はじめての沢歩きレポ(その2)

週末に「はじめての沢歩き」を開催しました。

今回は都内29℃という温度であり、ちょっと涼しいと感じるのが不思議。
連日35℃を上回る猛暑日を経験しているからでしょうか。

沢の水は、ヒヤッとするものの気持ちが良かったですね。

積極的に沢の中に入っていくことで、楽しさが倍増します。
ただし、無理は禁物なので、自分の体の声を聞きながら歩くことが大切です。

沢の中を歩くのもそう。沢床と対話をするように感じながら歩きます。
体格、靴、歩き方の癖が違うので、自分なりのベターな歩き方を探りながら歩きます。

ここの沢は、初心者向け。とはいえ、はじめての人には難しく感じるかもしれません。
水の中を歩くという経験をしたことないから。知らないと危険なことがあるのです。
それを超える魅力があるからこそ、沢に惹かれて行きたいと思ってしまうのです。

なぜ、人は滝に打たれたいと思うのでしょうか。
滝に打たれると不思議な感覚になります。これは滝に打たれる効果です。
誰にでも起きることで特別なことではありません。
修行や宗教的に使われるのもわかる気がします。
本能的な部分を刺激するからなんでしょうね。

今回は、シノギング界隈の人たち2組に出会いました。
普段は、それぞれが山の中でひっそりと楽しんでいるので、会う機会が少ないのです。
実際の山で会うと装備に興味津々となり、遊び方も違うので情報交換が楽しいですね。
あのシャツいいなとか、フルーツポンチいいなとか今回も学びがありました。

感想

自然のパワーが凄すぎました。滝にうたれるのは初めてで、楽しい時間でした。

楽しく、気持ち良い一日になりました!

東洋医学では、女性は特に冷やしてはいけないと言われるけど 昨日、水の中を歩き、豊富な水の流れと戯れて、最後頭から滝を思いっきり浴びて そして、帰って温かいお風呂で温まったら、 もうね、びっくりするほど身体が温まり! 外側から温めたのとは全然違って、内側から熱が溢れてくる感じで、もうなんとも言えない感覚でした。 そして、今朝もまだほんのりと、その感じが続いていて 心地よいです♪

個でたのしさ良さ、 人と楽しむ良さ、 色々感じた一日でした。 今日はもう眠い〜

2回目の今日は目標未完のままで終了しましたが、次回リベンジを果たしたいと思います。

動画

イベント案内

さて、今年の沢歩きイベントはこれで終わり。
個人やグループでの案内は承っております。

今回の穏やか沢をありがとうございました。

前週に雨が降りましたが、水はほぼ増えていませんでした。渇水気味ですね。

それがまた気持ちよかった!

■はじめての沢歩きはこちら
https://www.hammockfullness.com/waterwalking.html

■フリースタイル・コンテンツ紹介

■個人セッション
自分の思考を手放して感情をクリアにするセッション。常時受付中
https://www.yoriyoku.com/

■ソースワークショップ
自身の人生を振り返り幸せの源泉を見つけ未来に活かすためのワークショップ
https://www.asobilife.com

■ハンモックフルネス
ハイキングしてハンモックでマインドフルネス体験をしたい方はこちら。
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はじめての沢歩きレポ

ハンモックフルネス番外編「はじめての沢歩き」を開催しました。

最初のシェアで皆さんの目的を聞いてみました。

(E)もういっぺん何がしたいのか考えたい。
(P)暑さを涼み、自然を満喫したい。
(S)滝に打たれたい。

はたして、どうなったのでしょうか?

今回は沢が穏やかで蝶がたくさん飛んでました。

東京は37℃を超える暑さ。
沢は水は冷たく風は涼しい最高のコンディションでした。
また沢に適度に陽が入ると幻想的だったり気持ちよかったりするんですよね。

暑い時なので「積極的に沢に入っていこう」という合言葉のもと、滑滝でウォータースライダー状態に。
こういう遊びって「大人だから…」って遠慮していると楽しめないんです。
積極的にアホになって飛び込むことで子供心を取り戻すことができます。
そうすると不思議なもので、子供時代の無邪気さを思い出すんですよね。

午前中までの感想をシェア

(E)気持ちが良い!
(P)はじめてのことだらけで楽しい!
(S)こういう遊びをしたかったんだ!

午後は突然の雷雨。
撤退も検討しましたが、参加者の熱意がすごい。
安全を確認して継続を決定しました。
でもね、雨も気持ちが良いシャワーにすぎなかったです。

いよいよ、本番の滝で、クレイジーな皆様は滝に打たれ始めました。
いつもは、見学と記念写真を撮るだけなんです。

水の竜と書いて滝。温泉の打たせ湯よりも水量もあれば落差もあります。
これが気持ちが良いのです。
体にあたる水の激しさ、耳には水音しか入ってきません。
最初はドキドキしているんだけど、だんだんと心に静寂さが訪れます。
この感覚は滝に打たれた人にしかわからないかもしれません。
宗教的なことを抜きにしても滝には何か特別な力があるのかもしれませんね。

滝行後に感想を聞けば

(E)何かが落ちたスッキリ感があります!ありがとうございました。
(P)本当に浄化されました!ありがとうございました。
(S)超絶大感動!ありがとうございました。

感謝が自然と湧き起こるのは日本人としての感性なのでしょうか。
そんな気分になりますよね。

とても豊かな時間を過ごせました。

最後にお茶をしながらいただいたシェアを

(E)日常の「しがらみ」が削ぎ落とされました。
(P)「これやっていいんだね」と枠を越える体験ができました。
(S)小学校の夏休みの気持ちを今新たに体験できて嬉しいです。

みんな何かが吹っ切れたような表情をしています。
水に流れていったのでしょうか?
楽しい時間でした。

僕は、大人も子供心を取り戻すことが大事だと考えています。
子供心とは、好奇心、積極さ、無邪気さ、無欲、無心のことです。
これがリフレッシュされて、自分らしさを取り戻す手段だと思っています。

参加してくれてありがとうございました。

次回は8/6(土)です。若干名余裕があります。

また、3名以上集まれば、または個人ガイドでも案内することができます。

詳細はこちらまで
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動画

沢の入り口。
だいたいここを見ると今日のコンディションがわかるようになりました。

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沢を泳ぎ滝を登る@はじめての沢歩きステップアップ編

メンタルトレーナーの僕がこの冒険教育ワークショップを提供しているのは、外側の冒険が内側の冒険につながっているから。自分の殻を破りたいという時には、アウトドアで自分の中に眠る野生的な感覚を開くことが大切なのです。特に現代社会で自然と触れ合う機会が少ない人にはとても有効なのがわかってきています。

今回は「はじめての沢歩きステップアップ編」のレポートを。

エピローグ

「いつもと違う沢に行きたい!」

そんなリクエストをいただき実現したはじめての沢歩きステップアップ編。

ホームの高尾エリアを離れて、武蔵五日市エリアの沢に行ってきました。
バスに1時間揺られて山奥へ。自然が豊かで気持ちの良いエリアです。
沢を凌いできました。

いざ入渓

この時はまだ余裕でした。

ライフジャケットを着て準備万端です。えぇ、そうですとも、泳ぐ沢です。

こんな感じで淵を泳ぎ

滝にとりつきます。

雨が少なかったけれど、この水量には満足です。冒険心をくすぐられます。

とても美しい沢で

いつもとは違う感覚を味わいました。

ここは魚影も濃くて、ヤマメかな、釣り人も訪れるところです。

枝沢も多く、水が豊富です。

泳いだりすると体が冷えるので、温かいものを食べるだけで幸せです。
サッポロ一番味噌味素ラーメンが最高に美味かった。

ここなら落ちてもドボンと水が受け止めてくれます。
積極的に飛び込むほどは深くないので注意が必要です。

思った以上に時間がかかったので、途中林道へエスケープ。
これが中々に凌ぎがいがあるところでした。藪を超えていきます。

お疲れ様でした。

山を越えたら奥多摩湖です。
沢を詰めて楽園を見つけてハンモックで泊まって行きたいですね。

動画

より雰囲気を味わうために動画をどうぞ。
2本ありますが、どちらも1分程度です。

はじめての沢歩き

都内の高尾での「はじめての沢歩き」イベント案内です。

はじめての沢歩きの案内はこちらです。
https://www.hammockfullness.com/waterwalking.html

また、スケジュールが合わない人向けに個人ガイドもしています。
詳細はお問い合わせ下さい。

ハンモックフルネス

山を歩いてのんびりハンモックでマインドフルネス体験をしたい方はこちら。
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はじめての沢歩き@下見編

ハンモックフルネス番外編「はじめての沢歩き」

土・風・火・水という4大元素は自然界の基本です。
ハンモックフルネスでは水の要素が少ないです。
それを存分に味わうために沢歩きは最適です。

写真で「沢歩き」についてご紹介。

はじめての沢歩き

今日は水が少なく穏やかです。
こんなウェアで沢に入ります。
バシャバシャと水の中を歩きます
水はきれいです
気持ちよければのんびりしたり
きれいな花(ネムノキらしい)が咲いていたり
ヤマメがいたり
疲れたら休んだり
滝と写真を撮ったり
(ここは登りません)
希望者は滝を登ったり
気持ちよく遊べます

沢またぎハンモック

沢またぎハンモックは、ハンモッカーの憧れです。
なかなか良い場所を見つけるのが大変なので、個人ガイドの時のみ秘密の場所で開催しています。

まとめ

沢を歩くのは平らな道を歩くよりも体幹が鍛えられますね。
体の使い方が丁寧になる感じがします。

のんびり歩くのも楽しいし、ちょっとだけ冒険してみるのも楽しいです。
深呼吸をするととっても気持ちが良いです。

普通の山を歩く装備で大丈夫です。
どんなことでもご相談下さい。

開催日程

現在、決まっている日程はこちらです。

  • 第1回 7月24日(日)
  • 第2回 8月3日(水)
  • 第3回 8月6日(土)

詳細はこちらをご覧下さい。

■はじめての沢歩き
https://www.hammockfullness.com/waterwalking.html


はじめての沢歩きワークショップ

先日、高尾に「はじめての沢歩き」の下見に行ってきました。

暑い日に沢で遊ぶのは涼しくて楽しいものです。

沢を歩いたり、小さな滝を登ったり、助け合ったり、非日常の体験をすることで、日常にも変化をもたらします。

アウトドアでは感覚が開いていくので、自分の知らない側面が見えてくるかもしれません。

普段のハンモックフルネスでは体験しずらい「水」の要素が満載です。

初めての方でも大丈夫です。

穏やかに沢を楽しむのもよいしょう。
沢は癒しを与えてくれます。

アグレッシブに沢を楽しむこともできます。
チャレンジ精神を発揮するのもありです。

選ぶことができるのが、この沢がはじめて向きのものになっています。

沢のど真ん中を歩けばアグレッシブに、脇道を歩けばチルアウトに。

楽しみ方は人それぞれです。

沢歩きや沢登りが初めてでない方でも参加できます。

ちなみに僕は沢のど真ん中である本流を歩く派です(笑)
あえてのチャレンジモードです。

現在、決まっている日程はこちらです。

  • 第1回 7月24日(日)
  • 第2回 8月3日(水)
  • 第3回 8月6日(土)

詳細はこちらをご覧下さい。

■はじめての沢歩き
https://www.yoriyoku.com/tankentai/waterwalking.html


ハンモックフルネスで心理セラピーをやってみた

リクエストをお受けして、山の中で心理セラピーをしてきました。
心理カウンセリングはしたことがあるのですが、セラピーは初めての経験です。
ちなみにカウンセリングは対話のみ、セラピーは手技など技を使います。
僕が使う心理セラピーは身体から心へとアプローチする方法です。
心と身体はつながっているという考え方をしています。

この日は天気がぐずついて霧雨が降っていました。
こういった天気でもアウトドアは道具があれば心地が良いです。
湿度が潤いになり、森も元気なような気がしています。

天気が悪いという言葉がありますが、これも価値判断なんですよね。
雨が天気が悪く、晴が天気が良いと誰が決めたのか。
どんな天気が好きなのか、どんな気候が好きなのか、自分で決めて良いのです。
こういった「価値判断」が自分を苦しめる原因となることがあります。
これは意識的というよりも無意識の領域のことです。

じっくりと話を聞きながらセッションがスタート。
セッション後に大きな気づきがあったそうです。

アウトドアでセッションする良さは、五感を開くことができることです。
人はストレスがあると感じることができなくなり五感を閉じていきます。
なぜならネガティブなことは感じたくないから。
ネガティブだけを選んで感じなくすることはできません。
ポジティブな感情も感じなくなってしまうのです。
その根本的な原因は幼い頃にあったりもするのです。

感情や思考のブロックを外して過去のしがらみを解き、ニュートラルな状態で新しい未来を描いてもらいました。そして、そのための行動も決めて終了。

クライアントさんは動画を撮っていたのですが、後から見返して、よくしゃべっているし、よく聞いてもらっていたなという感想をいただきました。

カウンセラーの聞く技術ってスゴイなという言葉をいただきました。
自分の問題に焦点を当てていると、わからないことですからね。
一人で自分の内面を見るのは難しいけれど、二人で見るなら可能なことはあるのです。

よりそうってガイドのような仕事なのかもしれません。

ハンモックで心理カウンセリング、ハンモックで心理セラピーのコンテンツを作成中です。

興味がある方はご連絡下さい。

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オーダーメイドのツアーも対応可能です。
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高尾にムササビを見に行きながら森について学んだ

不定期でムササビツアーをしています。
そのレポートです。

枯れ沢復活&ホタルを飛ばす会の仲間が参加

活動を応援している枯れ沢復活&ホタルを飛ばす会
この仲間の二人であるしげちゃんとあっちゃんが来てくれました。
この2人はこの会の発起人です。

ムササビを見るために高尾の森を歩きました。

普段活動している恩方の森とは違い植生が豊か。
同じような地域でも人が長年人間が見守ってきた森と放置されてしまった森との違いがよくわかります。
いつの間にか森を見る目が肥えてきて様々なことがわかるようになると楽しいですね。

彼らから森について話を聞きながら山を登りました。

  • あっ!ここで植生が変わったね。
  • おっ!この階段はわかっている人が作っている
  • んっ!この水の流れは人工物で地下水脈が切れたからできたのかも

なんて解説を聞きながら贅沢な時間を過ごしました。

知識がある人と山に入ると感心することばかりです。

僕が「植物の名前を覚えたいんですよね」と言えば、
彼は「名前を覚えることで、失うこともあるんだよね」と。

名前を覚えるということは、記号化するのと同じ。
下手に言語のラベルを貼ると感じることをやめちゃうのだそうです。
名前が大事なのではなく、そこに植物があることが大切で、なぜそこにそうあるのか感じることが大切なんだそうです。

歩きながらいろんなことを語り合いました。

自然のこと、森のこと、昆虫のこと、今までのこと、教育のこと、未来のこと・・・

対話を積み重ねていくとお互いがよくわかっていきますね。
そして、その人が持つ源泉に触れると嬉しいものがあります。

境界木であるモミの木だけでなくカヤの木もあるかもしれないということがわかったのが収穫。
モミの葉は二股で、カヤの葉は尖っている。
山を歩きながら観察してみよう。

ブログを書くに辺り調べていたら「都市近郊林管理の考え方」を見つけました。
人間の視点、植物の視点、昆虫の視点、哺乳類の視点。視点は多い方が豊かですね。

ムササビ観察

で、ムササビですが、見れました。
ラッキーでした。

巣穴からこちらと目があったり、ひょいっと枝から枝に飛び移ったり、あっちほうに飛んで行ったり。

感覚的には猫っぽいですね。

満月に近い月明かりは、懐中電灯なしでも道が明るく、幻想的な時間でした。

ありがとうございました。

ここで一句

今日の体験をみんなで一句にしました。

申の刻 むささび飛びし 月の空

しげちゃん

むささびと つきの明かりに 心おどる

あっちゃん

むささびと 仲間と共に 過ごす時間 ほっと一息 距離縮まる

まぁちゃん

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次回:2/20(日)、2/24(木)
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雪の高尾山に行って来た(32回目)

久々の高尾山は雪景色でした。
高尾山域にはしょっちゅう行っていますが高尾山は半年ぶりです。
今回は関東甲信越地方に大雪警報がでたので高尾山行きを決めました。

冬山に登りたいという欲求を満たすためです。

記憶をたどるとスキーに夢中になっていた大学生時代。
戸隠高原に居候をしていたからその時以来か。
でもこれはスキーだからな。

高校生の時に、これ以上本格的に山をやっていたら死ぬなと思って、ロッククライミングと雪山登山だけは止めようと思ったんだっけ。

小学生か中学生の時に、ラッセルしながら登った御前山かクロカンで行った奥日光の切込湖・刈込湖とかを思い出す。

大人になってから初めてですね。
なので前日からドキドキが止まりません。

高尾山は日本で一番人気の山。
いつも混んでいるので空いている早朝をねらいます。
人が歩いて踏み固められたツルツル凍べる道ではなく、フカフカの雪の上を歩きたかったのです。

早朝の高尾山ってむちゃくちゃ気持ちが良いんですよ。
静寂さが雪山の魅力のひとつですから。

はたしてその夢は叶ったのか。レポートです。

レポート

始発電車に乗るために早起きしました。

外にでたら雪がない!
警報だけであまり雪は降らなかったみたい。
都内はラッキーでしたが、高尾はどうなんだろうと不安に。

その前に雪山大丈夫だろうかワクワクとドキドキで眠れませんでした(笑)

ちゃんとした雪山の道具もないのでダメだと思ったら即撤退する覚悟で行ってきました。
ある道具で工夫するというのもひとつのテーマでした。

始発電車が到着した高尾山口駅です。
6時11分。夜明け前です。
雪はほとんどありません。
ちょっと残念。

6号路に入ったら雪がありました。
しかも、雪の重みで木が倒れるくらいに。

足跡を見るとどうも僕が3人目の登山者です。
なので新雪の上を歩くことができます。
しかも踏み固められていない雪はとても気持ちが良いです。

木についた苔も凍っています。
水墨画のような景色が広がっています。

歩いていて楽しすぎます。

雪山は体温調整が大事で、汗冷えを避けるべく汗をかかないように薄着で登ります。
最終的にメリノウール混の長袖シャツと、アクティブインサレーション(通気性のあるウィンドシェル)でちょうど良かったです。気温は約2度の世界です。

雪山って意外と暖かいですよ。雪で湿度があるから。
からっ風のほうが体感温度は寒いです。
この日はほぼ無風だったのも良かったです。

山頂にはすでに10人以上がいました。
高尾山はいつでも人がいます。
それでもまだ山頂は雪がフカフカでした。

いつもの定点写真。
メガネに雪が映っていますね。

もちろん富士山は見えません。
でもこの雪景色は最高です。

山頂ではアニソンが爆音で流れていました。
クマ避けなのかもしれませんが、趣味の音楽は一人で楽しんでいただきたいものです。
雪山は静寂が魅力のひとつですから。

さて、雪も堪能したので帰りますか。

薬王院にもまだ人はほぼいません。
ゆっくりとお参りができました。

「世界人類が平和でありますように」
この言葉が好きで、いつも神社ではこの言霊を言っています。

スパナを持つ天狗様にもようやく会えました。

1号路は、麓から薬王院まで除雪をされているみたい。
ありがとうございます。

舗装された道よりも山道のほうが雪では安全だと思うので2号路へ。
やっぱり山の中は最高です。
植生が豊かである高尾山ならではなのかもしれません。

気温が上がってきて木に積もっている雪が落ち始めています。
これは爆弾みたいで雪まみれになっている人もちらほら。

早朝登山ですと雪が落ちる前に帰れますね。

今回、大活躍だったのは、日本野鳥の会のバードウォッチング長靴
これにメリノウールの中厚手5本指ソックスにこれで快適でした。
寒くもなく、雪の中でもグリップが良く、沢でもジャブジャブと歩けました。
ゲイターも必要ないですからね。
雪解けがとけてグチャグチャになった登山道では最強ツールかもしれません。

簡易アイゼンも持っていきましたが使わず、トレッキングポールも使いませんでした。
長靴がベストチョイスだったと思います。
周りはみんなしっかりした登山靴でしたが・・・

そして9時には駅に到着していました。
まだ登山客は少ない時間です。
電車に乗って帰りました。

えっ?これは何?って?

ただの雪山用のスコップですよ。

下山後、実家に雪かきしに行くために持っていったという。雪なかったんですが・・・

動画

雪の高尾山の様子がよくわかります。

装備

ウェア

  • ハチジュウハチヤ(Axesquin凌)
  • ハヲリモノOcta(Axesquin凌)
  • ハゴロモ(Axesquin凌)
  • ヨヒヤミ(Axesquin凌)
  • ハラマキ(モンベル)
  • サポートタイツ(ユニクロ)
  • フミアト(Axesquin凌)
  • クビマキ(Axesquin凌)
  • フユボウシ(Axesquin)
  • ユビ、デル、グローブ(Axesquin)

持ち物

  • ビックタートル(Trailbum)
  • アグラスカート(Axesquin凌)
  • フリシキル(Axesquin凌)
  • ツユハライ(Axesquin凌)
  • 水500ml
  • アルパインサーモボトル500ml(モンベル)
  • トイレセット
  • ファーストエイドキット
  • アルパインスノーショベル(モンベル)
  • シャミースグローブ(モンベル)
  • GoProHero7

ハイキングにしたら謎装備だし、冬山装備にしたら貧弱ですね。
僕の装備の選択は「生きて帰る」が前提条件になっています。
あとは失敗しながら学習していくという方法論を選択しています。

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メンターという存在

ふと思い立って調べてみたら、僕が子供の頃に影響を受けた方が逝去されていた。

小学校の頃にうちの母が市役所からチラシをもらってきた。
夏休みに冒険キャンプみたいな企画だったと思う。
小学校4年生の時だ。

富士吉田の雪解け水が流れる時だけ川ができる所でキャンプをした。
富士の樹海の氷結に潜ったり、砂防堤防で懸垂下降のレンジャー訓練をしたり、ご飯は焚き火を起こして作ったりした記憶がある。
その時のリーダーが飯盒で作っていたカレーをナイフでかき混ぜた姿がカッコよかった。

それが楽しくて青少年育成会ボーイズクラブという団体に入った。
全世界組織のボーイスカウトではありません。武蔵野市にあった団体です。
その主催者が今回のメンターである立原弘さんであった。

登山、キャンプ、海、沢登り、オリエンテーリング、クロスカントリースキー、東海道五十三次踏破、ケービングなどを体験したのでした。

水曜スペシャル川口浩探検隊のサポートもしていて副隊長としても出演をされていた。
先輩方も遠征に行っていたので僕も大学生になったら参加できるとワクワクしたりも。

川口浩の右に描かれている方です。
実家に行って写真を探してみよう。

楽しいことも嫌なこともいっぱいあるボーイズクラブでした。

今思えば冒険教育を学んでいたのだと思います。
中学生になれば小学生をサポートするリーダー研修なんかもありましたから。
懐かしい思い出です。

アウトドアの土台を作ってくれたメンターでありました。
ご冥福を祈ります。

いただいたものを自分なりに昇華してまた伝えていきます。

多くの人の影響を受けて今の自分がいますね。
メンターらには感謝しかありません。


第1回 温泉ハンモックハイキング@逗子

ハンモックフルネス番外編として、逗子にハンモックハイキングに行ってきました。

ハンモックを楽しめる山を探して、高尾山域以外の地域に行く企画。

第1回は神奈川の逗子方面へ。
三浦半島方面は、海遊びに行った記憶がありますが山遊びもできるという話を聞いてこの場所に決めました。
しかも里山遊びで楽に登れそうという理由。ところが…

京浜急行で向かいます。都内のラッシュ時間でも電車は空いてました。
いつもと違う電車にのるので気分は遠足です。
遠足って楽しかった思い出がいっぱいです。

登山道に行く道すがらも楽しい。
鴨も蝶もいて、里山感を感じます。

道はまだ舗装路ですが、森が深くなってきました。

この道は谷筋についている道でした。
雰囲気がいい感じです。

前日は雨だったので緑が元気です。
曇り予報だったのにも関わらず、太陽がでてきました。

途中にある神武寺の鐘。

神社なのかお寺なのか。
神仏がいるところは拝んでしまいます。二礼二拍手一礼。

ここから岩がゴツゴツした道になってきます。

なかなかにアスレチック感がでてきます。

鎖場があったりね。なかなかに苦戦しました。
山登り初心者には難しかったりするのです。

でもね、よくがんばりました。鷹取山山頂です。
石切場です。
栃木や千葉にも同じような石切場がありますから同じ地質なのかもしれません。

ここは、まるで遺跡のようです。

どれだけ道中が大変だったか力説中。
体力と技術が健康のためにも必要だという結論。
初心者も山に登れば登るほど技術向上しますから。
脳が筋肉の使い方を覚えるからなんでしょうね。

運動後のご飯は美味しいです。

お約束の記念撮影。

今日は予定を変更して、このまま降りることに。
里山だと街と山が近いのが良いですね。

石舞台を降りて帰りましょうか。

と思ったら展望台に行くとのリクエストがあり展望台へ。

この山は鷹取山。
鷹が東南アジアへ渡る通り道になっているそうな。
展望台でロケハンしていたカメラマンの方の教わりました。

ものの10分くらいで下山。

あの登りの苦労はなんだったのかという声も。

いやいやハイキングは山頂に登るのが目的ではないのです。
歩くプロセスを楽しむ遊びなんです。
ただ山頂に行くだけならヘリコプターで上がればいいのです。

麓は一昔前の住宅街でした。
気持ちが良い街でした。
映画やドラマのロケに使えそうなところですね。

ということで、この企画は、山の初心者のためも企画になりそうです。

第二弾、第三弾も予定を変更して、楽に楽しくステップアップできる旅にしようと思ったのでした。

あれっ?ハンモックは?と思った人。
良いハンモックポイントが見つかりませんでした。
こういう時もあるだよ。

<野外教育プログラム>

■ハンモックフルネス番外編ハンモックハイキング(2021年秋開催)
https://www.yoriyoku.com/tankentai/hammockhiking.html

■ハンモックフルネス
山の中でハンモックを使ったマインドフルネス・ワークショップ(9月以降開催予定)
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