ケアとセラピー

某経営者のコミュニティの主催の方が送ってくださった本

居るのはつらいよ
ケアとセラピーについての覚書
東畑開人

を僕にぜひ読んでと送って下さった。

なんだか面白そうとずっと山の中でハンモックに揺られながら

ハンモック読書

夜にも焚き火をしながら

焚き火

ずっと読んでました。

物語形式なので誰もが読みやすく、専門知識も学べるというお得感がある本でもります。

僕が二十数年来、謎に思ってきたことがあるんです。

様々なセラピーを学んできました。
参加者の多くは変わろうとせずに、自分の傷をずっと見続ける人が多かったんです。

僕にとってのセラピーは自己変革という位置づけだったのです。
実際にライフチェンジをしました。
結婚もしたし、起業もした。変化をしながら成長するのがセラピーだったのです。

セラピーの技術の中で、ケアの技術はたくさんあるので、もちろん心の傷を癒してきました。
その癒しは変化のためにあるのだとうのが僕の考え方でした。

外国から来た創始者の方々から直接多くのことを学びたいと思っていたので、講座の中の参加者同士のセッションは限りなく短くして、話を聞きたいと思っていました。
ところが、それをシェアしてもほとんど人に賛同は得られず不満に感じていたんですよね。

この本を読んでわかったのは、セラピーと銘打っていてもケアを求めている人がほとんどだったということ。

変わろうという趣旨のコミュニティでも、実際にはケアを望んでいる人がほとんどだったんです。
それも不思議だったんですよね。

セラピーという自己変革を求めている人は少なく、ケアを求めている人がほどんどだという事実を認めることができたのは、この本を読んだからです。

ケアは痛みを除いたりやわらげたりするものであり、セラピーは傷や困難に立ち向かうものであったりするのです。
セラピーは痛みと向き合う必要があるのです。

僕自身はメンタルのセラピーもフィジカルのセラピーも学び提供していたんだけど、ケアの概念を受け入れられなかったんだなということだったんですね。

僕が幼少の頃からケアが必要な人たちに囲まれて育っているので、ケアが当たり前すぎたし、ケアを超えた何かを求めていたのでしょう。

強みとしてケアの才能があったのかもしれません。

ただ、それが嫌だったということがあるんです。
痛みに囲まれて生きる苦痛です。
その悲しみから自分を守るためにケアを否定していたのでしょうね。

20代の後半でセラピーに出会い、夢中になったのも当然の結果でしょう。
自分の傷を癒しながら、成長していったのですから。

この本には、ケアは日常であり、セラピーは非日常である。
ケアはニーズを満たすものであり、セラピーはニーズの変化である。
ケアは安全であり、セラピーは成長である。
ケアは平和であり、セラピーは事件である。
ケアは円であり、セラピーは線である。

ケアの重要性を知り、セラピーの良さを再認識しました。

さらに今セラピーを超える何かを手に入れた実感があります。

そのためには、今まで学んできた、カウンセリング、コーチング、ケア、セラピー、ファシリテーションの技術を全部捨てる覚悟が必要だと感じました。

シャワーを浴びながらふと思って、それを決断したら、急に軽くなったんです。

いったい何を重荷に感じていたのでしょうか。

次のステージに立てた気がするんですよね。

まだ言語化されていないのですが、キーワードは「リーダーシップ」です。
後ろから支える後方支援ではなく、前に立ち進んでいく力です。

本書の趣旨とは違いますが、大きな変化をもたらしてくれた1冊です。

ケア業界の闇についても書かれています。
なぜ人が辞めていくのかがよくわかります。
長く続けるのは人間の心理の構造上難しい。
制度の問題ですらないかもしれません。

居るのはつらいよ
ケアとセラピーについての覚書
東畑開人

そして、今、力を入れているハンモックフルネスもケアの要素があるなと。
ケアは自然の力がもたらしてくれる最大の喜びかもしれないと感じています。
時には休むことも必要だよね。人生を修行にしたらたまらんよ。
それぞれのワクワクを実践するために生まれてきたのが人間だと僕は思う。

■ハンモックフルネス
山の中でハンモックを使ったマインドフルネス
https://www.yoriyoku.com/tankentai/hammockfullness.html

<現在提供中のサービス>

■zoomを使った個人セッション。
カウンセリングとストレスマネージメント技術を提供しています
https://www.yoriyoku.com/zoomSession.html

■自分自身をストレスを外して望む未来を手に入れるために
個人セッション
https://www.yoriyoku.com

■自分の本当にやりたいことを見つけたい人へ
ソース・ワークショップ
https://www.asobilife.com


常識を疑え!

栄養学って日進月歩であるし、学説も変わり続ける。
科学と伝統と個人差が入り混じる世界で混沌としている。
それが面白い。

何が正しいのか?

それには意味がない。
自分にとって正しいかということに意味がある。
つまり自分に合うか合わないかという話です。

ハイキングや登山の食料の常識は、炭水化物である糖質をとることが常識だ。
実際に持ち運びや保存において炭水化物が簡単だったからだ。

最近は、違う説がでてきていて興味深いのだ。

備忘録として、ふたつのリンクを貼っておく。

■“糖質制限 × 長距離スポーツ”の教科書 by 小谷修平
https://wellbeing-lab.jp/special/小谷修平?fbclid=IwAR01c2FRbf_GAMGD9tB0DHf2we4U0GOC-V32RJ5X1RjJoGPqL6FLqvWIfBM

■第4回 山での食事は、ナッツ類。 | 最強の山岳ガイドは、9度もエベレスに登った
https://www.1101.com/n/s/hiroyuki_kuraoka/2020-10-01.html

これが正しいか論じるのは無意味に近い。
自分で試してみるのが良いのだ。

体質の部分も大きいからトレーニングが必要かもしれない。
大変だったら実験は途中中止になるか(笑)

一番大切なのは、食べること。
自分が食べられる食事を取ることが一番重要なのだ。

以前にカロリーメイトだけを食べる実験をしたんだけど、飽きて嫌になって食べられなくなった。

■機械的に栄養補給@ファストパッキング奥高尾(15回目)
https://www.uedamasatoshi.com/?p=5702

疲れすぎても食べられなくなる。
胃腸に負担がかかるからだ。消化も体力がいるのだ。

常識も大切だけれど、鵜呑みにしない。
いつでも自分の頭で考え体験してみることが重要だと僕は思う。

できれば安全を担保できそうなところでね。

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遊んでいますか?

働いてばかりいませんか?

時には遊びが必要なんです。
なぜなら人間だけが遊べる動物だから。
必要だから遊びがあるのです。

好きなことを仕事にしよう。仕事を好きになろう。

僕の座右の銘です。

好きなことを仕事にするデメリットがあります。
それは仕事しかしなくなることです。
好きだからついついとやっちゃうんです。

これは最初の数年は大事なこと。
10000時間の法則というものがあって、才能が開花するのに、それくらい時間がかかるということです。
10年毎日続けることができれば、どんなことも仕事になるという話もあります。

10年も没頭することがあることはステキなことです。
ただ、これも10年を超えると何かを変える必要がでてきます。

人は飽きる動物でもあるから。

僕自身も好きなことを仕事にできてハッピーだったのだけれど、10年を過ぎた頃から何かが変わり始めました。
いや、もっと早かったかもしれません。

いわゆる燃え尽きです。

仕事ばかりしていることで、心身ともに疲弊をしてたんです。
気づかないうちにね。
これはオカシイと思いながらさらに仕事に没頭をして、燃え殻になりました。

その時に、何が自分を救ったのか?

それは、遊びです。趣味の世界です。
仕事だけって、ちょっとおかしな状態なのです。

人は自分ごと、家族ごと、社会ごとの3つのバランスが大事になります。
家族は人によっては仲間になるかもしれません。
親密な関係性です。

遊びの良いところは自発的なところです。

仕事は気をつけていないと義務になっていくんです。
仕事が嫌だという話はよく聞くけれど、遊びが嫌だという話は聞きません。

それはなぜか?

遊びは自発的な行為だからです。
誰に強制されるわけでもなく、自ら動くことだからです。
自分の意思ですることが遊びです。

仕事の場合は、他者の目線が入りやすいです。
他人にどのように見られるかを意識するので、自分らしさがなくなり、義務感に縛られることがあります。
世の中のために働いているという自覚があるのでしょうが、笑顔がなくなり、死んだように夢を語っている人は注意です。
世のため、人のためは時に害悪になります。

よく働き、よく遊べ。

これは両輪なんです。
そして、遊べない人のほうが圧倒的に多いのです。
仕事中毒の人も同じです。

僕が提唱しているハンモックフルネス。
遊ぶのが下手人にオススメなんです。

自発的に参加して、何もしない。
自然の中にいることで、自ずとやらなければならないことは多いのです。

例えば、暑かったら服を脱ぐし、寒かったら服を着る。
喉が乾けば水を飲むし、落ち着きたかったらお湯を沸かしてコーヒー入れたり。
日差しが強ければ日陰に避難したり、風が吹けば1枚羽織ったり。

なんて、エアコンがある部屋の中で過ごすのが快適なのかがわかります(笑)

でも、これをやっていると感性は鈍ってきます。
自分の体に意識がいかずに、やらなければならないことに意識がいくのです。
感覚が麻痺していけばいくほど、嫌なことも何も感じずにやる羽目になります。

自然の中にいると本当に急がしい。
それは体で感じる情報にあふれているから。

部屋の中にいる時と自然の中にいる時では、意識の使い方が全く違います。

どちらが健康かといえば、自然の中にいることです。
進化の歴史を見ていいても、自然の中にいた時のほうが長いのです。
だからこそ、時折外にでることが大事なんですね。

風を感じること。

体で感じることは、心で感じることにつながります。
感じるは気づきにつながります。

本当にやりたかったことは何か?

自然の中に身を置くとそんな答えがふと湧いてきたりします。

自然の中に共にボーッとしにいきませんか?

これが自分にとっての最高のケアになりますよ。

■ハンモックフルネス
山の中でハンモックを使ったマインドフルネス
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ハンモック野営はモグ350で快適

裏山に一人でハンモック野営をしてきました。

ハンモック野営
ハンモック野営

この日のために購入したのがモグ350というハンモック専門の寝袋です。
axesquinの凌ブランドから発売されていて、開発者がシノギングを楽しみながら開発した製品です。
axesquinは、開発者自身が実際に山に入って遊びながら自社製品を使い、「こんなものが欲しい」と必要から製品開発する姿勢が大好きなブランドです。

ハンモックを包み込む寝袋モグ350
ハンモックを包み込む寝袋モグ350

この寝袋はダウンで、360度羽毛に包まれて寝ることの快適さを味わいました。
ハンモックで寝るだけでも気持ちが良いものですが、さらに包まれて眠るという快適さは最高です。

ここが宿泊地でありベッドである
ここが宿泊地でありベッドである

本を読んだり、火のお世話をしたり、ご飯を食べたり、うとうとしたり、贅沢な時間でした。

ハンモックで読書。そして、そのままうたた寝。
ハンモックで読書。そして、そのままうたた寝。

何もせずにただそこにいる。

ただのインスタントのコーヒーが美味い
ただのインスタントのコーヒーが美味い

スマホからも解放されて、今この瞬間を味わうのって、ケアの極意を感じることです。
急がしい人は「何かをしなければならい」というDoに縛れています。
そうなると何もしないことに罪悪感を感じたりするものです。
これ、メンタル的にはヤバイ状態です。ずっと興奮状態にいるので、慢性的に疲れてしまっているか、疲れているのに麻痺して気づかないで暴走している場合もあります。いわゆるワーカーホリックになってしまっていることもあります。

「何もせずに、ただその場にいる」これがケアの基本中の基本です。

夜景が美しい
夜景が美しい

DoではなくBeで居られるのか?

この日は曇りで日の出は見れず。が、この朝の色は幻想的だった。
この日は曇りで日の出は見れず。が、この朝の色は幻想的だった。

ただ、その場にいること。
この境地に達することで、始めて変わることを選択できます。
究極の選択ですね。
誰か何かから影響を受けて選択させられるのではなく、自発的に選択すること。
これは一生のうちに何回できたかというくらいに、稀なことです。

好きなことを仕事にしたい、好きな人と共にいたい、好きなライフスタイルを生きたい。

焚き火で料理は面倒くさい。だが、これが良い!
焚き火で料理は面倒くさい。だが、これが良い!

そんな人は、ボーッとすることが大切なのです。
なぜなら自分自身と向き合うことになるから。
自分とつながる時間です。
外側からは何かをしていないように見えても、内側では様々なことが起こります。

この状態をボーッと見ることが、マインドフルネスです。
良いとか悪いとかジャッジするわけでもなく、心理的な痛みを感じるわけでなもなく、何かを変えようとするわけでもなく、ただ自分の内側の声を聞いて感じることです。

山の中で一人で寝ていると自然とマインドフルネス状態になります。

夜中にトイレに起きると狸と遭遇。丸々としていますね。しかも逃げない。

日の出は雲で見えませんでしたが、夜景はきれいでした。
夜中に暴走族の爆音が聞こえたり、早朝にお寺の鐘が聞こえたり、自然の中といえども町と地続きにつながっているのも不思議なものです。

凌正装で。ハゴロモ、ハヲリモノOCTA、ハラマキTシャツ、ハカマスカート、クナイ。気温は約20℃
凌正装で。ハゴロモ、ハヲリモノOCTA、ハラマキTシャツ、ハカマスカート、クナイ。気温は約20℃

ハンモックで野営をする良さも伝えたいですね。
暗闇は非日常を感じる舞台装置でもあります。
しかも野営は、自然を感じることができますから。

■ハンモックフルネス
山の中でハンモックを使ったマインドフルネス
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今年最後の「はじめての沢登り」はまるでスポーツクライミングのようでもあったのだ!

今回、友人たちから「はじめての沢登り」ガイドを頼まれて行って来ました。
参加者のお二人は、ボルダリングをしている人たち。
いつもとはちょっと沢の遊び方をしてきました。

今日の水位は普通くらいですね

ボルダリングは、オリンピックの種目にもなっているスポーツクライミングとルーツは同じ。
僕も30年くらい前にやってました。
その時にはロッククライミング、フリークライミング、ボルダリングが分かれ始めて時代だったかも。
自然の岩を登ったり、室内の練習場を登ったりと遊んでいました。

ジャブジャブと水に慣れるところからスタート

9月末のこの日は寒かった。最高気温が20度くらい。
やっぱり沢を遊ぶには真夏がベストですね。
本流でジャブジャブ歩くのは真夏が良いです。

水に落ちないように、水際ギリギリをクライミングします

だからこそ、水に落ちないように岩を登ったりする遊びをしました。

失敗すると水に落ちるというプレッシャーと闘いながら、岩を登るのは楽しいです。
水があることで、落ちても笑っていられる時も多いです。
もちろん、室内の安全な環境ではないので、自分の身体を第一に考えて遊びます。

バランス良く岩に横ばいに動きます

だんだんとお二人が上手くなっていくのが見ていて楽しかったです。

教えなくても、人は本能的に適切な動きをするようになっているんですよね。
ほんと、よくできた動物なんです。

低温調理豚を鉄板で炙ってガブっと食べると最高!

お昼には低温調理した豚肉を持って来てくれました。
これを鉄板で炙って食べると最高に美味いものでした。
もっと違うお肉やお魚も食べてみたいわ。

彼女は料理も教えていて、僕もおせちは彼女から習い、毎年作っています。
最近は、食事を中心としてダイエットも指導していて、身体の話で盛り上がったりするんですよね。
今、無料で料理についてシェアしてくれるfacebookのグループページを運営しています。
美cooking
https://www.facebook.com/groups/1671950679640024

ファイトー!一発!

最後の滝は林道を歩いてショートカットで、美味しいところだけ。
道具を揃えて本格的な沢にもいきたい衝動もあったりして。
やるなら色々と忘れているから学ばないとな。

水流に負けずにグイグイと

滝を登ると達成感がありますね。
もちろん、安全第一に、自分ができる冒険スタイルで。

滝のど真ん中を登るシャワークライミングやりたいね。
これを気合入れてやると滝行を超える悟りの境地に行くことができます。
無我の境地を味わえるかもしれません。

今回は忘れずに集合写真を撮れました。自然の中で沢山の深呼吸ができたでしょうか。

今回も動画を撮りました。
なかなか良い感じに撮れています。

見所は僕が水に落ちるところです。

はじめての沢登り動画

今回の僕の被害はサングラスが滝の中に消えて行きました。
かぁさん、あのサングラス、どこに行ったんでしょうね。

■沢にいきたい、ハンモックにいきたいというご依頼はこちら
https://www.yoriyoku.com/tankentai/
(現在作成中)

ハンモックフルネスのページは完成しています
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カウンセリングとストレスマネージメント技術を提供しています
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■自分自身をストレスを外して望む未来を手に入れるために
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■自分の本当にやりたいことを見つけたい人へ
ソース・ワークショップ
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非日常を味わうということ

ハンモックフルネスはアウトドア初心者ほど経験してもらいたいアクティビティです。

インドアとアウトドアの一番の差は、不確定要素が多いこと。

  • 気温、湿度、風の影響
  • 季節感
  • 太陽の暖かさ

同じ場所でも同じ場所の感じがしないほど違いがあります。

その自然の違いに人間側が受け入れて対応していく。
自分がコントロールできないことがあることを体感することができます。

これ言葉で書くと当然のように感じますが、体感することで真の学びを得ることができます。

流れに身を任せる心地よさを感じてもらいたい。

行く川の流れは絶えずして元の水にあらず

良いことも悪いことも流れ去って、同じであることはないという当たり前の良さを味わうことができるのです。

ただ、ゆったりと鑑賞者として眺めているようなそんな心境を味わえるかもしれません。

自然の中で瞑想という贅沢を味わっていただきたいですね。

ハンモックフルネスの詳細はこちらです。
一度体験してみて下さい。
https://www.yoriyoku.com/tankentai/hammockfullness.html

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Nizi Projectに見るこれからのセッションの在り方

今更ながらにNiziプロジェクトにはまっています。
皆さんは、この動画を見ましたか?

アイドルのオーディション番組。いわゆるリアリティショーです。
世界に通用するアイドルグループを作るために、韓国の事務所がオーディションをする様子をおっかけている番組です。

僕はアイドルが好きなのではなく、その審査員であるJ.Y.Parkさんが好きなんです。

この番組は、マネージメントをする人たちは必見であり、対人支援をしている人たちにも超オススメです。

カウンセリングでもなく、コーチングでもなく、ファシリテーションでもなく、次世代の技術ではないかと注目しています。

J.Y.Parkさんが好き過ぎて、これからU.D.Markと名乗ろうかというくらい。
彼の言葉の使い方を研究しています。

J.Y.Parkさんの凄いところは

  • 言語化能力
  • 長所を褒める
  • 伸び代があるところを指摘する
  • オーディションを心から楽しんでいる
  • 自身もアーティストなので、ノリノリである
  • でも、経営者でもあるので、シビアな面も持っている
  • 相手に伝わる言葉を選んで話している
  • 前提条件をちゃんと言葉にして話している
  • フェアである
  • オーディションに来てくれる子達をイコールパートナーとして見ている

あー、こんなこと書いているくらいなら、もっと動画見たいよと思っている自分がいます。

一番凄いなと思うところは、やっぱり言語化能力です。

相手のパフォーマンスの良いところを伝えたり、発揮していない才能があるところを指摘したり、努力したポイントに気付いたり、相手の状態を把握したり、それを全部言葉にして伝えることができるのです。

ついつい、年を重ねてくると、相手の欠点を指摘して悦に入ったりしちゃうんです。

多分その欠点は直らないところだったりするのです。
相手はぐぅの音もでないんです。

これ意味ないんですよ。
いや、迷惑なんだよね。

もしも、いう必要があるならば、ちゃんと相手の関係性を築いてから言うべきなんです。

J.Y.Parkさんの場合は、ちゃんと褒めるんです。
相手を心から尊重しているのです。

前提条件として、誰もが人はそのままで美しいという考え方があるんです。

オーディションは、僕たちの目的にあっている人を選ぶだけということをちゃんと言葉にして伝えているのです。
選ばれなかった人は、今回は僕たちの目的とただ合わなかっただけだったというシンプルなことなんです。

J.Y.Parkさんそのものも何十年と活躍している現役アーティストだということも説得力があるのです。
彼でさえ、毎日フィジカルトレーニングを2時間、ヴォーカルトレーニングを30分しているという話がでてきました。
そんな努力をしているというのをちゃんと伝えているんですよね。

自分ができもしないことを言うのではなく、ただ自分がやってきたことを言葉にしているのです。

人間として惚れ惚れするわ。勝手に僕のメンターになってもらいました(笑)

この番組を見ていて2つの副作用がありました。

ひとつは、韓国への嫌悪感がなくなったこと。
僕自身は、ずっと自分を見つめることをしてきているので、思い込みが薄くなっています。
それでも、自分の中に醜いところがあることは自覚しています。
差別や偏見がないという人ほど危険なんです。気付いていないだけから。

嫌韓は、メディアの情報が知らず知らずのうちに、僕の中に根付いていて、差別意識があることに改めて気づきました。
なぜなら彼らのあり方を見ながら、好きになっていって、そうしたら嫌な部分がなくなっていったから。

近隣の人たちとは仲良くするしかないのです。
そのためにアートやエンターテイメントは役立つものだと確信しました。
芸術は必要だよ。人には。

もうひとつは、オーディションで生まれた彼女たちを好きになっていたこと。
彼女たちって、お互いを応援しあっているんですよね。
番組として人間の醜いところばかりを表現して最悪の結果が生まれたリアリティショーもありました。

もちろん、人間には美しいところと醜いところがあります。

それでもオーディションの構造や番組の演出で、人間の美しいところを表現することはできるのです。

みんな見た目も良ければ、性格も良いのです。
それが両立するところは可能なんですね。

ついつい昭和の視点からすると裏では嫉妬が渦巻いているんじゃないかと邪推してしまうんです(笑)

そして、女性って可愛いということがよりわかりました。

これこの子だちだけじゃないんです。
女性には可愛さがあるということがわかったんです。

もう出会う女性は、みんな可愛いんです。
それが目に入るようになったんですね。
造詣のみならず仕草とか声とか、その人なりの魅力があるんですね。

男性の仕事は女性の可愛さを引き出すことなんじゃないかと思うのです。
これを自覚すれば、世界は平和になるんじゃないかな。
女性がゴキゲンであれば、そのグループは平和だから。

これ今の僕の一押しです。

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静かなワクワクを体感すること

興奮するようなワクワク感も大切ですが、静かなワクワクも大切です。

充実した人生を送りたいなら、この両方の違いは知っているべきだし、特に静かなワクワクを感じることを豊かに生きるために必要です。

それを体感するのがハンモックフルネス

わざわざ自然の中にいくことがとても重要な意味を持つのです。

都会の中では感情のシステムに振り回されています。
ネガティブなことポジティブなこと。
どちらも自分自身を疲弊させていることがあるのです。
ポジでもネガでもない大事なものを感じるために、自然で自分をリセットすることが重要です。

それを3つの感情のシステムから読み解きます。

1)脅威のシステム

一つ目の感情のシステムは脅威を感じる感情のシステムです。
これは生物として生き残るために最初に生まれた感情である恐怖が関係しています。
恐怖は、身の危険を感じ、自分を守るために生まれた感情です。
怒りや悲しみのようなネガティブな感情も、本来は自分を守るためにあるものです。

ネガティブな感情を避けることが生き残るために有効だからです。

これは脳内ホルモンでいうとアドレナリンが関係しています。
このホルモンが分泌されると闘うか逃げるかという選択をすることしかできませんし、爆発的な力を発揮するのもこのホルモンが関係しています。

現代では、ストレスを感じるとネガティブな感情を感じますが、闘うか逃げるかという緊急事態であるような状態にはなりません。

アドレナリンは闘うか逃げるかというエネルギーで消費されれば問題はないのですが、使われないと体に悪さをすると言われています。

現代人はストレスにやられていると言われているのは、アドレナリンの過多が原因です。

2)興奮のシステム

2番目は興奮のシステムです。

アドレナリンは生き残りためのシステムですが、これは喜びのシステムです。
ポジティブな感情を引き出すドーパミンが関係しています。

なぜ、このポジティブな仕組みが必要なのでしょうか。

それは、食べ物を探すためです。
食べると美味しい!幸せ!と感じるのは、食べるために必要不可欠です。
食べたいと思うから、古代の人たちは狩猟にでかけたり、農耕をしたりしました。
現代では仕事をしてお金を稼ぐことが食べることにつながります。

食べるために必要なのは、このドーパミンのシステムです。

このポジティブの感情の例は、喜びとか快楽です。
人は不快を避け、快を求めます。

ポジティブな感情を感じるために人は動きます。

ここまで書くと、これは良いものだと思われますが、過多になると問題が起きます。
例えば、食べ過ぎ、飲み過ぎ、やり過ぎなどの依存症もドーパミンを求め過ぎてしまうことにつながります。
快楽中毒になって、自分の心や体を蝕むことがあるのです。

3)満足のシステム

この3つめが大切です。満足のシステムです。

人が自然の中や人とのつながりで感じる感情です。

二番目のドーパミンが目が輝くようなワクワクならば、この3番目の満足をえることができるセロトニンの仕組みは静かなワクワクです。

とても静かで穏やかな感覚がセロトニンがもたらす満足のシステムです。

これが都会の中では感じづらいとされています。

人が周りにたくさんいれば、つながりを感じることができることにはなりません。
まずは、自分自身とつながりを取り戻ることが大事です。

聞くことを大切にする対話をすることで、つながりを感じることが大切になのです。

自分とつながり、それを表現すること。そして、そのことを聞いてもらうこと。

そのことで真の満足感を感じることができるのです。

自然の中で深呼吸をすることで、空気中の微生物を取り込むことで免疫システムが高まるし、呼吸が整うことで自律神経が調整されるし、マインドフルネス状態になり自分を客観的に見ることができるようになります。

今ここにいる感覚に集中することで生まれるのがマインドフルネスの感覚です。

自然の中でハンモックに揺られることでマインドフルネス状態に自然となります。

そんな状態で一人で過ごしたり、聞いてくれる仲間たちと話をすること。
そんな場を意図的に創り出すのがハンモックフルです。

あなたのご参加をお待ちしています。

ハンモックフルネスの詳細はこちらです。
一度体験してみて下さい。
https://www.yoriyoku.com/tankentai/hammockfullness.html

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体育会系が嫌い

ハンモックフルネスを提供していると言われることがある。

「体力なくても大丈夫ですか?」

「大丈夫ですよ。体育会系ではないからね。」

と答えています。

体育会系のノリってあんまり好きじゃないのです。
いや、今となってはハッキリと言えます。
嫌いなんです。

それはなぜかと考えると、幼稚園の時まで遡ります。
ケンカしてもいつも負けていたこと。

小学校の時には、「前ならえ」で手を前に上げるのではなく腰に手をあげる人でした。
えぇ、そうです。一番前のちびっ子でした。
6年生の時には学年で一番足が遅くて、それでも運動会で一等賞を獲った時に先生やみんなから驚かれるくらいに奇跡的なことでした。

中学校では、スポーツの部活なんて入れなさそうで帰宅部でした。

体育会の人たちは、基本的に体力自慢で、他者に勝ちたい人が多いんです。
体力がない人への扱いが雑です。
少なくとも僕は雑に扱われると感じた経験が多かったです。

体力がないことそのものがダメみたいなことがあります。
ダメなら鍛えればいいんだという反応です。
鍛えられないお前はダメだという感じで。
お荷物扱いにもされたよね。

だから運動が嫌いになりました。

球技とかは好きだったから運動は嫌いではないんです。
でも、体力的に比較されることは嫌なので、運動は嫌いだと思い込んでしまったのです。

ワクワクすることを全部やれと会社を辞めて起業してから、好きなことをやってきたんですが、好きなことでやりたいことがなくった時にこう思ったのです。
嫌いな中に好きなことがあるんじゃないかって。

で、嫌いなことやろうキャンペーンをしようと思った時に、走ることを選びました。
走る前に理論から入ろうと小出監督の本を読んだんです。
そこに目からウロコな言葉があったんです。
「走る距離を決めるのではなく、時間を決めたらいいんだよ。」

小学校の時とか、トラックを10周走れとか、走り切るまで終われないのが嫌だったんです。
足の速い奴らは、とっとと終わって遊んでいる。こっちは辛くても終われない。
そんな経験をしてきたんですね。

これが距離ではなく、時間だったら、自分の体力に合わせて楽しめたんです。
自分なりのトレーニングができたので楽しかったのです。
「あれ?走るのって楽しいじゃん!」

学校教育で運動が嫌いだと勘違いさせられたのが原因だったのです。
それで自分が悪いもんだと勝手に思ってしまったのです。
運動が嫌いだと信じ込んでしまっていたのですね。

得意・不得意は他人と比較できますが、好き・嫌いは他者は関係ありませんから。

走るのが楽しいということを知ってしまったのです。
身体を動かすことが好きだってね。

その時に、以前にやっていたハイキングも再開しました。
高校時代の重過ぎた荷物、某プログラムでの体力がない人への配慮のなさで、アウトドアで遊ぶことを辞めちゃったんですよね。

ハイキングも一人で行く形で再開したんです。

そうしたら、もう楽しくてしかないのです。
誰にも気を使わずにマイペースでできるから。

好きなスピードで歩け、荷物も好きな重さにでき、休みたければ休み、自分の身体の声を聴きながら自分のペースで自由にできると、むちゃくちゃ楽しくなりました。

不思議なもので、一人で楽しめるようになると、他者と一緒も楽しめるようになりました。
そして、楽しみ方も人ぞれぞれで、それはそれで、それもいいねと思えるようになったのです。

体育会系の呪縛から抜け出せた感じがしています。
今でも体育会系のノリは苦手ですが(笑)

ハンモックフルネスは、自分のペースをとても大事にしています。
自分自身に立ち戻るためには、自分を尊重することから始まりますから。

もちろん、ワークショップ形式なので、他者への尊重も必要です。

最終的には、一人でもできるようになれば、思う存分に自分のペースを味わえますから。
そのための方法やコツを教えていくことが大事だと考えています。

気づいているかわかりませんが、社会は競争が原理原則だと思っている人が多いのです。
だから自分のペースではなく、相手のペースに合わすことで自分を見失う人がでてきます。
そして、そんな人がダメな人だとジャッジされることさえあります。

僕自身は、社会は協力しあうのが原理原則であり、お互いが尊重し合うことが大切だと思っています。
体育会の上下関係ではなく、対等な関係性が大切だと考えています。

自分自身を尊重すること。
自己肯定感を高めること。

それができるようになるのがハンモックフルネスの魅力のひとつです。

ハンモックフルネスの詳細はこちらです。
一度体験してみて下さい。
https://www.yoriyoku.com/tankentai/hammockfullness.html

<現在提供中のサービス>

■zoomを使った個人セッション。
カウンセリングとストレスマネージメント技術を提供しています
https://www.yoriyoku.com/zoomSession.html

■自分自身をストレスを外して望む未来を手に入れるために
個人セッション
https://www.yoriyoku.com

■自分の本当にやりたいことを見つけたい人へ
ソース・ワークショップ
https://www.asobilife.com


山に行くことは自分を知ること

最近、思うことは山に行くことは自分を知ることにつながると思っています。

なぜなら、一人で歩いていると、自分の脳内で対話が行われます。
ネガティブなこともあれば、ポジティブな対話もあります。
これは内省といいます。

これを一人部屋の中でやっていると、鬱々とした気持ちになっていきます。
そうなるとネガティブループにはまり、抜け出せなくことさえあります。
問題が複雑になり、解決からも遠くなることがあります。

自然の中で体を動かしていると、自然がネガティブなエネルギーを溶かしてくれることに気づきました。
自然の中での浄化作用だったり、ゆっくり歩くことで身体が調整してれるからでしょうか。
物事を考える時に、サポートしてくれる大切な要素が山登りには含まれていることに気づきました。

人は頭で考える動物の側面もありますが、体で感じる動物の側面もあります。
進化学を考えるとわかるんだけど、生物で脳ができるのは一番最後です。
体ができて最後に頭ができたのです。

考えるって人間が持つ創造性という最大の恩恵でもあるのです。

ただ、これがネガティブにはまるとマイナスの創造性を発揮することにもなります。

感情はポジティブもネガティブも感じるものですから。
風見鶏のように、風がどちらから吹いているのかのチェックに感情はとても役立ちます。
基本はポジティブなことを求め、ネガティブなことを避けようとするのが本能です。
これが生き残るために生物が獲得してきた本能です。

自分の軸を見つけるのに、山の中を歩くこと、ゆっくりとハンモックに揺られてのんびりすること、自分と対話すること、他者と対話すること、それがマインドフルネス状態になる要素が満載です。

これらは、自分自身でもできることでしょう。

でもね、専門家のガイドがいることで、スムーズにできるようになりますから。
この境地に行くのに山登りをしてから2年ほどかかっています。
心や体のことを学んでからを考えたら20年かかっています。

それでできたのがハンモックフルネスです。

ハイキングなんて遠足したことないという人でも歓迎です。
そういう方からも、安心してできた、こんなに楽しいものかビックリした、もっとやりたい、という言葉をいただいています。

自分の中の枠を超えるからこそ新しい自分に気付けることがあります。

次回は、山の思い出を語ります。
自分のプロフィール見てすごいなとも思ったんだけど、基本、落ちこぼれでしたから。

今の一押しがハンモックフルネスです。詳細はこちら
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