シノギング:山を見て凌ぎ方法を考察するin藤野

イベントに参加

シノギング・イベントに参加してきました。

いつもホームである高尾から藤野での開催。
ここはいつも同行者としてシノギングに必要な知恵を教えてくれる低山小道具研究家の森勝さんのホームです。
子供の頃から山に秘密基地を作って遊んでいた延長で今でも山里に住み探求を続けています。
そのとっておきの場所を見つける方法を教えてくれました。

双眼鏡

新しい自分だけの秘密の場所を探すのに必要なものは双眼鏡。
肉眼で麓から山を見て、なんか面白そうなところを双眼鏡でじっくりと観察する。
そんな使い方をします。

倍率は8倍から10倍程度のものがオススメだそうです。
そして、レンズの径が大きい方が明るい。ただし重い、そしてお高い。
レンズの径が小さいと軽い。ただし暗い。
そして単眼鏡も軽いんだけど双眼鏡のほうが見やすい。

そんな特徴があるので、ベストがないということ。
軽さをとるのか、明るさをとるのか悩みどころです。

森勝さん曰く

普段は軽いのを持っていって、じっくり観察したい時に明るいレンズの双眼鏡を持っていくんだよ。

と。使い分けが大事なんですね。

僕的には今持っている10倍の軽い双眼鏡(PENTAXの8×10)でいいかなと。
ちなみにライブで舞台を見るために買ったものです。

Nikon Monarch V 12×42は明るくて見やすい。
SVBONY SV30はオートフォーカスで楽。
sightron 10×32はみなさんに人気でした。

単眼鏡もロマンがあるんですよね。
なんかカッコよかったです。

使用する地図

シノギングでは国土地理院の地図を印刷して持っていきます。
今回の場合、この地図をA3に印刷して持っていくでしょう。

国土地理院地図

ただし、今回は山と高原地図を持ってくるように告知がありました。

山と高原地図アプリの地図を一部切り抜くとこんな感じです。

山と高原地図

この2つは何が違うかといえば縮尺です。
シノギングの地図は25000分の1以下の地図。狭い範囲を細かく見れます。
山と高原地図は50000分の1の地図。広い範囲をカバーしています。

なぜ、調査に山と高原地図を使うのでしょうか?

広範囲を見るためです。
向こうの山は何か?
あの場所にはハイキングコースはあるのか?

そんなことが山と高原地図から読み解けるからです。

シノギングでは、ハイキングコースではないマイナールートを歩きますから、これは重要な情報です。
展望が良かったり歩きやすいところは、すでにハイキングコースとしてメジャールートになっています。

山と高原地図はメジャールートがガイドブック的に書かれているので確認するのに便利です。
多くの登山者は山と高原地図のコースを歩くので、マイナールートを探しやすいという側面も持ってます。

実際に地形を見て、地図で確認して、また目で山を見る。
そして、実際にその場所に行って歩いてみる。
これが今回学んだ森勝式山の楽しみ方です。

地図についてこちらにもまとめています。

山の見方

山で気持ちが良い場所は、広葉樹があるところです。

山を見るにはコツがあります。

広葉樹林帯は、春には新緑が楽しめ、夏は葉が生い茂り太陽を木漏れ日が気持ちよく、秋には紅葉して、冬は落葉して陽の光を思う存分に楽しめます。

針葉樹はいつも暗いです。
本当は材木として利用するために整備されるはずなんですが、今現在は管理されていない山も多いです。
なので、木が密集しすぎて暗く湿っていることが多いのです。
これが手付かずの原生林だと自然にその場にあった植生になっていて気持ちが良いのですが、人手が入って放置された森は居心地が悪いことが多いです。
花粉症の原因にもなっているし放置された針葉樹林はどうにかならないのでしょうか。

広葉樹か針葉樹かは、紅葉時期や冬はわかりやすいです。
広葉樹は葉っぱが色づき、葉が落ちますから。
針葉樹はずっと同じ緑です。

春夏は、緑の色の濃さを見ます。
広葉樹のほうが色が薄く、樹形がボサボサしている感じです。
針葉樹は緑の色が濃く、スベスベしている感じなんです。

この辺りは慣れてくると見えてきます。

行きたいところに行くための道を探します。

モミの木があるところも気持ちが良い場所です。
境界線にモミの木が植えられているので道がある可能性も高いです。

あとは、送電線も目印になります。
人工物があるところには、道があることがほとんど。
なぜならメンテナンスをするための道があります。

山の形が平らになっているところも良いポイントである可能性が高い。
その場所は広場になっていることも多いですから。

山を観察しながら、次にどこに行こうかを考えるのが楽しいそうです。

山の歩き方

その場所に行くための道を探します。

尾根の末端だったり、神社だったりがあれば、そこから道がある場合が多いです。
基本的に尾根には道があります。
なぜなら尾根は土地の所有者の境界線になっていることが多いから。

谷を詰めるのも、古くから山登りの方法です。

里山で人に出逢ったら挨拶をしましょう。
そして会話をしてみましょう。
地元の人は山を知っている人が多い。
思わぬヒントをもらえるかもしれません。
第一に怪しい人でないと相手にわかってもらうためにも挨拶は必須ですね。

実際に山に行くと縦横無尽に道がある場合があります。
作業道だったり、獣道であったり、ハイキングコースであったりします。
この道はどこに続いているのだろうと調査をすると、自分の縄張りが広がります。
少しずつエリアを開拓するイメージですね。

いつでもセルフレスキューができる装備は持っていると良いでしょう。

無理をしないのが一番重要です。
そして、無理だと判断したら引き返すことも大事なことです。
こういう技術や思考は、イベントなどで学んで、実際に試すと身に付きます。

森勝さんの秘密基地に

そうやってエリアを開拓して、秘密の場所に案内してもらいました。
何回も通ったからこそ発見したことも多いそうです。

少しずつ開拓をしているからこそ、迷うことも少ないんですね。
この道はあそこにつながっているとか、わかるようになります。

山の中に人工物が結構あるんですよね。
廃村だったり、鉄柱だったり、小屋だったり、林道だったり、ハイキング道であったり。
この人工物を探しに行く面白さがあります。
ただ、人が作ったものは自然が元に戻そうとする力が働いているのが気がかりです。
災害を引き起こす原因となる可能性を持っていますから。

反省

ヒルにかまれました。
足元はクナイ(ゲイター)をつけていたのにも関わらず。
藤野エリアは、強力な蚊だけではなく、ヒル対策も必要です。

頭が痛くなりました。
これは軽い熱中症か、脱水症状ですね。
もっと水を飲んでも良かったかなと。あと塩分かな。

オデコが半分日焼けしました。
ずっと雨だと思っていたので、日焼け対策を考えていませんでした。
帽子の日焼け跡がオデコに残ってしまいました。

シノギングの感想

地図読みだけでなく、地形を読むことが重要ですね。
そうやってエリアを開拓していく遊びも面白いです。
知っている場所が少しずつ広がっていく。

できることが多くなるような楽しさがあります。

シノギングってハードルが高そうと思う人ほどイベントに参加することオススメします。
普通のハイキングに飽きたらない人が、低山遊びを知ることで楽しさが増えていきます。
そして、登山に必要な技術を自然と学ぶことができるところも良いですね。

ありがとうございました!


映像

シノギングについて

■興味がある方は月1で開催されているのでAxesquinさんのブログをチェック。
https://blog.goo.ne.jp/axesquin

今回のイベント記事はこちら
https://blog.goo.ne.jp/axesquin/e/03ab500c4a1cf969245281a0f86c6e24

■足るを知る凌ウェアの情報はこちらのサイトへ
シノギングのために素材は最新で日本古来の色や意匠の低山に特化したウェア。
https://www.axesquin.co.jp

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■対面による個人セッション
自分自身をストレスを外して望む未来を手に入れるための対面でのセッションです。
筋反射テストを使って無意識や潜在意識の情報を意識とつなぎます。
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■zoomを使った個人セッション。
カウンセリングとストレスマネージメント技術を提供しています
https://www.yoriyoku.com/zoomSession.html

■ソース・ワークショップ
自分の本当にやりたいことを見つけたい人へ。
https://www.asobilife.com

■ハンモックフルネス
山の中でハンモックを使ったマインドフルネス・ワークショップ
https://www.yoriyoku.com/tankentai/hammockfullness.html



梅雨の谷間のハンモックフルネス

梅雨の谷間に、山を登るって実は気持ちが良いのですよ。

  • 気温がそんなに高くなく快適
  • 湿度がまるでミストサウナのような潤い感
  • 地面が濡れているのが気持ちが良い
  • 虫がいない
  • 植物が元気である
  • 山が幻想的である

そんな良さがあった雨と雨の間の奇跡的な開催日でした。

今日の降水量が109ミリってどんな雨だったのだろう・・・

開催日にドタ参で申し込みがあり、これもまたご縁を感じますね。
ハンモックフルネスってマインドフルネス状態になることが目的なので、直感を大事にしています。

昔から虫の知らせとかあるじゃないですか。

ピンと来たら参加するって大事なことです。
朝は寝ぼけていたので、初心者接待モードではなく、上級者放置モードでした(笑)
何もないところで自分が自発的に楽しむことも重要な要素のひとつです。
創造性もマインドフルネスのひとつですからね。

朝の天気。全くもって梅雨空です。
ちなみに僕は登山用のサンダル(ワラーチ)です。裸足って山を五感で感じるのに最高。
ハンモックフルネスは遠足の延長です。大人の遠足なんで登山装備でなくても十分なんです。
緑が気持ち良いですね。登山道を外れて凌いでいます。シノギングもちょっと体験。
ハンモックとコーヒーは合うのです。
副隊長は湿った薪で火を熾すことにチャレンジ中。これができたらウッドストーブ上級者。
僕はガスストーブでホット鯖サンド。もちろんガスストーブで。文明の力は楽だわ。
塊肉が美味しゅうございました。焼きトマトも。薪で焼く肉は独自の風味があって最高。
それぞれがそれぞれの時間をくつろぐ。僕は寝ながら二人の対話を楽しんでました。爆睡していたらしい。
今回のハンモック村。僕はハンモック用の蚊帳を試す。虫はいないけれど快適だった。
さて、帰りますか。皆、顔がスッキリしている。アーシングとリトリートだったな。人には自然が必要。
帰り道はハンモックの振り返りを。日常以上非日常以下。
ハンモックフルネス初体験は不思議な時間だったそう。
常連となった高尾ベース。ビールを飲みながら1日の振り返り。話題は町おこしからアートまで幅広く。
一連の騒動明けでクラフトビールの仕入れが激化しているそう。手に入らなかったそうだ。
ここではクラフトビールがオススメ
バハムートがでそうな雰囲気。この感じも好き。
夕方はこんなに空いているのですよ。このライトアップの雰囲気も好き。
  • 自分をリセットする
  • 自分自身と出会う
  • 対話から自分が見える

なんかそんなハンモックフルネス会でした。

次回は7月22日開催です。夏のハンモックフルネス
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初心者のための沢歩きも企画中です。

いただいたお写真

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自発的に生きるために必要なたったひとつのこと(その2)

自発的に生きるために必要なたったひとつのことは、好きなことをすることです。

でも、この好きなことをするというのは表面的な好きではなく深いレベルでの好きを知ることが重要です。
そのことについて前回書きました。

自分を振り返ってみましょう。

  • いつ、自発的に行動できましたか?
  • どこで、自発的に行動できましたか?
  • 誰といる時に、自発的に行動できましたか?
  • 何をしている時に、自発的に行動できましたか?

生まれてきた時は、好きなことしかしませんでした。

幼い頃、親から言われたことをやることが増えていきます。
学校に通うと、自動的に教育を与えられます。
会社に行くと、与えられた仕事をやっていきます。

自分がやりたいかどうか関係なく、やらされる経験をしたことがないでしょうか?

  • 野菜を食べなさい!
  • 勉強しなさい!
  • 漢字を覚えなさい!
  • 九九ができるようになりなさい!
  • グランド10週走りなさい!
  • 公式を覚えなさい!
  • この仕事やりなさい!
  • 掃除しなさい!
  • お茶をくみなさい!

などなど・・・理不尽だと思いながらもやった経験はないでしょうか?

僕たちは、自発的に行動するよりも、誰かに指示された行動をすることの多いのです。
それは言葉で言われるものもあれば、暗黙の了解としてやらなければならないものもあります。

  • 男らしくしなさい!
  • 女らしくしなさい!
  • 子供らしくしなさい!
  • 常識に従いなさい!
  • 当たり前なことをしなさい!
  • 自分で考えなさい!

とかね。

「自分で考えなさい」は一見良いように思えるんだけど、自分で考えろと言っておきながら、正解がある場合があるのよ。クイズのように正しい答えを言わないと怒られるという理不尽さ。
「自分の頭で私の納得する答えを言いなさい!」というのが正しい日本語。
これも自発性を奪う行為ですね。

言われたからやる。

このことが子供の頃から訓練させれているので、いきなり大人になって、「自発的になれ」と言われてもできないんですよね。

慣れていないからできないのです。

ということは、慣れさえすればできるようになります。

その時に鍵を握るのは「好きなことをする」ということです。
「遊び」と言っても良いかもしれません。

  • 寝食を忘れてやってしまうこと
  • 時間があればついついしちゃうこと
  • お金を使っちゃうこと

そんなことは好きなことだし、気づいたらやっていることって、自発的にやっていることです。

遊びが自発性を取り戻す鍵となっています。

僕が今まで聞いてすごいなと思ったのは、何もしないキャンプです。
子供達に向けなんだけど、1週間、何もしないの。
ご飯作りも自分たちでやるんだけど、大人は遊びを提供しないの。
しかも、大人は大人で楽しんだりしていて、良いもの食って酒飲んだりしているのをみて、いいなぁと言われたら、「大人になってから自分でやりなさい」と言われちゃうんだよね。
もちろん、キャンプ教育のプロたちだから、安全管理はしているのだけど、基本は野放し。
はじめは「暇!」「つまらない」「帰りたい」とかブーイングなんだって。
その時期を超えると、自分たちで遊びを創り出して遊ぶんだって。

「暇」ということが「創造性」につながるのです。
暇には耐えられないから遊びを創りだすのが人間が持っている本能じゃないのかな。

与えられたことをするのではなく、自分ですることを創りだすのです。

これが自発性ということ。

よくセッションで行われるやりとりで

自分のために時間を作ってね。」
「暇なんか作れないよ」

というものがあります。
これ自分の創造性の否定ですから。

時間は作るからできるのです。

家庭に問題があって、仕事もして、本当に時間を作るのが難しい人もいたんだけど、「帰りの車の中で好きな歌を歌います」と自発的な行為を選択したら、今ではちゃんと自分の時間を作って遊べるようになりました。

時間は科学的には、幻想らしいですし。
記憶があるから時間という概念があるだけみたいですよ。
楽しい時にはあっという間に過ぎるし、つまんない時にはなかなか時間は進みません。
集中しすぎて2時間くらい経っちゃったと思ったら10分しか時計が進んでいなかったり。
時間は心理的に伸び縮みするようです。

遊ぶことは、自発的に行動するための訓練です。
だから仕事だけじゃなく遊びも必要なんです。

「よく学び、よく遊べ」といいますが、「よく働き、よく遊べ」も大事なんですよ。

好きなことを仕事にしたい人たちには必須のスキルです。

どうしてもできないという人はセッションを。
ハンモックフルネスも基本この考え方をベースにしています。

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自発的に生きるために必要なたったひとつのこと(その1)

好きなことをすることです。

ただ、これが難しかったります。

あなたは、自分の好きを理解できていますか?

ハンバーグが好き、コンピュータが好き、絵を描くのが好き、犬が好き、宇宙が好き、健康が好き、お金が好き、家族が好き、家が好き、文房具が好き、スポーツが好き、ダンスが好き、絵が好き、アウトドアが好き、デザインが好き、工作が好き、テレビが好き、おしゃれが好き、音楽が好き、動画が好き・・・

これは好きなことは好きなんです。
ただ、これは表面的なことなんす。

好きの本質ではないのです。

好きなモノだったり、好きなコトは、好きを見つけるキッカケでしかありません。
ここでいうモノは物理的なものであり、コトは実際に行動することです。
英語でいうと、モノはHaveできることである、コトはDoできることです。

好きの本質は、
モノを持った時に、使った時に、手に入れた時に、感じる感情です。
コトをやろうとした時に、やってる時に、やった後に、感じる感情です。

英語で表現するならば、FeelとかBeになります。

I am Happy !

これが感情です。

HaveやDoよりも、Beが本当の自分の好きなのです。

僕の具体例をだしてみますね。

僕はアウトドアが好きです。
好きなブランドのウェアを着ればテンションが上がるし、
山を歩いているだけで気持ちが良いし、
焚き火でご飯を作って食べるのも好きです。
友達と行くのも楽しいし、一人で行くのも楽しいです。

ここから自分が何が好きかを突き詰めていくのです。

一人で自然の中にいるとホッとするんです。
暑くなったり寒くなったり風が吹いたり雨が降ったり、環境の影響をモロに受けます。
自然の中でのんびりしているイメージがあるかもしれませんが、いそがしいのです。
そして、一歩間違えば命の危険を感じることさえあります。
環境の変化を感じて、どうすればいいのか考え、自分ができることを選択し、実際に行動することが重要になるのです。
こんなことをしていると「生きてる」って実感が湧くのです。

自然の中にいると、自分の内面に向き合うこともあります。
「なんでこんなことしているだろう?」と考えることもあれば、「あの時になんであんなことしちゃったんだろう?」と思いを巡らせることもあります。
自分との対話をすることになります。
自分と対話をしているうちに、自分への理解が深まっていきます。
自分を知ることにつながっていくのです。
「あーそうか!」という気づく瞬間がたまらなく嬉しいのです。

僕にとってアウトドアが好きというのは、「生きてる!」って感じることだし「あーそうか!」って気づくことが喜びなんです。

これを感じるのはアウトドアだけでしょうか?

心理セラピーでもこれを感じるし、演劇でも感じるし、ワークショップでも感じるし、うちのかみさんと一緒にいても感じるし、本を読んでいても感じるのです。

このBeを感じることができるHaveやDoをやれば、Happyなんです。

好きなことをするって、ここまで掘り下げる必要があるんですよ。
そんな自分に気づいているか気づいていないで大きく人生は変わっていきます。

この好きが、自発性にどうつながるのか。

続きます。

この好きを徹底的に知るためのワークショップがソースです。
全人類に受けてもらいたい幸せな人生を歩くための一般教養だと僕は思っています。
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伝説をつくる

自分未来会議というワークショップを開催しています。
そしてその続編としてシーズン2も始まっています。
自分未来会議は7月から毎週水曜日21時から開催予定です。
告知はしばらくお待ち下さい。興味がある方は連絡下さいね。

自分未来会議のテーマのひとつ「伝説をつくる」について確信を得たのでブログを書いてみます。

伝説は起きるものではなく、起こすものなんです。

なぜなら伝説というものは人がつくり、人が語り継いでいくものだから。
これは自然現象ではないのです。
人の意思が関係しています。

伝説をつくるためには条件が必要です。
それは、自発的であること。
自らが感じて、自らが考えて、自らが選択をして、自らが行動することが前提です。
伝説が起きたらいいなと思っている人たちには、伝説は起きません。

伝説が起きたら良いと言うのは、自発的ではなく、受け身の態度です。
依存的な態度と言っても良いかもしれません。

また、伝説を起こすぞという意図を放っても伝説は起きません。
伝説を起こすことを目的にしたら伝説は起きません。
伝説という名の幻想です。

  • 世界に新しい価値観をもたらすこと
  • 自分にしかできないこと
  • 情熱・時間・お金をすべて注ぎ込むような熱中があること。

これが必要だと考えています。

そして、実際に伝説をうむのはキッカケを起こす人がいるんです。
自らが決めて行動する。

バタフライ効果という「北京で蝶が羽ばたくとニュークに雨がふる」という例えで表現されるものです。
遠くかもしれない、小さいことかもしれない。
そんな行動が世界を変える可能性を秘めているんですよね。

伝説を起こすことなんか関係なく、ただ今ここで楽しんでいるんですよ。
伝説を起こす人はね、ワクワクしている感情エネルギーを発しているんです。

歴史に名を残すものだけが伝説じゃないんだ。
誰かの記憶に残るだけでそれは伝説になるのだ。

そんな気づきをえた自分未来会議の出来事でした。

そういえば、ブログを始めた時のニックネームは「7つの豊かさを手に入れた伝説のキャプテン」だった!

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自発的に学ぶと言うこと

高校生に仕事を選びのワークショップを行った。

20年以上前、好きなことを仕事をしようと起業をした。

それからずっとどうしたら好きなことを仕事にできるか研究と実践を続けている。

10代の多感な時期に、知っておいたらその後の人生が変わるのではないかという種を植える。

結論を言うと「好きなことをやろう」ということなのだ。

仕事になるとかならないとか考えるのは後で良い。

もし仕事にならなくても幸せは手に入るのだ。

今の時代は多様性が認められる世界であるし、個人が情報を発信できる。

そのお陰で、どんなことでも仕事にすることは可能なのだ。

時代は変化していく。

しかも年々時間が早くなっているのではないだろうか。

大人の経験や常識が子供には通じないことは当たり前になってきている。

テクノロジーが人間の生活に大きな影響を与えているのだ。

僕の知識や経験が役立つ人ばかりでないことは前提にしている。

一人でも役に立てば嬉しいという気持ちでやっている。

だからといって研究開発を続けることは当たり前のことだ。

それが教育に興味を持っている人の強みだ。

高校生を見ていると、ここに座っているよりも違う学びの方法があるのではないかと考えてしまう。

教育とは義務ではなく権利なので、学ぶ権利をどのように伝えるのかも重要だと思っている。

学校を卒業して勉強嫌いになる人が多いのは事実なのだ。

本来、人間には好奇心という本能がある。

興味があることは知りたいのだ。

・知りたいことを知るということ
・やりたいことをできるようになること

これが勉強することだと思っている。

・やりたくないことをやること
・知りたくないことを知ること

は苦痛でしかない。

やりたいことのために、やりたくないことをすることはある。

これはやりたいことのために必要不可欠であればやるのだ。

それだけ、やりたいことに意味があるのだ。

この学びというものは、自発的なもの。

本人が、知りたい、やりたい、学びたいと思うことが重要なのである。

親や先生が、知ったらいいのでは、やったらいいのでは、学んだらいいのではというものではない。

人は押し付けられると感情的にイヤになってしまうのだ。

この自発的な学びの鍵になるのが、好きなこと。

好きだからやっちゃうというのが自発性をうむ。

この好きなことが見つからないという人もいる。

好きなことを見つめるのは無理だ。

なぜなら、好きなことは出会うことだからだ。

好きなことがないという人は圧倒的に体験が足りていない。

経験をしていないから出会っていないのだ。

言葉を覚える前の赤ちゃんを思い出して欲しい。

彼らは好きなことしかできないのだ。

美味しかったら食べるし、不味かったら吐き出すのだ。

これも好きを知っているということなんだ。

ところが言葉を覚えるとイヤなこともできるようになる。

このイヤなことをすることで弊害が生まれる。

不健全なパターンで自分を不幸にする言動をしてしまうことだ。

これを解除するのも僕の仕事のひとつ。

大人になってから自分の制限を外すのはエネルギーも時間もかかる。

子供達に、好きなことを思いきりやることを伝えた。

仕事になるとかならないととかでなく、自分が好きなことをすること。

子供が好きなことをすることが大事なことなんだ。

そして大人である親も好きなことをすることが重要なんだ。

社会のみんなが好きなことを毎日しているのが理想なんだ。

どうしたら、子供達に自発的な学びの楽しさを伝えられるかな?

ワークショップ後にそんなことを考えた。

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もしも犬に噛まれたら

病院に行ってください。

これが今日の結論です。

病院に行く理由は、動物はどんな病原菌を持っているかわからないから。
感染症対策のためだと思ってください。
大丈夫だと自己判断することないように。

どこの病院に行けばいいのか?何かを受診すればいいのか?
わからない時には専門機関に相談してください。

東京都の場合、医療機関サービスひまわり(TEL:03-5272-0303)に電話をして病院の紹介を受けて下さい。

24時間365日対応しています。

他の地域については、医療機能情報提供制度(医療情報ネット)で連絡先を調べて下さい。

この結論に至った経緯と学んことについて書いておきます。

犬に噛まれた

犬に噛まれる日が来るなんて・・・そんなこと夢にも思っていませんでした。

お店で飼っているいる犬にガブリと左後ろももを噛まれました。
血が出ていたけれど、応急措置をしてもらい、そんなに痛みがなかったので、帰宅。

うちのかみさんに

「犬に噛まれたんだよ」

と呑気に話をして傷を見せたら、

「病院に行った方がいいいんじゃない?」
「血も滲んでいるし、動物は感染症とかあるから」

というアドバイスを受け、これただのケガではないのかもしれないと感じはじめました。

引越しをしたばかりで、かかりつけのお医者さんがいません。
なので、「犬に噛まれた」というキーワードでネットで調べたら、「救急外来ER」を受診せよと書いてあるじゃないですか。

あれっ?これはやばいのか

医療機関サービスに電話

ネットで近所の救急外来がある病院を探すと大きな病院がでてきたので電話をしました。
すると、外来の時間は終わっていたので診療はできないと。

その代わりに医療機関サービス(TEL:03-5272-0303)を教えてもらいました。

ちなみに他地区については厚生省の「医療機能情報提供制度(医療情報ネット)について」でお調べ下さい。

ここに電話をすると、「自動案内」と「オペレーター案内」の2つの選択肢があり、犬に噛まれたという特殊な状況なので、オペレーターの案内を選択。
そして、つながるのを待ちます。

犬に噛まれたと事情を話すと、

  • 応急措置はしたのか?
  • どこに住んでいるのか?
  • 保健所には連絡をしたのか?

という質問を受けました。

  • 水でしっかりと洗うこと。
  • 2件ほど近所の病院を紹介してもらい、電話をかけて受診可能か確認をとること。
  • 保健所の電話も教えてもらいました。

水で洗うことは、病原菌を洗い流すのが目的です。
これを聞いて思ったのは感染症対策が一番重要だということなんです。

感染症というと狂犬病を思い浮かべますが、日本では1956年以降に確認された事例はないです。
つまり狂犬病は日本にはないということです。
狂犬病は発症すると死亡率100%と聞いていたので安心をしました。
犬には予防接種が義務付けられているからなのでしょうね。

ただ犬の口腔内には病原菌がいる場合があり、人間に害を与えるものもあるので、水で洗う、病院に行くということは必ず実行することをオススメします。

電話にでてくれた近所の病院の方も医療機関情報サービスの方もとても優しかったです。
こちらはちょっとパニックになっているので冷静に親切な対応は助かりました。
ありがとうございました。

近所の病院へ

紹介された病院に電話をしたら風邪の症状があるかの問いの後に「今すぐに来て下さい」と。
内科と外科がある病院でした。

GoogleMapを見ながら病院に行き診察をしてもらいます。

普通に混んでいて1時間くらい待ったでしょうか。
特に緊急事態ではないということなんでしょうね。
病院に来たということだけで安心感があります。

傷口を確認して、消毒をしてもらい、抗生物質を塗り、大きなガーゼを貼ってもらい、飲み薬の抗生物質を処方されました。

今の段階ではなんとも言えないということ。
犬の歯が体の組織に刺さって抜けると、すぐに組織が縮まって傷を塞ぎます。
そのせいで歯についていた唾液は体の中に残ってしまうのだそうです。
唾液に含まれるバイキンが悪さをすれば腫れるかもしれない。
経過観察しなければわからないけれど、明日には決着は着くでしょうとのこと。

家に帰って速攻で抗生物質を飲んだことは言うまでもありません。

保健所に連絡

診察後に家に帰った後では保健所の電話受付は終わっていました。

あとは家では安静にするしかないのですね。
頭を洗面所で洗って、体はタオルで拭いて就寝。
不便ですが、今は怪我を悪化させない行動が一番大事です。

翌朝、保健所に電話。

「犬に噛まれた場合は、加害者側の人が電話をするんですよ。」

と教えてもらいました。
なぜなら、犬に予防接種を受けさせているか、また病気がないか検査するためなんだそうです。

ここで気づいたんです。
保健所って感染症対策する組織だということ。
暇なら暇なほど良い仕事のひとつです。

今、保健所が忙しい時期なのに、ここも丁寧に対応していただきました。
ありがとうございます。

で、飼い主さんに連絡を入れて、保健所に電話をしてもらうように伝えました。
すぐに保健所に連絡を入れて下さり、保健所の指示で病院で検査を受け、1週間後の検査結果待ちということになりました。

こういうシステムが確立されているんですね。

メンタルのケア

うちのかみさんは優秀なセラピストです。
なので、一連のことについて話を聞いてもらいました。
いきなり起きたことは、自分の一人で抱え込まずに話すことが重要です。

話をしてわかったことは、自分が思っている以上に自分が傷ついているということ。

体の傷はもちろんなんですが、心も傷も負っているんですよね。

思っていること、感じていること、洗いざらい話をしました。
心が軽くなりますね。感情が楽になるのです。

自分ができること、できないこと、相手に伝えること、など思考も整理しました。

この出来事は誰も悪くないのです。
犬も飼い主も僕も悪者はどこにもいないのです。
悪意があってやったことではないから。

みんなで問題を解決する共同プロジェクトではないかと思っています。
僕にとっては健康をいち早く取り戻すことが最優先です。

怪我をした時のプロによるメンタルのケアもとても重要なことだと実感しました。

再び病院へ

翌日病院に行きました。

「あぁ、こうなったか・・・」

どうなったのでしょうか?
いや、ほんと、何をどうしたら良いのかビックリします。

明日、病院が休みだからどうしようか、明後日はこれるのか、色々と判断を迷われています。
明後日は来れないかもしれない?うーんどうしようかと。

自分で治療する?

という話になりました。

水で洗って、滅菌パットに軟膏を塗り、幹部に貼る。

どうも経過観察が必要なようです。
あんまり良い状態でもないのかなという感じ。

自覚症状はないんですけどね。

運動をしてもいいですか?
ダメだよ。
そんな会話もありました。

病院はなるべく早く行ける日に行くことになりました。
スケジュール調整をして明後日行けるようにしなければ。

自分にできること

怪我をしたということは、怪我を修復するために体はタンパク質を必要とします。
傷を効果的に再生するためにタンパク質という材料を体に入れる必要があります。

なので、肉や卵を食べるのとプロテインを飲んでいます。
その時にミネラルが必要なので海塩をプロテインに入れて飲んでます。

このことはお医者さんに言われたことではありません。
でも、自分が持っている知識や人脈を駆使してできることをしています。

思うように動けないこと、お風呂に入れないこと、病院に通わなくてはならないことが、負担になってます。
たかが怪我、されど怪我だからケアを十分にしないとな。

3回目の受診

スケジュールを調整して病院に行きました。
病院も3回目ともなると通院って大変だなと感じ始めます。

腫れてもいないし、硬くもなっていない。感染症は大丈夫でしょう。
牙が刺さった外傷が治れば終わり。
通院はせずに自分で治療を続けて下さい。
ちゃんと診察を終わらすために1週間後に来て下さい。

という診断をいただきました。
正直ホッとしています。

まだ、血や体液はでているのでちゃんと自分で治療を続け行きます。
患部は温めないほうが良いそうなので、シャワーのみです。

1週間後には完璧に治ったとお墨付きをもらいたいですね。

飼い主さんからの連絡

獣医さんからの結果報告の電話をもらいました。
狂犬病やその他の病気はないと。

正直ほっとしました。
誠実な飼い主さんで良かったです。

4回目の受診

1週間後の治療を終わらせるための受診。

毎日、お風呂はシャワーですませ、傷口はシャワーで洗うだけ。
お医者さんに言われた通りに過ごす優秀な患者さんですね。

傷口もだいぶ良くなっているので、治療は必要ないでしょう。

との見解をいただく。
あとは自然に治っていくだけですね。

飼い主さんからも電話をもらい、治療が終わったことを報告。
あとは話し合いをすることで合意をしました。
双方が納得する形で終わらせたいですね。

さてと、久々にお風呂に入ることが楽しみです。

その後のことはまた追記していきますね。

結論

もしも犬に噛まれたら

  1. 傷口を水で洗って消毒(応急措置)
  2. 病院を受診
  3. 保健所に連絡

この3つの行動をすること。

どの病院に行けば良いのかわからない時には、行政が提供している医療情報ネットを使うこと。
東京都の場合は、医療機関サービスひまわり(TEL:03-5272-0303)に電話することです。

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創造性できない3つの理由

自分未来会議シーズン2というシークレットセミナーを開いています。
他者と対話をするということは自分の創造性を刺激しますね。
その中で気づいたことをシェアします。

現代社会では「創造性が大切」と言われていますが、この創造性が厄介なものです。
クリエイティブであることが大事だと言うということは、クリエイティブでないと言っているということだから。

創造性は2段階でブロックされています。

幼年期に、表現したことを笑われたり馬鹿にされてた経験がひとつ。
子供の時に、人は歌ったり、踊ったり、絵を描いたり、工作したり、ごっこ遊びで無邪気に表現をしています。
自由に創造性を発揮しているんですよね。
これを笑われたりすることで傷つき、2度とやらないと決めてしまったり、自分には才能がないと思い込んだりしてしまいます。

もうひとつは、青年期の経験。
中学や高校の時に起きる強制された教育と仲間の同調圧力です。

義務教育と名前のせいか、勉強はしなければならないものという思い込みがあります。
先生からやらされるものだ思ってしまって、学生が終わった頃には勉強嫌いになってます。
これ世界的な調査が行われていて、日本人の勉強好きは下から数えた方が早いくらいです。

本当は、教育って義務ではなく権利なんです。
「教」という漢字は鞭で叩いて強制する象形文字です。
だから「学ぶ」というほうが適切かもしれません。

やらされるという感覚は、その後の人生にずっとつきまといます。
仕事もやらなければならないものと信じてやっていると、奴隷のように働いてしまいます。
強制労働だと思い込んでいる場合もあるのです。

人は自発的に動いている時に創造性を発揮します。

自分の内なる感覚から行動をすることが大切なんです。
外から強制されてやるものではないのです。
自分の内なる声を聞けという意味はここにあります。

自分のワクワクするような声を聞くことが大事です。
好きなことって誰に言われるわけでもなく、やっちゃうでしょ?
僕がクライアントさんに「遊べ」とアドバイスするのは、自発性を鍛えるためです。
自分がやりたいと思うからこそ、創造的にやることになるのです。
その子なりの工夫と個性の宝庫であるのです。

もうひとつの同調圧力は、個性の真逆です。
周りと同じでなければならないという思い込みです。

思春期を迎えると人は自立するように体や心が変化していきます。
親よりも仲間が大切になっていきます。
自分がどこに属するかということがテーマな年代です。

人と同じでなければならないのは村社会では有効だったかもしれません。
村社会は子供の頃から知り合っている仲間なのでコミュニケーションは必要ないですし、周りと同じようにしていれば何も問題は起きません。

現代は、周りは知らない人ばかりです。

そう言ってしまって良いかと思います。
だからこそ相手にわかってもらうために伝えることや相手を知るために聞くことが重要なのです。

大人になるということは村社会から卒業かもしれません。
同調して一体感を学んだ後は、人と違いを認めて受け入れていくことが重要になります。
それが創造性を発揮する鍵となっています。

違いを認めるって、自分の良いところはもちろん、嫌なところも認めていくということです。
さらにいえば、相手の嫌なところを認めていくことも重要です。
それは自分の嫌なところと同じだから。

個性は個性に過ぎません。
良い悪いということは比較でしかありませんから。
才能という言葉もありますが、これも比較でしかありません。

良い悪いどちらも受け入れることが創造性を発揮するために重要なことのひとつです。

まとめ

創造性を発揮するためには3つの障害を乗り越える必要がある。

  • 幼年期に笑われたことは何か?
  • 青年期にイヤイヤやっていたことは何か?
  • 青年期に周りと同じでなければならないと決めたことは何か?

ここから自由になることが創造性を発揮することに必要不可欠なことです。

解決策のひとつは、自発的に遊ぶことです!

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幸せなダンサーを育てるために

友人のバレエ・コンサルタントである米田ひろみさんが、電子書籍を出版しました。
ダンサーが幸せになることを前提として、バレエのプロフェッショナルを目指すお子さんを持った親御さん向けの冊子です。
とはいえ、指導者の方やダンサーを目指す子供達が読んでも役立つ内容になっています。

彼女は勉強熱心で、フリースタイルに心理学や身体や心の関係性であるキネシオロジーを学びに来てくれたのがキッカケで20年来のお付き合いをさせていただいています。

その時に学んでいたことも本に反映されていて嬉しい気持ちになりました。
年代のこと潜在意識のことを活用されています。

僕自身もずっと教授法や芸術に興味を持っていて、アクティブラーニングや演劇などの表現活動についての情報交換をさせてもらっています。

美について6時間も語っていた記事がコチラです。
たまたまヨーロッパから帰ってきていた現役ダンサーにも話が聞けて有意義な時間でした。

僕は、子供の時に自分が大好きなことに出会ってしまった親御さんにオススメしたいです。

「現実的になれ」という親世代の常識を押し付けるのでなく、しっかりとコミュニケーションを取りながら、やれること・できることを模索してもらいたいと思っています。

好きなことに出会えるって、奇跡のようなものです。
自分が好きだからこそ追求できるし、可能性が開いていくことがあるのです。
好きなことをあきらめて、嫌いなことをやることほど不幸なことはありません。

自分で選んだ道で失敗しても良いのです。
自らが選ぶことに意味があるのですから。

プロのダンサーを極めようする道で挫折しても、違う道が必ずあるのです。
そんなことも書かれています。
ダンサーを目指して、演出家や振り付け家になる人もいるし、治療家になっていく人もいます。
好きなジャンルに関われることも幸せなことです。

もちろん、違う道に行くことも良いでしょう。
好きなことを極めた経験が役に立つことは間違いないです。
物事を実現する道筋って同じようなことですから。

ダンサーって幼少の頃からキャリアがスタートして、早い時期に自立をしていくんですね。
だからこそ、親子の絆が大事になっていくのだなと。

幸せなダンサーを育てるために Kindle版 米田 ひろみ (著)

育てたいのは、バレエで幸せになる人 米田ひろみ HAPPY DANCER PROJECT

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山を開拓したい

友人が10年ぶりにソースワークショップ発見編を再受講してくれました。

「もっと早く再受講をしていればよかった。
 悩んでいたことがすべて解決した。」

という感想をいただきました。

そのワークショップの中で、すべてが妄想からはじまるという話をしました。

脳科学的には、人間は想像したことしか実現することができない。
頭の中にあるものが、頭の外へ飛び出していきます。
自分が心から望むことなしには、現実にはならないのです。

だから、妄想でもいいから夢を語ることは大事です。
実際に人に聞いてもらっても良いし、文字に書いてもどっちでも良いのです。

そんな話をしていて、僕自身の妄想って何かなとふと考えました。

でてきたものは、山を開拓することです。

近年、山に価値がなくなってしまいました。
薪でご飯を炊く時代は終わったので、薪炭林は荒れ放題です。
家を使う木材がコストが安い外国産を使うようになったので、針葉樹の森は荒れ放題です。
特に杉は花粉症の原因となり迷惑な木となってしまいました。

山は人の手が入らなくなり荒れ果てています。

日本の森のほとんどは里山です。
つまり原生林と呼ばれる手付かずの森はありません。
戦前までは、燃料や建材として山は活用されていて、春には山菜があり、秋にはキノコがある宝の山として重宝されていました。

ハイキング道以外の道なき道を歩くようになり、荒れている山をたくさんみてきました。
ちょっともったいないんですよね。

アウトドアブームで山を買って、キャンプをできるように開拓している人も増えていると聞いています。
ただ、それはブームで終わるなら、また放置されることは目に見えています。

遊ぶ場所として山を開拓したい。

さらには、原生林に戻すような、木のための山を作ってみたいという夢が生まれました。
そのために山で遊んで、もっと山と仲良くなり、森林について実践しながら学びたいと思っています。

遊ぶというのは大事なことです。
楽しくなければ持続しませんから。

楽しみながら山について学ぶ学校。
自然に触れることで人生が学べるを深めるような学校。
アウトドアでリトリートできるような場所を作りたいです。

山や森を再生したいな。

誰か一緒にやってくれる人とか、山を貸してくれる人がいないかしら。

そんな妄想をしたのでした。

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