人生の大きな分岐点の時に、今まで進んできた道を進むべきか?それとも辞めて違う道を進むべきか?悩む子がある。
例えば、入試だったり、資格試験だったり、会社勤めだったり、事業だったり、夫婦関係だったり、お金をかけてきたこと、時間を使ってきたこと、エネルギーを注いできたこと。
続けるのか?辞めるのか?それが問題だ。
ということを考えることがあります。
メンタルトレーナー上田正敏です。
心理的には、辞める方が難しいです。登山の世界でも撤退するべき時に進んでしまって遭難という事故が起きます。撤退のタイミングを決めることは難しいのです。
なぜなら人は今までしたことを手放して新しいことをすることを避ける傾向があります。惰性で進んだ方が心理的には楽です。つまり辞めるタイミングを逃して進んでしまうことが多いのです。
始めるのは簡単であり、続けるのは難しく、さらに辞めるのは最も難しい決断です。
続けたほうがいいのか?辞めて違う道に進んだ方がいいのか?いろんな人に話を聞くと、「続けた方がいい」という経験をした人は50%、「辞めて違う道に進んで良かった」という人が50%いました。つまり、どちらも可能性があるということ。だからどちらを選んでもいいということ。最終的に決めるのは自分だから。どちらを選んでも利益を得るのも自分だし後悔するのも自分だから。
自分で判断するのは難しい。家族も判断するのも難しい。同僚や仲間も判断するのは難しいです。それは感情が入っているから。「きっとうまくいく」と信じたい人が多くいるからです。事実を客観的に見ることができる人に相談するのもひとつの方法です。
同じ道を進むことを選んだ人は、今までと同じようにやっていたら上手くいきません。上手くいなかったから悩んでいるのです。東大の受験企画を見ていた時に1日に14時間くらい勉強して合格できるレベルに達するという話を聞いてビックリしました。当時の自分には無理な数字ですね。受験してないが・・・。本気でやるなら毎日このくらい勉強する自分に変える必要があるということです。今までのように勉強をしていたら受からないということです。自分を追い込むことができるかどうかが鍵を握ります。ワクワクすることをしようというのが僕の基本方針なので、この場合、毎日10時間もできるんだ!とワクワクする人がチャレンジしたらいいのだと思っています。そんな大変なことをしたくないとか、できないとかなら、辞めた方がいいんじゃないかと思います。
やりたくないとか、できないという人は、やりたいことやできることを探せばいいのです。そんだけ勉強が嫌いなら、他の好きが必ずあるからです。好きなことなら勝手に勉強をするものです。
違う道に進むことを選んだ人は、今までの苦労は別の形で報われる日がきます。経験というものは無駄にはなりません。自分を形作る大切な核となっていきます。自分が本気でやりたいと思った時に、自分の全能力を使う必要があります。それは良い経験だけでなく悪い経験も総動員することになるから。苦労は買ってでもしなくていいのが現代です。本気でやることには苦労はあるものです。いやないかもしれない。
辞めるなら早い方がいいです。いつまでも粘ってダメだったら大変だもの。違う道がいいと思ったらすぐにそっちに行った方がいい。時間は有限です。新しいことを始めるなら早ければ早い方がいい。
「やればできるが、やらなくてもいいんだ。」これ魔法の言葉です。これでホッとするなら違う道を進んでもいいかも。
大事なことは自分の人生は自分で決めることです。
周りの協力が必要ならば、親であってもきちんと頭を下げてお願いすることです。パートナーにもですね。身近な人への感謝がないということは、本気でやろうとしていないことです。世の中は本気の人は優しいのです。嘘をついている人にはきびしいです。自分に正直であることが大切なのです。
続けるべきか、辞めるべきか。自分を見つめて答えをだすことが大切です。
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