シノギング地図読み入門(その1)

復習をすることはとても大切です。

先週、シノギング イベントに行って学んだことを実践するために、また北高尾に行ってきました。

なぜ復習するのか?

学びには3種類あって

  • できる
  • わかる
  • 分かち合う

という3つの学習観があります。詳細はこちらをご覧ください。

イベントで学んだことは「わかる」というレベル。
何をどうすれば良いのかをわかったということ。
大人は頭で理解するのは早いです。

ところが、「できる」までは、いたっていないことが多いです。
「できる」とは、頭で考えた通りに体が動くということ。
「できる」になるにはどうしたらいいのかというと復習です。
復習するとわかったつもりになっていることがわかります。
あとは繰り返し体が覚えてくれるまで練習ができたらいいですね。

これは一人でやることが、とても重要だと思っています。
誰かがいると他人に頼って、わかったような気になるだけになりますから。
できるようになるために、今回一人で山を凌いで来ました。

さらにこのブログに書いてまとめることで「分かち合う」ことで、さらに自分の学びを深めています。
教えることがいちばんの学びだという説もあります。
教えるって、自分のためであり、他者のためでもあります。

地図読みに何を持っていくのか?

地図読みに必要な道具はシンプルです。

  • 地図
  • コンパス
  • 時計
  • 色ペン

それぞれ説明していきます。

地図はどうする?

地図は何を選ぶのが良いのか?

国土地理院の地図の一択です。
それを印刷して持っていきます。

国土地理院のウェブサイトにアクセスします。
https://www.gsi.go.jp

国土地理院の地図のページ

クリックして、地理院地図のページにいきます。
最初にこのページに行っても良いですね。
https://maps.gsi.go.jp/

国土地理院地図

で、自分の行きたい場所の地図を表示します。
縮尺は「300m」が適切かと(左下に書いてある数字)

オプションで磁北線も入るので入れておくと良いです。
磁北線とは、実際の方位磁石が指す南北の線ですね。

国土地理院地図

で印刷をします。

国土地理院のページの右上辺りにある「印刷」ボタンを押すと、このページがでてきます。
用紙サイズは、「A3横(標準)」か「A3横(高画質)」を選ぶことが多いです。
場所によっては縦の場合もあります。
A3の地図が大きくて地図を読んだり、書き込みをしたりするシノギングをするには便利です。

A3のプリンターはうちにはないしインクジェットプリンターなので、A3でトナー印刷するためにセブンイレブンのネットプリントサービスを活用しています。
https://www.printing.ne.jp/index_p.html

ちなみに、インクジェットプリンターを使わないのは雨対策です。
濡れると滲むので、トナー印刷がオススメ。
カラーでもいいのですが、経費削減のために白黒印刷です。
色がないほうがペンでの書き込みが目立ちますからね。

シノギングの地図

今回実際に印刷した地図がこれです。

実際の使用後は、こんな感じです。

ここで道具の写真を載せたので、他の道具の説明も。

(追記)高密度に磁北線を入れたい時には、ヤマレコのサービスである地図プリもオススメです。磁北線:100px間隔、縮尺500mの設定でA3印刷で使っています。

コンパスはどうする?

コンパスは、キーホルダー型ので十分です。

うちのはハイカーズデポのコンパス
温度計もついています。
温度もわかるとウェアを選ぶときの参考になります。
この日は10度から15度くらいで、ハゴロモ(ライトシェル)だとちょっと寒かった。

登山用品店で売っているようなコンパスは、僕では使いこなせません(笑)

東西南北の4方向だと少なすぎるので、その間の8方向(南東etc)がわかれば十分です。
16方向(北北西etc)くらいは使うかも。

今進もうとしている道は、どの方角なのか?

これがわかれば充分です。

時計はどうする?

時計はなんでも良いと思っています。

オススメは、アナログ、防水、ベゼルがついているもの。
それに軽いならもっと良い。
僕のはチープカシオと呼ばれているものです。
amazonで2000円くらい。

今いる場所の時間を書き込むために時計は使います。
時間を書いておくと、どのくらいのペースで歩いているのかがわかります。
今まで歩いている距離と時間がわかれば、これから歩くであろう予測がつくようになります。

色ペンはどうする?

僕の場合、実際に歩いた時の記録に耐水性の青のペンで書き込んでいます。
赤は山から降りてきた時に検証したものを書き入れています。

書き込むペンは、耐水性のマジックがオススメです。

色数はその人の書き込む情報量によるかと思います。
周りの人たちを見ていると1色〜3色が多いですね。

僕使っている耐水性の水性サインペンは、PILOTのSuperプチ<中>でした。

地図ふたたび

シノギングに使う地図は、国土地理院から印刷するのがベストといいましたが、他の地図も持っています。

有名どころの「山と高原の地図」は、地図読みはやりずらいです。
理由は、情報が地図に書き込まれすぎているから。
ガイドブックとして使うのに適しています。

紙地図を買うなら「登山詳細図」がオススメです。
ただし発売されている山域が少ないのが残念。

この地図の良いところはマイナーな登山路が書いてあるところ。
紫の丸で書かれているコースです。

地図読みの練習として、このコースを歩くのがオススメです。
でも、この登山詳細地図もあくまで参考に、実際には国土地理院の印刷した地図を持っていきます。

だんだんとこの地図にも書いていないコースも自分で地図を読み解いて行くのが楽しいのですよ。

(続く・・・)

前回のシノギングの様子はこちら
今回のシノギングの様子はこちら

地図読み講座一覧

  1. シノギング地図読み入門(その1)
  2. シノギング地図読み入門(その2)
  3. シノギング地図読み入門(その3)

僕はハンモックフルネスをおこなう場所をシノギングで探しています。
この調査も楽しいんですよね。いつかイベントにしたいです。

■ハンモックフルネス
山の中でハンモックを使ったマインドフルネス
https://www.yoriyoku.com/tankentai/hammockfullness.html


地図読みマスターと難所を凌ぐ

Axesquinのシノギングイベント「地図読みマスターと難所を凌ぐ」に参加してきました。

前日には都内登山ショップに行き、品薄である「ヨヒヤミ」と「アグラスカート」を手に入れる。
これを実際の山で試したくて前日からワクワクしていたら、集合時間よりも1時間も前に着いていたのでした。
どうもエア目覚ましで起きて1時間早く動いていたみたい。

ドトール
ドトールでモーニングを食べながら読書中

ドトールでモーニングを食べて、読書をして集合場所へ。

Axesquin
AXESQUINの旗印が目印です

ちゃんと来れたことにホッとしました。
朝から何をやっているのだか。

高尾駅からバスにのって北高尾の某バス停へ。
近くの空き地で凌ぎの準備です。

ビビットに画像を補正したけれど、やっぱり逆光でウェアが見えない。

今回のウェアはこんな感じ。逆光でまるっきり見えないですね(笑)
自撮りショットで確認

クビマキとハチジュウハチヤ
クビマキの差し色がいい感じ。ハチジュウハチヤというメリノウール長袖シャツもいい感じ。
クビマキとハゴロモ
寒くなったらソフトシェルのハゴロモを着て汗抜けもバッチリ
ハンモックとヨヒヤミとアグラスカート
停滞時はヨヒヤミとアグラスカートでむちゃくちゃ暖かい。ハンモックにはウールが良いです

シノギそのものも良かったのですが、難所を凌ぐためのロープワークが役立つ。
シュリングとカラビナとロープで急斜面を降りるやり方だ。
「わかる」だけではなく「できる」ようにするのが大事な技術。
これは、何も考えずにできるように練習あるのみですね。

凌ぎのロープワーク
難所を凌ぐ練習。これができればソロでのシノギングも怖くない?

今回押していただき大事なことだと思ったは、こういう緊急時の状況に自分を追い込まないこと。
周りを観察していれば避けることができるということなのだ。
どうしても使うしかない道にでるためのラスト3mで使うくらいがちょうど良い。

本で読んだり、Youtubeで見たりするだけではできない。
手を動かして実際にやって、確実にものにできるまで練習しないとな。

練習に夢中になり、そのままお昼。
ハンモック村を作って、それぞれが凌いでいます。

ヨヒヤミとアグラスカート
前日に手に入れたヨヒヤミとアグラスカートとクビマキ。見た目も良いよね。

ハンモックでのんびりするには、これからの季節は、暖かさが必要。
このアグラスカートの暖かさは完璧。ベストのようにも着れるしね。
山をやらない友達たちも購入するほどの人気商品です。

ハンモック村
凌ぎ談義は聞いているだけで学びの宝庫だ

ハンモック村では、ギア話で盛り上がっています。

帰りは谷に降りて凌ぐという話になり、行けそうなところから降りる。
降りた谷は源流部で苔むしていて、とてもいい感じだった。

苔
谷地は苔が美しい。源流部って不思議な荘厳さがあったんだけど写真が撮れてなかった・・・

ただ倒木が多く荒地だったんですね。
地味に体力は削られました。

シノギング集合写真
シノギング恒例の笑わない集合写真の逆取り

倒木が多く荒れた道なき沢を降っている途中で凌ぎ名物笑わない記念撮影。
逆の写真を撮ってみました。
実際に記念写真はどうなったのでしょうか(こちらにリンクを貼る予定)

シノギングは倒木だらけ
倒木祭りです

去年の台風の影響かな。倒木が本当に多いのと、手入れはされていないところが多いですね。里山の原生林化が始まっているのだろうか。

林道が崩れて一本橋状態
最後は林道が崩壊していてこんなところも

ここはドキドキでした。人間が作ったものは派手に壊れますね。

行ってみたい凌ぎ道
当初いく予定だった尾根

今度、ここを凌いでみたいですね。誰か一緒に行ってくれる人いないかしら。
モミの木の群生地があるらしい。
そう土地の境界線に植えられているというモミの木です。

学びがいっぱいありました。
ありがとうございました。

もっとシノギングの雰囲気を知りたい人は動画を。

地図読みマスターと難所を凌ぐシノギング

今回の様子が書かれたaxesquinのブログはこちら
注目ポイントは、僕のクビマキ(ストール)の使い方。
どんどんと上手くなっていっている。
なぜなら担当者の谷島さんにオススメの巻き方を学んだからだ。
https://blog.goo.ne.jp/axesquin/e/e9af6ba6ee79cea2bc757159d6ab9dc6

■ハンモックフルネス
山の中でハンモックを使ったマインドフルネス
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■自分の本当にやりたいことを見つけたい人へ
ソース・ワークショップ
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ハンモック野営はモグ350で快適

裏山に一人でハンモック野営をしてきました。

ハンモック野営
ハンモック野営

この日のために購入したのがモグ350というハンモック専門の寝袋です。
axesquinの凌ブランドから発売されていて、開発者がシノギングを楽しみながら開発した製品です。
axesquinは、開発者自身が実際に山に入って遊びながら自社製品を使い、「こんなものが欲しい」と必要から製品開発する姿勢が大好きなブランドです。

ハンモックを包み込む寝袋モグ350
ハンモックを包み込む寝袋モグ350

この寝袋はダウンで、360度羽毛に包まれて寝ることの快適さを味わいました。
ハンモックで寝るだけでも気持ちが良いものですが、さらに包まれて眠るという快適さは最高です。

ここが宿泊地でありベッドである
ここが宿泊地でありベッドである

本を読んだり、火のお世話をしたり、ご飯を食べたり、うとうとしたり、贅沢な時間でした。

ハンモックで読書。そして、そのままうたた寝。
ハンモックで読書。そして、そのままうたた寝。

何もせずにただそこにいる。

ただのインスタントのコーヒーが美味い
ただのインスタントのコーヒーが美味い

スマホからも解放されて、今この瞬間を味わうのって、ケアの極意を感じることです。
急がしい人は「何かをしなければならい」というDoに縛れています。
そうなると何もしないことに罪悪感を感じたりするものです。
これ、メンタル的にはヤバイ状態です。ずっと興奮状態にいるので、慢性的に疲れてしまっているか、疲れているのに麻痺して気づかないで暴走している場合もあります。いわゆるワーカーホリックになってしまっていることもあります。

「何もせずに、ただその場にいる」これがケアの基本中の基本です。

夜景が美しい
夜景が美しい

DoではなくBeで居られるのか?

この日は曇りで日の出は見れず。が、この朝の色は幻想的だった。
この日は曇りで日の出は見れず。が、この朝の色は幻想的だった。

ただ、その場にいること。
この境地に達することで、始めて変わることを選択できます。
究極の選択ですね。
誰か何かから影響を受けて選択させられるのではなく、自発的に選択すること。
これは一生のうちに何回できたかというくらいに、稀なことです。

好きなことを仕事にしたい、好きな人と共にいたい、好きなライフスタイルを生きたい。

焚き火で料理は面倒くさい。だが、これが良い!
焚き火で料理は面倒くさい。だが、これが良い!

そんな人は、ボーッとすることが大切なのです。
なぜなら自分自身と向き合うことになるから。
自分とつながる時間です。
外側からは何かをしていないように見えても、内側では様々なことが起こります。

この状態をボーッと見ることが、マインドフルネスです。
良いとか悪いとかジャッジするわけでもなく、心理的な痛みを感じるわけでなもなく、何かを変えようとするわけでもなく、ただ自分の内側の声を聞いて感じることです。

山の中で一人で寝ていると自然とマインドフルネス状態になります。

夜中にトイレに起きると狸と遭遇。丸々としていますね。しかも逃げない。

日の出は雲で見えませんでしたが、夜景はきれいでした。
夜中に暴走族の爆音が聞こえたり、早朝にお寺の鐘が聞こえたり、自然の中といえども町と地続きにつながっているのも不思議なものです。

凌正装で。ハゴロモ、ハヲリモノOCTA、ハラマキTシャツ、ハカマスカート、クナイ。気温は約20℃
凌正装で。ハゴロモ、ハヲリモノOCTA、ハラマキTシャツ、ハカマスカート、クナイ。気温は約20℃

ハンモックで野営をする良さも伝えたいですね。
暗闇は非日常を感じる舞台装置でもあります。
しかも野営は、自然を感じることができますから。

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暑さを凌ぎながら難所を凌ぐシノギングに参加してみた

AXESQUINさんのシノギング イベントに参加して来ました。
今回のテーマは「暑さを凌ぎながら難所を凌ぐ」というもの。
例のアレの影響で久々のシノギングはとても充実した時間となりました。

今年の梅雨は雨量が多く、長引いているので雨の中の開催でした。
夏の暑さの代わりに、雨を凌ぎ、雨濡れによる寒さを凌ぐ要素もなりました。
むちゃくちゃ充実した時間を過ごせました。
経験値が上がった感があります。

普段なら神社から続く尾根道を凌ぐのですが・・・

暑さを凌ぎながら難所を凌ぐ@シノギング
暑さを凌ぎながら難所を凌ぐ@シノギング

今回は谷を詰めて稜線にでます。
つまりは沢を凌ぎます。
暑い時期の沢をジャブジャブ歩くの楽しいんですよね。

暑さを凌ぎながら難所を凌ぐ@シノギング
暑さを凌ぎながら難所を凌ぐ@シノギング

普段は、枯れ沢で水がほとんど流れてないそうです。
これは地形なのか保水力の問題なのか。どうなんでしょうね。
梅雨の時期に水量のある沢を凌ぐのも良いですよ。

今年は雨が多かったので幻の滝を見ることができました。
調べると清龍寺の滝という名前だそうです。

暑さを凌ぎながら難所を凌ぐ@シノギング
暑さを凌ぎながら難所を凌ぐ@シノギング

かなりの落差で水量も豊富です。
滝を下から上に煽って撮影しました。
シャワークライムですね(笑)

暑さを凌ぎながら難所を凌ぐ@シノギング

ここから尾根まで詰めるのがシノギの醍醐味でした。
ガレ場があったり、道が崩れていたり、凌ピッケル使ったりと盛り沢山でした。
城攻めの時には、こんな道を通ったんでしょうかね。

暑さを凌ぎながら難所を凌ぐ@シノギング
暑さを凌ぎながら難所を凌ぐ@シノギング

そして、ハンモック村を作って長い休憩をとりました。
タープ張って、ハンモック張って、ご飯食べて、シノギ談義するという贅沢な時間。

他の参加者のギアを見たり聞いたりしているのが学びになります。
実際に使っている人の意見が貴重だと思うのです。
ギアや遊びは、見て、いいなぁ、真似しようが基本ですね。

暑さを凌ぎながら難所を凌ぐ@シノギング

タープはペグを使わずに石や木を使って固定します。
自然には道具がたくさんあるので応用すると楽しいですね。
持ち運ぶ道具も少なくなりますし。

そしてハンモックは気持ち良くて思わず寝てしまうほど幻想的な時間でした。

暑さを凌ぎながら難所を凌ぐ@シノギング

雨の日はタープを張ればハンモックも快適です。

ランチタイムに秘密基地を作って遊びノリなので楽しいです。
屋根があるだけで安心感が違います。

もちろん晴れている日はハンモックだけで開放感を味わうのが良いかと。

そうそう、ハンモックの蚊問題について低山小道具研究家の森勝さんに話を聞いて来ました。

結論からいうと、蚊帳はハンモックハイカーやシノラーの人に必要ないが、キャンパーには必要、というように理解しました。
水が汚いところにいる蚊と水が綺麗なところにいるブヨがいる。蚊は24時間活動するけれど、ブヨは昼間だけ。そして蚊やブヨは尾根よりも谷にいる。なので、蚊帳を使わないハイカーがでてきた。蚊取り線香くらいで大丈夫ではないか。あと必要であれば虫除けも。蚊帳もそこまで重くはないから持っていくのはあり。山域と季節で変わるから自分で判断することが大事ということでした。シノギング界隈では蚊帳を使っていない人が多いんですよね。

さて、今回のシノギギアの紹介です。

シノギング装備(その1)

ようやくそろえたシノギウェア。単刀直入にいえば最高でした。僕は汗っかきなので、ハゴロモアヲネロが軽くて通気性がよく汗冷えがありませんでした。しかも小雨でも雨具は必要ではありませんでした。
帽子は被らない派だったのですが、雨での帽子は快適です。雨が降っていることを忘れるくらい。顔に雨がかからないって重要ですね。ヤマボウシAirは汗もたまらずに快適。
ゲイターであるクナイでパンツと靴の間の露出をなくすのも重要でした。露出している人は虫に刺されていましたから。
低山でのシノギのために開発された製品だけありますね。

シノギングにはトレランシューズがオススメですね。アルトラローンピークは幅広で僕にとってはぴったりのシューズです。メッシュが優秀で沢の水もすぐに排出され、その後の難所の詰めでも気にならず、ハンモック休憩時でも群れずに快適でした。ゴアなどのメンブレンを使っている靴は、今回のようなシノギには避けたほうがいいかもしれません。

シノギング装備(その2)

エクスペドのトラベルハンモックは生地感がとても良いです。寝るのに快適です。ハンモック泊にも使えるシンプルなソロタープが雨でも快適に過ごせました。

遊び倒している人が開発にいるメーカーっていいですね。しかもメジャーではなくインディーズという独自路線を歩んでいるところが好きです。

動画も良かったら見てください。撮影・編集も慣れて来ました。

内容が濃く楽しいシノギングでした。
ありがとうございました。

AXESQUINさんのイベントブログはこちら。
読み応えあり。僕がマントリングを決めた写真もあります。
ところでマントリングって何?

イベントに自由にのびのびと参加できる日常でありますように。

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好きだからやるんじゃない!やるから好きになるんだ!

今までの自分のパターンと違うことをやると気づきが訪れますね。

凌というコンセプトが良いなと思っていただけで、実際にウェアとかはどうでも良かった1年前。
正確にいえば、世間の王道とは違うインディーズのウェアに対して興味があるもののイマイチ自分には似合わないのではないかと思っていたのです。

だから、「凌のウェアはあんまり好きじゃないんだよなぁ」と思っていました。

それがとある友人の言葉から心機一転、ウェアをこだわりを持って選んで実際に履いてみた気づきがあって、さらに第三弾となります。

前回ブログに写真が載っているんだけど、どんなように見えるんだろうと自撮りをしまくりました。
写真を客観的に見ることで「周りからどんなように見えているのか」と自分にフィードバックしたり「もっとこうしたらカッコいいのではないか」とか考えたりしたのです。

今回、凌に興味がある友人らとシノギに行きました。
待ち合わせの時に、僕を発見した後にみんな褒めてくれるんですよね。

「世界観があっるね。」
「似合っているよ。」
「カッコいいね。」

なんて言われて単純に嬉しくなっていました。
そんなように見えるんだなぁと、ただ思っていました。

ほんと好きなのか微妙なんだよなぁと思っていたのです。

これで1日過ごして、帰り道にふと気づいたことがあったのです。

「あれっ?凌ウェア好きになっているかも!?」

これ人に言われたからどうこうというのは、あんまり関係ないのです。
自分が心から好きなんだなと思っちゃったんですよね。

着ているうちに好きになっている自分を発見したのです。

うちに帰ってからかみさんに話したんですよね。
自分の心変わりをね。そしたら

「服はね、着ていると好きになっていくんだよ。
 最初は興味があるけれど好きかどうかはわからない。
 でも、着ていると好きか嫌いかはわかるようになるんだよ。
 だから実際に着ないと本当のところはわからないんだよね。」

と言われて納得したのです。

よく会っている人を好きになると言うじゃないですか。
専門的にいえば単純接触効果ということです。

人は、やってみるまでは本当に好きかどうかはわからないのです。

好きを仕事にするコンサルティングをやっている時に、その人に効果がありそうな行動を「こんなこと、やってみたら?」提案することがあります。
そうすると速攻で
「それは興味ないから」
と関心を示さない人がいるのです。

僕の専門家として知見から、相手の好きを組み合わせているから好きのはずなんです。

でも頑なに、「興味がないからやらない」と言い張るのです。

「好きなことを仕事にしたいからどうしたらいいですか?」と問われているから提案しているのです。
変わりたいなら、いつもと違うことをする必要があるのです。
日常同じなら未来もその延長上しかありません。

また違うクライアントさんに「こんなこと、やってみたら?」と提案した時に
「面白そうですね。やってみます。」
「よくわからないけれど、やってみます。」
という人は変わっていく傾向があります。

もちろん、やってみて「イマイチでした」というフィードバックをもらうことがあります。
自分が違うということを実体験としてわかったということなんです。

「面白かったです。続けてみます。」
「今度はこんなことをやってみようと思います」
というフィードバックもあります。
新しい自分を発見する人もいます。

この「実体験」が重要なんです。

で、僕自身が、実際にやってみたら「はまってしまった」のです(笑)

「いやぁ、これ好きだわぁ」となって自分でも驚いたんですよね。

よく考えたら今まで好きなブランドで頭から指先まで揃えたことはないんです。

他人の作った世界観にドップリとはまることを拒絶していた自分がいたことに気づきました。

なんて頑固な自分・・・

経験だけが自分のオリジナルなんです。

過去にどんな経験をしてきたかが自分を創っていて、これから何を経験したいかが未来を創り出します。

そんなことに気づいて興奮しています。

この僕の経験が多くの人に役立つのではないかと、思うとさらに意欲が湧いてきます。

これが相談業の性なのかもしれません。

大きなお世話するのが好きなんですよね。

好きだからやるんじゃない!やるから好きになるんだ!
やってみてから好き嫌いを判断しようぜ!

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スカート男子で思い込みを外せ!

僕が1年以上はまっている遊びとしてシノギングというものがあります。
シノギングの詳細はブログに書いたりyoutube動画があるので見て下さい。

凌ブランドのウェア類は独自の感性で作られています。
まるでガレージブランドのような独自性がありながら、実はマスプロダクションのメーカーなのです。
彼らはそのあり方をインディーズと呼んでいます。

だからこそ、ディープなファンが多いブランドなのです。。
他のメーカーにはない独自色が強いのが特徴です。

僕の少しずつこの世界が好きになり、とうとうウェアを買った話は以前にしました。
シノギングにどっぷりと浸かりたいと凌の象徴的なモデルを買ったのです。
梅雨の晴れ間を狙って、とうとう山に凌デビューをしてきました。

それがこちら

ハカマスカートで高尾山口にたたずむ俺
ハカマスカートと焚き火とハンモック
ハカマスカートで凌ぐ俺

こんな感じでスカートで山を歩いてきました。
ハカマスカートというウェアです。

スカートを履いた感じは、スースしていて風通しがよく涼しいというもの。
実際に歩いてみて、意外と歩きやすいというもの。
登山やハイキングでスカートで歩いている人って女性でもほぼいないものね。
たまに巻きスカートにタイツの組み合わせな人がいるかな。
基本は、長袖長ズボンですから。

ハカマスカートは、画期的なアイテムなんです。
しかもユニセックスで発売されています。
いろんな人に履いて良さを味わってもらいたいそうなんです。
古来から日本に伝わるハカマの意匠でありながらのスカートってカッコいいし。

すみません。興奮してハカマスカートについて語ってしまいました。

今日のテーマは「スカート男子で思い込みを外せ!」でした。

スカートを履いて歩いていると人目が気になります。
どうも人に見られているような気がするんです。
しかもチラッと見て、二度見するような(笑)

スカートは女性のものだ。
スカートを履くなんて恥ずかしい。
スカートなんて・・・

色んな思い込みがあったります。

これが差別を生み出す原動力になったりもします。
人は自分が見たいように世界を見たいので、異物は排除しようとしてしまう傾向があります。
自分の内側の価値観を外側の世界にも反映させたいのです。

自分の中にある「こんなのありえない」ものの正体はシャドーです。
自分の影になっているもの。光あるところに影があります。
自分の光だけを見せたいものですが、影もきちんと存在します。
自分が否定していることがシャドーとなります。

もし、色んなことに行き詰まっているなら、自分のシャドーを解放すると問題が解決されることがあります。

否定していることを肯定し、表現をしていくこと。

自分を否定しているって、エネルギーを消費しますから。

  • 今まで否定してきたことをやってみる。
  • やったことないことをやってみる。
  • これだけは絶対に嫌だということをやってみる。
  • 実はやりたかったことをやってみる。
  • 人からススメられた思いもしなかったことをやってみる。

実際にハカマスカートを履いて感じたことは、人と違うっていいなということ。
山のウェアって、どのブランドも似たり寄ったりで個性ないんですよね。
その中で独自性を持ったブランドに身を包んでいるって快感でした。

異質だからこそ目立つし、人に見られるということがあるんです。
平均的でなく特異な人たちの気持ちが分かったような気がします。

ルッキズムという問題がありますが、人は見た目で判断しているんだよなということも改めて感じたりもしました。

こうあるべきだ。

これから自由になるってステキなことだなと。

もしかしたらシノギングって新しい遊びであることに惹かれていただけでなく、それにまつわるギアやウェアも斬新さがあることに魅力を感じていたのかもしれませんね。

自分の枠を外すために、ありえないと思っていたことをやってみる。

ハカマスカートを履いてみるってありじゃないかな。

ちなみに凌ブランドは、意匠は日本古来からのものですが、使っている素材では世界でも最先端のもを使っています。
それもまた、面白いんですよね。

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ハンモックブートキャンプ前に高尾山へ(26回目)

高尾山

自粛開けの初めての高尾山。
例のアレ関係なく高尾山は蜜ではない状態は最高です。
混んでいると魅力が半減するのは、何故なんでしょうね?
もし高尾山に行くなら、始発に乗って空いている高尾山で朝食を食べるというがオススメです。

最近は混んでいる高尾山を避けて周辺の山で、ハンモックを貼ってのんびりと過ごすことも多くなりました。

今回は、友人のハンモックの貼り方と楽しみ方を徹底的に教えるというハンモックブートキャンに行ってきました。

その集合前に高尾山にでも登ってから行くかと久々に来てみました。

午前8時の高尾山頂

6号路を1時間くらいでサクサクと気持ちよく登りました。
谷筋の道は涼しくて良いです。

山頂でブレックファースト

珍しく、山頂で朝食を。
アルコールストーブでお湯が沸くまでの時間は贅沢で豊かです。
コーヒーとランチパックで大満足。

帰りは稲荷山コースを1時間くらいでサクサクと降ります。

稲荷山の休憩所の屋根がない・・・東京都の方針かな。

で高尾山口駅で無事に合流して、秘密ポイントへ。

初ハンモック

初めてのハンモック。
自分のハンモックを手に入れ、自分ではって、座ったり寝たりしてみる。
不思議と心が自由になっていくのです。
リラックスできるし、楽ちんなんですよね。

僕自身が自分自身に与えた課題は、カオマンガイを作ること。焚き火で炊きご飯を作ることです。

お米とお酒とナンプラーと鶏肉を入れて炊きます。
炊き込み具合、おこげ具体、最高です。
盛り付けて完成
ハンモックは椅子にもなるんです。美味しいいただきました。
ハンモックからの寝ながらの景色。
こんな感じのハンモック村になりました。

この秘密ポイントに約7時間(笑)
もうディキャンプです。
何をしていたのかわからないくらいアッという間の時間でした。

ちなみに、この秘密ポイントはうちのかみさんも先日連れてきていて、こんな料理を楽しみました。

たまにはアウトドアで料理もしたいのです

ハンモックで寝て、火を囲んで食べて、ギアから生き方まで幅広い対話をするステキな時間でした。

そして下山してからもコンビニの前で話をして色んなヒントをいただきました。
高校生の頃の感覚を思い出し、翌日に映画サニーを観てみたり。
ポジティブな自分の根本的なエネルギーにつながった気がしました。

ありがとうございます。

アウトドアでハンモックしながら、セルフディスカバリーするイベントやっていく予定です。

興味がある人は声をかけて下さいね。
上田正敏探検隊で展開していきます。

<現在提供中のサービス>

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カウンセリングとストレスマネージメント技術を提供しています
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高尾山から太鼓曲輪尾根へ裏山探検(高尾山25回目)

今回のハイキングの目的は2つ。
クライアントさんの国家試験合格のお礼とお彼岸の墓参り。

シノギングを楽しんでいる身としては、地図を見て、道標なし経験者向きと書かれている道を歩きたくなるのは自然の理。
そんなコースも地図が読めれば難しくありません。

お約束の高尾山山頂の写真。

富士山は霞んでいました。そんな時もあります。

薬王院でお礼を。1月に初詣でお願いしていたからね。

そういえば、ずっと山を歩いている時に、タクアンみたいな匂いがそこら中でしてたんだよね。
人がいない山域を歩いていたから、本物のタクアンではないのだと思う。
あの香りは何だったのだろうか?
知っている人がいたら教えてください。

シノギピッケル大活躍。
使わなくても大丈夫だったが、あると安心でした。

尾根が切り取られているので、登り降りがあります。
これ地味に歩きづらい。

サクッとシノギピッケルが刺さると気持ちが良い。
体のバランスがとりやすくなりますね。

途中、煎茶と桜餅を食べて大満足。
野点で味をしめました。

YouTubeも作ってみました。

よき時間でした。

ヤマレコの記録はこちら

京王線の駅で見るステキなポスターのサイト発見。
このキャッチコピーが好きなんです。
「高尾山だけでないTAKAO」
https://www.keio-takao.jp


山初心者をシノギング に連れて行ってみた

ハンモック@シノギング

「シノギングをしながらコンサルティングをして欲しい」
ということで凌いできました。

はじめての人は、どれくらい歩けるのだろう?
道なき道を歩けるのだろうか?

そんなことを思いながら凌いでみたかった未知のコースを歩いてきました。

急斜面をグイグイ登っていくたくましい姿

「そういえば、子供の頃に裏山で遊んでいたなぁ」
ということを思い出したそう。

体が動くことで感情が刺激され記憶が蘇ることがあるのです。

原体験がある人は一味違います。
躊躇なくグングンと登っていくです。
子供の頃の経験って大事だなと思うんですよね。
何を体験してきたかで今が作られるんじゃないかな。

ハンモックの包まれ感

自然の中って五感が開くの良いですね。
しかもいつもとは違う非日常を体感することで生まれる気づきもあります。

ハンモック大好き

ハンモックで寝たりするのも気持ちが良い。

お昼ご飯もお湯をわかしてカップラーメン。
これがまた美味いんだ。
山では体を動かすのに糖質は必要です。
それで体脂肪と共に燃やしたりするから。

人のいない尾根は気持ちが良い

よき時間でした。

山を使ったビジョンクエスト開催したいなという夢を持ちました。
自然の中で一人過ごすって特別な体験ですから。

シノギングは現代のイニシエーションになるかもしれない。

情熱大陸風に

ありがとうございました。

自分自身をストレスを外して望む未来を手に入れるために
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自分の本当にやりたいことを見つけたい人へ
ソース・ワークショップ
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凌流のレイヤード

シノギング

という野外イベントに参加してきました。
アクシーズクインさんのシノギングイベントです。

近所の駅前のドラッグストアーには行列、電車は空いている、高尾山口駅も人が少ないような気がします。
コロナウィルスの影響は大きいですね。

こんな時だからこそ、自然の中で体を動かすワクワクすることをしてきました。

今回のシノギングのテーマが興味深かったのです。
凌流のレイヤード。

こんな感じでイベントに行ってきました。

YouTube凌流のレイヤードに参加してみた。

僕が登山にはまっていたのは、30年前。
ゴアテックスの出始めの頃です。

学生時代はお金がないのでゴアテックスの雨具なんて買えず、ハイパロンというビニールのような素材の雨具を使っていました。もちろんモンベル。

就職してからゴアテックス製品を買った時に、蒸れないことや結露しないことに感動したことを覚えています。
テントやレインウェアはゴアテックスしか考えられないと思ったくらい。
透湿性ってすごいな。
透湿性って、雨は通さず、汗の水蒸気は通すということ。
だからレインウェア内は乾いていて快適に過ごせました。

数十年ブランクがあって最近、また山に登り始めたんだけど、ゴアテックスの雨具を着ていても、濡れるということがあることに気づきました。
ゴアの雨具を着ていても濡れるのです。
最初は雨が侵入しているからと思っていたのですが、どうも汗で濡れてしまうようです。
これが不快でどうにかならないかと思ってました。
僕の中でゴアテックス神話が崩れ去りました。
そして、何十年も新素材が開発されていないのも不思議です。

そんな時にアクシーズクインの「凌」のコンセプトに出会いイベントに参加するようになりました。
ちょうどここ一年くらいですね。

アクシーズクインの雨具にはゴアテックスを使っていません。
それはこんな発想でウェアを作っているからだそうです。

雨から濡れないように身を守り、体温を奪われないように風を防ぎながら、同時に汗を乾かしてくれる風は通したい。この矛盾した開発目標を叶えるために、雨具に対して少し割り切った取り組みをすることにしました。つまり、「多少濡れるが、」という前提を持つことです。そうすることで雨具の固定概念を離れ、ある程度の雨を防ぎながらも衣服の中を風が抜けていくような、柔軟な発想の構造を形にすることができるようになりました。

「凌」という山歩き | AXESQUINより

雨である程度濡れるのは受け入れる。でも濡れたら乾けばいいんだよね。
多少の濡れることは凌ぐ。でも快適でいる方法を探ればいい。

とてもシンプルな開発コンセプトです。

ここがベースとなり、雨を凌ぐだけでなく、風を凌いだり、寒さを凌いだり、汗を凌いだり、難所を凌いだりする製品開発をされています。

この「凌ぐ」というコンセプトが面白なと思っていて、今回のイベントに参加しました。
独自の新しい考え方なので、知っておきたいなと。

僕自身の体質としては汗っかき。
今回は汗を凌ぐようなレイヤードの提案を受けて、ハゴロモとクナドを借りて山を凌ぎました。

ハゴロモ@凌
ハゴロモ

これが良かった。
ハゴロモは、体がオーバーヒートせず、汗もほとんどかかずに快適。

クナド@凌
上:クナド、下:ツユハライ

クナドは、暑くなったらさっと脱いでサコッシュに入れる。
日陰に入って寒くなったらすぐに出して着れる。
しかもバックパックを降ろさずできるのがいいですね。

ちょっと脱線。

今回は凌ピッケルトレイルバムのビッグタートルのデビュ戦でもありました。
手に入れた新しい道具を使うのはワクワクしますね。

凌ピッケル
凌ピッケル

凌ピッケルはグズグズの激坂でハンマーのように突き刺し難なく登ることができました。
優秀な相棒です。
ただ使う時は少ないので行くところを選んで持っていきたいですね。

ビッグタートル@トレイルバム
ビッグタートル@トレイルバムwith凌ピッケル

ビッグタートルは、荷物を減らして快適にシノギングをするために購入しました。
ULを日本に広めたハイカーズデポのブランド。
13-19Lという大きさで290gという軽さ
夏になったらこれでお泊まりハイキングにチャレンジしてみたいですね。
これはシンプルな道具という感じで気に入りました。

閑話休題

今回、気になったキーワード「通気性」について考えます。

雨を絶対に通さないウェアにするなら、通気性ゼロ%でいいのです。
イメージはゴムですね。
雨は通さないけれど、汗でビショビョショになってしまうんです。

通気性が100%なら、裸と同じ。風を全部通します。
乾きも良いかもしれませんが、外の影響を受けまくります。
場合によっては気持ちが良いかもしれないし、寒くて仕方がなくなるかもしれません。

適度な通気性が必要になるということ。

これは体質が大きな影響を持つということです。

汗っかきなら通気性が高い製品が良いし、汗をかかない体質なら通気性が低い製品でも良いのです。
特に寒がりな人は通気性が低い製品もほうがいいですね。

ゴアテックスの製品は通気性が低いんです。
だから汗で濡れてしまうし、乾かずに不快な思いをする場合がある。
だからこそ、アクシーズクインの通気性が高い製品を選ぶのもありますね。
雨で多少濡れたとしても乾かすことができるという考え方。

休憩地についた時にすぐにダウンを羽織る。
それだとダウンが湿気をすってロフトが稼げずに本来持った機能が発揮できないことがある。
そんな時にはウールや化繊のウエアのほうがいい。
寒さを凌ぐにもいろんな考え方があるんですね。

暖かは、ベースに切るシャツの厚さで決めれば良いそう。
夏は薄く、冬は厚く。これで温度の調整するといいよという話に目からウロコ。
たくさん着ればいいと思ってた・・・

開発者の方が週に何回も山に行き、凌いでフィールドテストしながら試行錯誤しているので信頼性が高いです。
仕事なのか遊びなのかわからないくらいにシノギングで遊んで、心地よいウェアは何かと研究する姿勢がステキです。

ありがとうございました。またよろしくお願いします。

自分の好きな世界のことをマニアックに語りました。
はたして読んでくれる人は、いるのでしょうか(笑)

お読みくださり、ありがとうございました。

アクシーズクインさんのイベントレポートはこちらです。
https://blog.goo.ne.jp/axesquin/e/323bdef289d093bf75bf921ae2b43545