初パックラフトで御岳に行ってみた記録編

最寄駅から分倍河原、立川、御嶽と電車を乗り継ぐ。
10連休の天気の良い今日は電車は混んでいた。

みんなケーブルカー行きのバス停に向かっている。川に降りる人は僕だけ。

多摩川はのんびりと流れていて人は少ない。
御岳橋の下の三つ岩は、慣れたら行ってみたいところ。
このコースは最初が上級者でどんどん初級者向きになっていく。

有名な三つ岩。いつかここも下りたい。

どこからエントリーするか河原をウロウロする。
ここは良さげなんだけどちょっと先の瀬にビビりパス。

この河原は気持ちが良いし練習もできそう。歯っ欠け岩のすぐ下。

ちょっとだけ下のところからエントリーすることに決める。
写っているのは御岳小橋。
無謀なる挑戦ということに気づくのは後ほど。

この左に写っているところからスタートした。

ここからスタートするための準備に1時間くらい。
パックラフトを膨らませて、ロープをセッテングして、着替えて、PFDを着てと、初めてのことだらけ。これでいいのかと考えながらやる作業は案外楽しい。そう、すべては自己責任。

船の初出航にはお酒を船にかけるらしい。家にあった焼酎をパックラフトにかけて、川にも巻いて出発。この時に食料は荷物の中に入れずにパックラフトの中に。

多分、鵜の瀬と呼ばれるところ。釣り人がいて邪魔にならないようにしよと考えたら岩に張り付いてしまった。手で岩を押そうとした瞬間に沈。きれいにひっくり返える。パックラフトを上流側に倒しちゃったからクルッと水流で回されました。

あー沈しちゃったよ。
こういう時は、川底に底をぶつけないように体を丸めるんだな。
昔はここでパドルを離しちゃって大変だったからちゃんと持ってなきゃ。
次は、そうそう、スプレーデッキを外さなきゃ。左側だよな。あったあった。
ベリベリと剥がして、脱出。足は底つかないな。
まずは艇を元に戻さないと。荷物がついているとなかなか回ってくれない。
前を見ると何かが流れている。ひとつ、ふたつ・・・
オニギリ2個、パン1個、ペットボトル1本、焼酎ボトル1個、ビニール袋が流れてる。
やっちまっただ。
川底が浅くなってきた。
パックラフトが上流にあるので、立ち上がるのを邪魔をする。
というよりも流れが早くて立てない。
パックラフトに巻き込まれて足やお尻を川底の岩に痛打。
なんとか止まらないと思いつつ瀬を抜けるまでは流れっぱなし。
ようやく流れがゆるやかなところで立ち上がることができてホッとする。

ちゃんと安全姿勢をとらなきゃダメです。これもひとつの経験。本を読んだ知識だけだと体は動きませんね。

きっとパニック状態だったのでしょう。パックラフトの水抜きをしてすぐに乗船。
もっと落ち着いて休んだら良かったな。

ちょっと進むと、オニギリ1個、パン1個、ペットボトルが淵に浮いていたので回収。
残りは川の神様が持っていってしまったのでしょう。お供え物です。
そういうことにしておこう。

この辺りの映像がないのは残念。

この沈を早めにしたことで、吹っ切れた感がありました。
水の中に入っちゃえば怖いものはありません。
ちゃんと対処できたし、それが自信にもなりました。

ラフティングの人たちも楽しそう

しばらく下ったところで我を取り戻し撮影を開始。
写真が撮れるって余裕の現れですね。
Facebookなどの無事を投稿するのも一人旅では大切。
自撮りを忘れているので動揺は続いていますね(笑)

誰もいない河原は鳥の声と川のせせらぎの音だけ

落ち着いたのでGoProで撮影しながら下る。

流れが早くなるとアドレナリンがでますね。
ジェットコースターよりも面白い。
自分でコントロールできるから。
できなければ・・・ごにょごにょ・・・

こんな瀬があったり

ただプカプカと漂いながらボーッとしたり

藤がきれいに咲いていて、鳥がたくさんいたんです。
あれはサギなのかな。大きな鳥と共にずっと下って行きました。
彼らが逃げては追いつき、また逃げては追いつきと楽しいチェイス。
水鳥が魚をつかまえていたりと鳥好きにはたまらないでしょうね。
川を下る以外の遊びも加えていくといいだろうな。
泳いだり、鳥見たり、花見たり、釣りをしたり、河原でご飯を作ったり。

藤が満開

河原では楽しいことをしている人たちも多数。

ディキャンプなのかな。

パックラフトの良いところは人が入ってこないところに川からアプローチできること。
のんびりとした時間が流れていく。昼寝もいいかな。
いつかは泊まりで漕ぎたいんですよね。

岩にぶつかりそうになったら手で押したりも。

流されたパンは破れてちょっと濡れていた。忘れない思い出。
そんなパンはまずいがうまい。

尻圧で潰れて浸水か

食べると落ち着きます。
腑に落とせるのかもしれない。

そんなこんなでゴールの釜ケ淵公園に。

ディキャンプの人が沢山!

ここでこっそりと着替えて帰りました。
パッキングがうまくいかずに撤収にも1時間くらいかかったかな。
何事も初めてのことはゆっくりですね。

青梅ではお祭りが。人人人・・・渋谷か・・・。

特別快速に乗れたので三鷹のハイカーズデポへ。
パックラフトのパッキングについて教えてもらおうと。
ここにはアウトドアのマニアな方々が集まり情報の貯蔵庫になってます。

パックラフトがこんなに小さく

しかもパッキングについてレクチャーを受ける。

これなら宿泊道具を積んでいけそうです。
パックラフトは半分くらいの大きさになりました。
ヘルメットは中に入っているし。サイドポケット使ってないし。
ほんのちょっとの手間を惜しんではダメですね。細部が大事。

パックラフトを小さくパックするコツは、丁寧にシワを伸ばして美しく畳むこと。
縦にたたんで、最後に左右の横から中心にむかって丸めるです。

美しい。

道具に対する愛を感じました。すごい丁寧なんだもの。
ありがとうございます。
また、よろしくお願いします。

ハイカーズデポを後にしてバスで家に帰りましたとさ。

<記録>

天気:曇り
気温:最高25度、最低11度
水位:調布橋 9時 -2.46

9:42御岳スタート → 13:18釜の淵公園

ウェア
ユニクロ 速乾系のTシャツ
モンベル クロスランナージャケット ←要検討
ファイントラック アクティブスキンタイツ ←いいかも
ファイントラック フラッドラッシュタイツ ←いいかも
ユニクロ 五本指ソックス
アシックス トレランシューズ

モンベルのゴアの雨具は使わず(風・水除け)

パックラフトを始めたい時に見るべきページ

■トレイルズさんのパックラフトのページたち
基本的なことがまとまっていて記事も楽しい。
http://thetrailsmag.com/archives/8855

■ユーコンカワイさんのbbgでのパックラフトのページたち
とにかくやってみようと思えるページ。独自の世界観があります。
http://bbg-mountain.com/2017/04/28/packraft1/

■ハイカーズデポさんのパックラフトのパワポ
https://hikersdepot.jp/wp-content/uploads/2016/12/5145ef4ee2d112c3a5274c6e7ab0aff8.pdf
都内ならハイカーズデポさんに相談するのがオススメ

我がフリースタイルのWebsite

■自分らしさを取り戻すワークショップ
https://www.asobilife.com
■個人セッションのページ
https://www.yoriyoku.com


自転車焚き火ハンモックタープ男子

何か新しいことを始めるには2つの大切な要素がある。

  • ワクワク楽しいことをする
  • 新しいことをする

この2つを満たすことをやるのが大切なのだ。
で、仕事のアイデア出しをフリースタイル府中多摩川事務所でやることにした。
(アダムがいるところそこはエデンだった。マークトゥエン)

移動は自転車です。

自転車漕いで海を見にいく♪

距離は約10km、時間にして40〜50分。
多摩川をのんびりとサイクリングです。
有酸素運動に最適。

雨 が降れば♪

ハンモックをはれて一服しようかなと思ったら雨が降ってきた。
慌ててタープもはる。いい感じ。

風だけをのせて揺れているよ♪

エクスペドのソロタープは素早く張りやすいので助かった。
タープ初心者に優しい設計。

恋しくて♪

ほっとしたらお腹が空いてきた。
途中のコンビニで買ったのは、パンとソーセージとコーヒー。
冷たいままに食べるのも悲しいので雨の中、火を起こすことにする。
道具を並べながらニヤニヤ。
ちなみに薪バッグは、うちのかみさんの手作り。

さあ出掛けよう 一切れのパン ナイフ ランプ鞄に 詰め込んで♪

雨の中でも火はつくのである。
よく考えたらキャンプは小学校時代に仕込まれたことを思い出す。
理不尽な先輩が嫌いだったことも良き思い出。

燃えろよ燃えろよ♪

楢の薪はバークリバーブラボー1では割れない。
杉は楽勝なんだけどな。
この課題もどうクリアするか考えるだけで幸せ。
熾火ができるまでコーヒーでも飲むか。

わんぱくでもいいたくましく育って欲しい♪

なぜ焚き火でお湯を沸かさないかといえば、焚き火用の鍋がないから。
アルコールストーブも使いたいから。
不合理は男のロマンである。
お湯が沸くまでいちいち寝るのだ。

川は流れてどこどこ行くの♪

ゆっくりコーヒーを飲んでから、調理を開始。

雨なのになんかこう過ごしやすいのはなぜ♪

肉が焼けるだけで幸せなのである。
パンも雨にちょっと濡れて、バルミューダーで焼いたような状態に。

オニク オニク オニク お肉食べよう♪

ハンモックとタープは自然の中に溶け込んでいる。

キャンプだホイ♪
はじめて見る山♪
はじめて見る川♪

雨と風の対策で仕事ができない(笑)
もう思い切って寝ることにする。
ミノムシ型にダウンマルチブランケットをハンモックに巻く。
暖かい。

いつまでも絶えることなく♪
友達でいよう♪
今日の日はさよなら♪

むくり、陽がでてきたのでこのチャンスに撤退するか。
天気予報だと夕方から天気が崩れる。
もうすでに崩れているがチャンスは逃さない。

さんさんさん♪おてんとさまさま♪

お気に入りの場所はゴミや炭が捨てられていた。
来た時よりも帰る時のほうがきれいにする。
と子供の頃に習った鉄則を思い出す。
珍しくゴミを拾う。
いい場所は、みんな気持ちよく感じるものだからね。

あなたは武士♪キラキラ武士♪

こんな日にわざわざ来るもの好きいないだろなと思ったら、仲間がいた。
こんな日だからいいのかもしれない。

のんびり雲が泳いでく♪

綿のシャツ、ジーパン、スニーカーと全く雨が降らない想定だったという。

風の強さがちょっと心を揺さぶりすぎて♪

雨が降ったり、風が強かったり、凌いだ自分を褒めたい。
凌ぐスキルが上がった気がします。

アウトドアはシノギの連続。
シノギングじゃないやつのはずがシノギングになった。
「凌ぐ」って最近出会った一番好きな言葉。

えっ?仕事できたかった?

そんな暇はなかった(笑)

だからこそ直感は降ってきた。
それでよし!

■ワークショップのページ
https://www.asobilife.com/
■個人セッションのページ
https://www.yoriyoku.com


南高尾をシノギング @地図読みとロープワーク編

先月に引き続きアクシーズクインさん主催のシノギングイベントに参加してきました。

今回は歩いてみたかった南高尾でのシノギング。しかも平日開催が嬉しいです。ずっとワクワク楽しみにしていたのですが、前日の天気予報で雨、さらには雪になるかもしれないという予報でブルーな気分に。

思い返してみると雨の登山って辛い思い出しかないからなんですよね。JALTで登った雨飾山がトラウマになっているような、高校のワンゲル時代に雨の丹沢でバカ尾根を登った辛い記憶か、小学生の時にボーイズクラブでの台風キャンプの記憶か・・・。ここ最近、自分一人では雨の中での山登りなんてしませんでした。雨は中止の合図です。

今、帰ってきて感じているのは、むちゃくちゃ楽しかったということ。

辛いそうだと思っているところに、積極的に飛び込んでいくと、大変なことも楽しいと感じることができるのでしょうね。初体験ってやっぱり最高なんですよね。過去の自分の歴史が塗り替えられました。

シノギングイベントそのものも良かったんだけど、最近のウェアや道具の進化で快適だったんです。軽い・濡れない・暖かい。手持ちの最近の道具も良かったんだけれど(モンベルありがとう)、アクシズクーインさんからお借りしたウェアも良かったんです。クナイとツユハライはシノギングするならマストバイです。

集合は高尾山口駅。顔は笑顔でも心は憂鬱です。

集合は高尾山口駅

なぜならそこは

高尾山口駅からの風景

雨の世界だったから。しかも雪が降るらしい。アクシーズクインの柳谷さんは、これほど凌ぐのにふさわしい天気はないとご満悦でした。ついていけるのかと思ったり。

桜満開なところに雪が・・・

雪に桜って31年前の大学入学式以来かな。うかい竹亭でご飯食べて帰りたい気分です。ここ和食が美味しいんですよ。

凌ぎます

シノギングって尾根を歩くのです。山って、山頂があり尾根と谷があるんです。尾根は見晴らしが良くて、谷は川が流れています。尾根は両側が低くなっているから歩いていて気持ちが良い道なんですよね。そして基本的に道がわかりやすいんです。その尾根まで上がるのに急な道を登ったり降りたりとする必要があるんですね。

シノギングの途中には、こんな祠があったりするんですよね。何を信仰しているのでしょうか。人の手が入っているというのは間違いないのです。

雪が積もってきています

場所によっては雪が積もり始めています。

噂のエンジン

シノギング界隈では有名なエンジン。

地図読みの確認中

地図を読むのは前回も書いたんだけど、このイベントでは超わかりやすい。地図読みが大好きになったんです。わかれば面白いんです。いわゆる良いコンパスは使いづらく、キーホルダーのようなコンパスが使いやすい。うちのはハイカーズデポさんの

方角そのものが動くようなのがわかりやすい。

サコッシュに小さなカラビナをつけて使っています。温度もわかるの便利です。今ブログ書いてる部屋の中は最高に暖かい。

温度計は-10〜40度もあれば十分。なんなら0〜30度でメモリが読みやすいものがいいのだけれど、そんな商品はないのかな?

噂の看板

凌いで凌いで登山道に。雪混じりの雨だったんだけど、意外と寒くなく、快適に歩いています。手袋がフリース地なので濡れているのですが意外と寒くはないんですよね。水を弾くグローブ欲しいです。

噂の笑わない記念撮影準備中

お昼の場所まではもうちょっと。

噂の秘密の場所です。ここでビックリしたのは、タープを張ると普段の休憩と変わらないんです。これにはビックリ。タープで雨を凌ぐって快適なんです。それぞれがお昼を食べて、ロープワークの講習があって、体が冷えてきたので撤収して帰ります。

無事に到着

傘をさしていたのもあるんだけど、靴と手袋以外はほとんど濡れていません。すごいよ雨具たち。みんな無事に凌げました。みなさん、ありがとうございます。

帰りの電車でお二方との対話が楽しかった。遊び方とかギアとかイベントの情報をたくさん教えてもらいました。もっとゆっくりと話をしたかったな。

欲しいものリストができました。これがあればシノギング を120%楽しめます。

サンタさんよろしくお願いします。

アウトドアの道具ってヘビィデューティーの時代からウルトラライトの時代にシフトしてきたんだけど、さらに快適に遊べるというようになってきているみたいなんですよね。軽さだけにこだわるとガマンする必要がでてくるからね。ゴキゲンに遊ぶために軽いのを選べたらいいんだよなと思うのです。遊び道具を持って山に入るというシノギングの考え方って好き。ちなみに遊び道具が細分化されているから何が正しいとかではないのです。人によって目的が違うから。ただ僕の基準は楽しくて自由という価値観が好きだということ。快適さは人それぞれ違うからね。

厳しい条件の元に道具を使うと良し悪しがわかります。そして自分の弱いところとかもね。たまには雪の中もいいなと思ったシノギング でした。今度はソロで行ってみようかな。

ウェアメモ

  • モンベル ジオラインLW(薄手)ラウンドネックシャツ
  • デサント スキー用のフリースみたいなの(30年もの)
  • モンベル クロスランナージェケット
  • モンベル バーサライトジャケット
  • モンベル シャミースグローブ
  • モンベル スーパーメリノウール L.W. トランクス
  • ユニクロ エアリズムパフォーマンスサポートタイツ
  • ユニクロ 7分丈夏用のスポーツ用パンツ
  • アクシーズクイン クナイ
  • モンベル バーサライトパンツ
  • アクシーズクイン ツユハラヒ
  • モンベル メッシュのキャップ(10年もの)
  • ユニクロ 五本指ソックス(綿混合)
  • アシックス トレランシューズ

僕の山用のウェアの基本的な考え方は、最初はユニクロで充分。使ってみて足りないと思ったらモンベル。ウェアは消耗品なのでコスパ重視でいい。雨具と寝袋と靴は良いものを。あとは有名ブランドやガレージブランドお好みで。

手が一番寒かったので、水をはじくオーバーグローブが欲しいのと、問題はないが30年もののスキー用のフリースは引退かな。化繊中心で良かったかなと。

シノギング式地図の作成の方法
http://www.morikatu.jp/article/401422194.html

アクシーズクインさんのイベントレポート

イベント主催:アクシーズクイン
ゲスト:低山小道具研究家森勝氏


初シノギング体験

シノギングって知ってますか?

知っている人はまずいないでしょ。これは新しい山での楽しみ方です。

凌ぐ+現在進行形(トレッキング、ハイキング)=シノギング 。

アクシーズクインさんが発案したコンセプトです。

僕が実際にやってみて感じたシノギング とは、近所の裏山で少ない道具を使いどれだけ贅沢できるかをする遊びだということです。つまりは、自分にとっての豊かさとは何かを追求するということ。

高尾山って年間に300万人の登山者がいると言われていますが、その周りには、ほとんど人が通らない道も数多くあります。以前は登山道だったのだけれど、今は使われていない道だったり、林業関係者が使っている道が山には無数にあります。

神社の裏には山に入っていく道があるんです。

電車1本で行ける手軽さからダイエットするのにマラソンを始め、そのトレーニングの一環として山登りを再開し高尾山に通い、飽きてきたので高尾で遊べる方法がないかと探していた時に出会ったのがシノギングでした。

小学校の頃から山に行っていて、高校の時はワンゲルで部長なんぞやっていた身としては、山の世界って偏屈な考え方が多いということを痛感していました。昔の遊び方やルールに縛られている人たちが多いということ。人は生まれた時にあったものは当たり前であり、10代〜30代くらいにでてきたものは革新的なものが生まれたと喜び、40代以降にでてきたものは害悪だと感じるような傾向があるそうです。戦後の登山ブームの影響が30年前にもあり、今でもその傾向が残っているんだなと思ったりしたのでした。新しい遊びに寛容なる心を持って見守りたいものだと思っています。後世のためにという人に持続することをやろうという人がいますが、何もせずに邪魔さえしなければいいのではないかと思っています。

シノギングって新しい遊びが、こっそりと広がっていくといいな。

金毘羅様ってなんの神様でしょうか?

シノギングをする時のコツとして、神社を見つけるのがいいらしいのです。山の中になぜ神社があるのか?それは林業の入り口として使われていたそうなのです。山に入る前に祈りがあったのでしょうね。それは自然への信仰だけではないのです。なぜなら日本の山には自然がないから。ほとんどすべての山は植林です。弥生時代から人間が定住を始めた頃から人間の管理がスタートしています。杉は家を建てる材料だったり、楢は料理をしたり暖をとるための薪や炭になったりしていました。山が宝物だった時代は数十年まであったのです。

道がないように見えますが、慣れたら道が見えるようになります。

シノギングは尾根道を歩くのが基本です。尾根を歩いていると山という存在が見えてきます。尾根を境に、左側が杉林で、右側が薪炭林というところがあるのを見ると、植林なんだなということがわかります。原生林になれば、人間に役に立たない植物が溢れていくそうです。僕らがイメージするような美しい林や森は人間が作ったものだと考えていい。だって人間にとって有効だから美しいという感じる感性を持っているということだから。また、自然のままにまかせていると最終的には竹林になるという話もあります。山に手を入れる必要があるのです。

左が杉林、右が薪炭林。人間がなせる技。その境界に道がある。

シノギングに参加して衝撃だったのが、地図の読み方です。山関係の雑誌にも地図の読み方が特集されますが、全く意味不明でした。ワンゲル時代にも、冒険教育を学んだOBSのJALTでも地図読みは学びましたができるようにはなりませんでした。というより地図を読むのは楽しくなくやりたいとも思えませんでした。きっと理論化しすぎだったのでしょう。使えない知恵というかなんと言うか、、、

もしもの時のためにファットウッドを使い方を学んだり。山ではどこにでもあります。

地図読みで、今回学んだことは3つ。立派なコンパスなんて要りません。簡単なコンパスだけでいいのです。方角なんてざっくりと分かればいいのです。地図も山の形を見ることができればいい。それは尾根と谷がわかればいい。そして地図を見るのではなく、実際の形を見ること。座学よりも実際の山で教わる方が何倍もわかりやすかったです。あとは時間を把握しておくこと。何分で何キロ進めるかその時々でわかるようにしておくと便利です。この3つがあれば地図は読めるのだと、同行者である低山小道具研究家森勝さんから教わりました。ありがとうございます。

地図で確認と答え合わせ

シノギングの醍醐味は、やっぱりお昼にのんびりとすることでしょう。

和のものは落ち着きます。ちゃぶ台を山の中で使う日が来るなんて・・・
台の上に食べ物を置くと急に文化的な香りが立ち上ります。

使ってみたかったシノギチャブダイ。

ハンモックに包まれると時間を忘れそうになります。なんて気持ちがいいのだ。

ハンモックいいですね。エクスペッドか。

来ているアウターは、アクシーズクインさんが貸し出してくれたものです。この日本的な色合いがたまらない。一つ揃えるとまた一つとコーディネートしていく楽しみがあります。えぇ、沼にはまっている人達がたくさんいましたが皆それぞれ幸せそうでした。

木があればハンモックは張れるのでイスやテントよりも楽かもしれない。

アクシーズクインのウェアは日本独自の目線が良かったです。西洋から入ってきたものは西洋の文化や気候風土にあったもの。ただマネをするのではなく、日本独自に改良されていってもいいのではないかと思います。ウェアの形がとても日本出来であり、現代的のウェアとマッチしていて、とっても使い心地が良かったのです。古来の伝統文化と現代の融合されたのがシノギングなのかもしれません。

お借りしたものリスト

  • ヤマニノボッタカモシレナイ rain shell
  • ツユハラヒ
  • クナイ
  • シノギチャブダイ
  • Travel Hammock Lite Plus
自分のペースで歩くのがシノギング流

帰りもこんな感じのところを降りていきます。人が歩いていないから落ち葉だらけです。赤テープが道につけられているので分かりやすいですね。これは地元の登山グループがつけているものらしいです。人がどんなところにも入っているんだなという安心感。猟をしている人も使っているのかもな。鹿や猪の痕跡があちこちにありました。

下山中に自分が歩いているところを確信を持って下っていたのだけど、「ここは違う場所ではないか?」と疑問を言った人がいました。「あれ?俺が間違っているかな?」と瞬時に自分を疑ったのです。これは僕の癖ですね。ちなみにGPSで記録していたので家に帰ってから答え合わせをしたら僕が正解でした。まずは自分を信じたままで、人の意見を聞ける人になりたいな。感覚と事実を比べながらね。

ここが一般道にでたところ。どこから降りて来たかわかります?

いやぁシノギングは、学びが多い遊びでした。もしも山で何かあったらというサバイバル的なことを学んだし、ロープワークも原理を知れば実は簡単だということもわかりました。必要最小限で最大限の贅沢をする遊びでもありますね。山での新しい遊び方。そして、和のテイストのウェアのデザインと着心地と機能性もステキでした。ちなみにウェアは貸してくれるので実際の現場で試せるのが嬉しいですね。

ありがとうございました。

シノギングを体験したい、アクシーズクインのウェアを実際に試したい、シノギングで大切なことを学びたい人は、シノギングイベントオススメです。アクシーズクインさんでのブログでチェックを。超人気イベントなので参加できたらラッキーらしい。来月も参加予定。

アクシーズクインさんによるイベントレポート

■アクシーズクイン
https://www.axesquin.co.jp
シノギングイベント告知はblogから
https://blog.goo.ne.jp/axesquin

■アドバイザー森勝さん
http://www.morikatu.jp
youtubeの動画での道具紹介もわかりやすいです。
https://www.youtube.com/user/roopsj



自転車整備完了GIANT ESCAPE RX 3 + PUMP REAR RACK

クロスバイクGIANT ESCAPE RX 3がパンクし、タイヤにひび割れを見つけて前後のタイヤ交換。だったのだけれど、タイヤのチューブをパンクさせてしまい再度交換。

さらに薪を積むためにリアキャリアを導入。自転車焚火男子となる予定です。東京の府中多摩川で焚き火をするためには自分で薪を用意しなければならない。電車とバスを利用するよりも自転車を漕いで焚き火をするほうが面白いのでキャリアをつけてみた。

GIANTのPUMP REAR RACK(¥2,500)を近所の自転車屋さんで注文して購入する。取り付けは自分でやることにしたのだけれど、製品にもGIANTのページにもマニュアルはない。

なので、取り付けの参考になるかと思ってブログにアップ。

ダボ穴は2つあって、これは上の穴を使います。塗装でネジが入りずらくなっているので最初にネジ穴にネジを入れてから取り付けると楽でした。

こちらのフレームのダボ穴はフタがしてあるので、それを取って使います。

こちらのパーツは組み合わせて使います。わかりずらいですが、コの時のパーツを上に被せるように使います。

取り付けるとこんな感じ。スペーサーみたいな役割になります。GAINAT ESCAPE RX 3では、アームが2種類あって、長い方を使いました。短くてもいけるんだけど、キャリアが水平にギリギリでならない感じでした。

ゆえにこのパーツは余ります。

完成形はこちら


こんな感じに出来上がりました。

隣のおじさんに「自分で修理するの好きなんですね」と言われて、確かに自分でするの好きなんだと再認識。できることは、できそうなことはやってみたい性分なのです。

小さな女の子に「何をしているの?」「なんで?」と聞かれるとほのぼのするよねえ。ちょっとコミュニケーションって大事だな。

外にできるといつもとは違うことが起きるので面白い。アウトドアって不確定要素がいっぱいでワクワクするのだ。


ソロハイク@雲取山1泊2日

1泊2日で雲取山にソロハイクに行きました。

前回のソロハイクは屋久島の宮之浦岳縦走2泊3日だったから、20年ぶりです。

雲取山も高校のワンゲルで登った以来だから30年ぶりです。

1年前にウルトラライトハイクなるものを知り、少しずつ道具を揃えて、体重を落とし、体力もアップしつつ、今年は久々にテント泊で山に登りたいと計画を立て、天候や体調の関係でリスケになっていました。

やりたいと思ったことは今年中にしなければ、これから本格的に冬になると手強くなるので、このギリギリのタイミングで行ってきました。

道具とは進化するもので、ベースウェイトが4.01kgですよ。

食料や水を入れて6kg以下。

20年前だったら20kgを普通に担いで登っていました。

あまりにも軽くて忘れ物があるんじゃないかと心配で夜も眠れないくらいでした。

始発電車で奥多摩まで。バスに乗って留浦まで。歩いて鴨沢から登山道に入りました。

ずっと登りで高度を稼いでいると、トレランシューズを履いたおばさま方に抜かれていきました。

妙齢の方のタフさには驚かされます。

雲取山まで登り、奥多摩小屋に引き返してテント泊。

帰りは奥多摩まで石尾根を降りようと計画していたけれど、ちょっとつらかったので、ピストンで鴨沢まで降りることをこの時点で決めました。

3連休明けというのに登山ブームはまだ続いているでしょうか。

途中、多くのハイカーたちに出会いました。奥多摩小屋にもテント10張りくらいあったし。

平日とは思えないほど、人がいたのに驚かされました。

高尾を歩いてる時には他の登山者と話す機会はないのですが、今回なぜか話しかけたり、話しかけられたりする機会がありました。

話をしていると山の楽しみ方は多様化していますね。

ただテントを張ってみたかったとか、この装備を試してみたかったとか、それぞれが楽しんでいるのがいい感じでした。

高校の時にはコースタイムにいかに勝つのかが課題であったり、なるべく高い山に登りたいとか、無意識でいると競争になっている自分がいたりして。

競争は好きではないのに、いつの間にか競争してしまうというジレンマに苦笑です。

肩の力を抜いて楽しめばいいんだと当たり前のことを思い出しました。

テント泊では、ツエルトという簡易テントを使いました。

荷物を軽くするULハイクの定番です。

普通のテントよりも圧倒的に軽くて、居住性は多少落ちると言われていますが、なかなかの快適性でした。

ファイントラックいいです。

シュラフは春夏秋スリーシーズンのモンベルバロウバック#3。

たまたま隣になったロングハイクにはまっているという人に心配されました。

まぁ、これしかないからね(笑)

モンベルスペリオダウンジャケットとダウンパンツがあるから平気かなと。

インナーはモンベルジオラインの薄手の長袖とタイツを。

これに寝袋と20年前に買ったICIオリジナルのゴアのシュラフカバー。

道具を揃えたい時にはモンベルは神みたいなものですね。

実際には、ほぼ快適だったんだけど、足だけが寒すぎて辛かったです。

ウールの靴下が失敗だったかな。

気温を見ると0度でした。

そこで、貼るタイプのホカロンを足裏に貼ると、なんとかなりました。

ほんと体重を落としてから冷え性になりました。

ここは筋トレして基礎代謝をあげたらいいのかもしれません。

寒さ対策にはダウンのフットウォーマーやメリノウール製品もいいのかなと思ったり。

道具は実際に自分の体で試して、最適を探っていかないとダメですね。

一通り道具を揃えるのはモンベルでいいのではないかと。

それから自分に合わせて道具を変えていくといいのかな。

ウェアはユニクロが使えます。

ヘビーに道具を使う冒険教育のプロから聞いた方法です。

雨具と靴だけはいいのを選ぶと良いとも教わりました。

軽さを求めていくと、ガレージブランドが多くて高いんだよね。

しかもオシャレでカッコよく見えるんだよなぁこれが。

道具は凝り始めると色々と欲しくなりますね。

鴨沢の駐車場でバスの時間を調べると走らないと間に合わない判明。

気合いを入れて走りました。

 

すると前方10m先に動物が谷に逃げるのが見えました。

下半身しか見えませんでした。

足が短いので、鹿ではない。もしかして熊!?

まじかと思いながらも走る速度は落とさず、通り過ぎる瞬間に谷を見ると、今度は谷底にさらに逃げるまん丸なお尻が。

しかも犬のような豚のような不思議な鳴き声と共に。

 

ずっと熊だと思っていたのですが、毛の色が茶色だったんです。

そうするとヒグマになっちゃうし、本州にはいないし。

イノシシだったのかもしれません。

 

熊に襲われても、猪に襲われても、どちらも命を賭けることになります。

逃げてくれてよかったわぁ。

で、バスは鴨沢には来ないものでした。しかも次のバスまで2時間待ち。

留浦にはあと10分で来るというので、また走ろうとしますが、もう疲れちゃって早歩きで向かいます。

そうしたら、バスは3分前に出発していたという・・・

 

さらに調べるとさらに先の峰谷橋に30分後にバスが来るという。

ギリギリな時間なので、早歩きで頑張って進みます。

バス停に3分前にようやくついたらバスの時刻表には記載がない。

ネット情報にはあるのに。

頭の中には、なぜか、We are the Campionが流れて・・・

 

呆然としていたら、クラクションが鳴っていて、振り返ったらバスが!

峰谷から来るバスの停留所が違うものだったのですね。

運転手さんにただただ感謝だったのですが、バス会社も大概にせいよと言いたい。

予定よりも早く帰れるので、御嶽駅で途中下車。

来年やる予定のパックラフトのための川のスカウティングです。

沢井駅まで歩いて川を見ていたんだけど、高校生の時にボルダリングが日本に入ってきたばかりの頃に、登った岩があって、そこに今流行りのボルダリングをしている若者がうじゃうじゃと岩に取り付いていました。

岩には人が群がっている不思議な世界。ロッククライミング界始まって以来のブームが来ているのか、平日の昼間から人だらけです。

カヤックの人は一人だけでした。

昔、野宿したポイントもあり、懐かしい気持ちでいっぱいです。

また、気楽に山を楽しもうと思いましたとさ。

ロングハイク、ウルトラライトハイク、ソロハイク、冒険教育のツールとしてのハイクもいいかもしれません。

今年のうちにやっておきたいことはこれでできたかな。

仕事をもっとしたいと思った一人の時間でした。

5時には暗くなり、すぐにご飯を食べて寝袋に潜り込み、明るくなる6時頃まで寝袋の中で一人で過ごす。

内省する時間になりました。

スマホは圏外だし、kindleで本も読む気にならず。

ラジオがあったら良かったかな。

ソロハイク、オススメです。

山レコでの記録はこちら
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1664811.html

 

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教わるのにも技術がいるんだ

パックラフト体験の余韻に浸っています。

10年くらい前、5年前に書かれたに書かれたやりたいことリストにもカヌーの言葉がでてきます。

西表だったり、犀川だったりで実際に漕いではいるんだけど、リストに度々登場してくることなんですよね。

自分のソースなのかもしれません。

 

移動の車の中で、ご飯を食べながら、アウトドアについて久々に話をしました。

過去にいろんなワクワクする体験をしてきたんだなと実感しています。

生きているという実感がそこにはあるのでしょうね。

 

起業して仕事をしていくと、ついついそれだけになりがちになります。

しかも好きなことを仕事にすると、それだけで満足できると勘違いしているのです。

 

最近、多様性がある社会を創ろうという動きがありますが、いろんな人がいることが多様性なんですが、自分の中にもいろんな人がいるのです。

多重人格という病理の話ではありません。

誰もがいろんな顔を持っている。

 

会社で見せる顔、家庭で見せる顔、趣味の仲間に見せる顔、地域の中で見せる顔・・・誰と共にいるかで見せる顔が違うのです。

関係性の数だけで、いろんな自分がいるんですよね。

 

という話を書きたいんじゃなくて(笑)

パックラフトでガイドさんや参加者さんに沢山のことを学びました。

メモ書きとして残しておこうと。

 

  • 「単独で川を下れるようになる」など具体的な目標があると上手くなる
  • 危険なところに吸い込まれていく癖があるね
  • 自分が行きたい方向を向こう
  • 浅瀬でスタックしたら船から降りて、先々まで見てどうするのかを検討して動こう
  • エディキャッチは早め早めに動こう
  • エディに入ったら最後まで停止するまでやる。
  • あきらめないで停止させる。
  • なんとなくできて、次に行くというのはやめる。
  • 単独行もリスク低減になるのかもしれない
  • ユニクロはアウトドアに使えるウェアがある。気兼ねなく使い潰せるのがいい。
  • プロが提供しているアクティビティに参加するのはあり。
  • 何がしたいかで、どんな道具を選ぶかが決まる。

 

ガイドさんは、教えるのが上手い。

その教え方は、必要なことを1回だけしかいいません。

できなければ言わないし、聞いてなくても言いません。

耳を広げて聞いてなくてはならないのです。

 

教わる側に技術がいるのです。

 

教える時って、さりげないのです。

親や部活の先生みたいにしつこくは言ってくれません(笑)

大人になり年を重ねると教えてもらえなくなります。

怒られていた頃が懐かしくなります。

 

素直に丁寧に。

 

来シーズンに向けてパックラフトの申し込み今週末前という情報が入る。

チャンスの女神は前髪しかいない。

ハイカーズデポさんに見にいってみようっと。

 

そうそう、登山の単独行をしている話をしていたら紹介された本。

ここの帯がいい。

些細なミスが死につながるアルパインクライマーたちが、みな自らを「臆病だ」「慎重だ」と形容する。一見不可解な自己評価の中に、彼らが生き残っている理由がある。彼らのリスクをゼロにできない自然の中で登山者がどう振る舞うできかを考える上での羅針盤になる。

本書はアルパインクライナーのリスこうマネージメントについての研究を核に、一般登山者が山でのリスクに向き合うための理論を豊富な資料に基づき解説するとともに、そのスキルを実践的に高めるアクティブラーニングの手法も提案する。山でのリスクへの責任やリスクの意義についても考える。

治療家のメンターの言葉と同じだったり、興味が分野のことが書かれています。

しかも読みやすいしいいですね。

 

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パックラフト1日ツアーに参加

ずっとやりたかったことをやろう月間の最後。

水上にパックラフトツアーに行って来ました。

パックラフトとはゴムボートです。

軽量でコンパクトになる川下りなどもできるカヌーです。

しかもカヌーよりも簡単で、ラフティングよりも自分で乗ってる感があるのがパックラフト。

 

カヤックそのものでの川下りはOBSのJALTで体験済み。

写真をごそごそと探したら当時のものが見つかりました。

記憶では沈脱の記憶が・・・しかも転覆ばかりしていたのが悔しくて沈脱した時にカヤックを蹴り上げて吹っ飛ばした伝説を残したりした記憶しか・・・

1週間くらいリバーカヤックを練習し、イカダ作りのアクティビティ作りをやりました。

カヤックは車がないとできないし、置いておくにも邪魔だなと思って、そのまんまになってました。

体育会みたいなノリってなんか違うし、旅ができたらいいなと思っていたことを思い出しました。

今年になってアウトドア熱が再燃し、その中でパックラフトなるものを見つけ、やってみたいと思ってたのです。

 

ネットで検索して一番に面白そうなツアーをしているのが冒険小屋さんでした。

奥多摩でも長瀞でもなく群馬の水上に行って来ました。

台風による増水で3度目の正直での参加。

シーズンぎりぎり、すべりこみセーフ。

 

感想は、やってみて良かった、またやりたい!

 

意外と体は覚えているもので、懐かしい感覚でした。

エディキャッチが苦手だったのも変わらなかったし。

カヤックとパックラフトでは、何が違ったかといえば、沈をしないということ。

沈とは、沈没のことです。ひっくり返って川に落ちることです。

パックラフトは川を楽しむにはもってこいのアクティビティですね。

 

漕いでいても気持ちがいいです。オススメです。

 

それでは、いただいた写真をいくつか・・・

いい天気で水がきれいでした。

浅いところはこんな感じで漕いだり

漕いだり

のんびりと流されたり

滑沢みたいになったり

こんなところもあったり


乗って来た電車の鉄道橋をくぐったり

レクチャーを受けたり

川にはまり、身動きがとれなくなり、水がどんどん侵入してきたり

沈しかけるもどうにか脱出できたり


そんなこんなで、パックラフト1日ツアーが終わったのでした。

 

今パックラフトが欲しいと頭の中はいっぱいです。

 

一人で旅をするには、セルフレスキューは必須だと実感したりも。

でもね、漕がないと上手くならないしね。

 

どっちかというと不器用なほうで、スキーも大学時代に宿に居候して、週1でスクールに入って教わって、毎日一人で滑りまくり練習したことを思い出す。

そんでクラスの仲間、研究室の仲間、サークル仲間を宿に呼んで合宿したりしてもてなすことが面白かったな。

そういえば冒険教育であるJALTに60日間も参加したのも、アウトドアの遊びそのものの面白さと冒険というツールを使って自分を向き合う面白さを伝えたくて参加したことを思い出しました。

そうだったんだよ。

 

フリースタイルのアウトドア部を使って、自然に遊びに行く企画したいな。

参加したい方は声をかけてみてね。

 

やりたいと思ったことはやってみるべし。

来シーズンはパックラフトという川旅を満喫したいな。

 

冒険小屋のヒロさん、ミッチーさん、ありがとうございました。

参加者のKSKBさん、楽しい話をありがとうございました。

 

◆冒険小屋
http://www.boukengoya.com

パックラフト以外にもバックカントリーやキャニオリングまで面白そうな冒険がいっぱい。

冒険小屋さんのブログの記事も
http://www.boukengoya.com/blog/packraft/20181031-825.html

 

朝食時・ツアーがスタートする前・終わった後にアミノ酸補給でアミノバイタルを補給し、帰りの電車で握れなくなった左手のケアで丁寧にトリガーポイントで肘、僧帽筋、広背筋、肩甲骨(これが原因)とケアをしたのにも関わらず筋肉痛が。これもまた楽しいですね。

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