無表情は心理的にやばい状態

無表情でいるということは、精神的にヤバい状態です。

顔は情報の窓口です。特に非言語という言葉以外のコミュニケーションは顔でしています。喜怒哀楽を表現しています。

昨日は、なぜ無表情でいるのか?というブログを書きました。内容は、意識の焦点から、自分の内側を向いているのか、自分の外側を向いているかということです。つまり、自分の感情にフォーカスしているのか、相手の感情にフォーカスしているかということです。自分の感情に焦点をあてていると無表情になるという話を書きました。そして、その解決法も。

今回は、「怒り」に焦点をあててお話しします。

怒りには三種類あります。

  • 表現する怒り
  • ひきこもった怒り
  • 相手を怒らせる怒り

ということです。

表現する怒りは、誰が見ても怒っているということがわかる怒りです。表現していますからね。

ひきこもる怒りは、怒りを隠しているということ。自分の中にある怒りの感情を押し込めて我慢している状態です。日本人は得意としていると言われています。自己犠牲の精神が美徳とされているからです。

相手を怒らせる怒りはあまり知られていませんが、相手を怒らせる怒りです。「いつも相手をイライラさせてるんです。」「何かわからないけれどいつも怒らせてしまうんです。」という人は相手が怒っているのではなく、自分の中に怒りがあることを知る必要があります。

無表情が問題になるのは、二番目のひきこもる怒りです。怒っちゃいけないと思い込んでいたりすると知らず知らずのうちに我慢をしていることになります。怒りを外に出さないということは怒りは中に向けられるということです。罪悪感や無価値観の感情に支配されているかもしれません。

人間は器用ではないので、怒りを封印しようとすれば、すべての感情を封印することになります。そうなんです。喜怒哀楽すべてを内側に引き込めるのです。だから無表情になっちゃうのです。表情が動いたら感情を表現しちゃうし、怒りがでちゃいますから。

感情を引き込めているうちに、心さえも凍っていくことになります。何も感じなくなります。麻痺した状態です。

僕もうちのかみさんに、出会った当時は表情がなかったよと言われます。今はよく笑うようになったと褒められます(笑)。今思えば、うちのかみさんとあった当時は人生で一番辛い時期だったかもしれません。いろんなことに不平不満を持っていたし、社会にも運命にも怒っていました。「なんでこんな人生なんだ!」という怒りを持ってました。これ表現したら事件を起こすとかヤバいことになると思って封印をしていたのです。そして、うちのかみさんからセッションを受けたり、ワークショップを受けたりすることで少しずつ感情を取り戻していきました。

もしも、表情がない人がいたら、何か怒りを感じているのだけれど、怒りを表現してはいけないと禁止をしているかもしれません。感情を引き込めるのが当たり前になっているのかもしれません。

笑顔を取り戻したいならば、個人セッションやワークショップをオススメします。感情は幸せを手に入れるためにあるものであり表現するためにあるからです。もちろん、怒りも健全に使うことが大切なんです。心の状態を教えてくれる羅針盤ですから。

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潜在意識を探り、過去を癒し、今の行動を変え、理想の未来を手にいれます
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自分が持つ「好き」を見つけて、それを仕事、伴侶、趣味に応用し、自分らしくなるためのワークショップ。
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日々ゴキゲンでいるために自然の中でマインドフルネス状態になることで心身を整えます。
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なぜ無表情でいるのか?

人は周りを意識していない時に無表情でいる。素の表情を見られて恥ずかしいと思うこともある。だが、今日はその無表情ではなく、自分を見ているからこその無表情について書きたい。

心理学を学んでいると、自分の内面を見ているのか?外面を見ているのか?という意識の方向性が重要視される。内面を見ているというのは自分の感情を見ているということだ。これはポジティブな感情ではない。無価値観や罪悪感などのネガティブな感情だ。例えば、自分がどう見られているのだろうかという不安を感じている時に無表情になる。この時の目は魚の腐ったような目をしているかもしれない。周りを意識しての無表情は表情がちゃんとあります。

自分の外側を見ているというのは、周りに意識があるということ。相手がいれば、相手について意識を向けていることだ。例えばこれができている時には、相手の言葉にリアクションがとれる。また、相手に何ができるのかを意識をして相手を見ている時だ。そんな時には表情がでる。特に笑顔のリアクションは大切だ。

仕事でも恋愛でも魅力的な人が上手くいくと言われている。魅力的というのは、一緒にいて気分が良いということだ。得てして魅力的な人は笑顔でいることが多い。相手に対して尊重がある人だ。モテるというのは最大の武器である。

これ、自分にはないと思っている人がいるけれど、そんなことはない。誰もがこの笑顔の武器を持っていた。赤ちゃんの頃に、笑っただけで両親や周りの人たちに喜びを与えていたことを覚えているだろうか。幼い頃は周りを喜ばす天才性を誰もが持っていたのだ。

それがいつの間にやら、笑わなくなって、感情を引きこめてしまうことがある。

お金持ちになりたい、恋愛をしたい、よりよいパートナーシップを築きたい人は、笑顔の練習をオススメします。これコミュニケーションの基本中の基本です。

練習は、周りの人たちを褒めること。お店でご飯を食べて美味しかったと伝える、いつも買い物するお店で感謝をすること、楽しかった時にちゃんと楽しかったと伝えることです。もちろん笑顔でです。家族や友人に対してはちょっと応用編になるので、お店で練習するのがオススメです。

意識を外側に向けること。無表情の人たちは自分にしか意識を向けられないくらいに余裕がないのだと心理学を復習していて驚いたので忘備録として書いてみました。

きっと笑顔は世界を救うんだよね。

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よろこぶ・おどろくは才能だ!

青学のワークショップデザイナー育成プログラムのドンである苅宿先生の言葉で印象に残っているものがある。

「褒めてもダメ、叱ってもダメ、そこでワークショップという手法に出会った。」

という言葉だ。

叱る教育はダメで、褒める教育が良いと言っている人も多い。でも、上手くいかなかったという先人の経験が身に染みる。

褒めるのが、なぜダメなのかといえば、価値判断があるからだ。褒める側にある「良い・悪い」という価値観から褒めるのだ。

すると褒められた側は、褒める側の期待を察知し、それに従うようになる。

いわゆる空気を読む人間が育っていく。

では、どうしたら良いのか?

「よろこぶ」とか「おどろく」という根源的な部分なんです。

これは身体的な反応です。「笑う」というのも反応ですね。

もうね、究極的には、よろこんだり、おどろいたりするだけで良いのではないかと。

褒める必要さえない。

よろばれたり、おどろかれた人は、嬉しいのだ。

嬉しければその部分を自然と伸ばしていく。うけたいというのは誰しもが持っている感情です。うけるために試行錯誤もするだろうし、努力もするでしょう。

よろこんだり、おどいたりすることには、コントロールが入っていません。ただの自然反応です。

ただ、心で感じたことを身体で表現できるかが重要になってきます。

僕なんかは恥ずかしくて、しれーっと反応しないようにしている青年でした。これもったいないです。ちゃんと心が動いたら体を動かすことが重要です。リアクションをするということです。言葉にでちゃうとか、体がうごいちゃうとか、それをちゃんと表現することです。

積極的に、よろこんだり、おどろいたりするように練習しよう。

傾聴的なうなずく、あいづちの一段上のレベルの反応ですね。

なんでやねん!ビシッ!

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友達をつくること

大人になってから友達を作るのは難しいと言われている。

学校を卒業して会社に入って驚いたのは人間関係の距離感でした。学生時代の距離感と全く違って驚いたことを覚えています。同じ仕事をする仲間ではあるけれど、距離があったんですよね。部活の先輩後輩とも違うし、先生とも違う、バイト先の人たちとも違う新しい人間関係でした。

起業してからも、いきなり近付いてくる人はだいたい怪しいという経験もしました。会おうという話が実際には、展示会だったりセミナーだったり事前に知らされていない人と合わされたり、これも不思議な体験でした。

それでも友達関係を作る場もありました。趣味の世界だったり、学びの場だったりでは、仲良くなったりもしました。特に数ヶ月とかの学びでは仲良くなることが多かったです。もちろん二度と会いたくないという人もいました。

どうも利害関係がある時には、友人関係になりずらいということですね。

劇作家の平田オリザさんは現代の日本では「協調性」よりも「社会性」が大切と言っていた。「友達100人できるかな」とかみんなと仲良くならなくてもいいということです。多様性の時代に好きな人もいれば嫌いな人がいることが当たり前ということ。だからといって嫌いな人を排除するのは違うということです。嫌いな人ともうまく付き合うのが社交性ということなんです。

学生時代は協調性が重んじられ、社会に出たら社交性が大切にされることを経験してきたということなのです。

みんなと仲良くならなければならないという呪縛は解放されていたほうが生きやすいです。

50歳を過ぎたエルダー期は、また友達が作りやすくなってきているのかもしれません。僕の周りを見渡すと良き友人には恵まれているかも。毎日会ったり連絡とったりする友人ということではないんだろうな。

セーフティーネットのようにいろんな友人がいたら、きっと豊かになるんだろうなと思ったりしています。

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ねぎらいはいいひと戦略なのだ@出会った人にファンになってもらうんです

出会った人にファンになってもらうんです。

この言葉を20年前に聞いた時の衝撃を反芻しています。今回が第三回目。

また別のメンターに「ねぎらい」の練習法を学んだことを思い出しました。そこはパートナーシップを学びに行っていて感情解放が独自の方法であり、毎月、閉じた心を開くことに長けたワークショップを開催していました。また毎週あった心理学講座が面白くて通ったことを思い出します。

多くの先輩方が多くのギフトをもらって今の自分があるんですね。

そこで、学んだことのひとつに「ねぎらい」というものがあります。ねぎらいって感謝を相手に伝えるということなんです。心が閉じていると家族にねぎらいの言葉をかけるのは難しかったりもします。身内って感情のもつれがあったりしますから。

なので、最初は知らない人たちに労うをすることをオススメされました。

  • お店で買い物をした時に「ありがとう」
  • ご飯を食べて時に「ありがとう。美味しかったです。また来ます。」
  • 宅急便の人に「暑い中、ありがとうございます。いつも助かります。」
  • 掃除をしている人に「ご苦労様です。いつも綺麗にしてくれてありがとうございます。」

みたいにねぎらいの声をかけるということです。

僕もこのアドバイスを多くの人にしてきましたが、最初は難しかったりもするようです。だって、知らない人に声をかけてはいけないと教わってきたからでしょうか。だからやろうと思って3割できたらOKなんですよという話をしています。

このねぎらいってプライスレスなんです。無料でできることです。

でもね、幸せの輪が広がる可能性があるのです。

ねぎらわれるとちょっとした幸せを感じます。幸せを感じているからこそ、周りの人に対して優しい気持ちを持ち、優しさをちょっとだけお裾分けしたくなるものなのです。

ねぎらう・ねぎらわれる人にちょっとだけ心が温かくなる。しかも無料。これが豊かさというものです。

このねぎらいもやっているうちに、無反応な人がでてくるんです。そうすると「ねぎらっているのに!」という怒りの感情がでてくるかもしれません。これはある種のお試しです。相手の反応はどうでもいいのです。自分がねぎらったかどうかが大切なのです。

これってまるでいいひと戦略なんです。

人は偽善だという人がいますが、偽悪よりも社会的にはよっぽど良いことなんです。社会に対して笑顔を向けているのか、しかめっつらをしているのか。これは自分の生きる姿勢なんですよね。

よくケンカを売られるという人は、しかめっつらをしているだけなのかもしれません。
世の中には良い人しかいないよという人は笑顔でいるだけなのかもしれません。

鏡の法則のように、自分が発している言葉や振る舞いが、ただ返ってきているだけなのかもしれませんよ。

ねぎらいのペイフォワード。これをやっているだけで世界平和へ貢献しているんじゃないかなと思う今日この頃です。

出会う人にファンになってもらうんです。
いいひと戦略@出会った人にファンになってもらうんです。

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いいひと戦略@出会った人にファンになってもらうんです。

前回、メンターからいただいた「出会う人にファンになってもらうんです。」という言葉を紹介しました。

自分が正しいことを証明したくて、余計なことを言ってしまう。そんな自分に気づき改めようと思っていた時に思い出した言葉です。余計なことを言った時には自分が正しいなんて思っていなくて、相手のためを思って言うのです。あとあとよく考えると自分の正しさを証明したいんだなと思うことがあるのです。

自分の正しさなんてどうでも良いのです。自分が正しい・相手が間違っているのではなく、自分も正しい、相手も正しいしかないのです。特に価値観に関してそうなんです。

これって「いいひと戦略」だなと思うのです。特に現代のSNS時代ではいいひと戦略が最大のリスク管理になるのだと思うんですよね。

僕らの若い頃のネットがなかった時代は、ちょっとした悪戯や悪ふざけでその場で怒られて終わりくらいですんでいたことが、今では訴えられたり、デジタルタトゥーとして一生残ってしまうことになるのです。

どこを歩いていてもカメラで映像がとられているような監視社会です。もちろん以前から人目を気する傾向がありましたが、それが事実として残る社会になっています。

社会通念から外れたことをすれば、すぐに炎上する社会になっています。そのリスク管理には、いいひと戦略しかないなと思っています。

実際に自分が悪いひとだったとしても、周りの人に対していいひとのふりをするということが大切だと著者の岡田斗司夫さんが言っていました。これって社会性なのかもしれません。

また、平田オリザさんも「わかりあえないことから」で、どんなに仲の悪い役者同士でも、仲の良い夫婦役を演じることができるみたいな、わかりあえなかったとしても社会性を持つことができるという話も同じだと思うのです。

「いいひと」でいることが大事になっていくでしょう。ただ、誤解してほしくないのは、我慢をして相手に服従することがいいひとではありません。これやっていると病気になるほど心身にダメージを負います。自分の本心がどうであれ、相手を尊重する振る舞いをすることです。

「出会う人にファンになってもらう」って、この上をいっていると思うんですよね。自分の内面も外面も同じにすることだと思うのです。

自分の内面も磨く必要があるからです。

実際にこのメンターはビジネスの学びはもちろんのこと、心理学をはじめスピリチュアリズムなことにも造詣が深かったのです。ただ知識を学ぶだけでなく自分自身を内省していました。僕の個人セッションも受けてくれて大きな気づきを得ていました。思考だけでなく感情も扱える人だったのです。

その結果としての実践としての「出会う人にファンになってもらう」という言葉は深かったのです。そのすごみがたった一言に現れていました。

社会の一員として、僕自身を100%生かすために、出会う人にファンになってもらうという思いで日々を過ごします。

自戒をこめて。

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友人と過ごす時間を大切にしよう!

会社を辞めて学んでいた心理セラピーの上級コースを米国で学んで帰ってきたのが二十数年前。さて、どうするかと思っていた時に、この心理セラピーの日本のメンターがトレーニングをコースを開催するという話を聞きました。アシスタントで参加することを押し売りして、セミナーのお手伝いをしました。その時に出会った人たちの中で今でも付き合いがある人が3人います。その一人を久々に会いました。

その時にはジャムと呼んでいて、その後、楽天ブログ仲間になり教育王さとりんと呼んでいて、今は高校教師と活躍しているんです。彼は学校の先生になるということに燃えていたことを思い出します。起業する時と同じような熱を持って活動している姿に刺激を受けていました。何かを成す為には情熱が必要なんですよね。

近況はFacebookを見て知っているのですが、やっぱり会って直に話をすることは大切ですね。お互いの言葉を交わす以上の情報交換をした感じがします。まさに五感を使って対話をしたような充実感があります。SNSで言えないこともありますから話も深く話すことができるのが良いですね。

彼はカウンセリングを得意としているからは、生徒さんから相談をよく受け、さらに卒業生も会いに来てくれて相談をしてくるそうなんです。なかなかいないですよね。自分の教育の成果をフィードバックしてくれるし、つながりを持っていることはセーフティーネットになっている感じがするのです。こんな時代だからこそ、薄いつながりが重要なんですよね。できれば複数あったほうがいいんです。

僕らの共通項は、教えることはもちろん、人に影響を与える仕事なんです。だからこそ、言葉で伝えるのではなく、見本を見せることが重要なんだよということが重要なんです。人が学ぶことは自分で気づくことが一番大切で、次に重要なのは見本を見ることなんです。知識よりも実践しているかのほうが重要なんです。言葉ではいくらでも良いことは言えますから。

その振る舞いを同じ時間と空間で過ごすことが重要なんだなと確認しあいました。人間と人間が会うことでしかわからないことは遠回りかもしれませんが、一番の近道だと改めて思いました。

時間を作ってくれてありがとう!また、数年後に会いましょう!

チーズが美味しいお店でした。久々のラザニアがうまし。

■ワイン&チーズダイニングNINE綱島店
https://ninewinecheese.com

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自分の知らない世界に入っていくこと

新たなコミュニティに入った。

子供の頃って、学校とか初めてコミュニティに入る機会がある。バイトや入社もそうだ。知らない人たちの中に入っていく経験をする。ドキドキするんですよね。

多くの人が自分自身のことを人見知りと思っています。
僕も同じで人見知りで緊張しちゃうタイプです。

以前に世田谷パブリックシアターの「地域の物語」というワークショップしました。ここは知らない人たちが集まり、自分の経験だったり、地元の人たちにインタビューしたり、お互いにシアターゲームをしたりしながら演劇を作る体験をするワークショップです。家庭でも職場でもない地域というコミュニティが大切だという理念のもと、一般の人たちに開放されている劇場なんです。まさに、ここは人と人の出会いの大切さを体験したのです。

東京砂漠と誰かは言っていたけれど、隣に住んでいる人が誰だかわからないのが現代社会です。田舎だと村コミュティは強いのかもしれないけれど、都会は人と人のつながりが希薄です。ぼーっと生きていれば人と人のつながりは生まれません。積極的に人と関わろうとしないと出会いはないのです。

スタバもサードプレイスという第三の居場所(第一と第二は、家庭と職場ね)という理念を打ち出していました。居場所というのは大切な概念になっています。やっぱりバーチャルで人と会うよりも、実際に対面で会うことが重要だということもわかってきたよね。

ということで、新たなコミュティに入ったのでした。

で、どうなのか?

世の中には知らないタイプの人たちが多いなということ。人と人のつながりって、似た人たちが集まります。気が会う人たちって似たタイプの人が多いのです。類は友を呼ぶという法則です。

今感じるのは、歳をとることもいいんじゃないかということ。色々とありますが、熟成していくのもいいなと思ったりしています。

新しい人たちとの出会いって大事なのかもしれません。歳を重ねたら特にね。

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人間関係の問題は50対50

ほとんど悩みは、人間関係の問題です。人間が社会性を持った時からこの問題をずっと持っています。いわゆる多様性があれば問題が起きるのです。価値観が違うし、相手の価値観がわからないのが問題なんですが、自分の価値観もわかっていないことも多いです。

何を大切にしているか?

価値観を一言でいえば、この問いにいきつきます。好きなものが、大事なものが、人それぞれ違うということです。雑談で「政治と宗教と野球の話はしてはいけない」と言われるのも価値観が違うからトラブルの元になってしまうからです。

価値観の違う人を、受け入れるのか、それとも反感を感じるのか、自動的に感情が動きます。

「へぇ、そんなこと考えているんだ。」と思えれば問題は起きません。価値観に感心している時には、受け入れている時なんです。

「ふざけるな、馬鹿野郎!」などと反感を感じた時に問題が起きます。反感を感じた時のパターンは2つあります。相手が悪いと敵意を感じる、または、自分が悪いと罪悪感を感じるかのどちらかです。

敵意を感じている時には100%相手が悪いと思っています。罪悪感を感じている時には100%自分が悪いと感じています。

こう思っている時には問題は解決しないし、相手と合意形成なんてできるわけありません。自分に従うのか、相手に従うのか、どちらかが我慢する結果になるか、喧嘩別れになるかのどちらかです。遺恨が残ります。

ここで基本的な考え方があります。

自分の問題が50%、相手の問題が50%ということです。

相手が悪いわけでも、自分が悪いわけでもありません。どっちも悪いとも言えますが、どっちとも正しいという考え方が健全です。どちらも良いのです。

自分の責任が50%、相手の責任が50%です。

つまり、人間関係の問題を解決するために、自分にできることが半分あるということです。

自分にできることは全部やって、あとは相手の選択に任せることが健全な態度です。相手をコントロールすることはできません。コントロールできたとしても遺恨は残るものです。相手の選択を尊重することしかできないのです。

自分も正しい、相手も正しい、どちらも正しいけれど、二人の間にある新たな正しさを見つけようというのが大人の態度かもしれませんね。

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話を聞くこと、話を聞いてもらうこと

人間がなぜ言葉を話すのか?

動物も言葉を使うことが知られてきています。ただそれは合図としての言葉です。人間はなぜコミュニケーションをとるのでしょうか?

それは「言葉」が鍵を握っていると思っています。言葉があるから物事を考えることができます。「火」という道具を使いこなしてきたように、「言葉」も同じような便利な道具を編み出しました。言葉があるから考えることができる。言葉があるから、相手と考えることを共有できるということです。それがコミュニケーション。

さらには、自分が感じたことも言葉で伝えることができます。もちろん非言語で伝えることもありますが、言葉にすることは無意識を意識化することにとても重要なことです。

人間がなぜ言葉を話すのか?の答えは、「話を聞くこと」「話を聞いてもらうこと」であり、言葉をシェアしあうということではないかと思うのです。

書籍「聞く技術 聞いてもらう技術」は小手先の技術から本質的な話まであるオススメな本です。内容は忘れましたが良い本です。amazonレビューを書いているので興味がある方は探して下さい。

特に、話を聞いてもらうと、気持ちが穏やかになります。話を聞いてもらうと、考えが整理することができます。話を聞いてもらうと、前向きになることができます。特に話を聞くのが上手い人やプロに肯定的に聞いてもらうことが重要です。

「話をシェアすること」は大事なことです。

社会に気軽に話をシェアできる場を作っていきたいものです。

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