときには触って元気かどうか調べる必要があります。
パンパンに張っている感じは元気、ブヨブヨしている時は治療が必要です。
僕の治療方法はこちら(その1その2その3)で紹介しています。

根が腐ったアデニウム

見ただけだとわかりずらいですね。
どこまで腐っているのかが重要です。
腐っている部分は全部取り去ります。

表面だけが痛んでいたのがラッキーです。
早期発見、早期治療は人間と同じですね。

根腐れしたアデニウムを処置する

殺菌剤を塗って、傷口を乾かすためにしばらく放置です。

で、そのまま軒下に放置して約8ヶ月。
雨にも当たらず、陽にも当たらずにベランダに放置していました。
単に植え替えが面倒だったからほっておいたのです。

それを今年5月に植えました。
で、8月現在がこちらです。

根腐れから復活したアデニウム

傷口は完全に復活しています。そりゃ放置期間が長いから。

植えたときには、丸坊主でしたが、今でもこのように葉っぱもでて元気にしています。

もう一株のアデニウムのふーちゃんは、他の株と同じようにベランダの日差しが当たるところに放置していました。

他の株が腐っていた中で、比較的に大丈夫そうだった子だったので、そのまま育ててみました。

なぜ、この子が生き残ったのかというと株が小さいからです。
大きな株は、不思議と根腐れしやすいのですが、小さな株のほうが丈夫です。
うちの場合、この傾向があります。

さてこの株は、枯れた枝もあり、表面も腐っていたようだったのですが、触れても張りがあったので、何も処置をせずに、このまま育ててみようと思って、今に至ります。

アデニウム。傷が痛々しい。

幹を見てみると、黒く傷がでてきましたね。
そして色が茶色になっています。
その上のほうの枝は完全に枯れています。

あえて枝を切ったりしていません。
アデニウム任せにして大丈夫かはわかりませんが実験です。

今のところ様子を観察している限り大丈夫そうです。

なんとか復活したアデニウムを大事に育てていこうと思っています。

アデニウム

■ 他のアデニウムの記事は
実生アデニウム・アラビカム(砂漠のバラ)インデックス」へ


ワラーチワークショップに参加してみた

昨年オープンしてから、ちょくちょくと寄ってビールやらコーヒーやらをいただいている高尾ベースキャンプ

そこで何やらワラーチのワークショップがあるらしいと聞いて気になっていました。

裸足に近い感覚で歩いたり走ったりすることで健康になっていくらしいという噂、トレランの人たちの中で有名な書籍BORN TO RUN 走るために生まれた ウルトラランナーVS人類最強の“走る民族”に書かれているタラウマラ族の放送を見たのがキッカケです。

born to run といえば僕にとってはこれなんだけどね。

どうも高尾ベースキャンプでも超人気のイベントらしくラッキーにも参加することができました。
「ワラーチワークショップ麻@高尾ベース」というイベントです。

ワラーチの部品

ワークショップリーダーの板井麻恵さんは、裸足愛好家であり、この気持ち良さと健康的な考え方を伝えるために好きでやっているとのこと。
もうワラーチ愛がすごいです。

ワラーチの世界は自由な世界らしく、様々な人たちが様々な方法で教えているらしいです。
ようは楽しく走ったり歩けたらいいというわけ。
とてもシンプルです。

ワラーチワークショップ

人の足は千差万別。右と左の足なんてシンメトリーではなくどちらも違う足なんだから、自分にあったものを作るのが一番良いですからね。

自分の足形をとってもらい、その型に沿って切ったり穴を開けたり、自分で好きなパーツを選んだり、細かい調整はやってもらったりととてもステキな時間でした。

僕のファースト・ワラーチ

この手作り感満載感がたまりません。
世界で自分のために自分で作ったサンダルです。
自分にピッタリ合ったサンダルです。

ワラーチ

ギリギリの大きさです。
これが走るのに良いみたい。

このワラーチを試すために、午後は清掃も兼ねて高尾登山です。
一号路から金比羅尾根を降りるコースを選択。

人が多いところはゴミも多いですね。
特に人が休憩するところ。
ベンチ、お店の近くは思っていた以上にゴミだらけ。
ディズニーのキャストのようにササっとゴミを片付ける人たちがいたらいいのに・・・

日頃、高尾で遊ばせてもらっているのでゴミ掃除も楽しいものでした。
やらされる清掃活動ってイヤだったんだけど、自らやろうとした活動って楽しいものですね。
意識の差で結果は変わるよね。

登山道に入ったら板井麻恵さんが気持ち良さげに裸足で歩き始めたんです。
そうしたらやるしかないでしょう。
裸足で僕も歩いてみました。

小石がゴロゴロしているところは痛いです。
でも、こういうところは人間が意図的に石を巻いている。
不自然な状態なんですよね。

自然なところは歩いていて気持ちが良いです。
ただし、普段の100倍くらい、よく見ようとするし、足裏センサーを発揮させます。
そうすることで不思議なスイッチが入る感じがします。
だんだんと気持ちがよくなっていくのです。
こればっかりは、やってみないとわからない感覚かも。

特に、こういう湿ったところはクッションが効いていて気持ちが良いし、泥の感触がたまらないですね。

これはアーシングでありグランディングですね。
理屈うんぬんではなく体感で感じる世界ですね。

金比羅尾根を裸足で歩き通せました。

こんなにゴミが集まりました。
小説が落ちていたり、靴底のビムラムが落ちていたり、、、
みんなゴミは持ち帰ろうね。

僕はワラーチで高尾の山を歩くことを試そうと思います。
沢も裸足が楽しいらしいと聞いたので裏高尾のあのポイントもワラーチでいかねば、シノギングもかな。
筑波山もいいらしいので、今度連れて行ってもらおう。

最後にこの詩を思い出したので紹介します。

尊いのは頭でなく
手でなく足の裏である
一生 人に知られず
一生 きたない処と接し
黙々として
その努めを果たしてゆく
足の裏が教えるもの
しんみんよ
足の裏的な仕事をし
足の裏的な人間になれ

頭から光がでる
まだまだだめ
額から光がでる
まだまだいかん
足の裏から光がでる
そのような方こそ
本当に偉い人である

尊いのは足の裏である /坂村真民

■ワラーチワークショップ麻
https://asa1029.thebase.in

■裸足愛好家-板井麻恵
https://takaobc.com/445/

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ザ・リーダーシップ研修を開催しました

フリースタイルでは裏メニューで、オーダーメイドで研修承っております。
出張でセミナー・ワークショップ・個人セッションを提供しています。

ステキな方たちに呼ばれて西のほうへ、医療関係者の方々に個人セッションとワークショップをさせていただきました。

港町

前日から入り、その街を感じます。

環境が潜在的に人間に与える影響って大きくて、その場所独自のノリというものがあります。
各地に呼んでくださる主催者のお陰でその体験を積み重ねさせてもらっています。
天・地・人といいますが、どこに住んでいるのか、どんな家に住んでいるかは、とても重要な要素になります。

セミナールーム

主催者はソースセミナーを受講してくれているので、セッションルームも遊び心に満ちあふれています。

これはクライアントさんたちに創造的なエネルギー注入になることに間違いはありません。

この壁についているカラフルなものは、ボルダリングという室内用の岩登りの器具です。これに手足を乗せて登ったり降りたり横に移動したりしてトレーニングするものです。オリンピックの種目にもなってますね。

ついつい休憩時間に登ってしまいました。肩甲骨がよく動いて肩こりにもよく効くし、体がしなやかに使うことで元気になりますね。

必要であれば、フェイスガードもマスクもしてセッションしました。
対策もバッチリです。

クライアントさんらは自分を癒し、真摯に向き合うことで、新たな自分を発見していました。
ストレスから解放された姿は美しいのですよね。
自分らしいってどうして美しく変化するのでしょうね?

夜は美味しいものをいただきながら今後のミーティング。
楽しく対話することで、よりよいものが生まれます。
僕自身は楽しいと自由という欲求が強いので、そのほうがパフォーマンスが上がります。
ストレスがなければ最高のセミナーになるのです。

蔦屋図書館

セミナー会場はここでした。
夜の風景が幻想的ですね。
人が集まるということは、とても重要なことだと改めて思いました。
人がいるって場が活性化するし、人が笑っている姿を見ているとこちらも嬉しくなりますから。
他者から受けるエネルギーって偉大です。

セミナー会場

僕のセミナーは知識も伝えますが、基本的に体験型です。
参加者はすでに答えを持っているのは大前提として、もうすでに必要な情報などのリソースは持っていると思っています。
僕ができることは、参加者のみなさんの意欲を高めるだけ。
ストレスを解放したり、心理ブロックを外したり、自分の中の可能性に気付いたりすることで、みなさんがよりよい方向に変わっていきます。

リーダーシップセミナー

今回のタイトルは「ザ・リーダーシップ」。

一人一人がリーダーなんです。
みんな課題が違うだけ。生まれてきた目的が違うと言っても良いです。
多様性があるので、みんな違う方向を向いています。
それで良いです。

ただ、チームとして動くときにはちょっとだけ違うのです。
リーダーがビジョンを示して、リーダーがビジョンを体現する必要があります。
そして、他のチームのメンバーがフォロワーとして協力していくのです。
フォロワーは、リーダーと能力が違うので活躍の仕方が違うのです。

チームというのもは有機的でもありますので、リーダーが交代してもいいのです。
理想はみんな一人一人がリーダーであり、みんなへのフォロワーなんですね。

そのためにも、自分が自分のリーダーであるために重要なワークをいくつもしました。

みんな積極的に参加してくれて嬉しかったです。
一人一人がクリエイティブなので、僕が一番学んだかもしれません。
ありがとうございます。

リーダーシップセミナー

感想もいただいています。

  • あっという間の時間だった。
  • たくさん気づきがありました。
  • これから何をすべきか見えた気がする。
  • 楽しくスッキリした気分で帰ることができました。
  • すごい面白い体験をさせていただきました、また次回もすごく楽しみです。
  • 自分の殻をいい意味で解放できる機会を頂いて本当に嬉しいです。
  • 楽しかった。ゾワっとしながらも心地よかった。
  • 仕事が楽しくなった。

それぞれが、それぞれの持ち場でリーダーシップを発揮することを楽しみにしています。

また秋にお会いしましょう!

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