会社員勤めをしている頃から読んでいたWebサイトがある。
それは山田ズーニーさんの大人の小論文だ。
起業するに辺り、人に伝えることが重要だと思ってたから読み始めたような気がしているがもう20年以上前のことなのでよく覚えていない。たまに感想を送ったりワークショップに行ったりもしたが、今はtwiterでちょっと書くことが多い。
コミュニケーションについて書かれていたのでリツートした。
ここで書いたことも起業前に聞いて衝撃を受けて今でも覚えていること。
これについて書いてみる。
書くときにわかりやすくするために4つに分けます。
ちなみに、知る・伝える・動くという3つのステップで僕は覚えています。
- 自分のやりたいことを知り
- それを周りに伝えて
- 周りの反応がどうでもあろうとも
- 自分が行動していく。
1.自分のやりたいことを知り
これが一番難しいことかもしれません。
顕在意識でわかっていることもあるんだけど、潜在意識や無意識に閉じ込めているものもありますから。
自分がわかっているようで、一番わかっていないのが自分ということは、セラピーの仕事やワークショップを通じて自分も含めた多くの人を見てきて実感が増しています。
自分のことを一番知らないのが自分自身で、自分を知ることが人生の目的ではないかと思っているのです。自分を知る行為は、冒険や謎解きの要素が含まれているのでワクワクする体験です。
実際に文章も書きながら、自分が書きたいことはこれなんだと驚きながら書いていて、一番初めの読者としても楽しんでいます。
自分がやりたいことを忘れちゃっているのは、やらねばならないと思い込んでいることがあるからです。
「やりたいこと」よりも「やらねばならぬこと」のほうを覚えているのが人間というものです。
自分がやりたいことを知るというのは、自分自身との対話とも言えることです。
自分自身に正直になるってこれが難しい。
正直になることが一番楽でもあるんですが、これは興味深いことです。
2.それを周りに伝えて
自分がやりたいことがわかったら、周りの人たちに伝えることです。
これがいわゆるコミュニケーションです。
自分一人でやれば良いものもありますが、一緒に暮らしている人からしたらビックリしちゃうこともありますから、周りの人に伝えることは重要です。
一人でできないことを助けてもらったり、どうやっていいのかわからない時に教えてもらったり、何かしらのヒントをもらえることもあります。
また、人に話をすることで、自分が本当にやりたいことかも見えてきます。
他人に話せば話すほど自分のやりたいことも解像度があがってきます。
誰に話すかで話す内容も変わっていきますし、質問を受けたりして答えることで、よりやりたいことが鮮明になっていくことがあります。
周りの人に「言う」のと「伝わる」のが違うこともわかったりします。
ズーニーさんの大人小論文はこの「伝わる」を大事にしているコラムです。
本心から話をすると伝わったりするんですよね。
これが照れていたり、嘘をついていることは伝わらなかったりするんですよね。
また、嘘をついていると自分自身が苦しくなったりするですよね。
自分自身に正直であるかどうかのリトマス試験紙の役割が人に伝える時に起きたりします。
3.周りの反応がどうでもあろうとも
何かをすれば、何かが起きます。これを反応と呼びます。
例えば、「こんにちは」と挨拶をすれば「こんにちは」と挨拶を返してくれる。
これは反応です。
また、「こんにちは」と挨拶をして「・・・」という何も返って来ないというのも反応です。
時には邪魔をする人もいたり、関心をしめしてもらえなかったり、無視されたりすることもあるでしょう。
それでも良いのです。いや邪魔する人はよくないか(笑)
意外な人が応援してくれる人になったり、意外な人が邪魔をしたりすることもあるので、人間関係もよくわかるという意味では、周りに伝えたら良いと思います。
人に伝えると色んな反応が起こります。
自分にとってポジティブな反応もあればネガティブな反応もあります。
4.自分が行動していく。
僕はここに衝撃を受けたのです。
誰かに反対されたらやってはいけないと思い込んでいたから。
もちろん親から反対されてもやったことはあったんだけど、どこかで反対されながらやることに罪悪感を感じていたんですよね。
そういえば、昔の彼女に「これやって良い?」と聞いた時に「どう答えてもやるんでしょ」と言われて、穴があったら入りたい気持ちになったことを思い出しました。
そんな僕でも、やりたいことをやりたいと言って反対されることで傷ついていた自分がいたのです。
でもね、実際は、周りの反応はどうでも良いのです。
もちろん、手伝ってくれる人がいて、多くの人を巻き込んでやっていくことが起きれば、それは幸運そのものです。
でも、誰もが反対したとしても、自分の心がイエスなら、やればいいということに勇気をもらいました。
特にこの時期は、会社を辞めて起業をしようとしていた時なので、周りの反応関係なく、自分自身が行動していくことが大切なんだと自分の心が決まった瞬間でした。
まとめ
ここで、やっぱり大切なのではコミュニケーションなんです。
自分でやりたいことをやるというシンプルな形だけではダメなんです。
自分がやりたいことを知り、周りに伝えて、そして自分自身で行動していく。
自分のアイデアを話したらマネされるのではないかと恐れていた時もあったんですが、もしもマネされてもいいんじゃないかと思う自分もいます。だって、世の中がそれでよくなるアイデアがマネされたら世の中がよくなるわけだから。
でもね、そんな心配事は杞憂です。
実際にはマネされないんです。
なぜなら、自分がやりたいことは、自分がやるべきことだから。
みんなお互いが刺激し合って進んでいけば良いのです。
まぁ守ることもね、大人としては大事なことなんですが、それはちょっと傍に置いておきましょう。
- 自分のやりたいことを知り
- それを周りに伝えて
- 周りの反応がどうでもあろうとも
- 自分が行動していく。
コミュニケーションはこれで良いと僕は思っています。
つまり2つです。
自分自身とのコミュニケーションと他者とのコミュニケーションです。
話してみる、聞いてみる、やってみる。
コミュニケーション下手を克服するのはシンプルなことだと思えば解決策は見えてきます。
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