山初心者をシノギング に連れて行ってみた

ハンモック@シノギング

「シノギングをしながらコンサルティングをして欲しい」
ということで凌いできました。

はじめての人は、どれくらい歩けるのだろう?
道なき道を歩けるのだろうか?

そんなことを思いながら凌いでみたかった未知のコースを歩いてきました。

急斜面をグイグイ登っていくたくましい姿

「そういえば、子供の頃に裏山で遊んでいたなぁ」
ということを思い出したそう。

体が動くことで感情が刺激され記憶が蘇ることがあるのです。

原体験がある人は一味違います。
躊躇なくグングンと登っていくです。
子供の頃の経験って大事だなと思うんですよね。
何を体験してきたかで今が作られるんじゃないかな。

ハンモックの包まれ感

自然の中って五感が開くの良いですね。
しかもいつもとは違う非日常を体感することで生まれる気づきもあります。

ハンモック大好き

ハンモックで寝たりするのも気持ちが良い。

お昼ご飯もお湯をわかしてカップラーメン。
これがまた美味いんだ。
山では体を動かすのに糖質は必要です。
それで体脂肪と共に燃やしたりするから。

人のいない尾根は気持ちが良い

よき時間でした。

山を使ったビジョンクエスト開催したいなという夢を持ちました。
自然の中で一人過ごすって特別な体験ですから。

シノギングは現代のイニシエーションになるかもしれない。

情熱大陸風に

ありがとうございました。

自分自身をストレスを外して望む未来を手に入れるために
個人セッション
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自分の本当にやりたいことを見つけたい人へ
ソース・ワークショップ
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凌流のレイヤード

シノギング

という野外イベントに参加してきました。
アクシーズクインさんのシノギングイベントです。

近所の駅前のドラッグストアーには行列、電車は空いている、高尾山口駅も人が少ないような気がします。
コロナウィルスの影響は大きいですね。

こんな時だからこそ、自然の中で体を動かすワクワクすることをしてきました。

今回のシノギングのテーマが興味深かったのです。
凌流のレイヤード。

こんな感じでイベントに行ってきました。

YouTube凌流のレイヤードに参加してみた。

僕が登山にはまっていたのは、30年前。
ゴアテックスの出始めの頃です。

学生時代はお金がないのでゴアテックスの雨具なんて買えず、ハイパロンというビニールのような素材の雨具を使っていました。もちろんモンベル。

就職してからゴアテックス製品を買った時に、蒸れないことや結露しないことに感動したことを覚えています。
テントやレインウェアはゴアテックスしか考えられないと思ったくらい。
透湿性ってすごいな。
透湿性って、雨は通さず、汗の水蒸気は通すということ。
だからレインウェア内は乾いていて快適に過ごせました。

数十年ブランクがあって最近、また山に登り始めたんだけど、ゴアテックスの雨具を着ていても、濡れるということがあることに気づきました。
ゴアの雨具を着ていても濡れるのです。
最初は雨が侵入しているからと思っていたのですが、どうも汗で濡れてしまうようです。
これが不快でどうにかならないかと思ってました。
僕の中でゴアテックス神話が崩れ去りました。
そして、何十年も新素材が開発されていないのも不思議です。

そんな時にアクシーズクインの「凌」のコンセプトに出会いイベントに参加するようになりました。
ちょうどここ一年くらいですね。

アクシーズクインの雨具にはゴアテックスを使っていません。
それはこんな発想でウェアを作っているからだそうです。

雨から濡れないように身を守り、体温を奪われないように風を防ぎながら、同時に汗を乾かしてくれる風は通したい。この矛盾した開発目標を叶えるために、雨具に対して少し割り切った取り組みをすることにしました。つまり、「多少濡れるが、」という前提を持つことです。そうすることで雨具の固定概念を離れ、ある程度の雨を防ぎながらも衣服の中を風が抜けていくような、柔軟な発想の構造を形にすることができるようになりました。

「凌」という山歩き | AXESQUINより

雨である程度濡れるのは受け入れる。でも濡れたら乾けばいいんだよね。
多少の濡れることは凌ぐ。でも快適でいる方法を探ればいい。

とてもシンプルな開発コンセプトです。

ここがベースとなり、雨を凌ぐだけでなく、風を凌いだり、寒さを凌いだり、汗を凌いだり、難所を凌いだりする製品開発をされています。

この「凌ぐ」というコンセプトが面白なと思っていて、今回のイベントに参加しました。
独自の新しい考え方なので、知っておきたいなと。

僕自身の体質としては汗っかき。
今回は汗を凌ぐようなレイヤードの提案を受けて、ハゴロモとクナドを借りて山を凌ぎました。

ハゴロモ@凌
ハゴロモ

これが良かった。
ハゴロモは、体がオーバーヒートせず、汗もほとんどかかずに快適。

クナド@凌
上:クナド、下:ツユハライ

クナドは、暑くなったらさっと脱いでサコッシュに入れる。
日陰に入って寒くなったらすぐに出して着れる。
しかもバックパックを降ろさずできるのがいいですね。

ちょっと脱線。

今回は凌ピッケルトレイルバムのビッグタートルのデビュ戦でもありました。
手に入れた新しい道具を使うのはワクワクしますね。

凌ピッケル
凌ピッケル

凌ピッケルはグズグズの激坂でハンマーのように突き刺し難なく登ることができました。
優秀な相棒です。
ただ使う時は少ないので行くところを選んで持っていきたいですね。

ビッグタートル@トレイルバム
ビッグタートル@トレイルバムwith凌ピッケル

ビッグタートルは、荷物を減らして快適にシノギングをするために購入しました。
ULを日本に広めたハイカーズデポのブランド。
13-19Lという大きさで290gという軽さ
夏になったらこれでお泊まりハイキングにチャレンジしてみたいですね。
これはシンプルな道具という感じで気に入りました。

閑話休題

今回、気になったキーワード「通気性」について考えます。

雨を絶対に通さないウェアにするなら、通気性ゼロ%でいいのです。
イメージはゴムですね。
雨は通さないけれど、汗でビショビョショになってしまうんです。

通気性が100%なら、裸と同じ。風を全部通します。
乾きも良いかもしれませんが、外の影響を受けまくります。
場合によっては気持ちが良いかもしれないし、寒くて仕方がなくなるかもしれません。

適度な通気性が必要になるということ。

これは体質が大きな影響を持つということです。

汗っかきなら通気性が高い製品が良いし、汗をかかない体質なら通気性が低い製品でも良いのです。
特に寒がりな人は通気性が低い製品もほうがいいですね。

ゴアテックスの製品は通気性が低いんです。
だから汗で濡れてしまうし、乾かずに不快な思いをする場合がある。
だからこそ、アクシーズクインの通気性が高い製品を選ぶのもありますね。
雨で多少濡れたとしても乾かすことができるという考え方。

休憩地についた時にすぐにダウンを羽織る。
それだとダウンが湿気をすってロフトが稼げずに本来持った機能が発揮できないことがある。
そんな時にはウールや化繊のウエアのほうがいい。
寒さを凌ぐにもいろんな考え方があるんですね。

暖かは、ベースに切るシャツの厚さで決めれば良いそう。
夏は薄く、冬は厚く。これで温度の調整するといいよという話に目からウロコ。
たくさん着ればいいと思ってた・・・

開発者の方が週に何回も山に行き、凌いでフィールドテストしながら試行錯誤しているので信頼性が高いです。
仕事なのか遊びなのかわからないくらいにシノギングで遊んで、心地よいウェアは何かと研究する姿勢がステキです。

ありがとうございました。またよろしくお願いします。

自分の好きな世界のことをマニアックに語りました。
はたして読んでくれる人は、いるのでしょうか(笑)

お読みくださり、ありがとうございました。

アクシーズクインさんのイベントレポートはこちらです。
https://blog.goo.ne.jp/axesquin/e/323bdef289d093bf75bf921ae2b43545


高尾ひとりシノギング

ひとりシノギングしてきました。

アクシーズクインさんのイベントで地図読みやシノギ方を学び、一人で山に入ると学んだことが、できるのか?できないのか?がハッキリします。

大勢で学び、一人で実践する。

言い訳できないし、自分の身の丈を知ることができます。
自分で判断し行動するって純粋に楽しいんですよね。
しかも自然の中で一人を味わうのは乙なものです。

ここからシノギングスタート。

8時に起きてのんびりと準備をして電車へ。
高尾山口駅から公道を歩き、こんなところからスタートします。
以前のこの辺りをみた感じと、地図を見てバリエーションルートがありそうな感じ。
山にはハイキング道から獣道まで様々なルートがあります。
まぁ道がなくても歩こうと思えば歩けるんですが・・・

イノシシに出会ったポイント

この辺りでイノシシに遭遇。
ガサガサッと音を聞いた時には緊張感が走りました。
静かに辺りを見渡すと、この坂を全速力で登っていくイノシシの後ろ姿が見えました。
60kgはあるんじゃないだろうかという塊でした。

コンクリートのすべり台か?

坂を登ると川はこんな感じで護岸工事がされていました。一体何の目的なんでしょうね?水力発電?

山の中で人知れず護岸工事されてる

山の中に人工物ってあるんですよね。
手付かずの自然はないのです。
針葉樹林は、ほぼほぼ植林です。

道なき道をいく

地図とにらめっこして、ここから3本ある尾根のひとつを目指します。
えぇ、道なき道を歩いています。
ここから下をみると・・・

結構、急斜面

道は当然ながらありません。
なかなかの急斜面を凌いでいます。

尾根にでれば快適です。
尾根には道がついているものです。
境界線だからか、歩きやすいからか、道はあるんです。
迷ったら尾根に向かって登れは正解なんです。
尾根をずっと登っていれば山頂に着くし、道にでられる可能性は高くなります。

今回はコンパスをあまりみずに、地形だけで地図を読んだりしましたが、自分の現在地がハッキリしていれば問題はありませんでした。
凌いだ距離も短かったですしね。

ハンモックポイントは景色が良いが寒かった

ハンモックを貼ってのんびりできそうな尾根を探検。
読み通り良いところがありました。

よきハンモックポイント

ハンモックでのんびりとした人がいたような痕跡を見つけて、同じような思考な人がいるんだと感動。
気持ち良いところに人は集まりますね。

サッポロ一番みそラーメンに煮卵を2個入れて美味しくいただきました。

道はないけれど、ここから降りてきました。

下山でまた同じ沢に降りる途中で、すべって5メートルくらい滑落。
木があるから大丈夫と油断していました。
お尻が泥だらけになっただけで無事でした。
本当に危ないところは緊張感があるから大丈夫なんだけど、安全そうな気を抜くところが危険ですね。

高尾ベースキャンプのコーヒーを飲みながら振り返り

下山後、シノギングの答え合わせをするために、高尾ベースキャンプでコーヒーを飲みながら。
浅煎りコーヒーは好みの酸味。美味しゅうございました。
ここは新しくできた施設で、宿泊も可能だという注目している施設です。
ここで注文を忘れられたのが今日の一番のシノギだったかも。これからに期待。
ユースホステルみたいな雰囲気を感じた。

シノギの聖地である高尾ハナレでお買い物

そしてアクシーズクインさんの高尾ハナレへ。
写真の新聞紙で包まれたものを買ってしまいました。
えぇ、まだかみさんには内緒にしています。

その場にいたシノラーさん達とシノギ談義。
あっという間の数時間。
ここでの対話が一番の勉強になったかも。
実践している人に話を聞いて次の予定を妄想したり。

好きなことを追求するって楽しいです。

ソース・ワークショップ
https://www.asobilife.com


夕暮れシノギングに参加してみた

夕暮れシノギング

AXCESQUINさんの主催する夕暮れシノギングと難所の凌ぎ方に参加してきました。

ここでの講習はゆるいながらも本音の話が聞けるので勉強になります。
さらには、マニアックな参加者が多いので、そこから貴重な話を聞けるのもいい感じです。

ニッチで先端系の話は現場でなければ、学べないことが多いですね。

沢を超えて尾根に取り付きます。
ガイドブックに載っている登山道ではない道です。

今回の参加者は、皆男性です。
男子校時代が懐かしい。
となるとナイフ談義に花が咲きます。

「ハイキング用のナイフは、フォールディングナイフが良い。
 なぜなら転んだ時に刺さったりしないから。」

なんて話を聞きながら、さらにどんなナイフがいいのか盛り上がっていきます。
ナイフは男性性の象徴なのかみんなこだわりがありますね。

難所を凌ぐためのロープワーク講座も。

ロープワークは
・家で練習をする。
・新しい道具は、いきなり本番ではなく、実際に試す。
・使わなければ忘れてしまうので時々練習を。

そして、なにより大切なのは、このような技術を使わないようにすること。
冷静に周りを見て判断することができたら、ロープワークを使わずにすむ場所が15分も歩けば、見つかるということです。

ロープワークを使わなければならない状況におちいったのが前回の僕の失敗だったんだとわかりました。
あそこで立ち止まった時に下を観察すれば何事もなく終わったのでしょう。

イベントで技術を学び、ソロで試し経験をして、またイベントで学ぶという方法はいいですね。

また、クライミングもやりたいなという思いもでてきました。

まずは120cmスリングを買おう。ロープワークも覚えよう。(簡易ハーネス、ムンターヒッチ、クローブヒッチ)

景信山の頂上は何も見えません。
キレイにガスってます。

本当はこんな感じで見える予定でした。

2019.11.30撮影

停滞している時は寒いです。なのでシノギグッズを試させていただきました。

上:ヨヒヤミ 下:アグラスカート

特に冬に歩く時には汗をかかないようにゆっくりと歩き、停滞した時にはしっかりと着る。これが大切。

どちらの製品もダウンではなく、ウールをダウンのように加工した素材で作ったそうです。温かいのですよねこれ。しかも通気性があるので、汗で濡れたシャツも乾いていく良さがあります。

ナチュラルカラー好きにはアクシーズクインのシノギシリーズはオススメです。
古き良き時代の意匠を現代の素材とデザインでリビルドすると新きものが生まれます。

景色を見るだけがシノギングではありません。
食べることも楽しみのひとつです。

寒い時にはサッポロ一番みそ味が最高。
お湯をわかして暖をとりながら調理します。
これが楽しい時間ですね。
みなさんのギアを見るのも楽しいです。
珍しくこだわりのもの多し。

そんなこんなしているうちに暗くなってきました。
GoProのなせる技で、美しい青の写真が撮れました。
みなさんのシルエットも美しい。
シノギ行燈もいい味だしていて欲しくなりますね。

日が暮れたらヘッドトーチを使って降りていきます。今回のために購入した新しいヘッドトーチがデビューです。暗い夜道を歩くのにもいい感じでした。

滑る場所では、重心を低くして歩くこと重要ですね。
ナイトハイクも楽しいものです。

ライトは、なるべく暗い明るさでみんな合わせる。
前の人の足元を照らすようにする。
というコツがあるみたい。

ゆっくり歩くなら、ライトなしでも歩けたりします。
満月な時はむちゃくちゃ明るいですからね。

無事に下山できました。
下界は電灯があるので明るいです。
夜は本当は暗いんだということは都会に住んでいるとわからない感覚なのかもしれません。

今年最後のイベントということで高尾ビールでシノギ談義。話は尽きません。

ありがとうございました。
とても楽しく有意義な時間でした。
今年からシノギングを初めて良かったです。
来年もよろしくお願いします。

さて動画作りました。

オーバーナイトハイクの企画もしていきたいな。


上田正敏探検隊

新企画。上田正敏探検隊を開催しました。
裏山を探検する遊びです。
人があまり歩かない道を歩き、気分が良いところでハンモックを張り、ご飯を作って食べるという冒険です。

21世紀の冒険って身近にあるんですよね。
初めてのことは、すべて冒険です。
それはワクワクすることなのです。

第0回として開催しました。

先週凌いだところを歩くのではなく、途中までは普通の道から林道を上がり登山道を歩き、凌ぎ道を。

ここのど真ん中を降りてきたのは先週の話。

今回の冒険は誰でも歩ける道を進みます。

林道が気持ち良いですね。

道があるのかないのか。見える人は見えるのです。

薪炭林は気持ちが良いです。

もちろん枝尾根も凌ぎますよ。
人が歩かないので落ち葉でふかふかです。

尾根には道がある。迷ったら尾根に登りましょう。

良い場所を見つけたら、そこは野営地です。

風よけにタープをはりました。

隊長の仕事は、豚汁作り。

豚汁は自家製味噌を合わせて

隊員の仕事は、焼き芋とステーキ。

分厚い鉄板で肉を焼くと美味いし、焚き火の煙に燻されて風味も増します。

火起こしのやり方は、シンプルに。
ワークショップ形式なので丁寧には教えません。
見様見真似でやることが面白い。
これもひとつの冒険です。

火の番も楽しい

この季節は熱燗も美味いです。

熱燗って魅力的

ちゃぶ台とワンカップ。

シノギチャブダイとワンカップと焚き火

ハンモックも張ってね。

慣れると数分です。

風に揺られて空を見上げると懐かしい気分になります。

空を見上げてボーッとしていますか。

ハンモックから見える景色は気持ちが良いですね。

写真を見ていると体調はずっと仕事しています、

アウトドアって、のんびりしているかと思われるんですが、いそがしいのです。

風が吹けば寒さを凌ぐ準備をして、焚き火もずっとお世話していないと消えてしまいます。

今回、ステーキを4回焼いたのですが、みんな焼き加減は違います。レアからウェルダンまで。
ガスって便利なんだと思いますが、焚き火で焼いたステーキはどれも違ってどれも美味しいんですよね。

昔のお母さん達がずっと家事をしていたのは、家事に時間がかかっていたからです。
お父さんが外に働きに行き、お母さんは中で働く仕事がたくさんあった時代があったんですよね。

不便が楽しいのが冒険です。

無骨な感じもいいですね。

あっという間に3時間も経ってしまい、日暮れとの競争で下山しました。

この笑顔です。

来年は、定期的に開催したいなと思っています。

自分が持っている無限の力を取り戻すキッカケになるかもしれません。

ご参加ありがとうございました!

感想をいただきました。

山遊びのようで
自分を深く見るワークでも
あるね。
じっくり話を聞いてもらう
ワークでなくても
見えてくるものがある

あれは
山遊びのようで
自分を深く見るワークでも
あるね。
じっくり話を聞いてもらう
ワークでなくても
見えてくるものがある

こちらの思いが伝わるのが嬉しいです。

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裏山探検隊

裏山探検

裏山を探検してきました。
地図をゴリゴリに読んだ山歩き。

登山地図に書いてある登山道を歩くのではなく、地図を見ながら道を見つけて歩く登山もあります。

まず地形図から尾根がどこにあるのかを読んで、そこに道があるはずだとあたりをつける。
その尾根に、どこから取り付くことができて、どこから抜けることができるのか。
それも地図から読み解く。

あくまでもこれは仮説です。

地形図と実際の山の形は違うかもしれないから。
ほとんどの場合は、読み間違いなんだけど。

正解は現場にしかありません。

歩き終わった後に答え合わせをするのも楽しいです。

登山にも、仮説、実験、検証という理系みたいな楽しみ方もあるんですよね。

文字で書くと小難しいんですが、実際には感覚的なものでもあります。
わかってしまえば簡単です。
食わず嫌いで地図読みを避けてきたんだけど、シンプルな基本だけ覚えれば楽しいものでした。
雑誌や本は濃すぎて消化できません(笑)
シノギングのイベントでちょっとずつ覚えたのが役立っています。

今回は、歩いてみたい3本の尾根に目星をつけて、ちょっとだけ歩いたりしながら調査をして、次の楽しみにしたりして。

ハンモックはって、ゆっくりとご飯を食べてあとは尾根を降りるだけ。

当初降りようと思っていた尾根ではなく、印がついていたほうの尾根を選んだ降りたら、尾根の最後がトラップでした。

目の前が道なのに境界線があって行けない悲しみ

馬鹿正直に尾根を降りたらそこは鉄柵がありました。

金網の手前には道があるかと思ったら・・・

体中に枯れ葉やらなんやらが入りまくり。

今日一番の藪漕ぎがスタートです。

ここから降りられるかも。向こう側もちょっとだけ低くなったし。

古い赤テープと丸太が立てかけられていて、ここから脱出せよという意図を汲み取り、ここから登って降りました。

苔が落ちているのは、足跡です。えぇ苔を削り取ってしまってます。

3メートルくらいの壁をお助け紐を使って降りました。まるでクライマーかのように5ミリ8メートルのロープを片手で出し金網にセットし降りました。

降りてから答え合わせのために近くを歩くと、普通に降りられるところがありました。

ちょっとパニックになっていたのでしょう。
ちゃんと地図を読んで考える冷静さが欲しいです。

知識を知っておくこと、経験を積んでいくこと、両方が必要だということがわかりました。

まぁ、こういう失敗が経験となって成長していくのです。

体や道具の無事を確認してたら、トレランシューズが壊れちゃった。

靴底が剥がれた・・・今週2回ほどシノギに行くのに・・・

動画もちょっとだけ撮ったのでコンパクトに

裏山探検 名もなき道を凌ぐ シノギング

「あちらの世界とこちらの世界の境界線を描いている作品ですね」と感想をもらった動画です。

動画のご感想、グッドボタン、チャンネル登録、よろしくお願いします。

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ひとりシノギング

ひとりシノギング

初めて、自分で地図を読んで、ここは行けそうだという山をひとりで凌いできました。
もちろん登山道はありません。
多分、尾根道があるだろうという予想を立てて、実際に行ってみるという遊びです。

ひとりで誰もいない山に入るってワクワクします。
それだけで冒険なんですよね。
ひとりということは、自分で感じて、自分で考えて、自分で選択して、自分で行動しなければなりません。
誰も助けてはくれないし、誰も助けなくていいのです。
自分のために歩き、自分のために食事を作り、自分のために休むって最高です。

ひとりシノギングは自由の象徴です。

これから自然の中でのお一人様は当たり前になるかもしれない。
これいろんな意味でトレーニングになるかも。
もちろん街中でもお一人様を楽しめるって大事なことですね。

動画も撮影してきました。

最後のシノギの聖地は、シノギ談義に夢中になり、動画ありません(笑)
マニアックな話とここでは書けない話だらけ。
自由に遊んでいる人たちの話は学ぶことだらけです。

SO FAR SO GOODの作家さんとの出会いがあったり。
サイフと鍋つかみに興味あり。アイデアってすごいですね。

シノギの聖地である高尾ハナレの詳細はここです。
ここはAXESQUINさんの秘密基地です。
気まぐれオープンなのでブログで確認を。

裏山リトリートの下見もできました。
今度、友人たちを連れて第0回開催。
自然の中での学ぶスタイルを創っていきます。

高尾山の周りに楽しい山が多いですね。
人がいなくてまるで別世界。

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裏山リトリート

裏山リトリート

自然の中にいると五感が開いていきます。

都会の中で生活していると、見えるものが見えなくなり、聞こえるものが聞こえなくなり、感じられるものが感じられなくなります。

目は見えているし、耳は聞こえているし、皮膚は空気を感じています。

でも、それを脳が認知をしなくなるんです。
その理由はストレスが関係しています。

見たくないものを見て、聞きたくないことを聞き、感じたくないことを感じていると、脳がその情報を避けてしまいます。

防衛本能です。

その余波で、見たいものが見えなくなり、聞きたいことが聞こえなくなり、感じたいことが感じられなくなります。

自分をリセットするためには、自分が開く何かが必要です。
リラックスできるということが大切。

人によっては、芸術や運動かもしれません。

僕が一番効果があると感じているのは、自然の中で何もしないことです。

でも、自然って楽ではないので、何もしないといっても忙しいです。

気温が上がったり、風が吹いたり、天気が変わったり、環境そのもが刻々と変わっていきます。

自分が心地よく過ごすために必要なことで、忙しいのです。

家の中がどれだけ快適かということもよくわかります。

でも、快適するぎる環境って、人はなまけていくのです。
五感も鈍っていくのです。
安全なので研ぎ澄ます必要がないですから。

そうすると生きる力が奪われていくのです。
根源的な力がなくなっていくのです。

なるべく自然なところで、なるべく人がいないところで、ただのんびりするという良さを伝えたいなとずっと考えていました。

そのために色々と山の中に入って遊んでいます。

遊んでいるのにすべてがトレーニングのようにも思えてきます(笑)

ワクワクするって何より大事な感情ですね。

裏山リトリート

今月、その第0回を開催しようと画策中。

その他にも企画していきたいと思いますので、興味がある方は声をかけて下さいね。

山で遊ぶノウハウも伝えられたらな。

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お泊りシノギングに参加

お泊りシノギング

本降りの雨の中、お泊りシノギングに参加。

お泊りシノギングとは、ハンモックとタープを使って一晩凌ぐことです。
この時期、寒さ対策が重要になってくるのですが、今回はあたたく、風もなく、テーマとしては雨を凌ぐ2日間になりました。

そして、念願だったシノギてぬぐいをゲットしてきました。

これでにニワカ・シノラーを卒業して、一人前になった気がしています。

お泊りシノギングの様子は動画をご覧下さい。

よき時間でした。

みなさんソロで参加している方々が多いです。
それぞれの楽しみ方を満喫されていました。

市販の道具では飽き足らず自作した道具を持ってきている人も多かったです。
その方法も教えてくれたりして感謝しかありません。
みんな親切だもの。

こうやって新しい遊びのジャンルが成熟していくのでしょう。

参加して良かったです。

今回、気づいた課題は、荷物の多さですね。
心配していると荷物が多くなる。
必要最低限の荷物と遊びの荷物を持っている人がいいなと。
経験が大切なところなんでしょうね。

お泊りシノギング中に、アクシーズクインさんからフユゾラアグラスカートを一晩お借りしました。
ネットで情報を読んだり、お店で説明を聞いただけではわからないことがたくさんあります。
道具を実際の現場で使わせてくれて、気に入ったら買う選択ができるってとても良いです。
シノギングイベントでは商品を借りられるシステムは親切ですね。

アグラスカートはとにかく暖かい。
パンツよりもスカートって形が良いのかもしれませんね。
朝方以外は寝袋がいらないくらいに暖かったです。
これダウンではなく、ウールをダウンのように加工して使っているそうです。

フユゾラは汗の抜け具合が感動的でした。
アクシーズクインの雨具って、濡れること前提で商品を開発しているそうです。
濡れたとしても乾けばいいじゃないかという考え方。

アウトドアでのレインウェアは、雨を完全に防ごうとすると、汗や結露で結局濡れるという事実があるんですよね。

雨で濡れるか、汗で濡れるかの究極の2択。

濡れたとしても風で熱が奪われることなく乾けばいいのです。
実際にそうであれば快適に過ごすことができるのです。

ショートシノギングの時には、自前のバーサライトの上下を着ていました。素材はゴアテックスです。

雨が侵入したのか、汗を書いたのか、雨具の下はずぶ濡れ。
ゴアテックスだからそのうち乾くだろうと思っていたら乾かない。
その時に「貸し出しますよ」のアナウンスを聞いてフユゾラを借りて着たのです。
気づいたらウェアは乾燥していました・・・

素材の透湿性が重要なんだそうです。

森林限界を超えるような本格的な登山ではゴアテックスはいいのかもしれないけれど、低山を歩くならウェアの素材は違う選択をしたほうがいいかもしれないということでした。

開発者が汗っかきだからこそ、汗抜けにこだわっているそうで、そんなところがステキです。

雨具の透湿性について興味を持って、調べましたが難しすぎて理解するのを辞めました(笑)

参考までに調べたリンクを
-凌ぐとは、足りることを知ること-「凌」という山歩き
雨を防ぐのではなく「凌ぐ」という考え方。
山と道ラボ【レインウェア編】
【素材研究室①-2】GORE-TEXの話 ~透湿性に関して~
「ゴアテックスなら大丈夫」は本当?

シノギングをするための三種の神器は
ハンモック
クナイ
ツユハラヒ

もうひとつプラスするなら
タープ

アクシーズクインさんが扱っているものなら間違い無いです。
僕はあとツユハラヒを手に入れればコンプリートです。

宿泊のためのウキグモ、ウンカイ、モグを試して、物欲上昇。

あー楽しかった!

何かのファンになるっていいですね。

■AXESQUINの記事
お泊りシノギング 2019のお知らせ
お泊りシノギング~2019~ の様子【前夜祭編】
お泊りシノギング2019~ の様子【当日編】


多摩川について考えてみた@シノギング

AXESQUINさん主催の地図読みシノギングに参加。

予定地が変わったり、行くまでの予定の道が行けなかったりと、台風19号などの雨の影響を感じたシノギングでした。
今年の10月は台風の影響で例年の約2倍の量の雨が降っているそうです。

このたびの災害に対し、心よりお見舞い申し上げます。皆様の一日も早いご再建をお祈りいたします。

駅を降りたら、みんな大好き高尾山の案内がありました。
台風直後は稲荷山コースくらいしか歩けなかったから復旧は進んでいますね。

高尾山口駅前の案内川は、こんな感じ。

高尾ICのアンダーパスも水没したようです。
この泥の線わかります?
3本あって、人間の背よりも高いです。

榎窪川もこんな感じ。川に大量の水が流れ込んだみたいです。
そしてこの先の道路が川になっていて、予定を変更して違う道へ

そしてエスケープルートである登山道に行ってもこんな感じ。
ところどころが川になっていたり、通れないほどではないけれど崩れていたり。

入沢川の橋が流されてなくて良かったです。
丸太が直撃していますが・・・

尾根にでるとこんな張り紙も。

秘密の休憩場所でハンモック&焼肉。
山でタンパク質を取りたい野望を叶えるために手に入れたヨコザワテッパンハーフ
BE-PALのオマケではありません。

話はちょっと変わって、先日も府中@多摩川にハンモックに行ってきたんです。
いつものハンモックポイントは無事でした。

10.23撮影

あったはずの中洲が消えていたり

10.23撮影

木には流木が絡みつき、なぎ倒されている木も多くありました。
草は倒れていて、バーベキューの放置された炭もキレイに流されていました。
陸地は泥というより砂が堆積していました。

10.23撮影

シノギングの後に気になって近所の多摩川流域であるうちの近所の川を見に行きました。
仙川はこんな感じで

10.27撮影

野川はこんな感じ、

10.27撮影

ちなみに中仙川はこんな感じで暗渠になっています。

10.27撮影

高尾山の周辺は、こっち川の多摩川流域とあっち側の相模川流域があります。
岸由二先生の「流域思考」をググると興味深い記事がたくさん見つかります。
例えば、この論文ほぼ日の記事がわかりやすい。

今回のシノギングは多摩川の流域を歩いてみたんだなと思ったのです。
流域でつながっているんだなと。

都内に住んでいると自然を忘れがちになってしまいます。
川はコンクリートに囲まれて、排水溝にしか見えないんです。
暗渠になっているところは、完全に下水溝と同じではないかと。

自然を大事にしたらいいのにという思いは強かったんだけど、川を一度人間が管理してしまったら、最後まで管理しなければならないものになっているんだなと。
だって、稲作が始まった弥生時代からずっと水害と戦ってきた歴史があると思うんですよね。

大人も子供も安全で自由に楽しく遊べて、治水もされている川って、どんな川だろう?

流域思考ということを改めて考えさせられてシノギングでした。

この言葉も最後に紹介。

「災害」は、人間の都合で生み出された言葉であり、
私たちが愛してやまない、自然現象の一種なのです。
日々暮らす日本列島。この美しい舞台が、
何億年もの地球の歴史のなかで育まれてきた歴史に目を向けること。
成り立ちをもっと知りたいと興味をもつこと。
これから先、どんなエネルギをもちうるのか、想像力を働かせること。
これらの営みこそが、防災への第一歩なのです。

別冊ランドネ アウトドアで防災BOOK

動画もちょっと作ってみました。

ありがとうございました。

シノギングの三種の神器であるクナイツユハラヒをお試しさせていただきました。ちなみにもうひとつの神器はハンモック

シノギング・イベントの良さのひとつは、アクシーズクインの製品を現場で試させてもらえることです。

どちらも便利だったな。欲しいものリストに追加です。

森勝さんのロープワークの復習用の動画はこちら

本家のアクシーズクインさんによる地図読みシノギングのレポートはこちら

森勝さんの地図読み動画を発見。

森勝流地図読み前編
森勝流地図読み後編

シノギングイベントとほぼ同じ内容なので復習になりました。

シノギングなどの情報はアクシーズクインさんのブログを。
来月はさらにお泊まりシノギングでシノギの技術をアップします。