都立高校でのワークショップ修了

7月には5校でワークショップを提供してきました。

学校なんて偏差値で横割りで変わらないよと僕が中学の時には思っていました。なので学校見学なんていきませんでした。幸運なことに自分に合っている学校に出会って来たので問題はありませんでした。

ここ数年、高校でワークショップをしていて、学校によって学生の雰囲気が違うんですよね。これ不思議で自分なりに研究しているところです。偏差値、先生、学生、地域、立地、伝統・・・何が関係するのでしょうか。これだという確証は得られていません。

だからこそ、学校見学がとても重要なのではないかと思っています。

みんな仲良くというのは無理なことはわかっています。なぜなら人には相性があるから。日本は同じを求められていますが、これから国際化が進めば進むほど違いを尊重することが求められて来ます。今は違いは攻撃対象になっていますから。まぁ、この問題は人間である以上逃げられない問題なのかもしれません。

なので、学校などの組織と相性が悪いということも起きるでしょう。特に学生時代は学校から逃げることは難しいです。社会人ともなれば、好きな組織に属することがしやすいです。逃げることは学生よりも簡単になります。合わなかったら学生は大変よね。

僕自身は何処でも誰でも学ぶことは楽しいと伝えたいと思っています。

僕にとって学ぶとは新しいことを知ること、新しいことができるようになること、自分の知識や経験を周りと分かち合うことができるようになることです。

ワークショップはその手段です。キャリアやコミュニケーションなど3種類のワークショップをして、立場も色々とやりましたが、同じ想いでしています。

学生さんたちもいろんな人がいて、先生たちもいろんな思いを持っているので、それも尊重したいなと思ったりもしています。

ただ、僕が見ている世界は僕だけのものだし、自分自身の想いを大切にすることも大切だと思っています。言葉にするのが照れくさいのですが、大きな愛を与えることができたら良いなと思っています。実際には勇気づけする言葉をかけるということでしょうか。やり方は試行錯誤中です。

何を与えられるのか?

この問いは2023年の大きな僕のテーマになっています。時々の初心わするべからずですね。

改めて今年のあなたのテーマは何でしょうか?

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量子力学とファシリテーション

man standing near body of water

セミナーやワークショップでグループワークをする時に、グループをサポートしてくれる人が付くことがある。もちろん、小さなものではセミナーリーダーや講師の方がサポートしてくれることがある。そんな人をファシリテーターと呼んでいます。グループが円滑に意見をシェアしたり、活動するための技術がファシリテーションです。

ファシリテーターがグループに影響を与えないようにとか言う場合もありますが、これ絶対に無理なことなんですよね。人はいるあけで影響を与えてしまう。介入も少ない方が良いと言ったりもしますが、いるだけで影響を感じるんですよね。

量子力学の考え方で、観察者がいる時といない時で、実験結果が変わるという現象が起こります。観測問題とも呼ばれています。

この場合、グループにファシリテーターがいるかいないかで結果が変わるということです。

そして、いる場合といない場合を比較検証ができないということでもあります。科学の実験とは違い人間の場合は比較検討が難しいのです。心理実験も傾向しかわかりませんから。

僕自身がファシリテーターである場合に、その場にいる人は影響を与え合っていると考えています。なので、自分も含めて全体をグループと考えてファシリテーションします。いる人は全員参加者という考え方です。例え見学者の方でも。場の外側で起きていることも必要な情報を持っていると考えています。僕の意識している範囲内はすべて影響力を持っている場だと考えています。

ファシリテーターってその場を支配するゲームマスター的な要素があるんですよね。いくら気配を消そうが、いくら介入しないようにしていようが、いくらコントロールしないでいようが、影響を与えているのです。

逆説的ですが、この影響力を与えていることを認めていることが、一番影響を与えないんじゃないかなと思ったりするんですよね。自分も場づくりをしている仲間になってしまうという意識です。

ファシリテーターという言葉に出会って25年。もうそんなに経っているんですね。

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本当に教育って必要なのか?

学ぶとは何か?
教えるとは何か?

そんなことを起業してから考えています。勉強が嫌いな社会人が8割くらいいるという調査を読んだこともあります。学ぶことが嫌いになる教育が問題だと思っています。

義務教育は中学校までで、高校とかも学びたくて通っているのか疑問に思うこともあります。あの10代の好奇心に満ちた時代を嫌なことに時間を費やす必要はあるのでしょうか。自分が興味ある分野を学ぶことが大事だと思っています。また、学ぶ方法も本を読んだり、教室に座って話を聞いたりする以外の学び方をしても良いのではないかと思っています。

大学も僕は研究機関だと思っているので、みんながみんな通うところではないと思っています。大企業に就職するには学歴は必要かもしれませんが、実際に肩書きではないと思っている部分も多いです。

これは僕が恵まれているからそう思うのかもしれません。実際に学歴コンプレックというものがあり、世間の偏見もあったりするので、精神面で学歴があったほうが得なことも多そうです。

僕も「ストレスがなければ勉強は簡単」というコンセプトで、個人セッションで苦手意識を取り除くことをしたり、セラピーの手法を教えたり、好きなことを発見分析するワークショップを提供してきています。

その場で感じるのは、勉強にトラウマを持っている人が多いということ。そして学び方はその人に合った方法が必ずあるという確信です。

学び合う友人のお子さんが、高校を中退して、欧州にバレエ留学しました。日本では中卒という学歴ですね。バレエ留学先でですね、なんと大学院卒までの資格を得たそうです。バレエという専門性を学ぶことでです。自分が興味ある分野を突き詰めてることが学びの本質だと僕は思っています。

偏差値教育に相性が良かった人たちが作るシステムは、自分たちを成功例にする仕組みしか作れないでしょう。無意識に自分達に優位な教育システムを構築しているのではないかと思っています。小学校から受験があれば、人間関係は偏差値による縦割り教育になっていくでしょう。僕自身は、偏差値が高い人たちは高い人たちで役割があると思っているので、そこで活躍していく人になってもらえば良いと思っています。

偏差値以外の評価軸が必要だと僕は思っているのです。科目でいえば、体育が得意だとか、音楽が得意だとか、主要語科目以外の分野に特化した学校があっても良いと思っています。

そして、学校で教えていないことに特性がある人もいるでしょう。そんな人が学ぶ場があっても良いのではないかと思っています。専門性を学ぶ上で、主要語科目が必要になった時に学べば良いと思っています。

自分がライフワークとして追求していきたい学びがでれば良いんじゃないかと思うのです。それには、自分が好きだとか、得意だとか、周りに喜ばれるとか、そんな軸があったら良いなと思ったりしています。

子供のうちに学ぶことは楽しいということがわかり、大人になってもどんな形であれ学び続ける人になってもらいたいなと思ったりしています。

それが自分自身を作っていくことになるのだと思っています。

教育が必要なんだけど、その方法は違うかもしれないというのが僕の答えです。

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ファシリテーションを学ぶ唯一の方法

先日の高校でのワークショップで、こんなことがありました。

ワークショップが終わって帰る時に…

学生「まぁちゃん、みかぽん、さーや大好きだよ!」
僕 「俺も愛しているよ!」
学生達(爆)
学生「あの人たち完璧だ…」

というようなことがあったのです。

高校生達からのお試しに躊躇なく応えました。

この出来事を振り返ると、今まで受けてきた様々なワークショップのことを思い出しました。例えば救急車が通れば「緊急事態ですね」と起きることをすべて使う心理学系ワークショップ。参加者が何を言っても必ず拾っていた演劇系ワークショップ。すべてがOKなんだと教えてくれたセラピー系ワークショップ。周りの反応に躊躇なく反応する即興系のワークショップ。

良いワークショップ、悪いワークショップ、様々なものがありました。これ良いから良いのではなく、悪いから悪いということもありません。すべてが学びにつながります。そして、良い/悪いというのは僕の判断にすぎず、正確に言えば好き/嫌いでしかありません。

好きなものは真似て、嫌いなものは工夫をする。

それだけなんです。特にこの人のワークショップが良いなと思えば、マネができるようになるまで通います。教えてもらうこともありますが、それはスタートに過ぎず、その人から盗むのが本当の学びだと思っています。教えてもらったものって、実際に現場では使えません。できるようになるまで自分が経験を積む必要があるからです。

学術系の人たちは体系化、一般化できないかと研究をしていますが、僕は人間性の影響が強いと感じているので、その人が持つ才能によるものだと考えています。つまり個性ということです。

自分の個性を見つけるには多くの人に出会い観察することだと思っています。出会いがあるから、いいなと惹かれるのです。

ファシリテーションを学ぶには、多くの方のワークショップを受講したり体験したりするしかないのだと僕は思っています。

とあるワークショップのワンシーンから、僕の体験してきたものが見えた興味深い体験でした。感謝しかありませんね。

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高校生にワークショップを提供する理由

昨日も高校にワークショップに行った。都立高校も学校により個性がある。もちろん、学年やクラスによる個性もあるが、学校には校風というものがあるものだと感じる。

僕が高校生にワークショップをする理由は、今の高校生のことを知りたいからだ。10代の感情が時代を読んでいる人たちだと思っているから。なので、彼らから学ぶことは多いのだ。人間というものはほとんど進化しないけれど、時代は変わっていくので、「今時の若い子たちは…」という老人たちの言葉は違う気がする。今時の子達は、僕らとなんら変わりはないのだ。

もうひとつの理由があって、それは、子供達に「自分の好きを大事にする」「自分に合った学び方がある」「様々な大人と出会うこと」を伝えたいからだ。

自分の好きを大事にする

好きというのは、興味、好奇心、ワクワクなどと言い換えることもできる。好きとは恋に落ちることと同じで理屈ではない。恋に落ちたからこそ、恋に落ちた理由を考えるものだ。好きは本能に近い感情なのだ。自分の好きという欲求を大切にすることは、自分自身を確立していくことにつながる。自分の好きを尊重することができれば、相手の好きも尊重することができ、自分も相手も社会もよりよい影響を与えられるようになる人可能性を秘めている。

自分にあった学び方がある

僕自身、学校教育に疑問を持ったのは、大人になってから学んだ仕事に使っているセラピーの技術の学び方がワークショップ方式だったからだ。それぞれの気づきを分かち合い、その場でしか起きない学びが起きることに衝撃を受けたからだ。今までの知識を詰め込むだけの教育は楽しくなかったのだ。僕自身は、今の教育にもそれなりに上手くやってこれたので問題にはならなかったんだけれど、学ぶことは楽しく、自分を発見したり、世界を発見したりする喜びは伝えたい。誰かに教えてもらうのではなく、自分から学ぶ方法を知っていることが大事だと思っている。学校教育は学ぶことが楽しいことを伝えることだけしていれば良いと思っている。現状は勉強嫌いな大人が大半なのだ。

様々な大人と出会う

子供の世界は狭い。同世代の友人はいるが他の世代との交流は少ない。特に大人との接点は、親や教師以外にはほとんどない。社会にでるとか働くとかの参考になる人がとても少ないのだ。十人十色で様々な大人がいる。人の数だけ生き方はある。100%同じ人はいないが、目指している方向性が似ている人はいるのだ。そんな人に出会えたら幸運なのである。そんな人に出会うためには好奇心を持って人と会っていくこと。そして手を差し伸べてくれる人に気づくことが大切なのである。もちろん良い人、悪い人もどちらもいるので、見極める目を養うのも多くの人と出会うからできるようになるのだ。

まとめ

今回の生徒さんたちは積極的にワークに参加してくれた。興味がなさそうな子も周りと話をしている子も何気に話を聞いているのだ。そして興味があることはやりないことはやらない。それもありだ。学び方も人それぞだし、学ぶタイミングもある。何か伝わったらいいな。

今回ワークショップを提供するために組んだメンバーが良かったので、改めて、なぜ高校生にワークショップをするのかを考えてみました。その人が持つ人生経験の話を聞くのは大好きなことだと改めて思った。そして、誰からも学ぶことができるんだなと。ありがとうございました。

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ファシリテーションとは何か?

僕がファシリテーションという言葉に出会ったのは、1998年の頃。学んでいたセラピーで使われていた言葉であった。ワークショップのファシリテーションと使ったり、個人セッションでのファシリテーションという使い方をしていた。その頃から今までも興味を持っている分野だ。

ファシリテーションとは何かについて、米国の講師は「make easy」(簡単にすることだ)と言って、なるほどと思っていた。個人でもグループで起きている問題や課題を簡単にすれば、望む方向に変わっていく。

そのセラピーでは、セラピストではなく、ファシリテーターという言葉を使っていた。我々は癒す人ではなく教育者なんだと。クライアントが自分自身で癒すことしかできない。我々は本人が癒せるようになるために導くことしかできないようなことを言っていた。個人の自立と選択を何よりも大切にしたセラピーであった。

教育について興味を持った。そして、ワークショップを仕事をすると決めたのは2000年の頃である。「教えるって何?」というテーマも今でも持ち続けている。そこで衝撃を受けた言葉があった。「教えない教育」が大切なんだとその方は言っていた。

実際に、必要最低限のことしか教えません。その場にいる人すべてが理解できる内容です。わからない人がいないように簡単にわかりやすく教えてくれる。とっても簡単。できた気になれる。で、実際にやってみるとできない。そこで質問をする。そこで初めて彼は教えてくれる。

教えないのではなく、生徒が興味を持って意欲的になった時に初めて教えてくれるという教育法であった。ここに衝撃を受けた。ちょっと知識をかじった程度の人は教えたがる。相手の様子に関係なく自己満足のために教えてくれる。これは時に嬉しい時もあるが迷惑になることもある。

その後、ワークショップやセミナーなど人が集まるところでは、進行役の人がどのような振る舞いをしているか観察をするようになった。自分が良いと思うものは取り入れ、気に入らない時には我が身を振り返えり手放した。なので良いファシリテーターも悪いファシリテーターもどちらも師なのだ。

素晴らしいと思えるファシリテータに出会えることは至福の喜び。あんなように場を動かすことが出来たらいいなと思う。そんな尊敬する方は何人かいるのだ。もちろん完璧な人はいない。ちょっとずつ素晴らしいところを見つけてマネをするようにする。

マネはは「学び」の語源にもなっているので、真似るということはとても大切。理解は後でかまわないと僕は思っている。子供の学習法はいつもマネるだ。楽しいことを真似ていく。大人は理解してからでないと動かないものだが、頭よりも身体性のほうが僕は賢いと思っている。

子供の頃は、知らないことがあふれていた。知りたいこと、やりたいことがいっぱい。好奇心のまま動いていた。勉強とは思わずに様々なことを学び、できるようになったり、わかるようになったり、人に伝えたりする。ストレスがなければ学ぶことは簡単な時代であった。そんな学び方を大人になってからもできるようになるのが理想だと思っている。

先日の即興のワークショップは教育的だなと思いながら受けていた。ファシリテーターを育てるために開かれている場のような感じがした。身体を動かしながらも丁寧に教えて知的好奇心も満足させてくれる。

教えすぎなんじゃないかなと思っていたのだが、ふと寝起きに「あぁそうか」という気づきが訪れた。それは「劣等感を持たせない」ということだ。人はできない時に劣等感を持つ。周りと比べてできないと感じると落ち込むようにできている。集団性の生き物だからかもしれない。

人には才能も経験も違うのだからできないのが当たり前と思えない。なぜ自分はできないのかと責めてしまうことがある。これがあると自分自身に枠を作り、新たなる挑戦をしなくなっていく。自分が内に内に閉じこもっていく。子供のが輝いて見えるのはできる未来を信じて疑わないからだ。

劣等感を持たせないように解説をしていく。これは教えない教育にもつながるなと思った朝なのだった。新しい視点が手に入った。後からふとやってくる気づきは、体験型の学習の好きなところのひとつだ。自分のペースで学べるから。

これからも大事にしていこう。僕も大人が人生について学べるワークショップ開催していこう。

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インプロ・ワークショップに参加してみた

友人が長年主催をしているインプロのワークショップに参加してきました。インプロとはImprovisationの略で、即興劇のことなんです。台本がなくて、その場で起きることを受け取ってつなげていく演劇です。

インプロへの興味は、心理セラピーを学んでいる時にロールプレイやサイコドラマを体験したところから始まります。心理療法の源流には演劇があると言われていて、演じることで癒しが起きることがあるのです。フォーカスパーソン、ファミリーコンステレーション、プレイバックシアターなど様々な演劇的なセラピーを体験しました。それでも興味がつきなくて緊急クラウンのワークショップ、ワークショップデザイナー育成プログラム、セタパブの演劇ワークショップなどを受けたりして現在があります。また、個人セッションやワークショップで演劇的な手法を使いながら見えない人間の内面を、外側に表現することで見える化することをしていきました。心理って言動にすべて現れますよね。ある意味でバレバレです。

こうやって過去を振り返ると即興劇に、かなりエネルギーを注いできてますね。

今回のインプロは10年以上前に読んだインプロゲームの著者でありインプロの第一人者の絹川友梨さんワークショップでした。amazonレビューにも書きましたが、ずっと受けてみたかったんです。ですがタイミングが合わず。今回参加できたことがラッキーでした。あーこ、ありがとう。

印象に残ったワークを書き残しておきます。尚、名前は僕が適当につけています。

上・下・右・左

ウン・パッのリズムで手を上・下・右・左にだし、もしも二人が同じ方向を向いちゃったらバンと相手に指を向ける。

「シアトルのボブさん」だっけか?名前のついていないワークからスタート。

これ「あっち向いてホイ」よりも面白い。相手に同調させようとしたり、相手に合わせないようにしたり、色々と試しているととてもエキサイティングなゲームでした。

リズムゲームって緊張するんですよね。リズムから外れないようにしちゃうからかしら。基本、同じリズムから外れたくなっちゃうのです。

鬼ごっこ

鬼を決めて、鬼が誰かをタッチしにいく。鬼にタッチされそうになっている人がつかまる前に誰かの名前を呼ぶと、名前を呼ばれた人が鬼になる。もしくは、誰かの名前を言えないで鬼につかまると鬼になるというゲームも面白かった。

みんなキャーキャーいいながら逃げるんです。いやいや、逃げなくていいだろう。だって誰かの名前を言えばいいんだから。逃げてたらそれ普通の鬼ごっこやん(笑)

もうね、みんな童心に帰ってそんこと関係ありません。鬼の人が名前を叫びまくって近づいてきたり。ナマハゲのようなゾンビのような迫力がありました。

見ているだけで面白い人たちです。

番号回し

「1」と言って誰かを指差し、指をさされた人が「2」と言いながら別の人を指さします。それを20までやります。これ1つの流れだと誰でもできるんです。当たり前ですね。

この流れが2つ、3つと増えていきます。ただし、数字を言って回すのは同じタイミングという制約があります。このリズムが面白かった。誰かに数字を回すために伝わるように意識を集中して伝えます。ただ、これに集中しすぎるとパスを回している時にパスを回されるとまったく受け取れないんです。自分がやることに夢中になっていると、自分へのパスが見えなくなっちゃうんです。与えると受けとるが同時にできない自分を発見しました。集中するというよりも周辺視野のようにボーッと全体に気づいている必要があるのです。これ次のゲームでも同じような体験をしました。

同時に声をだす

これ2つのパターンをやりました。

一つ目は、2チームにわかれて、一つのチームはは例えば「くだもの」の名前を同時に言う。もうひとつのチームはなんと言っていたかを当てるゲームです。これ意外と聞こえないんです。伝わりやすい音声と伝わりずらい音声があるみたい。声質やら音量やら発音やら関係するのでしょうか。集中するのが楽しいです。

もうひとつは、みんなで円になって、3文字とか2文字とか文字数を決めて言葉を同時に発するんです。ゴールはみんな同じ言葉を言うこと。これね、自分が言葉を発すると相手の言葉は全く聞こえないんです。でも、周りの人たちは聞こえているみたい。なぜだと思っていたら、自分の声が大きいと自分の声しか聞こえなくなるそうな。小さくしても聞こえなかったり。僕は話すのと聞くのを同時にするのが苦手みたい。みんなよく聞いているなと感心しました。

これ声の大きい人に人は従ってしまうのがわかるそう。企業研修でやれば誰に従うかの主従関係が浮き彫りになりそうですね。声だけでもわかってしまうことがありそうです。

きっと僕は、聞く時にはむちゃくちゃ集中しているんでしょうね。だからカウンセラーになれるのでしょう。聞くことに集中しないと聞こえないから。怪我の功名というやつでしょうか。聖徳太子でなくていいのです。自分の特性を知っていれば。

相手に言葉を言わす

Aさん、Bさんを決めます。Aさんはお題の言葉、例えば「ダメだよ」をBさんに言わすためにAさんはBさんに言葉をかけていきます。シチュエーションは決まっていてこの時には「居酒屋」でした。この時はBさん役は僕でした。

Aさんが「最近、四又していてさぁ」という言葉に対して僕は「いいね」と肯定的に返しました。まんまカウンセリングです。Aさんはフリーズです。あぁ、きっと否定的な言葉なんだろうと予測をして、「一般的には最低な奴だよねとこの場合言うよね」とか言ったり。だんだんとクイズになってきてしまいました。これだとダメみたいなんです。

いかに自然に「ダメだよ」を言わせるか。即興劇なんで、その言葉を言う場面だったり、関係性だったり、必然性を作っていく必要があるのだそうです。どんな言葉が返ってきたとしても、「イエス・アンド」の精神で受け取って返していく必要があるのです。きっとこれが関係性を作っていくということなのでしょう。

平田オリザの演劇ワークショップ経験者には「旅行ですか?」と同じだよねと同じです。自然と「旅行ですか?」という台詞を言うためにその前の状況だったりやりとりだったりを考えるワークと同じなのです。それを即興劇でやるのだからハードルは一歩高い。

これ自在にできるようになれば劇作家になれるんじゃないかと思ったり。

シーンを作る

最後には2人1組でシーンを作り、それを回していくというもの。みんなで物語を紡いでいくのです。絹川友梨さんの声かけが見事としか言えません。生き生きと物語が展開していくように適切な言葉をなげかけていきます。また役者さんたちも、その言葉に乗って演じていくのです。演出家の仕事は偉大だ。

知らないってなんか面白いのです。自分の知らないことだったりしても、なんとか知っている知識をふくらませて演じてみる。人間が持つ創造性というのでしょうか。何かが生まれているのです。こうやって新しいものが産み出されていくのかという人間の営みを感じました。知らないって最高だなとみなさんのインプロを見ていて思ったのでした。

インプロの感想

気づいたことは2つ。

ひとつは、即興劇ってコメディになりがちだということ。それがダメだというのではなく、嘘は面白いからかもしれません。だって子供の頃のゴッコ遊びは楽しかったから。演じる原点は笑なのかもしれません。だからこそ、人は癒やされるのです。笑っちゃうと心が変わっちゃいますから。

もうひとつは、インプロはブリースリーの名言「Don’t thik, feel」(考えるな感じろ)ならぬ「Don’t thik, just do it」(考えずに動け!)だと思っていたのです。反応力勝負みたいなものだと思っていました。

ところが今回思ったのは、考える必要があるんだということ。身体は柔軟に受け取りながら頭はフル回転みたいな。ただ考えいるだけだと自分の内側にこもってしまうので考えるだけではダメ。身体だけ反応しているだけだと周りの言いなりになってしまう。誰かにコントロールされっぱなしになってしまう。若者たちのイワシ化しているとも言われているから。イワシ化とは群れの動きを感じとり反応することです。つまり集団の空気を読んで動くということ。

同調圧力が強い日本で、自分を表現するってチャレンジなのかもしれません。起業とかも同じなんだけど、自分から世の中になげかけることって大事なことなんですね。主体的になれる訓練にもなる可能性をインプロに感じました。

アフター

午前中にワークを終えて、ランチを有志でご一緒に。あーでもない、こーでもないと振り返える時間があって自分の内面を言葉にする時間を持てました。他の人の視点も聞けるのも学びでした。

ランチは「ザ・トリフターズ」というオシャレな鳥専門店で。ここのBGMはなぜか昭和や平成の懐かしい歌謡曲。ドリフターズを意識してでしょうか。話題も若々しい感じに。昔の歌は記憶の扉をあけますね。

コーヒーが飲みたい人は、さらにこの後にコメダへ。ここでは健康の話だったり、成熟した大人の話がでたりも。落ち着いた雰囲気ですからねコメダ。

場所が変わると話題が変わる。つまり舞台設定って潜在意識に大きな影響を与えているな思ったりするのです。

僕がやっている自然の中のハンモックフルネスも、舞台設定をアウトドアにすることで自分の内面にどんな変化が起きるのかを楽しむ要素もあります。舞台だけ整えてあとは起きるに任せるみたいな。そう考えるとインプロ要素が満載ですね。

これから環境から受ける影響を、もっと意識しても面白いなと思ったのでした。

インプロは、学びの宝庫でした。参加者の皆様、講師の絹川友梨さん、オーガナイザーの桂 麻子さん、ありがとうございました。

人と人が出会うことそのものが学びですね。また参加しよう。

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高校生からインタビューを受けた

とある高校の授業の一環としてインタビューを受けました。事前に「何をインタビューするか?」という授業があり、「実際にインタビューをする」という部分を僕が担当し、その後「インタビュー結果を1枚の新聞のようにまとめる」という3ステップの授業です。

自分の頭で考える授業ってなんか好きです。学生時代に出会える大人って、親と先生になりがちです。思っている以上に世界は狭いのです。真剣に対話する機会というものはほとんどありません。自分の将来を考える時に、人生の先輩の話を聞くことはとても役立ちます。そのノウハウを学べるっていいなぁと思ったのです。

その時に「影響を受けた人はいますか?」という質問を受けました。

この質問は、尊敬する人だったり、師匠に当たる人だったり、憧れた人のことだと思ったのです。でもね、僕の頭に浮かんだのは応援してくれる人たちでした。しかも全員女性だったのです。僕を引き上げてくれたり、背中を押してくれる親密な人たちの顔が浮かんできたのです。

人生の転機に女神が現れるイメージというのは美化しすぎでしょうか。これが僕の人生のパターンかもしれないと高校生の質問から気づきました。人生の転機って人によって色々とパターンがあるんですよね。その人が持つ運や縁といえるのかもしれません。

何も準備せずに、質問されたことに正直に答えようという心構えでインタビューを受けたのが良かったのかもしれません。彼らと対等に場を創ろうと意図していたことがよかったと思っています。

人は人に影響を受けて成長するものです。これが教えようとしていては起きなかったことですね。6人という少人数、50分という時間を与えてもらったお陰ですね。

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高校生向けワークショップについて考えた

学生向けのワークショップは難しい。

なぜなら初めから聞く気がないからだ。いや、本当を言えば、知らないことを知りたいという知的好奇心を持っている子もいる。そして、興味ないことは徹底的に興味がないという子たちもいるのだ。

普段のワークショップは、知りたいから来ている人たちに提供している。参加者自らが積極的な人たちばかりなので、勝手が違うのだ。

俺が悪いのか?生徒が悪いのか?教育が悪いのか?

ついつい犯人探しをしたくなるモードになっていました。こういう時に、犯人を見つたとしても何も解決はしない。誰か何かを悪者にして自分のプライドを保つことに躍起になるからだ。

そもそも、なぜこの仕事をしているのか?

こういう時には、自分の原点に立ち戻る質問をする必要がある。だって、嫌だったらそんな仕事を断ればいいだけなのだ。仕事を選ぶことができるのが今の日本だ。

  • メンタルの不調に陥った時に、自分で対処できる方法をしってもらいたい
  • 話を聞くことの大切さやコツをしってもらいたい
  • 子供たちが自分の望む未来を選ぶ力を知ってもらい、幸せな人生を送ってもらいたい

という相手にフォーカスをした目的からスタートした。それと同時に個人的な欲求はもちらんある。

  • 今の子供たちが何を考えているのかを知りたい

という僕自身の知的好奇心だ。最近、読んだ本「先生、どうか皆の前でほめないで下さい」という本を読んだこともあるし、ワークショップデザイナープログラムの苅宿先生がいっていた「褒めてもダメ、叱ってもダメな生徒にどう接したら良いのか?」と言っていた言葉を思い出す。時代を読むには今の10代が何に興味を持っていて、どのような考え方をしているのかが鍵を握っている。もちろん親世代の保守的な影響もあるが、そのカウンターで新しいことを求めているのが若者なのだ。新しいものに対する好奇心を自然と持っている。

自分の原点に立ち返ったら、問題がなくなった。

全員に話が届かなくてもいいのだ。一人でも必要な子に届けばいいのである。興味がある子もいればない子もいる。みんな一緒でなくもいいのだ。「みんな違って、みんな良い」なんだけど、みんな違うから大変なのである。

長期に関われない制約もある中で交流が起きる仕組みは作れるかもしれない。それは今後の課題だ。だけれど、生徒の反応を見ていればわかることもたくさんある。仕事柄、人を観察するのは得意なのだ。そして集団の求めている意識も観察すればいいのだ。何かひとつでも心に残ってくれる人がいればそれで良い。そして、自分が気持ちよく仕事ができるように最大限の努力をしよう。寝ているのは良いけれど、隣の人と話をしているのは苦痛だからね。

セラピーの基本は、自分のニーズを変えること。それは本当に望んでいるものは何かを知るということなのだ。

もやもやしていることを言語化すれば良い。そのために僕らみたいな仕事がある。言葉を通じて、自分の内面を言語化する。身体言語を使って、自分自身の感覚を言語化することもできる。自分との対話をするメソッドを使えるのが一番の特徴なのである。

この仕事していて良かった!

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おとなの砂場ダブリンワークショップに参加してみた

ワークショップデザイナー育成プログラムのコミュニティで、近所でワークショップをやるというので参加してみました。参加の決めては、講師のプロフィールを見て、フェルデンクライスメソッドとジャックルコック演劇学校を学んだ人だから。ボディワークやルコック卒業生のクラウンのワークショップにエネルギーを注いでいたことを思い出したから。参加したワークショップはこちら

当日に知ったのですが、「自分アップデート」がテーマだったんですね(汗)

僕自身がテーマよりもメソッドに興味があったワークショップでした。

午前の部は「からだをほぐすこと」がテーマ。ずっと過去に参加したエサレン研究所のワークショップを思い出しながら受けていました。自分の体を向き合うことの楽しさを再び思い出したりしていました。自分の手で、自分の身体に触れるって不思議なんですよ。例えば、右手と左手を合わせたりした時に、右手が左手を触れているのか、左手が右手を触れているのか、それを味わっているうちに何かが溶けていく感じがするのです。脳が驚くというか、感じ方が変わっていく。

感情と身体について味わっていく。ロルフィングだったり、スリーインワンだったり、痛みと脳と感情についても深く学んできた。感情は筋肉に逃げ込むのです。痛みには感情があり、感情が解放されれば痛みも解放される。そんな体験を思い出しながら、体を味わっていました。

セルフで解放すること、他者の手を借りて解放すること。どちらも味わいました。自分ですることと他者と共にすることは明確に違います。他者の手を借りることは客観的になれますね。身体って本当に興味深いです。

軽くなった身体で、昼休みは、まず散歩にでかけました。やっぱり、身体は動かしてなんぼのものです。肉体を持つということは、この世のことを深く味わうためだから。身体を動かして五感で感じることが、シンプルに喜びですね。

午後は「からだで表現すること」がテーマ。演劇やダンスのワークショップは会場をよく歩きます。人と人がぶつからないように、なるべく大きく自由に歩くように、これも身体を感じることになります。人の感覚は面白い。

印象的だったのは、宿題がでていて「自分の持ち物(所有物)の中から必需品じゃないけど、新たな人生を新たな場所でスタートさせるとしたら持っていきたい物」を一つ選んで、その写真を持ってきてください」というもの。だんだんと寒くなってきたし、アグラスカートを実際に持っていこうと選びました。アグラスカートは山で使う防寒着でアグラがかけるスカートです。これサイズアップしたものだと上にも着れて雪だるまみたいに可愛くなります。ウールなのでジワっと温かいのが好きなんですよね。在宅ワークで使う人も多いアイテムです。

このアイテムを他の参加者に何も説明せずに見せて、「このアイテムは何をしてくれるものか?」を考えて、それをワンアクションの動きにするというワークをしました。

僕の番になると、他の参加者が踊りで表現をしてくれます。真剣に一生懸命にアイテムが与えてくれるであろうアクションをしてくれるんです。大の大人が何をしているだろう。そう思うと笑えてきました。その心のフッとした緩みから、僕が選んだアイテムは僕の役に立とうと真剣に愛を与えてくれているんだなということに気づきました。ちょっと感動しちゃいましたよ。

このアイテムのアクションは3つの動きをしてもらって、1回目はただ単に受け取る、2回目はレスポンスの動きを返す、3回目は相手の動きを楽譜として自分が自由に身体を動かすというものをやりました。自分が選んだアイテムとペアダンスを踊るということ。影響を与え合う関係性なんですよね。これ道具をもっと大切に扱わないといけないと思ったのです。友人を選ぶのと同じように道具も選ぶ必要があるんだなと。自分が本当に好きなものに囲まれるのが大事だなと思ったりしました。

そして、コンタクトインプロをやったりも。頭で考えて動く人、身体で感じて動く人。コンタクトインプロはやっぱり感じて動くことが大事だと思いました。思考で動くと説明的な動きにしかならない気がするのです。そして、ペアダンスを踊るのではなく、ソロのダンスと同じだということ。ペアダンスは触れ合いではなくエネルギーの交換なんです。以前にサルサの先生にそんなことを聞いてダンスって面白いなと感じたことを思い出したりしていました。

色々なワークをやったのだけれど、特に全体でシェアがないワークショップでした。これはヨーロッパ仕込みの個人主義だからなのか。感じるというのは個人のものだからなのかと考えたり。感覚は言葉にすることで消え去ってしまうこともありますから。僕自身はワークショップは体験をシェアする形が好きなのだけれど、使い分けをするのもありなのかもと思ったりしました。

「自分アップデート」するって、過去を捨てるわけではないのです。過去をしっかりと味わって、その積み重ねで今があることを思い出す作業でもあるのです。そして、未来に向けて、今できることをする。この今することは、自分を解き放つことでしか起きないんですよね。過去が自分の圧力を高めるプレッシャーとし、未来に向けてその反動で解き放つ。これは爆発するという暴力的なことではなくエレガントなものなんだなと感じました。

未来を創り出す作業って、自分を解放していれば、とても優しいことなんですね。思考に偏りすぎていると爆発して破壊のエネルギーにしかならないのではないかと感じました。未来を引き寄せるのではなく、未来が勝手にやってくるみたいな。ただそれを踊るように楽しめば良いということなんだなと。

自分の原点を思い出したような1日でした。ありがとうございました。

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