小下沢@南浅川にシノギングの復習に

先週参加したアクシーズクインさんのシノギングのリベンジに行きました。

沢登りでは沢歩きという遊びがあるのは知っていたので、アマゾンで注文。

勘で買ってみたので1巻をには載ってない。高尾のICIに行って置いてあって確認したら2巻目に収録されていました。他の沢も歩いてみたいですね。特に奥多摩の海沢は書かれているものよりも上流を小学校の時から登っていたのでその下流域を攻めてみたいです。泳げるみたいだし。

単独行だし、荷物をどうするか考えたら、トレラン仕様になりました。

沢歩きに裏高尾へ

装備:プラティパス、着替え(パンツ、Tシャツ)、ソフトシェル、アルコールストーブ・チタンマグポット500(エバニュー)、5mmの8mロープ、カラビナ2枚、コンタクトレンズ、ポケットナイフ、遡行図、iPhone。
ウェア:速乾性Tシャツ・短パン・靴下(ユニクロ)、アクティブスキン・フラッドラッシュ(ファイントラック)
食料:おにぎり2個、アンパン1個、VAAMゼリータイプ、インスタントコーヒー

最低限の装備で、五感をフル活用で慎重に沢を歩いてきました。

8:40

先週と同じ入渓ポイントから。

こんな装備でジャブジャブ川のど真ん中の本流を歩きます。

9:02。

この辺りは、いい雰囲気です。

9:05

このくらいの淵だと

腰くらいまで浸かります。好きで川の中を歩いています。
多くの人は川の横を歩くんじゃないかなぁ。
でも夏は川の中が気持ち良いんですよね。

9:08

前回、遊んだ核心部ですね。もちろんど真ん中を歩きました。ここは右側の本流が歩きやすいです。

ここまでは前回歩いたところ。これから新しい課題の部分です。

9:14

東京にも美しいところあるよね。

9:21

こんなトンボがたくさんいました。虫屋さんも林道を歩いていたな。

9:25

蜘蛛の巣みえるかな。人があまり歩いていないので蜘蛛の巣と格闘です。
棒を持ち歩いて払いながら歩きます。
蜘蛛の巣の形は美しいのですがね。顔や体に絡むとやっかいです。

9:57

場所が変わると雰囲気も変わる。

10:01

前回のハンモックポイント。
小下沢キャンプ場跡地付近です。

10:05

第一堰堤(えんてい)。ここはトレランの人たちが泳いだり遊んでいました。

10:07

左から巻いて上から写真を。ここは飛び込めるのかしら?

10:23

小さな滝もあったり。ここも真ん中をいきます。

10:37

第二堰堤。ここも左から巻きました。正解は右らしい。

10:40

こんな感じで山を斜面を登って越えていきます。

10:41

お約束の上から写真。ちょっとここは怖かった。

10:51

この先の滝で滑って流されました。首までしっかりと。

10:54

iPhoneは防水ポーチの中に入れているから大丈夫。

11:03

二股に分かれた左の沢には3段10mの滝。
これは見に行くだけ。単独行は危険回避です。
道具があれば登っても楽しいのではないかと。

11:12

右の沢に行くと楽しい滝が。
この倒木は補助のためです。足は滝に、腕は木を使って登ると楽です。

11:14

お約束の上からの撮影

最後の2段の滝の一段目です。近すぎて撮影のためどんな滝かよくわからない。
慎重に登ります。

11:16

二段の滝の二段目。これも登ります。

11:17

上から見るとこんな滝でした。ドキドキしながらも楽しく登れました。

ここでお終いです。林道に上がります。

11:20

最後に登った滝も林道から見えるのです。

11:21

丸太があった滝も見れます。

11:25

こんな感じで沢と林道が近い場所があるので、すぐにエスケープすることが可能です。

12:07

20分で小下沢キャンプ場跡地へ。コーヒーを沸かして飲み、濡れたものを乾かしながらのんびりと。

先週のシノギングに来ていた方が、友人を連れて楽しんでいました。
ちゃんと歩いてみたくなりますよね。

ここから30分でバス停です。

単独で自然と戯れるのいいですね。
次回は初心者の友人を連れて来て、どんなふうに遊ぼうかな。
安全第一で楽しさを知ってもらえたらいいな。

■はじめての沢歩きワークショップ
https://www.hammockfullness.com/waterwalking.html


暑さを凌ぐシノギング@裏高尾

シノギング

台風が急に日本付近にできて、どんなシノギングになるだろうとワクワク。
今回のテーマは暑さを凌ぐなので、沢歩きだろうなと思い楽しみにしていました。

沢登りそのものは小学校の頃からやっていて、大好きなものの一つでした。
なぜなら体力勝負ではないから。子どの頃は体力ない子でしたから。
山を歩いていて体力ある子っていいなと心底思ってましたもの。
JALT以来だから12年ぶりの沢遊びでもありました。

高尾駅に集合し、バスに乗って沢へ。

歩いていてもとても気持ちが良い陽気。
爽やかな休日の予感。

まずはお助けヒモの使い方の練習から。
山を凌いでいるとちょっとした段差に出くわしたりした時の脱出方法を学びます。
こうやって遊びながら学ぶってアクティブラーニング的で好きですね。
いつの間にやら技術も向上している。
もしもの時に「そういえば、あんなことやっていたな」と思い出すのが重要。
座学の学習より体験学習が大事なのは、実際に動けるか動けないかの差。
好奇心を持って体験をしておくと後々に役立つものなのです。

お助けヒモ練

で、沢に入っていくとこんな感じです。
特に沢用の道具は必要がない沢なのですが、本流を歩けば十分に楽しめます。
梅雨明け後なので水量も豊富で楽しかったです。

ザブザブと

暑い時期に水の中を歩くだけで気持ち良いですね。

時折水流が多いところも

核心部では積極的に泳いだりも。
もちろん泳がなくても大丈夫なのだけれど、本流を選ぶほうが楽しい。

写真ではわかりずらいですが、胸までつかり泳いでます。えぇ自主的にです。

午前中3時間くらいを沢で遊び、お昼ご飯。
距離にすれば1kmくらいしか進んでいないけれど充実。

午後はハンモックを貼ったり。
憧れの川股ぎハンモック。

川股ぎのハンモックは気持ち良すぎる。

十分に遊んでから撤収。

今回は、コンパクトに楽しめるシノギングでした。
この充実感、ハンパないです。

暑さを凌ぐシノギング

動画もアップしてみました。
編集がいい感じの振り返りになりました。

基本アウトドアウェアはユニクロが最強だと思っているのですが、この2つが良かったです。

ノーパンの上に、ファイントラックのアクティブスキンフラッドラッシュ
お陰で寒さ知らず。

アクシズの柳家さんが沢でもクナイをしていたのが便利そうでした。

濡れたままクーラーの効いた電車に乗ったら冷え冷えになっちゃいましたが、現場ではとっても良かったです。

またこの沢は凌ぎに来よう。

主催のアクシーズクインさん。ありがとうございました。
アクシーズクインさんは凌ぎをテーマに日本古来から学んだ機能的にもデザイン的にも現代にマッチした斬新なウェアやシノギ道具を製作販売している会社です。
そして、シノギングという新しい遊び方を提案しています。

アクシーズクインさんのブログでのレポートはこちらです。
https://blog.goo.ne.jp/axesquin/e/7d8fcc24af4020b64b7c5bd74e3c7822
自分が凌いでいる姿を見るのは嬉しいものです。
果敢に本流に挑んでますね。


HAMMOCKS for Hiker 2019 レポ(最終日)

寒いなぁと思いながら朝方目が覚めただけでグッスリ眠れました。

ハンモックいけるよ!

気温が高かったこと、風がなかったこと、雨が降らなかったこと、いい感じで爽やかな朝を迎えました。

初日レポートはこちら。

キャンプ場の朝は早い
ハンモックをぐるりと巻いてしまうミノムシスタイル

<ギア>
エクスペド トラベルハンモック
エクスペド ソロタープ
モンベル ダウンマルチブランケット #5
サーマレスト リッジレストを半分に切ったもの
モンベル スペリオダウンジャケット

いい感じでした。

そして朝の散歩を

ハンモックとタープの組み合わせが面白い
自然っていいよね
朝ごはんのために煙が上がるってなんかいい

自分のハンモックシステムを見るために、隣の人に写真を撮ってもらう。

こんな感じで寝てました。ブランケットの巻き方に課題が。

こんな感じでご飯を作ったり食べたりくつろいだり。

荷物の収納も課題です。ブルーシートが美しくない。
ここは改善したいところ。

HAMMOCKS for Hiker | ハンモックギア2019 #02 TRAILS research(前編)ユーザー・レビュー
ここで他の方々のハンモックレビューが見れます。
貼り方に個性があっていいな。参考になります。

最後のワークショップを

ハンモックハイカーの道具とTIPS

トレイルズ小川さんの司会で3人のハンモック泊講座

ハンモックン、アイチャン、ニノの3人の具体例紹介でした。

ハンモックンはハンモックを21個持つ強者であり、GWにハンモックで高島トレールを歩いたとのこと。

ハンモックン

雨を防ぐのは難しいということと、蚊はいなかったということ、寝心地重視のハンモックを選ぶことということだったかな。ハンモックの開放感が好きで高めに張るのが好き。
キャラの濃さのインパクトが強すぎて記憶が・・・

アイチャン

アイチャンは熊野古道のロングトレールをGWにこの装備で行ったそうだ。
彼女はハンモックの開放感が苦手でも寝心地が最高であり、もう地面には寝れないというほど気に入っているそうです。ハンモックにハイランドデザインの寝袋、ファイントラックのチューブツエルトを。水が入ってきてツエルトの底は水浸しでも快適だったそうだ。なぜならハンモックでつられているから。随所にこだわりの道具が使われているのがカッコいい。

このシステムで寝かせてもらったのですが、むちゃくちゃ安心感がありました。ハンモックに包まれ、寝袋に包まれ、テントに包まれ、守れている感がすごかった。これありです。

この辺りの話はトレイルズさんの記事がわかりやすいです。
HAMMOCKS for Hiker | ハンモックギア2019 #04 ハンモックでスルーハイキング
https://thetrailsmag.com/archives/23435

ニノ

ニノさんの話は、道具をいかにして吊るすかということ。荷物を地面に置きたくないということからスタートしているそうです。

カラビナと細引きをうまく使ってぶら下げています。

クライマーは岩を登りながらその途中で泊まります。空中で寝食をすべてやるのです。その工夫が役立つかもしれません。

アクセサリーカラビナが活躍していました。人間に使わないならアクセサリーカラビナで十分だということ。細かい工夫をやってみようと思います。

(参考)ハイカーズデポのアフターレポート

ワークショップは続いていますが、僕自身はすべてを受け終わったので満足です。最初の一歩にとてもいいプログラムでした。

ワークショップに参加せず個別に話するのがいいですね。自分が欲しいものにフォーカスしたら、このゆるさがなんともいえずにいいです。みんな経験を惜しみなく分かち合ってくれるのです。有難いことです。

特に熊野古道は歩いてみたいと思っているのでとても参考になりました。小辺路、中辺路をつないで歩きたい。(こちらも参照)ありがとうございます。

自分がやっていて楽しいことを人にも伝えたい。

これは人が持つ本能なのかもしれません。

ハンモックをはじめようという人は日帰りで、ハンモック泊をしたことない人は挑戦しに、ハンモック好きの人しかいないので誰に聞いても面白いことを教えてもらえます。まるで知恵の集まりみたい。集合知とかいうのかな。こういうのが真のワークショップかもしれませんね。

そして、みんなが自分の持ち場に帰っていて実践して新しい工夫が生まれる。

メーカーの皆様、スタッフの皆様、参加者の皆様、ありがとうございました。

また、遊びに行こう。

今回参加した人たちへのアンケート結果が興味深い
HAMMOCKS for Hiker | ハンモックギア2019 #03 TRAILS research(後編)ユーザー実態調査

追記:家に帰ってからハンモックシステムを考えた

ハンモックとタープを採寸しました。

タープは、最大限に張れる長さが全長8メートル。
トラベルハンモックは、全長8.5メートル。
ルーハンモックは、本体のみなので2.5メートル。
(※注 理論値なんで実際には2割くらい短くなります。)

ガイラインは8メートルを買えばOKです。

木につけるシステムは、アクシーズクインのを現地購入。

EXPED Slide Lock

楽に早くはストレスがなく快適。

理想の環境はこんな感じになるのかな。

maxのハンモックシステム

これは明らかに大げさすぎるのだけど、何を引き算するのかは、試してみないとね。

府中多摩川に出没するかな。


HAMMOCKS for Hiker 2019 レポ(初日)

これからの山の旅にはハンモックを。ハンモックのあたらしい遊びを提案するメーカーが、奥高尾の森に今年も大集合。ハンモックを使った山での遊び方を体験できる2日間。

TRAILS

ということで参加してきました。

ハンモックの聖地がある「やながわ」駅。隈研みたい。

今年に入って、シノギングではじめてハンモックを初体験して、なんかいいなと思ってしまい、つい魔がさして買ってしまい、川や山で使ったらこれがまたいい。

さらに山でハンモックで泊まるのが楽しいというのではないですか。その昔登山をしてたものには意味がわかりませんでした。時代が重装備から軽装備に変わっていき、緊急用のツエルトを使ったり、タープをつかったり、さらにハンモックになるということに頭がついていかない。

楽しいというのは実際に体験して感じなければわかりません。

大人気らしいという噂を聞いて、申し込み開始の5分前から正座をしてパソコンの前に座り、クリックをしまくってチケットをゲットできました。よし。

今回、ハンモックを貼るのが3回目、ハンモックキャンプは初めてという状況に、このイベントは役立ちました。楽しんでいる経験者に聞くことが一番の学びになるし、なんとなくその輪に入っているとわかってくるものです。

イベントみたいでワクワク

オープン時間に合わせて行ったら、ほとんどの人がすでに来てたのではないかという盛況ぶり。ハンモックを貼る場所がなかなか見つかりません。ようやく良いロケーションが見つかり、ワークショップへ。

3回目となるとなかなかいい感じに張れているのではないかと。

トレイルズさんの挨拶から始まりぼちぼちとゆるくスタートです。

周りを見るとハンモックだらけです。

ワークショップの模様を順番に

各ブランド一押しのハンモックを解説

初心者ならではの素朴な感想を。

https://kammok.com

新しいULシリーズがオススメでした。蚊帳がいいですね。

https://hennessyhammock.com

オールインワンのモデルがいいですね。キャンプで蚊帳が欲しい。

https://www.paagoworks.com

パーゴといえば、忍者タープ。日本のブランドです。手裏剣のぶら下げるのが欲しい。

https://www.axesquin.co.jp

凌印のアクシーズクイン 。日本の伝統を意識した独自の商品群。ウキグモ、ウンカイというハンモック+寝袋が一体になった製品がいい。3シーズン用のライトがでるらしい。

ちなみに僕が使っているハンモックはアクシーズクインさんが代理店のエクスペド・トラベルハンモックプラスです。シノギングのイベントに参加して相談して決めました。体験大事。

https://seatosummit.com

シートゥーサミットは、カラーが鮮やか、生地が薄い。涼やかです。

https://www.vargooutdoors.com

チタン製品大好きな人が沼にハマるバーゴ。ヘキサゴンウッドストーブ欲しいな。
ここにあったゼロシューズも身体感覚を身につけるのに良さげです。

https://www.thermarest.com

サーマレストのエアマットの軽さと小ささは魅力的。
日本代理店のモチヅキの真空断熱のカップを昔買ったなという記憶あり。

https://www.eaglesnestoutfittersinc.com

イーノの人はハンモック大好き感が良かったな。横並びにできるハンモックは楽しそう。

ハンモックは色々寝てみたけれど、正直、違いはあるのがわかるのですが、何が良いのかはわかりませんでした。圧倒的に経験値が少ないからかもしれないし、長く使わないとわからないこともあるんでしょうね。

詳細は、トレイルズさんの記事へ。

HAMMOCKS for Hiker | ハンモックギア2019 #01
注目ハンモックと周辺ギア
https://thetrailsmag.com/archives/23450

ハンモックを貼ってみよう

ハイカーズデポのニノさんによる解説

4班に分かれて自由にハンモックを貼る体験。改めてこういうワークショップでは失敗してもいいからいつもとは違うことに挑戦するといいなと思ったり。何が良くて何が悪いのかを解説してもらえると理解しやすい。ツリーストラップの高さを変えたり、長さを変えて張り具合を変えることで座り心地、寝心地が変わる。全く別物になる。つまりは、メーカー毎の差を比べることは難しいということだ。同じ条件で比べないとわからないし、実際に使ってみたいとわからない。ハンモック好きの人が複数個持っている理由がわかった気がした。

印象に残っている言葉は「ハンモックの貼り方に正解、不正解はない。人それぞれの好みがあるだけ。試してください」というもの。

以前にHammok for Hikersで紹介された貼り方(木と木の間隔は4〜5m、ツリーストラップの高さは160cm前後、木とラインの角度は30度)が正解ではないということ。ここを基準として調整しながら自分の好みを見つける。実際に高い位置で張るのが好きな人もいれば、ピンピンに張るのが好みの人もいる。みんな違ってみんないい。

やって感じながら自分好みを探ろうと思えたことがワークショップの成果。

ハンモック泊ポイントの探し方

座学も自然の中でやるとリアルだ

ハンモック泊でハイキングをやるというのは新しい遊び方。新しい遊び方は古い遊び方とトラブルになることは一般的に多い。みんな既得権大好きだから。

ハンモックを使って、自然にインパクトを残さず、周りの人たちへの配慮をしながら、自分たちがめいっぱい楽しむための作法を。

シノギングで学んだ地図読みが役立ちそう。地図を見ながら検討をつけたり、周りの景色をみながら探したりするコツを教えてもらいました。

歩いていれば、どこにでもポイントは見つかるそうだ。ほんのちょっとしたコツ。そのコツを知っているか知らないかで見えるものが違ってきます。普段とはまたちがった視点でハイキングができるのではないかと思います。それは楽しいことですね。

日本中どこでも楽しめる遊びだということがわかる。僕の中では、まずは裏山を行くことからはじめるといいんじゃないかなという結論に。

焚き火・ウッドストーブ で火を起こす

検討中のVARGOで火起こし

焚き火は原則的に禁止されているという話からスタート。この辺りはグレーな話みたいです。個人と団体での扱いも違うようですし。マナーが重要視される世界です。気になる方はキャンプ場でやるのが一番安全です。

また針葉樹、広葉樹の違いの説明を受けたりしながら、焚き付けの練習を。ちゃんとやると火吹き棒はいらないですね。

欲しいと思っているバーゴで実際に焚付けをやって思ったのは、小さいと焚き火の管理が大変だなと。効率を考えると悪いですね。そこが楽しめるかどうかがウッドストーブができるかできないかと分かれ目になりそうです。

バーゴにするか、ピコグリルにするか、それが問題だ。

これで昼の部が終了。ハンモックでくつろぎながら、夜の部を待ちました。

オーバーナイト参加パーティ

夜は、火を囲んでのパーティーでした。

火っていいよね。

スタッフによる手作りご飯が美味しかったです。冬瓜のスープ、かぼちゃサラダ、おやき、焼き鶏肉。手の込んだ料理ってそれだけで嬉しいです。味付けが絶妙でした。料理って人柄がでるから面白いんですよね。優しい滋味なお味でした。

で、じゃんけん大会があり、くじ引きの権利を獲得、商品をいただけるという流れ。

ということで、商品をゲットできました(笑)

カモック ハンモック ルーシングル

カンガルーのロゴが目を引くアメリカのメーカーであるカモック。クラファンを使って製品づくりをした社会活動目線を持っています。その中で評判の良いルーシングルというモデル。

肌触りがいいんです。そして付いているカラビナもカッコいいし大満足。

ハンモックが2つになりました。超嬉しいです。誰かを連れて遊びに行けます。誰かって?まずはうちのかみさんでしょう。アウトドアを楽しめる人になるかも。

カモックいいメーカーです。

KAMMOKは新商品のUL推し

このメッセージもステキです。

アフターパーティー

熾火を作るために一気に薪をくべてみました。

パーティーもゆるやかに終わり、薪をせっかく集めたので焚き火をやるかと。ワークショップで学んだ熾火を一気に作ってみようかといつもよりも燃やしています。

ソーセージ焼いたら美味すぎました。焼くだけでうまい。

火で遊んでいるとご近所さんが集まってきて、自然と輪ができて話ができました。ハンモック初心者にとっては聞くことが新鮮で楽しいことばかり。いろんなことを考えて試してみての試行錯誤しながら遊んでいる話が面白い。経験談って面白いんですよね。

夜もふけてきたのでボチボチと寝ますか・・・

初のハンモック泊・・・ドキドキ・・・

二日目に続く


自転車焚き火ハンモックタープ男子

何か新しいことを始めるには2つの大切な要素がある。

  • ワクワク楽しいことをする
  • 新しいことをする

この2つを満たすことをやるのが大切なのだ。
で、仕事のアイデア出しをフリースタイル府中多摩川事務所でやることにした。
(アダムがいるところそこはエデンだった。マークトゥエン)

移動は自転車です。

自転車漕いで海を見にいく♪

距離は約10km、時間にして40〜50分。
多摩川をのんびりとサイクリングです。
有酸素運動に最適。

雨 が降れば♪

ハンモックをはれて一服しようかなと思ったら雨が降ってきた。
慌ててタープもはる。いい感じ。

風だけをのせて揺れているよ♪

エクスペドのソロタープは素早く張りやすいので助かった。
タープ初心者に優しい設計。

恋しくて♪

ほっとしたらお腹が空いてきた。
途中のコンビニで買ったのは、パンとソーセージとコーヒー。
冷たいままに食べるのも悲しいので雨の中、火を起こすことにする。
道具を並べながらニヤニヤ。
ちなみに薪バッグは、うちのかみさんの手作り。

さあ出掛けよう 一切れのパン ナイフ ランプ鞄に 詰め込んで♪

雨の中でも火はつくのである。
よく考えたらキャンプは小学校時代に仕込まれたことを思い出す。
理不尽な先輩が嫌いだったことも良き思い出。

燃えろよ燃えろよ♪

楢の薪はバークリバーブラボー1では割れない。
杉は楽勝なんだけどな。
この課題もどうクリアするか考えるだけで幸せ。
熾火ができるまでコーヒーでも飲むか。

わんぱくでもいいたくましく育って欲しい♪

なぜ焚き火でお湯を沸かさないかといえば、焚き火用の鍋がないから。
アルコールストーブも使いたいから。
不合理は男のロマンである。
お湯が沸くまでいちいち寝るのだ。

川は流れてどこどこ行くの♪

ゆっくりコーヒーを飲んでから、調理を開始。

雨なのになんかこう過ごしやすいのはなぜ♪

肉が焼けるだけで幸せなのである。
パンも雨にちょっと濡れて、バルミューダーで焼いたような状態に。

オニク オニク オニク お肉食べよう♪

ハンモックとタープは自然の中に溶け込んでいる。

キャンプだホイ♪
はじめて見る山♪
はじめて見る川♪

雨と風の対策で仕事ができない(笑)
もう思い切って寝ることにする。
ミノムシ型にダウンマルチブランケットをハンモックに巻く。
暖かい。

いつまでも絶えることなく♪
友達でいよう♪
今日の日はさよなら♪

むくり、陽がでてきたのでこのチャンスに撤退するか。
天気予報だと夕方から天気が崩れる。
もうすでに崩れているがチャンスは逃さない。

さんさんさん♪おてんとさまさま♪

お気に入りの場所はゴミや炭が捨てられていた。
来た時よりも帰る時のほうがきれいにする。
と子供の頃に習った鉄則を思い出す。
珍しくゴミを拾う。
いい場所は、みんな気持ちよく感じるものだからね。

あなたは武士♪キラキラ武士♪

こんな日にわざわざ来るもの好きいないだろなと思ったら、仲間がいた。
こんな日だからいいのかもしれない。

のんびり雲が泳いでく♪

綿のシャツ、ジーパン、スニーカーと全く雨が降らない想定だったという。

風の強さがちょっと心を揺さぶりすぎて♪

雨が降ったり、風が強かったり、凌いだ自分を褒めたい。
凌ぐスキルが上がった気がします。

アウトドアはシノギの連続。
シノギングじゃないやつのはずがシノギングになった。
「凌ぐ」って最近出会った一番好きな言葉。

えっ?仕事できたかった?

そんな暇はなかった(笑)

だからこそ直感は降ってきた。
それでよし!

■ワークショップのページ
https://www.asobilife.com/
■個人セッションのページ
https://www.yoriyoku.com


シノギング 再び

先日のシノギングのコースをソロで再び。

とはいえ、温度差が20度くらいあったりと、別物だったような気も。

高尾山口駅の人が半端ない。

高尾山に行く人がばかり

その人混みとは別に甲州街道を歩きます。
人が急にいなくなります。
揃いも揃ってなぜ高尾山だけに登りに行くのだろう?

雪が降っていないってステキ。
桜も今週末で終わりかな。
ちなみに前回の撮影場所と同じ。

さてと、ここから凌ぎます。誰もいない。聞こえるのは鳥の声だけ。

半袖で凌いでます。

噂のエンジン。知ってる場所にでると安心します。

目的地についてダウンを着込みご飯です。
定番のカップヌードルとおにぎり。
アルコールストーブは静かで火遊び感が好き。

ヘリノックス・チェアワンを担ぎあげました。
まるで昔の自分だ。
シノギングではありませんね。

気づけば2時間が経っていた。
ハンモックではない凌ぎ。

ここでおじいさんと出会いました。
登山道以外をあちこち歩いているらしい。
花の種を取って自宅で栽培し山に戻しているんだと。
地道な努力をしている人がいるんですね。

空を眺めているだけで幸せ。
ぼちぼちと下山です。

今日は咲いていました。なんとか草の群生地。

山を降りて、シノギング の聖地を訪れたら誰もいない。
開放日を間違えたみたい。

ソロでシノギング をしたら、シノギチャブダイがなぜ必要なのか、ヌノバケツがなぜ必要なのか、クナイも必要不可欠だなとか、そんなことが見えてきました。遊んでいるからこそ必要性がわかるというものなんですね。こういう商品開発いいなぁ。

それとやっぱり欲しいと思い・・・新宿まで凌ぎに行くか。

とうわけで、購入してしまった。
心はホクホクです♪
エクスペドのトラベルハンモックとソロタープ。
アクシーズクインさんがオススメする定番の組み合わせ。

シノギングの沼にはまりつつあります。

アクシーズクインの凌ぎシリーズにまで手がのびるか・・・
特に今日凌いでクナイの必要性をヒシヒシと感じています。

遊びのマイスターの称号もいただいたので、ゆるゆると遊んでいきます。

シノギングの様子を動画でも。イメージつくかな。

ウェアメモ

  • ユニクロ ドライEXシャツ
  • モンベル クロスランナージャケット
  • モンベル スペリオダウンジャケット(休憩時)
  • ユニクロ エアリズムボクサーブリーフ
  • ユニクロ エアリズムパフォーマンスサポートタイツ
  • ユニクロ 7分丈夏用のスポーツ用パンツ
  • ユニクロ 五本指ソックス(綿混合)
  • アシックス トレランシューズ

モンベルですらなくユニクロ率が高い(笑)


南高尾をシノギング @地図読みとロープワーク編

先月に引き続きアクシーズクインさん主催のシノギングイベントに参加してきました。

今回は歩いてみたかった南高尾でのシノギング。しかも平日開催が嬉しいです。ずっとワクワク楽しみにしていたのですが、前日の天気予報で雨、さらには雪になるかもしれないという予報でブルーな気分に。

思い返してみると雨の登山って辛い思い出しかないからなんですよね。JALTで登った雨飾山がトラウマになっているような、高校のワンゲル時代に雨の丹沢でバカ尾根を登った辛い記憶か、小学生の時にボーイズクラブでの台風キャンプの記憶か・・・。ここ最近、自分一人では雨の中での山登りなんてしませんでした。雨は中止の合図です。

今、帰ってきて感じているのは、むちゃくちゃ楽しかったということ。

辛いそうだと思っているところに、積極的に飛び込んでいくと、大変なことも楽しいと感じることができるのでしょうね。初体験ってやっぱり最高なんですよね。過去の自分の歴史が塗り替えられました。

シノギングイベントそのものも良かったんだけど、最近のウェアや道具の進化で快適だったんです。軽い・濡れない・暖かい。手持ちの最近の道具も良かったんだけれど(モンベルありがとう)、アクシズクーインさんからお借りしたウェアも良かったんです。クナイとツユハライはシノギングするならマストバイです。

集合は高尾山口駅。顔は笑顔でも心は憂鬱です。

集合は高尾山口駅

なぜならそこは

高尾山口駅からの風景

雨の世界だったから。しかも雪が降るらしい。アクシーズクインの柳谷さんは、これほど凌ぐのにふさわしい天気はないとご満悦でした。ついていけるのかと思ったり。

桜満開なところに雪が・・・

雪に桜って31年前の大学入学式以来かな。うかい竹亭でご飯食べて帰りたい気分です。ここ和食が美味しいんですよ。

凌ぎます

シノギングって尾根を歩くのです。山って、山頂があり尾根と谷があるんです。尾根は見晴らしが良くて、谷は川が流れています。尾根は両側が低くなっているから歩いていて気持ちが良い道なんですよね。そして基本的に道がわかりやすいんです。その尾根まで上がるのに急な道を登ったり降りたりとする必要があるんですね。

シノギングの途中には、こんな祠があったりするんですよね。何を信仰しているのでしょうか。人の手が入っているというのは間違いないのです。

雪が積もってきています

場所によっては雪が積もり始めています。

噂のエンジン

シノギング界隈では有名なエンジン。

地図読みの確認中

地図を読むのは前回も書いたんだけど、このイベントでは超わかりやすい。地図読みが大好きになったんです。わかれば面白いんです。いわゆる良いコンパスは使いづらく、キーホルダーのようなコンパスが使いやすい。うちのはハイカーズデポさんの

方角そのものが動くようなのがわかりやすい。

サコッシュに小さなカラビナをつけて使っています。温度もわかるの便利です。今ブログ書いてる部屋の中は最高に暖かい。

温度計は-10〜40度もあれば十分。なんなら0〜30度でメモリが読みやすいものがいいのだけれど、そんな商品はないのかな?

噂の看板

凌いで凌いで登山道に。雪混じりの雨だったんだけど、意外と寒くなく、快適に歩いています。手袋がフリース地なので濡れているのですが意外と寒くはないんですよね。水を弾くグローブ欲しいです。

噂の笑わない記念撮影準備中

お昼の場所まではもうちょっと。

噂の秘密の場所です。ここでビックリしたのは、タープを張ると普段の休憩と変わらないんです。これにはビックリ。タープで雨を凌ぐって快適なんです。それぞれがお昼を食べて、ロープワークの講習があって、体が冷えてきたので撤収して帰ります。

無事に到着

傘をさしていたのもあるんだけど、靴と手袋以外はほとんど濡れていません。すごいよ雨具たち。みんな無事に凌げました。みなさん、ありがとうございます。

帰りの電車でお二方との対話が楽しかった。遊び方とかギアとかイベントの情報をたくさん教えてもらいました。もっとゆっくりと話をしたかったな。

欲しいものリストができました。これがあればシノギング を120%楽しめます。

サンタさんよろしくお願いします。

アウトドアの道具ってヘビィデューティーの時代からウルトラライトの時代にシフトしてきたんだけど、さらに快適に遊べるというようになってきているみたいなんですよね。軽さだけにこだわるとガマンする必要がでてくるからね。ゴキゲンに遊ぶために軽いのを選べたらいいんだよなと思うのです。遊び道具を持って山に入るというシノギングの考え方って好き。ちなみに遊び道具が細分化されているから何が正しいとかではないのです。人によって目的が違うから。ただ僕の基準は楽しくて自由という価値観が好きだということ。快適さは人それぞれ違うからね。

厳しい条件の元に道具を使うと良し悪しがわかります。そして自分の弱いところとかもね。たまには雪の中もいいなと思ったシノギング でした。今度はソロで行ってみようかな。

ウェアメモ

  • モンベル ジオラインLW(薄手)ラウンドネックシャツ
  • デサント スキー用のフリースみたいなの(30年もの)
  • モンベル クロスランナージェケット
  • モンベル バーサライトジャケット
  • モンベル シャミースグローブ
  • モンベル スーパーメリノウール L.W. トランクス
  • ユニクロ エアリズムパフォーマンスサポートタイツ
  • ユニクロ 7分丈夏用のスポーツ用パンツ
  • アクシーズクイン クナイ
  • モンベル バーサライトパンツ
  • アクシーズクイン ツユハラヒ
  • モンベル メッシュのキャップ(10年もの)
  • ユニクロ 五本指ソックス(綿混合)
  • アシックス トレランシューズ

僕の山用のウェアの基本的な考え方は、最初はユニクロで充分。使ってみて足りないと思ったらモンベル。ウェアは消耗品なのでコスパ重視でいい。雨具と寝袋と靴は良いものを。あとは有名ブランドやガレージブランドお好みで。

手が一番寒かったので、水をはじくオーバーグローブが欲しいのと、問題はないが30年もののスキー用のフリースは引退かな。化繊中心で良かったかなと。

シノギング式地図の作成の方法
http://www.morikatu.jp/article/401422194.html

アクシーズクインさんのイベントレポート

イベント主催:アクシーズクイン
ゲスト:低山小道具研究家森勝氏


初シノギング体験

シノギングって知ってますか?

知っている人はまずいないでしょ。これは新しい山での楽しみ方です。

凌ぐ+現在進行形(トレッキング、ハイキング)=シノギング 。

アクシーズクインさんが発案したコンセプトです。

僕が実際にやってみて感じたシノギング とは、近所の裏山で少ない道具を使いどれだけ贅沢できるかをする遊びだということです。つまりは、自分にとっての豊かさとは何かを追求するということ。

高尾山って年間に300万人の登山者がいると言われていますが、その周りには、ほとんど人が通らない道も数多くあります。以前は登山道だったのだけれど、今は使われていない道だったり、林業関係者が使っている道が山には無数にあります。

神社の裏には山に入っていく道があるんです。

電車1本で行ける手軽さからダイエットするのにマラソンを始め、そのトレーニングの一環として山登りを再開し高尾山に通い、飽きてきたので高尾で遊べる方法がないかと探していた時に出会ったのがシノギングでした。

小学校の頃から山に行っていて、高校の時はワンゲルで部長なんぞやっていた身としては、山の世界って偏屈な考え方が多いということを痛感していました。昔の遊び方やルールに縛られている人たちが多いということ。人は生まれた時にあったものは当たり前であり、10代〜30代くらいにでてきたものは革新的なものが生まれたと喜び、40代以降にでてきたものは害悪だと感じるような傾向があるそうです。戦後の登山ブームの影響が30年前にもあり、今でもその傾向が残っているんだなと思ったりしたのでした。新しい遊びに寛容なる心を持って見守りたいものだと思っています。後世のためにという人に持続することをやろうという人がいますが、何もせずに邪魔さえしなければいいのではないかと思っています。

シノギングって新しい遊びが、こっそりと広がっていくといいな。

金毘羅様ってなんの神様でしょうか?

シノギングをする時のコツとして、神社を見つけるのがいいらしいのです。山の中になぜ神社があるのか?それは林業の入り口として使われていたそうなのです。山に入る前に祈りがあったのでしょうね。それは自然への信仰だけではないのです。なぜなら日本の山には自然がないから。ほとんどすべての山は植林です。弥生時代から人間が定住を始めた頃から人間の管理がスタートしています。杉は家を建てる材料だったり、楢は料理をしたり暖をとるための薪や炭になったりしていました。山が宝物だった時代は数十年まであったのです。

道がないように見えますが、慣れたら道が見えるようになります。

シノギングは尾根道を歩くのが基本です。尾根を歩いていると山という存在が見えてきます。尾根を境に、左側が杉林で、右側が薪炭林というところがあるのを見ると、植林なんだなということがわかります。原生林になれば、人間に役に立たない植物が溢れていくそうです。僕らがイメージするような美しい林や森は人間が作ったものだと考えていい。だって人間にとって有効だから美しいという感じる感性を持っているということだから。また、自然のままにまかせていると最終的には竹林になるという話もあります。山に手を入れる必要があるのです。

左が杉林、右が薪炭林。人間がなせる技。その境界に道がある。

シノギングに参加して衝撃だったのが、地図の読み方です。山関係の雑誌にも地図の読み方が特集されますが、全く意味不明でした。ワンゲル時代にも、冒険教育を学んだOBSのJALTでも地図読みは学びましたができるようにはなりませんでした。というより地図を読むのは楽しくなくやりたいとも思えませんでした。きっと理論化しすぎだったのでしょう。使えない知恵というかなんと言うか、、、

もしもの時のためにファットウッドを使い方を学んだり。山ではどこにでもあります。

地図読みで、今回学んだことは3つ。立派なコンパスなんて要りません。簡単なコンパスだけでいいのです。方角なんてざっくりと分かればいいのです。地図も山の形を見ることができればいい。それは尾根と谷がわかればいい。そして地図を見るのではなく、実際の形を見ること。座学よりも実際の山で教わる方が何倍もわかりやすかったです。あとは時間を把握しておくこと。何分で何キロ進めるかその時々でわかるようにしておくと便利です。この3つがあれば地図は読めるのだと、同行者である低山小道具研究家森勝さんから教わりました。ありがとうございます。

地図で確認と答え合わせ

シノギングの醍醐味は、やっぱりお昼にのんびりとすることでしょう。

和のものは落ち着きます。ちゃぶ台を山の中で使う日が来るなんて・・・
台の上に食べ物を置くと急に文化的な香りが立ち上ります。

使ってみたかったシノギチャブダイ。

ハンモックに包まれると時間を忘れそうになります。なんて気持ちがいいのだ。

ハンモックいいですね。エクスペッドか。

来ているアウターは、アクシーズクインさんが貸し出してくれたものです。この日本的な色合いがたまらない。一つ揃えるとまた一つとコーディネートしていく楽しみがあります。えぇ、沼にはまっている人達がたくさんいましたが皆それぞれ幸せそうでした。

木があればハンモックは張れるのでイスやテントよりも楽かもしれない。

アクシーズクインのウェアは日本独自の目線が良かったです。西洋から入ってきたものは西洋の文化や気候風土にあったもの。ただマネをするのではなく、日本独自に改良されていってもいいのではないかと思います。ウェアの形がとても日本出来であり、現代的のウェアとマッチしていて、とっても使い心地が良かったのです。古来の伝統文化と現代の融合されたのがシノギングなのかもしれません。

お借りしたものリスト

  • ヤマニノボッタカモシレナイ rain shell
  • ツユハラヒ
  • クナイ
  • シノギチャブダイ
  • Travel Hammock Lite Plus
自分のペースで歩くのがシノギング流

帰りもこんな感じのところを降りていきます。人が歩いていないから落ち葉だらけです。赤テープが道につけられているので分かりやすいですね。これは地元の登山グループがつけているものらしいです。人がどんなところにも入っているんだなという安心感。猟をしている人も使っているのかもな。鹿や猪の痕跡があちこちにありました。

下山中に自分が歩いているところを確信を持って下っていたのだけど、「ここは違う場所ではないか?」と疑問を言った人がいました。「あれ?俺が間違っているかな?」と瞬時に自分を疑ったのです。これは僕の癖ですね。ちなみにGPSで記録していたので家に帰ってから答え合わせをしたら僕が正解でした。まずは自分を信じたままで、人の意見を聞ける人になりたいな。感覚と事実を比べながらね。

ここが一般道にでたところ。どこから降りて来たかわかります?

いやぁシノギングは、学びが多い遊びでした。もしも山で何かあったらというサバイバル的なことを学んだし、ロープワークも原理を知れば実は簡単だということもわかりました。必要最小限で最大限の贅沢をする遊びでもありますね。山での新しい遊び方。そして、和のテイストのウェアのデザインと着心地と機能性もステキでした。ちなみにウェアは貸してくれるので実際の現場で試せるのが嬉しいですね。

ありがとうございました。

シノギングを体験したい、アクシーズクインのウェアを実際に試したい、シノギングで大切なことを学びたい人は、シノギングイベントオススメです。アクシーズクインさんでのブログでチェックを。超人気イベントなので参加できたらラッキーらしい。来月も参加予定。

アクシーズクインさんによるイベントレポート

■アクシーズクイン
https://www.axesquin.co.jp
シノギングイベント告知はblogから
https://blog.goo.ne.jp/axesquin

■アドバイザー森勝さん
http://www.morikatu.jp
youtubeの動画での道具紹介もわかりやすいです。
https://www.youtube.com/user/roopsj