自発的に生きるために必要なたったひとつのこと(その1)

好きなことをすることです。

ただ、これが難しかったります。

あなたは、自分の好きを理解できていますか?

ハンバーグが好き、コンピュータが好き、絵を描くのが好き、犬が好き、宇宙が好き、健康が好き、お金が好き、家族が好き、家が好き、文房具が好き、スポーツが好き、ダンスが好き、絵が好き、アウトドアが好き、デザインが好き、工作が好き、テレビが好き、おしゃれが好き、音楽が好き、動画が好き・・・

これは好きなことは好きなんです。
ただ、これは表面的なことなんす。

好きの本質ではないのです。

好きなモノだったり、好きなコトは、好きを見つけるキッカケでしかありません。
ここでいうモノは物理的なものであり、コトは実際に行動することです。
英語でいうと、モノはHaveできることである、コトはDoできることです。

好きの本質は、
モノを持った時に、使った時に、手に入れた時に、感じる感情です。
コトをやろうとした時に、やってる時に、やった後に、感じる感情です。

英語で表現するならば、FeelとかBeになります。

I am Happy !

これが感情です。

HaveやDoよりも、Beが本当の自分の好きなのです。

僕の具体例をだしてみますね。

僕はアウトドアが好きです。
好きなブランドのウェアを着ればテンションが上がるし、
山を歩いているだけで気持ちが良いし、
焚き火でご飯を作って食べるのも好きです。
友達と行くのも楽しいし、一人で行くのも楽しいです。

ここから自分が何が好きかを突き詰めていくのです。

一人で自然の中にいるとホッとするんです。
暑くなったり寒くなったり風が吹いたり雨が降ったり、環境の影響をモロに受けます。
自然の中でのんびりしているイメージがあるかもしれませんが、いそがしいのです。
そして、一歩間違えば命の危険を感じることさえあります。
環境の変化を感じて、どうすればいいのか考え、自分ができることを選択し、実際に行動することが重要になるのです。
こんなことをしていると「生きてる」って実感が湧くのです。

自然の中にいると、自分の内面に向き合うこともあります。
「なんでこんなことしているだろう?」と考えることもあれば、「あの時になんであんなことしちゃったんだろう?」と思いを巡らせることもあります。
自分との対話をすることになります。
自分と対話をしているうちに、自分への理解が深まっていきます。
自分を知ることにつながっていくのです。
「あーそうか!」という気づく瞬間がたまらなく嬉しいのです。

僕にとってアウトドアが好きというのは、「生きてる!」って感じることだし「あーそうか!」って気づくことが喜びなんです。

これを感じるのはアウトドアだけでしょうか?

心理セラピーでもこれを感じるし、演劇でも感じるし、ワークショップでも感じるし、うちのかみさんと一緒にいても感じるし、本を読んでいても感じるのです。

このBeを感じることができるHaveやDoをやれば、Happyなんです。

好きなことをするって、ここまで掘り下げる必要があるんですよ。
そんな自分に気づいているか気づいていないで大きく人生は変わっていきます。

この好きが、自発性にどうつながるのか。

続きます。

この好きを徹底的に知るためのワークショップがソースです。
全人類に受けてもらいたい幸せな人生を歩くための一般教養だと僕は思っています。
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バリエーションルートで高尾山へ(29回目)

最近、高尾山プロ、高尾山マスターと呼ばれています。
ここ数年で29回登っているからでしょうか。

僕自身が高尾山の魅力を知りたいし、知ってもらいたいと思っているので、伝わってきているのかと思うとちょっと嬉しいです。

高尾山は健康登山とかもありますので、まだまだ体験していない高尾山ありそうです。

今回は北高尾のマイナールートを歩いてきました。
マイナールートとはガイドブックにはない道です。
バリエーションルートとかオフトレイルとか呼ばれているルート。

シノギングを初めてからそんな道を歩くことが多くなり高尾山域には行っていますが、久々の高尾山です。

友人のツレを誘って2人旅となりました。
なんと最近高尾山にはまったいるらしいということで。
登山経験は少ないみたいだけど、ボルダリングをしているからきっと大丈夫でしょう。

あっ最初に断っておくと、コンパスを使って地図を読むことができる人でないと色々と厳しいかと思います。
万人にオススメではありません。

さて、レポートを

高尾山駅からバスで某所へ。
そしてこんなところを登ります。

高尾山

あなたには道が見えるだろうか?

高尾山

なんとか大丈夫そうです。きっと大丈夫。うん。

高尾山

途中、林道にでました。
林道は人間が作っているので尾根は分断されています。
つまりマイナールートは削られて寸断されてるのでハードな登りになることもあります。

ちょっと探せば入りやすいところもあるんですが、あえての難しいところを登ります。
垂直に近いんだけど、面白そうなので登ります。

高尾山

このように木をつかんで登ります。
探検している気分になりますね。

気持ち良く尾根を歩いて行きます。

高尾山

あなたには道が見えるだろうか?

そして途中のピークの木の裏に、大きなリスが隠したのだろうか・・・

高尾山に隠されたビール

ビールやお茶を見つけました。
誰かここで宴会でもしたのでしょうか。
山の中で初めてみたわ貯蔵庫(笑)

高尾山でモミの木

この尾根はマイナールートにたくさん植っているもみの木があります。
土地と土地の境界線にもみの木を植える習慣があるそうです。
なぜならスギやヒノキよりも背が高く育つから。
遠くからでも土地の境界線が判別ができるように。

上のモミの木の写真を撮影しているメイキング画像。
これだけの大木は高尾山域でも珍しい。

山を観察していると、高尾の森は昔から為政者に守られてきたと言われていますが、原生林ではないことがわかります。
どうも管理されている里山と同じなのかなと。

皇居の吹上御所のように最低限の手入れだけでどのように植生が育つのか1000年後を考えた森づくりをしてもらいたいなと思っています。

そうしたら1000年後に杉はなくなるのかしら。それとも・・・

さて、某尾根から登山道にでたので、いったん山を降り、おかわりタイムに行きます。

高尾山

これも一昨年の台風19号の傷跡でしょうか。
林道の橋はなくなっていましたね。
マリオのように飛びこえます

高尾山でタゴガエル

高尾に生息するタゴガエルの鳴き声が聞こえます。
今が繁殖期なので独特の鳴き声が聞こえました。
独自の声がイノシシのうなり声かと思って最初はビビりましたよ(笑)

高尾山では6号路でよく聞くことができますが今はまだ閉鎖中かな。

高尾山

知る人ぞ知る高尾の北尾根を歩きます。
入るところだけわかれば南に歩くだけの道です。
ここは歩きやすく快適な道でした。

そうそう、ハイキングの歩くペースはゆっくり休まないで歩くのが疲れないとされています。
じわじわと止まらずに歩き続けるのがいい感じなんですね。

高尾山

こんなウロがあったら観察したりしながら登ると快適です。

途中にはイノシシの糞があったりして、自然の濃さを感じます。

高尾山

高尾山頂です。思った以上に密です。
今まで人に会わずに山を登ってきたのでビックリ。
今日は平日だよね?

で写真を撮っていただきました。

高尾山で凌スタイル

凌ぎスタイルです。
最近はAxesquinの凌ぎにハマってからこのスタイルです。
最新の素材に伝統的な意匠で実用的なところが好きです。

お約束の自撮り。

高尾山
いつもの定点写真

今回はGoProを頭につける撮影の練習も兼ねています。

「ちょっと変わった人に見えませんかね?」
YouTuberに見えますよ」

と言われあながち間違ってはいません(笑)

高尾山からの富士山
いつもの定点写真

山頂の記念碑とこの場所での富士山を撮ることはいつものテーマ。

高尾山

山頂にある休憩所でコーヒーブレイク。

アルコールストーブでお湯を沸かしてゆっくりする時間は豊さそのものです。

ランチはお腹が空いたらちょくちょく食べるスタイルです。
栄養的にも消化的にもそれが良いと思っています。
ちなみに今回もおにぎりとゆで卵です。
朝にはプロテインを飲んで。

ハンモックの時には1〜3時間くらい時間を取りますがハイキングは基本ずっと歩いています。

さて、一息ついたら城山まで歩きましょう。

小仏城山からのバリエーションルート

途中、見えてきたのは降りる予定の尾根。
手前はきれいに伐採されていますね。
その奥には林道が見えて、その上の稜線を降りる予定です。

山と高原地図には「道標がないバリエーションルート」として紹介されています。つまりはメジャーなハイキングコースではないということです。

小仏城山の天狗がいない(2021年2月撮影)

小仏城山です。
噂には聞いていましたが天狗がいなくなっています(悲)

今はなき城山の天狗(2020年12月撮影)
2020年12月24日撮影
2019年11月30日撮影

ちなみにこれが以前に撮影した天狗です。
復活を待ちましょう。

ちなみに高尾山の天狗は鴉天狗なんですよね。
赤く鼻が長い天狗ではなく、青くクチバシがある鴉天狗。
飯綱大権現ですから
(諸説あり。薬王院には鼻天狗と鴉天狗の両方が飾られています)

城山辺りから高尾山が見えました。

高尾山

いつ見ても高尾山は山ではなく丘に見えますね。
多分、左に伸びている尾根が二回目に登ったところだ。

JR鉄塔11

下山コースには最近はまっていた鉄塔があったりして楽しめました。
はまっている様子は「地図読みマスターになるための鉄塔シノギング入門」「地図読みマスターになるための鉄塔ダラリング入門」に動画をあげています。

高尾山

時折、尾根を軽快に走って降りる姿は忍びのようだったらしい。

このコースもトレランの人に一人あっただけで静かで良かったですね。
ハンモックポイントを探して寄り道したりしながら気持ちよく歩けました。

高尾山

このコースの最後は川を渡ります。
冬は水が少ないので楽勝です。
で、無事に下山と。

一言堂(高尾山駅)

高尾駅にある一言堂さんでエビスビールをおごっていただきご満悦。
ここはパンもこだわりがあって美味しいんですよね。

今日の歩いたコースはヤマレコに。

自然の中はやっぱり気持ちが良いね。

山の中でハンモックを使ったマインドフルネス・ワークショップであるハンモックフルネスも楽しいよ。これは山歩き要素は少ないです。
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人と人はつながっている

クライアントさんからステキな本を紹介してもらった。

樹木たちの知られざる生活

最近、ハンモックフルネスやシノギングをしていて山に入ることが多い。
普通のハイキング道ではなく、人がほとんど歩かない道をだ。
そんな道は踏み固められることなく、土がフカフカだ。

そんな道を歩いていると、自然というものに耳を傾けることになる。
自然に木が生えているのではなく、意志を持ってそこにあるのではないかと。

これは植林されている木の話ではない。
植林されている山は、良い気分にならないのだ。
どちらかと言えば、すぐに立ち去りたい欲求が生まれる。

植林されているであろう神社の並木路とはまた違う感じだ。
ここには神聖なる祈りのような意志を感じるから。
人間が謙虚になるような装置としての樹木なのかもしれません。

針葉樹の植林の森は、戦後に植えられたものだという。
街が焼け野原になって、資材としての木の需要が高まったからだ。
高度成長時代に宝の山になるはずだっただが、効率良いことを求める人たちによって、安い輸入資材が使われて、放置された山になっているのが今現在。

手入れがされていないので、山は荒れ放題だ。
そんな山にはなぜか魅力がない。

広葉樹の森が、過ごしていて気持ちが良いのだ。
夏の暑い時期には木々の葉が日差しを遮って涼を与えてくれるし、冬は落葉して太陽の日差しが暖かさを与えてくる。

日本の山は原生林がほとんどない。
里山と呼ばれる山は人間と長い間共生してきた。
なので、人の意図が入りやすいのだ。

この山の目的は何かというのがハッキリとしている。

でもね、原生林に行けば行くほど、山って気持ちが良いのです。
木々がそれぞれに役目を果たしている感じがあるのです。
それは動物である人間にとっても自然なことなのかもしれません。

そして、人間に見放されている里山も気持ちが良いところがあるのです。
それは森として復活してきた何かがあるのかもしれません。

この考えが、紹介してもらった樹木たちの知られざる生活に答えのひとつが書かれているようでした。

木々はコミュニケーションをしているということ。
香りでの対話、根っこでの対話、菌糸を通じての対話。

そんなことが研究でわかってきているというのだ。
弱っている木には、元気な木が栄養を分かち合っているという。
そのことで仲間の木や、違う木たちとも協力関係をしているというのだ。

ただし、植林をされた木は孤独だという。
孤立をしてネットワークを形成しないそうだ。
もしかしたら、孤独な木は人を癒さないのかもしれない。

人間もまた無意識で木とつながっているのかもしれない。
香りの対話は無意識で行われている。
人が人を好きになるのもフェロモンという香りが影響されているという。

人間が人間以外の存在と対話をしているということに思いを巡らせているとガイヤ理論に行き着く。
この地球さえも生き物であるという考え方だ。
もしかしたら、地球に存在するすべての存在がつながっているのかもしれない。
そんなように思えます。

SDGsという17の持続可能な開発目標というものがあります。
大きくわかけると個人の問題、社会の問題、環境問題の3つに別れます。
今まではどれも大切だと言われていたんだけど、最近は環境問題が一番大事なのではないかと言われてきています。

なぜなら、地球が滅んでしまえば、社会問題も個人問題もなくなってしまうから。
環境問題が解決しなければ、もしかしたら問題なんてないのかもしれないけれど、何をやっても無駄になってしまうということ。

ものすごく長い目で見れば、人類も滅亡するだろうし、地球もなくなるし、宇宙さえもなくなると僕は考えています。
科学の世界ではそんな学説もありますから。
ただ、僕らの時代ではそんなことは、まず起きないと思っています。

でもね、生きづらさはでてくるかもしれないんだよね。

人間同士の対話も重要だけど、物を言わない自然との対話も重要だと思うのです。
自然との対話は、本来の自分を取り戻す鍵を握っている。
なぜなら僕らも自然の一部だから。

もしかしたら、世界の見え方が変わるかもしれない。

自然の中で過ごすことはそれだけ大きな可能性を持っている。

この本を読んで、山の中でハンモックを使ったマインドフルネス・ワークショップを僕が開催している理由がまたひとつできた。
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感謝です。

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焚き火料理をしながらハンモックフルネス

アウトドアでの寒い時期の焚き火は有り難い。
寒さを凌がせてもらえる。
さらに焚き火は料理も作れるのだ。

もしもの時のメタルマッチを使った火起こし訓練

山に行ってハンモックを張ってのんびり焚き火をしながらご飯を食べる。
これはとても楽しいことだし、自分自身に返る時間にもなる。
子供の頃から火を見ているだけで心が落ち着くのだ。

火起こしの基本はマッチと新聞紙

「焚き火をやってみたいんだけど・・・」
そんな声を周りから聞くようになったので、イベントを開催したのでそのレポートです。

メタルマッチと麻縄と新聞紙を使って火起こし応用編を自発的に

焚き火って人類史がはじまって以来、生活必需品だった。
だがこの数十年で焚き火をしたことがない人も増えてきた。
マッチを見たこともない子供達も多い。

スープパスタ(ゆるキャン△のレシピは間違いないです)

災害時の時にという文脈でアウトドアの技術が見直されているんだけど、数十年前には当たり前のように火は身近にあった。
今オール電化だと火がなくても生活できるんだよね。

チーズフォンデュもできます

時代の流れに逆らうような焚き火って、実は人間が本来持っている力を取り戻す行為だと思うんですよね。

鳥スキを日本酒で。鶏肉・豆腐・ネギというシンプルな具材で
砂肝で一杯というのも乙なものです。

共通して起こることは皆さまリフレッシュされて元気になるのです。

  • 初めて火を使うんだけど、当たり前にようにできる人
  • 火を扱えることで、人間としての自信を取り戻す人
  • 焚き火で料理をすることで、料理のバリエーションが増える人
  • 火を消さないように夢中になって時が過ぎるのを忘れる人
  • 火を見てるだけで幸せになれる人

焚き火の感想を聞くと楽しいですね。
それぞれの気づきがあって興味深いものがあります。

みんな簡単に火を起こして管理していることに驚きです。
もしかしたらDNAに刻まれた何かがあるのかなと思ったり。
きっと教える必要があることはマナーの問題だけなのかも。

お腹いっぱいになったら、寝ても良いし、対話したりも楽しい

アウトドアで一番大事なことは
Leave No Trace(直訳:足跡以外残さない。意訳:来た時より美しく)
ということだけなんですよね。

バレンタインデーだったのでチョコフォンデューをやってみたり

日本人の美意識を持っていれば、自然と過ごした場所を美しくなりますね。
また来たいと思っているところは、美しくバトンタッチできますから。

お茶時間で話が盛り上がるのも良いよね

また、自然に返って遊びましょうね!

もうすぐ春ですね

次回のハンモックフルネスの予定は

  1. 3月21日(日)
  2. 3月31日(水)
  3. 4月11日(日)
  4. 4月22日(木)

です。お申し込みはお早めにこちらから
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健全な孤独を感じること

「一人で生まれ、一人で死んでいく」
だから孤独なんだと。

「誰も自分のことをわかってくれない」
だから孤独なんだと。

「まっすぐな道でさびしい」
だから孤独なんだと。

多くの賢人たちが、孤独は大前提だと言っている。
そして、そういう人たちの周りには人が集まっているように見える。

まぁ見えるんだ。

人とつながっているからと言って、孤独感がないわけでもない。
東京砂漠と誰かが歌ったけれど、人がいても孤独は感じるものだ。

孤独とはなんだろう?

孤独のイメージは闇だ。
暗いのだ。色に例えると黒。

黒は恐怖とつながっている。

太陽の光を存分に味わいながら暗い気持ちになるのは難しい。
闇夜で暗い気持ちになるのは簡単なのだ。

孤独は、どんなに遠ざけようとしてもいつも自分の隣にいるのだ。

僕は積極的に孤独を感じることを推奨する。
それは山の中で一人で夜を過ごすことだ。

周りに人がいないところで、夜を一人で過ごすこと。

木々が音がする、葉っぱが落ちる音がする、動物の足音が聞こえる、何かよくわからない音がが聞こえる。

しかも暗闇で何も見えない。

そんな時に月明かりがでて周りがよく見えてホッとする時もある。
満月で狸が踊り出すというのがわかるくらいに明るい時もあるのだ。

暗闇の中にいても、ライトはつけない。
そうすると目が慣れてきて周りがだんだんと見えてくる。
人には闇夜を過ごす機能があるのだ。

小さく焚き火をする。

その光だけで十分なのだ。
太鼓の昔から人は火を見ると安心するということがよくわかる。

見た聞いただけでは不十分。
実際に体験して感じたこと、気づいたことだけが正解なのだ。

頭が良い人は、分かった気になりやすい。
共感力が強い人も、分かった気になりやすい。

分かった気になって孤独を感じるのは危険だ。

孤独というものの闇にさらに落ちることになる。
これが不健全な孤独なのだ。

孤独ということがわかれば、他者を尊重できるし、人とつながろうとする。
つながってなくてもへっちゃらなのだ。

これが健全なる孤独である。

孤独でいるとね、自分を尊重するしかなくなるのだよ。

これは人それぞれ感じてもらいたい。

そんなイベントをやりたいと願っているが、これには僕にも参加者にも準備が必要。
一足飛びにはできないのだ。

第一歩としてハンモックフルネスがある。
第0歩としての何かが必要だろうか。
紅葉ハイキングでハンモック体験を企画しようかな。

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おもてなし登山(後編)(高尾山28回目)

富士山

ご飯も食べ終わって、高尾ベースキャンプに戻り宿泊者用の共有スペースでおしゃべり。

前編はこちらから。

高尾ベースキャンプの宿泊者共用スペース。湯沸かし、電子レンジ、冷蔵庫、エアコンあり。

「今日は夜道を歩くの疲れたし、天気も良くなさそうだし、ご来光高尾ハイクは辞めよう。
 ケーブルカーが動くのが8時だから7時起きね。」

と高尾ベースキャンプの消灯時間23時に就寝。

高尾ベースキャンプのドミトリー部屋。1部屋2段ベット2つの4名。電源とUSB端子あり。

ドミトリー感がとても懐かしいですね。
夜遅くまで電車の音が聞こえて、目の前の道路も深夜まで交通があります。
川の音が聞こえるのはいい感じ。

夜中の3時に目が覚める。
本当はこの時間に起床で、ご来光ハイクに行く時間。

上でごそごそ、ショートスリーパーの友人は起きているみたい。
横でごそごそ、うちのけいちゃんは寝れないみたい。

トイレに行き、1階のデッキを見に行ったらここで寛げそうだった。
2階に戻り友人もトイレに起きてきたので、下で話さないかと提案。
部屋に行ったら寝ぼけながらも起きているようなけいちゃんも誘って、暗闇の中での対話が始まりました。

この時間が良かった。

夜には不思議な力があります。
心の奥底にまで届くような深い対話だったなと。
雲が晴れてオリオン座が見えて感動したり、だんだんと世が明けていくのが見れたり、明るくなるにつれて世界に音がどんどんと増えていくのを体感したりと、自然を感じる時間でした。

対話で僕の中に衝撃的な気づきがありました。

それは、時間的に焦りがあるということ。

友「僕がやるカウンセリングは、10年、20年かけて学んでいくことを提供している。」
私「僕も同じだよ。10年、20年で気づけることを90分で提供しようとしていたんだ。」
友「それは無理があるよね。」
私「最近、気づいた。」
友「10年、20年かける意味があるテーマだから」
私「5年、10年かけて気づいていけたらいいよね。」

と言って、自分で気づいたんです。
時間を短縮しようしようとしているということ。

私「時間が短ければ短いほど価値があると思っているね。」
友「そうかな。」
私「いや、焦っているんだよ。早くしなければならないと思っている。」
友「そうだね。」
私「自分にも他人にもセッカチで急がなきゃと思っちゃってる。」
友「そう感じているんだね」
私「自分自身を認めていないんだなぁ・・・・・」

そんな話がでたんですよ。

早くできるようにならなきゃ。
ゆっくりしてはいけない。
時間をかけてやることに意味がない。

感情的には恐怖でいっぱいだったんだなということを自覚しました。
これって思い込みだからね。

時間がかかることはあるし、ゆっくり時間をかけていいんだよ。
もっと自分に優しくしよう。

そんなことを受け取ったことが忘れられません。
ステキな対話だったなぁ。対話の濃さには、環境と人が大事。

セブンイレブンで買ってきたカップラーメンを食べて高尾に出発。
ケーブルを使い1号路で山頂へ。

ケーブルカーにのって高尾事務所に出勤(笑)初めて行きにケーブルカー乗ったかも。
ケーブル降りて1号路で薬王院経由で高尾山へ
高尾山から富士山は見えませんでした。
山頂でコーヒータイム
帰りは、3号路には新しい橋が多かったような。整備ありがとうございます。
お約束の天狗焼。黒豆の餡子が美味しい。山頂ケーブルカー駅隣のお店で。
紅葉屋本店さんで新蕎麦を。これは美味かった。新蕎麦をもりで食べるのが吉。
いやぁ楽しかったね。来年は沢登り体験だねぇ!
ようやく京王がリニューアルを発表したホテル。2021夏開業で体験型ホテルらしい。どうなるんだろう?

とっても充実した時間でした。

おもてなしをする、おもてなしをされる。

これって表裏一体で同じことだし、相手を思いやる気持ちを持てるかって大事なこと。

心が闇に落ちる時って、自分のことしか考えられない時なんだよね。
相手に思いやりの心を持ったり、感じたりすることが、心の平安を持たらすんだな。

よく心理学で言われる「相手に与えなさい」って、こういうことかもしれないね。

まんちゃん!ありがとう!

WILD-1の金のシャチホコのシェラカップが来た!ありがとう!
そしてアルコールストーブを。アウトドアで遊んでくれたらいいな。

自然の中にいることは究極の癒しということで始めたコンテンツ。
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最近、ぼーっとしていますか?

ハンモックフルネスという新しい提案です。

ハンモックフルネスはこんな人にオススメなコンテンツです。

  • ボーッとする時間が欲しい
  • 心身ともに整えたい
  • マインドフルネスを体験したい
  • 思考ではなく直感が働くようになりたい
  • 自分の身体の声を聞いて健康になりたい
  • 自分軸を見つけたい
  • 何がしたいのかわからない
  • ストレスを軽減したい
  • 自然の中でハンモックがしたい
  • 人がいない低山をハイキングしてみたい
  • 自分が考えていることを話して整理がしたい
  • 感情のモヤモヤを解消したい
  • 気軽にリトリート体験がしたい
  • 自然の中でゆっくりと自分を見つめたい

この数年、ハンモックの魅力にはまって、様々なところでハンモックを楽しみました。
と同時にこの良さを多くの人に伝えたいと考えました。

ハンモックに出会ったのは、色々なことに疲れてこの先どうしようかと考えていた時に、自分の原点である大好きなことをしようと思ってからです。

自分の大好きは「アウトドア」「自然」「火」という3つのキーワードでした。
アウトドアは道具は全部捨てていたので一から買い直し、自然は家から近い高尾山域に繰り出し、火も家から自転車でいける府中多摩川で焚き火を楽しみました。

そんなキーワードで遊んでいるうちにシノギングを知り、その中でハンモックに出会ってしまったのです。

ハンモックに初めて乗った時には、後に落ちて転がったりしたんだけど、実際にハンモックで寝たら体験したことのない浮遊感を味わったんですよね。
ゆらゆらと揺られているうちに寝てしまい、それがまた気持ちが良い。
ハンモックに座って焚き火をしていると落ち着くのです。

子供の頃には当たり前だったんだけど、大人になったら忘れてしまった何かに触れた感じがしました。

自分のペースでゆっくりとやる気持ちよさを同時期に味わいました。
周りのペースに合わせるのではなく、自分のリズムで動くよさです。
それを自然の中でやると自分自身が整うのです。
まさにマインドフルネス!

自然の中でいるだけで呼吸がしやすくなり、自律神経が整ったり、腸内環境がよくなるという理屈はどうでも良いです。
とても気持ちが良いと感じるというのが重要です。

多くの人に、この感覚を味わってもらいたいと試行錯誤をして、ハンモックフルネスを提案することになりました。

アウトドアでのハンモックを使った最初の一歩をハイキングと共に提供します。
山道を歩くこともマインドフルネスに近づく一歩です。
ゆっくりと丁寧に歩き、ハンモックで十分にゆっくりとした時間を過ごします。
積極的休養となることでしょう。

アウトドアであること、人が少ない・いない地域でやること、三密は避ける形になっています。

今現在、9月27日(日)、10月8日(木)、10月18日(日)、10月29日(木)のスケジュールを出しています。これ以降も随時スケジュールを出す予定でいます。

興味がある方は下記ページをご覧下さい。
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高尾山で撤退(27回目)

高尾山から富士山方向

久々に体力アップのために始発で高尾山に。

夜が長くなりましたね。始発だと朝が暗い。

高尾山に登り、城山を経由して南高尾を歩き、高尾ハナレにいく計画を立てました。
最近は天気が不安定だったので、晴れるという天気予報を信じたら、ずっと曇り(笑)
しかも湿度がむちゃくちゃ高い感じで、モヤがかかる高尾でした。

そのせいか、6号路を歩いているうちに、変な感じに。
体がどんどんと重くなる感覚になっていきました。
思ったように体が動かない。なんじゃこれは!

息が切れないように呼吸をのんびりと歩いて、なんとか頂上へ。

始発で来ると空いていますが、1時間後には人だらけに

もうね、頂上では一時間くらい滞在したのかな。
いつもは写真を撮って早々と立ち去ります。
水を飲んでは休み、おにぎりを食べては休み、お湯を沸かしては休み、コーヒーを飲んでは休みと、頂上でいろんな人を観察。
動きたくないからのんびりとしていました。

夏の疲れがでたのか、寝不足のせいだろうか、湿度が高かったせいだろうか、運動不足のせいだろうか、栄養関係、それとも・・・

そんなことを考えていたのだけれど、意味がないので途中でやめました。
本当の理由がわかっても、今現在は、それがどうしたということだから。
無事に帰ることが一番大事なことですから。
原因追及は後でいいのです。

ULシノラーのスタイルで #アヲネロ #ハラマキTシャツ #ビッグタートル #アルトラローンピーク4.0

この後どうしようかなと考える。

歩いて帰るのか、ケーブルカーを使うのか、温泉で一休みするのか、最悪の場合は誰かに助けを求めるのか、そんなことを考える。

シンプルに帰るという選択をする。

ただ、せっかく来たのだからというマインドが邪魔をする。
よく遭難した人が行き着く境地だ。

撤退って、なんか良い言葉だなと年齢を重ねたせいか思います。
潔さがあるんですよね。
楽しむことが大事なんだから、目標を達成することに意味はないのです。
この撤退という、あきらめるような、執着を手放すような感覚って、実は大事なんだなと思ったりしますよね。

トンネルを抜けると

で、ケーブルカーに乗って帰りました。
どこにも寄らずに帰り、家に帰ってぐっすりと寝ました。
原因は寝不足と運動不足と湿度のせいだな。

紅葉はまだまだですね

知らず知らずのうちにたまっていた疲れですね。

秋は養生が大切です。

健康第一にいきましょう!

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歩行禅としてワラーチを試してみたメリット・デメリット

アウトドア特に山では、マインドフルネス状態になることに気づき、この良さを伝えるために様々な研究開発を実践しています。

自然がもたらす癒しの効果だけでなく、寝る、食べる、歩くということそのものがマインドフルネス状態になるんだなと感じています。

都会で暮らしていると、いろんな思考や感情が渦巻いてグルグルとしてしまっているんですよね。
頭が思考でいっぱいになっていると体や心の状態に無関心になってしまうんですよね。
しかもそのことに気づかないということが問題になっていたりするんです。

20年も心や体のサポートをしてきた身としては、いかに思考を手放す方法を伝えたり、技術を使ってきたりしました。
自然ってそのまま丸ごと自分自身を受け入れて変容させる力を持っているのだとしみじみと感じています。

その一環として最近は、歩くことに注目しています。
その中で見つけたのがワラーチ。
ワラーチは、そこの薄いサンダルです。

ワラーチ

これでマラソンを走ったり、山岳レースをする人もいるのです。
足が故障して医者にも見放されてワラーチを試して復活したという話も聞きます。

これ、底が薄いのでクッション性がないので、裸足で歩くのとほとんど同じです。
小さな数ミリの尖った石を踏んでも痛くない程度です。
足裏のプロテクションが多少あるという感じ。
あとアスファルトの熱からも足を守ってくれます。

だからこそ、細かい足の骨を使うし、それにまつわる筋肉や靭帯を使うことになります。
うちにあるThe Anatomy Coloring Bookをみると、ほらこんなに複雑で美しい。

足の解剖図<骨編>

これを見ると、足も手と同じように器用に使えるはずなんですよね。
さらに筋肉や靭帯は複雑にこの骨にくっついています。
複雑な構造ということは、複雑な動きができるようになっているということです。

靴を履いているとほとんどその機能を使うことがないので、ワラーチを履くとビックリするかもしれません。

ワラーチを履いていると、この骨のひとつひとつが動くような感覚になります。
地面に合わせて骨が動き、凸凹に足を合わせていくようなそんな感じ。
だから、ダイナミックに足が動いている感覚があるのです。

それとは別に台湾式足裏マッサージを受けた気分にもあります。
数日は不思議な足裏感覚が残ります。
ちょっと痛いです(笑)

おもわず足のすごさについて語ってしまいました。

本題に戻ります。

ワラーチは足を守る要素がとても少ないのです。
靴で石を踏んでも痛くないんだけど、ワラーチで踏むと激痛が走ります。
靴に比べて足を保護する役目がほとんどないのがワラーチです。
クッション性はないです。

だからメリットもあるのです。

それは歩き方が意識的になることです。

地面がどんなようになっているか観察する目。
地面の状態を観察する足裏。

歩くことに意識的になります。
しかも一歩一歩を意識して歩かないと痛い目にあうので、集中力をとても使います。
これがとても瞑想的なんです。
歩くことに集中することでマインドフルネス状態になるということ。
つまり思考を手放して頭が空っぽになるということです。
歩行禅という言葉もあります。

歩くトレーニングに最適だと思います。
できるなら若い頃から足裏感覚を磨いていけるのがいいですね。
ほとんどの足は靴で強制されて不自然な形になっていますから。
理想はチンパンジーですね。
人間で靴の影響を受けていない足の人は見かけませんね。

裏高尾の某沢
こんなところを歩くイベント企画のためにロケハン中

都内がむちゃくちゃ暑いのでロケハンしてきました。
都会を離れると美しい沢がありますね。ここ都内だけど。

ワラーチで沢登り
ワラーチで沢登り

裸足も試したりもしました。

裸足で沢登り
裸足で沢登り

ここの場所だけでいえば、きっとフエルト地の沢靴が一番すべらない。
その次に地下足袋に草鞋の組み合わせかな。
そして、トレランシューズのようなゴム底の靴。
その次にワラーチ、裸足です。

裸足だから良いというものではありません。

裸足が気持ちが良いのは、岩と土ですね。

ワラーチや裸足はより意識的に足を使うという意味でとても良い感じです。
トレーニングの一環として良いんじゃないかな。

僕はこれはメンタルトレーニングに使えるなと。
つまりマインドフルネスになるためにこのような遊びが使えるということ。

座るという坐禅して座って叩かれるような苦行は好きじゃないし。(憧れはある)
動的瞑想のほうが好きなんです。

そして仕上げにハンモックを張ってのんびりと。

沢またぎハンモック
沢またぎハンモック

動いた後には休みことも重要です。
沢の音を聞きながらの昼寝は最高です。

ワラーチのメリット

  • 足裏感覚を鍛えることができる
  • 歩き方の改善ができる
  • 安価で購入・作成できる
  • 涼しい
  • マインドフルネス状態になることができる

ワラーチのデメリット

  • 慣れるまでが痛い
  • 足の保護がない
  • 藪では使えない
  • 日に焼ける
  • 周りから不思議な目で見られる

ワラーチで自然の中を歩く。

何か大事なものを思い出すかもしれません。

やっぱりワラーチは歩行禅ですね。

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ワラーチとハンモックとフューチャリストと

都内の気温が40度近くの記録を更新する中、僕のホームである高尾へ。
午前10時の高尾山口駅も普通に暑かったのです。
夏のハイキングは熱中症に注意ですね。
僕は多めの水を持つようにしていて、ガンガン飲んで循環をよくしています。

おしっこが透明だと水は足りていて、黄色になればなるほど要注意なんですよね。
脱水症状を簡単に診断するのに使えるテクニックです。
山での場合、自分で荷物を持つ必要があるので、持っていく量と飲む量は調整をする必要があったりもします。

今回のテーマは、先日のワークショップで作ったワラーチで、南高尾を凌げるかに挑戦です。
ワラーチで、シノギングでいつも登っている枝尾根に入ってハンモックで昼寝して帰ってくるというミッション。

僕は僕を信じていないので、バックアップにトレランシューズは背負っていきました。
慣れてくれば、なんとか凌ぐ工夫をするかと思うのですが、初めての時には冒険も慎重です。

ワラーチで歩く南高尾は気持ちが良いですね。
登山道ならば、ワラーチで十分じゃないかというのが履いてみた感想。
とにかく軽いのと山を歩いているという実感を足裏感覚で感じられるのが良い。

ハンモックも自然をより身近に感じられるのがとても良いところで、ワラーチも自然をより感じやすくするツールですね。
大地をガシガシとつかんで歩く感覚は野生を呼び起こすような気がします。
より自分の感覚が研ぎ澄まされていきます。

デメリットは虫対策かな。蚊に刺されるので虫除け必須です。
山の中は強力な虫刺されが必要なのかそれが問題です。
今回は自然派な虫刺されでなんとかなりました。

裸足は小石があったり枝があったりするとちょっと痛いですね。
ただワラーチを履けば解決します。サンダル最強です。

ちょっとだけいつもより足捌きに意識を向けるだけで快適ハイキングでした。

いつもの枝尾根でハンモックを張ってご飯を食べて、ダラダラと話をしていきます。
この雑談が今回も抜群に学びが深かったですね。

メンタルトレーナーの生き字引でありフューチャリストでもある方との対話はいつも深い。
自然の中で自分を解放して対話をすることは、可能性の扉を開くのと同じことですね。

山を歩くのも、ハンモックで寝るのも、焚き火でご飯を作るのも、瞑想でありマインドフルネスなんです。

僕にとっては楽しい修行です。
いつもはソロなんですが、仲間と行くとまた違った気づきがあるのが面白いのです。

今回の大きな気づくは、人間って不自然だということ。

僕自身は、人間の自然界の一部であり、自然の摂理で生きるものだと思っていました。
進化論では適応したものが生き残ったというのが最近の定説ですが、僕自身は弱肉強食の考え方が基本であると思っています。

実際に自然界を見れば、弱ったものは他のエサになり循環していますから。

人間もかくあるべし。

そう思っていたのです。

でも、なんか社会って、なんか違うよなとも不思議に思っていました。
自然界の掟と全く違うような違和感を持っていたのです。

それは、人間が社会性がある動物であり、自然界へ挑戦している動物だということ。

エアンデルタール人が死者に対して墓を作り、花を手向けていたらしいのです。
野生の動物たちは、死を怖いものだと思っていないはずなんです。
死ぬ瞬間まで生きるというシンプルな構造になっていると僕は思っています。

ところが人間は認知革命があり、神をも発明した動物です。
自然の摂理に逆らうことが正しいことだと思っても当然なんだなと。

自然界の掟に逆らって、人間同士が協力しあって、弱者も対等に生きられる社会を作るという挑戦をしているんだなということが、瞬間にわかったのです。

だからSDGsみたいな人類のテーマというものがあるのだと。

僕は自然に即した生き方が好きなんだけど、自然界への挑戦も好きなんです。
だから社会問題も気になっていたんだなと気づき、自然の摂理と人類の課題の矛盾が解けていったのでした。

教えてもらうのではなく、自分で気づいたの時の爽快感!
アハ体験ですね。

本能を磨いていくことは大事なこと。
だって人は麻痺しているから。

そして、生き方という教養を身につけること。
もしかしたら学校の勉強よりも大事かもしれない。

コミュニケーションも教養なんだなと改めて。

これを学ぶためのワークショップを開発中です。
これが僕にとっての冒険教育だ!

今回はワラーチを中心とした動画を。
ハカマスカートもいい味だしています。

今回の見所は音楽です。
特にラストは音楽と映像をシンクロをかなり意識しました。

今朝起きて足の感じがいつもと違います。
筋肉痛ではないのですが、足裏に違和感ありあり。
普段動かさない骨や筋肉や腱が動いたからでしょう。
そして足つぼ効果なのかもしれません(笑)
リフレクソロジーというよりも台湾式足裏マッサージのような…

1年後に同じような動画を撮ろうと思っています。
それまでワラーチで登山をやって、足を鍛えたらどうなるのか?

ワラーチの動画も撮るアイデアがいっぱい。
何かを表現すると次の何かが生まれてきますね。

とっても楽しみです。

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