卵かけご飯と朝散歩と森と踊ると@枯れ沢復活&ホタルを飛ばす会(5回目)

蛍の会のあっちゃんから「枯れ沢だけでなく山が見たい」という要望を聞き、朝活をすることになりました。

いつも蛍の会の前に山をブラブラと探検しながら地図を作っています。
ハイカーとして地図読みと道を歩く技術を使って遊んで山と仲良くなるための活動してました。

一部を見るだけでなく全体を見ることで初めてわかることもありますから。

卵かけご飯

高尾でのご飯のオススメはミハラキッチンと聞いて行ってきました。
高尾通の間では美味しいと有名なお店です。

7時の開店と共に入店。そしてお目当ての卵かけご飯を。

削りたての鰹節が美味すぎます。
卵も濃厚で、ご飯もお惣菜も味噌汁も美味しいのです。
丁寧に作られた日本の朝食で大満足。

烏龍茶も丸まった茶葉でスッキリとした飲み口。

ここで2名の人が合流で朝飯を堪能。
まるで合宿の朝みたい。

高尾駅の北口オススメのご飯屋さんです。
https://www.instagram.com/mihara_kitchen/

朝散歩

8時に現地集合で集まりました。
なんと総勢5名もの人が集まりました。

朝日が登り始めて朝露による幻想的な朝からゆっくりと山が目覚めていきます。
それだけで気持ちが良いんですよね。

いつもの活動場所に行かず、とにかく山を上へ上へと歩き小津峠へ。
そして稜線を歩いて全伐された伐採地へ。

いつもは間伐された森の手入れをしているので、全伐された山の土の渇き具合、土がカチカチとなった地表の荒れ具合、大木が倒れてしまっていたりする景色を見て衝撃。

人間としての見晴らしはとてもよく気持ちが良いのですが、地面は荒れてしまって崩れやすく歩きづらいんですよね。

下に見えるのは中学校のプールです。
いつも降りるバス停が見えます。

遠くに見えるは高尾から陣馬への稜線でしょうか。

ちょっと戻って道なき道である尾根を降りました。
キラメキ間伐の木を見ながら、作業道にでます。

さらに降りていくと、この森を管理する森と踊るのズーやんとフジフジが作業する場に遭遇。

重機で作業している姿を初めて見ました。ちょっと感動ものです。

男子にとっての重機はいくつになっても憧れです。

途中、猪の罠にかかってしまった人もいたりしましたが、10時ジャストに蛍の会の集合場所で合流したのでした。

枯れ沢復活&蛍を飛ばす会

午前中は、蛍の会は先ほどのズーやんに呼び出しを受け、共に作業をすることに。
木こりの人らはヘアピンの道を作り、僕らは伐採された木の整理整頓と崩れた土が落ちないようにしがらみ作り。

蛍の会の人たちは、しがらみ造作集団です。

プロフェッショナルの仕事の隣で作業するのは刺激を受けますね。
プロが仕事をしている現場ってカッコ良いのです。

教室で教わるのでなく、現場で共に作業をすることがどれだけ学びになることか。

むちゃくちゃ楽しいです。
仕事も自主的にやれば遊びと同じです。

昼休みは駐車場で。まったりした雰囲気で、あっちゃんによる野点があったり、みどりんによるお灸の会があったりと贅沢な時間を過ごしました。

午後は谷の上でマウンド作り。
植樹をするための土台作りです。

木が木にもたれかかるように倒れていると藪化してしまうようです。
支えている木は横になりながらも上を目指そうとする。
そこに蔓植物がからまり空気が通らない状態になっていくと藪になります。

造園家のイメージで木を切っていたら、面白くなりすぎて、どんどんと木を整えながら道を作ってしまい、気づいたら隣の谷まで道を通してしまいました。

さらに上のほうの藪も整理して上にも上がれるように。

自分の感覚を信じて造作をするって楽しいです。
何が正解で何が間違いかは、きっとないのでしょう。

自分が信じた道を進む。

これほど気持ちが良いことはないんじゃないかな。
目の前のことを淡々としていくことの重要性を感じました。

今後の課題

小津峠から稜線を歩いている時に、広葉樹と針葉樹が混じった斜面の低木がアオキばかりのところがありました。

このアオキをしがらみに変えて地表を多様性を増やしたいなと思ったのでした。

蛍を飛ばす予定の谷流域の全体の環境整備をしたいなと。

今日は最高の1日だったわ。

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ウキグモ+ウンカイとモグのどちらを選ぶかが問題だ@お泊まりシノギング2021

Axesquin主催のお泊まりシノギングに参加してきました。
今年で3回目なので3年もハンモック泊しているのですね。
顔見知りも増えてきてイベントに参加するのも良いものです。

初日

一張り一張りとハンモックとタープが増えていきます
これが僕のお宿。全体が見渡せるところに陣取りました。
森勝ショー。
ロープ講習の間にツエルト張る。採点は0点w
コツは床面の四角から張ります。その時にツエルトにペグを付けてから2本同時に地面に刺します。キレイな4角形を作ります。そしてガイラインは三角を意識してピンと張ります。タープも同じです。キレイな三角をイメージ。
凌ぎ談義。
ボスからは凌ぎについて語り、森勝さんは「東京のシノラーは甘い。地方のシノラー達を見よ」との檄が。

このお泊まりシノギングのイベントは、いわゆるプログラムはゆるゆるです。

普段は一人で山に入ったりする人たちが年に1度集まって談義をするようなイベントなんです。
情報交換の場ですね。ドラクエでいうと酒場みたいなものです。

石井スポーツ西新宿店で買った八ヶ岳の薪はpicogrill85に使い勝手が良かったです。ちょっと割高な980円なり。石井スポーツの店員さんも参加してこんな話を聞きました。「石井スポーツには山のエキスパートの「山屋」と道具のエキスパートの「道具屋」がいるとのこと。お気に入りの店員さんと出会うの大事です。銀座店の凌ブースにはシノギングのエキスパートのhanafusaさんがいます。
鍋を作ったり
鹿肉を焼いたり。
いつもジビエをありがとうございます。美味しゅうございました。
そんなこんなで夜は更けていきます。
僕は昼間に作ったお宿ではなく、抽選で当たったウキグモ+ウンカイをカウボウイスタイル(タープなし、ハンモックだけ)でご就寝。このシステムいいな。ハンモック界のベンツだな。そしてタープがないので目を開けると満点の星空が見えます。この体験は感動的ですよ。

ウキグモとウンカイとモグについて

ハンモックシステムを考える。
Axesquin凌から様々なハンモックシステムが発売されました。
今回のお泊まりシノギングはそのお試しがメインです。

そしたらなんと、ウキグモとウンカイのお試しで当たってました。
当日に知ったのでビックリ。メールが届いていなかったので。

風もないのでカウボウイスタイル(タープなし)。
一番、暖かいとされるアンキルダブルのミノムシ状態で寝る。
足が寒い(これは僕の体質)が快適そのもの。
ツリーストラップはトラベルハンモックライトのだったので調整要らず。

僕のシステム モグ350 とモンベルのもダウンキルト良いのですが、ウキグモ+ウンカイのセットは簡単なのである。何も持っていないなら迷わずウキグモを買ったら良いです。そのくらいの価値がありますね。予算が整いしだいマジで欲しい。他のシステムを色々試しているうちに散財するのは間違いないのでいきなりこのセットがオススメ。まずはウキグモだけでも良いです。

モグを買うと楽しいのは、様々な試行錯誤が楽しめること。
自分の体質、気候などの環境を考慮して工夫ができる。凌ぐことを楽しむことができる。
僕は風を防ぎ汎用性があるハンモックビビィTyvek は購入予定。

凌ぎのバリエーションを楽しむのはモグが1枚上だと思う。

2日目

朝が少しずつ開けていくのも良いですね。ハンモック泊の課題は足の寒さ。一度冷えたら冷たいまんまなんですよね。どなたか良い方法を教えて下さい。今現在、僕の解決方法はハッキンカイロ。
朝ごはんは昨夜の鍋の残りにうどんをぶち込んで。
トンカントンカン音が聞こえてきます。みんな焚き火でご飯を作っています。
昨夜のハンモックシステム(ウキグモ+ウンカイ)
「凌いで候う」授賞式と記念撮影

これが終わり撤収して親の介護へ。

帰り道に地図読み講座森勝チームに出会う。

よき2日間をありがとうございました。

■凌本家のレポート
https://blog.goo.ne.jp/axesquin/e/ccafce58f33ea33e7d8d9b0a27a01ed8

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地図読み入門実践講座ー地図を読み、地形を読み、山を100倍楽しむ方法を開催しました。

地図読み講座を開催しました。

オンラインで座学が90分、簡易コンパスを使った地図読み1日、プレートコンパスを使った地図読み1日、定員2名までの贅沢な講座です。

地図読みはワンツーマンで学ぶのがベストです。多くても2名まで。

なぜなら誰かがいると誰かに頼ってしまい、地図を読まなくなるからです。
何回も地図読みを学んでもできない人は一人で地図を見ながら歩くことをお勧めします。

オンライン座学

1日目は、オンラインでの座学です。

Zoom開催

73枚ものスライドを作りました。
伝えるためには量も重要ですね。

簡易コンパスを使った地図読み講座

2日目は簡易コンパスを使った地図読みです。

簡易コンパスとは、こんなコンパスです。

簡易コンパス

こんなコンパスでも十分に機能します。

道具は使いこなしてこそ価値があるので、初めはこのようなコンパスからスタートするのが良いです。
そしてキーホルダーとしていつでも持ち歩けば、万が一の時にも活躍してくれます。

いつでも北を確認します

尾根歩き中心のバリエーションルートを無事に凌ぎました。

プレートコンパスを使った地図読み講座

3日目は、本格的なプレートコンパスを使った地図読みです。

プレートコンパスはこんなのです。

これを使いこなせると頭を使わなくても良くなるという不思議さがあります。
その分他のことに集中できるようになります。

エンジンが山に落ちてた

自分が進む方向をコンパスが教えてくれるって楽なんですよね。

箸を忘れたら作ればいいのです。

お昼休みはたっぷりとって脳を休ませます。
学習を定着させるには寝たりするのも有効なんですよね。

ハンモック用寝袋のモグ350
鉄塔と地図読みは相性が良い

鉄塔という人工物は現在地を確認するのに便利です。
どこに鉄塔があるかを推測して見つけると嬉しいものなんですよね。

エスプレッソダブルに砂糖をたっぷり入れて

そして、実践したら振り返りをするのが大切です。

実践したら良かったこと、悪かったこと、疑問に思ったこと、気づいたことなどをシェアして学習効率を高めます。

自分が体験したこと、学んだことを言語化していきます。

というような講座が終わりました。

そして、こんな感想をいただきました。

参加者の感想

1)受講のきっかけ

ハンモックポイントを、自分で探せるようになりたかったこと

2)受講して良かったこと

使える技術にしぼってしっかり説明をされたうえで、安心安全に十分な実習を楽しくすることができ、個人指導的な適切なフォローをいただけた事です。

地図読み初心者でも「何とかできるかも」と自信の種が芽吹いた気がします。

3)今後への活かし方

まずは、学んだことを使えるように再度実地練習したうえで、自分のHOMEを歩きながら作っていきたいです。

4)オススメポイント

まぁちゃん自身が、沢山学び、さらにご自身で体験された方なので、その引き出しが多く、それを個人指導に近い形で伝えてもらえるのはまたとない機会だと思います。

UEさん 女性

感想ありがとうございました。

地図読みの場所は、高尾駅や高尾山口駅に集合して高尾山ではない高尾で行います。

参加されたい方はお問い合わせください。

ハンモックフルネス
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ハイカー視点で森を見る時には地図を読む

山に行く時には、多くのハイカーが持っている山と高原地図で調べることはまずありません。
国土地理院の地図を見ながら、歩けそうな所やハンモックが気持ちよさそうな所の目星をつけます。
そして、スーパー地形を見て詳細を調べたりします。

このスーパー地形図から、ホームである高尾山域にある山を見てみます。

国土地理院地図

国土地理院の地図

ハイカーにとって、お馴染みの地図です。
これで歩けるところを探すには山の尾根を探すんですよね。

ちなみ紙地図の登山詳細図では千手尾根として紹介されている道があります。

新版 高尾山 登山詳細図 より

紙地図のメジャーである山と高原地図では、何も書かれていません。

山と高原地図 高尾・陣馬 2021年版より

さて、「スーパー地形」に戻りましょう。

Googleマップ

Googlemap

街にいる時にはいつもお世話になっているGoogleマップ。
山では残念ながら使えないんです。

Google map

Googleマップの衛生写真はとても使えます。
なぜなら植生がわかるから。
どんな山のイメージが湧きやすいです。

Googleマップ(最大拡大)

このサイズにまで拡大をすることができます。

広葉樹の様子もわかるし、針葉樹が間伐されている様子もよくわかります。

国土地理院地図(最大拡大)

ちなみに同じ場所の国土地理院の地図。

このサイズ感でハンモック適地を探したりします。

植生図

(株)エコリス植生図

エコリスの植生図もとても役立ちます。
気持ちが良い場所は、広葉樹の森なので、植生を見れば気持ちが良い所はわかります。

地質図

地質図
地質図V2

地質図もよくわからないながら見ます(笑)
しかも二つのバージョンがあります。
どんな山かイメージができるそうです。

高尾山域は、このような「砂岩優勢砂岩泥岩互層」と呼ばれる地層、つまり砂岩と泥岩の地層なので、急峻な谷はありません。

なので、「山で迷ったら降りずに登れ」という格言がありますが、谷に降りても大丈夫な場合が多いです。
ただし、谷より尾根のほうが歩きやすいところが多いのも実感としてあります。

地質図V2

地質図を縮小すると関東の奥多摩・高尾・丹沢の複雑な地層がわかります。
なぜ、複雑になっているかと言えば、硫黄島の辺りからやってきた伊豆半島が本州にぶつかって押し続けているからなんです。

山域によって雰囲気が違うのは、この地層が違うからなんです。
ということは、自分が好きな山の雰囲気が事前に調べたらわかるのかもしれませんね。

参考として地質について山と渓谷にあったページを紹介。

山と渓谷2022年4月号

古地図

古地図(1894-1915年)

これ全国を測量した最初の地図なんでしょう。

1984年は明治27年。近代化の波の中で測量が行われたのでしょうね。

古地図(1928-1945年)

文字の読み方が右から左ですね。いわゆる戦前の地図です。

古地図(1972-1982)

地図の精度が上がり、カラーになりました。
この時辺りから航空写真から地図を作るようになったのでしょうか。

1988-2008年

この時の地図は紙地図が当たり前だったのですよね。
ちょうどつなぎ目が見えますね。
そして、地図の右上にある採掘場が拡大しているのがわかります。

古地図を見る時に役立つことは、古道を発見することがあるのです。
今は道として描かれていないのだけれど、昔には道があったところを見つけることがあります。
そんなところは歩けたりする可能性があるんですよね
古道歩きが好きな人たちもいます。

空中写真

空中写真(最新)

空中写真も見れます。しかも過去のも。
これも貴重な資料です。

ただ、この最新なんですが、Googleマップの衛生写真のほうが最新なんですよね。
この地図には2019年台風19号の崩落地が写っていないのです。

空中写真の歴史では、右上辺りの採掘場の変化が興味深いです。

空中写真(2004年頃)
空中写真(1988年頃)
空中写真(1984年頃)
空中写真(1979年頃)
空中写真(1974年頃)
空中写真(1961年頃)

この写真を見ていると中学校から小津峠への道は以前からあったのではないかと思います。

写真は文字情報とは違うことが読み取れます。
何か違和感を感じたりしたら詳しく調べたら面白いかもしれません。

ハザードマップ

スーパー地形図では、ハザードマップも見ることができます。
情報量が濃いですね。

土石流

もしかして、あの3面コンクリートで固められた川は土石流の危険性があるため?

でも、コンクリートで固めた方が危険という考え方も土中環境を読むとあるんですよね。

土石流危険渓流
急傾斜地の崩壊
急傾斜地崩壊危険

ハザードマップ的なものは引越しをする時くらいしか見ませんよね。

その土地に興味を持った時に調べると良いのかもしれない情報です。

スーパー地形データ

スーパー地形データ

多分、このアプリの一番の売りはこのスーパー地形データ。
立体で山が見えてわかりやすいですが、ほとんど使ってませんね。
これは国土地理院の地図でこのイメージが湧くからです。
地図初心者ほど使って欲しい機能です。

まとめ

ハイカーとして、地図、コンパス、時計は重要なツールです。
もちろん現地での判断や直感も重要なんですが、客観的な科学的なツールも重要です。

地図からも情報がたくさん読み取れます。

この辺りは、外環自動車道のトンネルがあり、採掘場があり、全伐採地があり、古城があり、大きな土木工事があり、日本の縮図になっているのかもと思いました。

事前調査、事後調査にスーパー地形図オススメです。

GPS機能もあります。

オマケ

ハイカーも登山道を作るイベントがあったりしますね。
これからは、こういうエンターテーメントが増えるかも。

ハイカーズデポでの取り組み
雲ノ平登山道整備プログラム2021
「Trail Experience Tour 2019」アフターリポート

YAMAPでの取り組み
登山道整備のプロから学び、山の楽しみ方を広げる講座が開講!
YAMA LIFE CAMPUS 登山道整備編参加レポ|登山者が山を整備する未来に向けて

登山道を直す 近自然工法

オマケ2

この辺りは多摩川流域です。地図も俯瞰で考えると見えるものが変わります。
流域思考で考えると広い視点が持てるかもしれません。

京浜河川事務所サイトより

備考

ここは林業の方達により山が管理されています。
なのでピンクテープを頼りに歩くと起きる道迷いが起きる可能性があります。

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二人ソロキャンプ@ハンモックフルネス

先日のハンモックフルネスのテレビ取材を受けた振り返り会もかねて開催。

テーマは「二人ソロキャンプ」。

孤独と向き合うことは己と向き合うこと。
でも、対話もしたいという人向けのプログラム。

自分で自分のお世話ができるように最低限のことを伝えます。
できなくて失敗することも大事なこと。
自分の頭で考えてやってみて試行錯誤するのも遊びのひとつ。

誰か経験を積んだトレーナー役の人がいれば、もしも時に安心です。
本当にヤバい時には止めに入りますからね。

やってみる。

これが本当に大事なことなんです。
初心者の時は一瞬ですから。
それを思う存分に楽しまないとね。

今回は写真少なめです。

某駅に不釣り合いな荷物の多い人がいます
ケーブル駅の紅葉も終わりが近づいていますね
神様は葉っぱに埋もれていました。
この季節は熱燗です
まずは肉を焼く。
焚き火フレーバーが隠し味。
(写真提供ありがとうございます)
無添加の美味しいお餅です。
ふくらみ方が違うぜよ
おでんとうどん。
最高のマリアージュ。

メタルマッチ講習会。
サバイバル能力が1上がった。
ベテラン感がある別荘です。
今回ハンモックフルネス初めての方です。
このたたずまい。
良い感じです。

いただいた写真

登山道を凌ぐ
バリエーションルートを凌ぐ

登山道とバリエーションルートの一番の違いは、枯葉のフカフカ度。
登山道は多くの人が歩いているから枯れ葉が踏まれて砕かれています。
バリエーションルートは誰も歩いていないのでフカフカな葉を楽しめます。

一服

テレビ取材の振り返りの気づきは、焚き火もハンモックもハイキングも撮影も準備が8割。

自分がやっていることを言語化しておくこと。
自然にいるとその都度その都度新しい言葉が生まれるんだよね。
どちらも大事にしよう。

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間伐等の森林施業による生物多様性の変化を坂田さんから聴く会に参加してみた

高尾に通い始めて5年。

初めは高尾山の往復からスタートし、ファストパッキングで高尾山から陣馬山を往復するという距離を伸ばして歩いていました。

そして、シノギングに出会い、高尾近郊のほとんど誰も歩かないバリエーションルートを歩きハンモック張ったりウッドストーブで火を焚いたりして遊んでいました。

その時に、倒木だらけだったり、藪化したている放置された山をなんとかしたいなと思っていたら枯れ沢復活&ホタルを飛ばす会に出会いました。これが2ヶ月前のこと。

さらに、この森全体を知りたいと思っていた時に、今回参加した「間伐等の森林施業による生物多様性の変化を坂田さんから聴く会」の話を聞いて気づいたら申し込みをしていました。

本を読んだり、動画を見たりするよりも100倍濃い内容でした。参加して良かったです。

実際の現場でのリアルな話が重要ですね。

その学びをまとめてみようと思います。

多様性のある森へ

結論を言えば、間伐前と間伐後では、生物の多様性の変化が訪れている途中なんだそうです。この間約5年。

目指している森は、多様性のある森。
混合林と呼ばれる針葉樹と広葉樹が混成している森です。
種類は多ければ多いほど良いです。

地面には、苔が生えていたり、草が生えていたり、
木も人間くらいの高さから5メートルくらい、10メートルくらい、それ以上の大木もある森です。

これで大事なのは植林をしたりするのではないということ。
微妙にDNAが違うのでなるべくなら人間の手で植えない。

では、どうすれば良いかというと、環境を整えることです。
倒木を片付けて、土中環境を整え、スギ・ヒノキの森を間伐して、太陽の光や風が森に入るようにすること。

元々あった木が大きく育ったり、鳥が運んできた種から発芽したりするのが良いのだそうです。

特に鳥は、種を食べて種皮を消化して、芽がでやすいようにするそうです。

それが種子にあったフカフカな土に落ちれば、自然と木は育っていくと言うこと。

もちろん、共生ができる木もあれば、淘汰が起きる木もあるでしょう。

それでいいのだそうです。

早く森を再生するためには

草や木をよく観察することです。

ここにいる植物たちの意図を感じるということ。

上に増えたがっているのか、下になのか、右なのか、左なのか。
自分が増えやすいところに広がっていくのです。

どのように植物が増えていくのか想像力を膨らましながら見ることです。

生存戦略のために蔦が伸びたり、種を飛ばしたりするのです。

間伐をどこからやるのが良いかといえば、広葉樹の側からすることです。
つまり境界面から間伐をするということ。

Googlemapでの森の様子

多様性が起きやすいんだそうです。
植物は自分の周りに仲間を増やそうとしますから。

新しく植物が生えた時にも、どこからやってきたのかを想像することは大事なんだそうです。

その他

苔の重要性だったり、菌類との関係だったり、動物との関係だったり、多種多様な話ばかりでした。

生物の多様性を生むには、生物が住みたくなるような森を作れば良いということ。

自分事として考えれば答えが自ずとでてきます。

結局は、居心地が良く、食べものがある環境なんですよ。

不思議とそんな所は人間がいても気持ちが良いところなんです。

でもね、人の気が狂っていると、美しいものを美しく感じられないんです。
そんな人は、元々その土地になかった草木や花を植えちゃったりするんだそうです。
そして生態系が狂っていく。

人は心身が整っていれば、センスが良いはずなんです。
なので、個人個人がストレスなくバランスの取れた生活をするのが大事なのではと。

良き時間をありがとうございました。

オマケ

沢沿いも見たのですが、この場所は春の方がわかりやすいそうです。なぜなら花が咲くから。来春にも同じような会をやるかもしれないそうです。

裏高尾は植生の理想な場所が多いそう。
その視点を持って行ってみよう。もちろん人に会わないマイナールートを。

アオキはしがらみの建材である。(僕の結論)

坂田昌子さんの講演会のyoutubeがありました。
ここで話されていることが森の中でもありました。

関連リンク集

■講師:坂田さんの活動(生物多様性ゆるゆるガイドツアー)
https://takaotreedom.com

■主催:森と踊る
https://www.moritoodoru.co.jp

■枯れ沢を復活&ホタルを飛ばす会
https://note.com/hotaruotobasukai/


高校生に伝えたいメンタルトレーニング

最近、社会人としての経験を伝えるワークショップをしに高校に行っています。

昨年までは、自分の経験を話すことが中心だったのですが、今年になってからは、僕が好きな仕事をしている姿を見せています。

つまり、高校生たちにメンタルトレーニングのセミナーを提供しています。

今時期は生徒たちと触れ合うことは難しいので知識の伝達をしています。
ロールプレイとか実際に体験してもらうようなワーク的なことは控えています。

メンタルトレーニングを行うために大前提を伝えることが一番大事なのかもと思った出来事がありました。
心を整えるためには、身体を整えることが重要だったりします。
心身一如ですから。身体と心はつながっているということこです。

人類の歴史を見れば何が大事かがわかります。
生き残るために「冷え」と「飢え」と戦ってきた歴史があるのです。

冷えないように衣服ができ、住居が発達してきました。
飢えないように食料を収穫することにエネルギーを注いできました。

そうなんです。

メンタルを整えるためには

  1. 身体を温めること
  2. 食べること

この2つがとても重要なのです。
これにもうひとつ足すなら、寝ろなんです。

  1. 寝ること

暖かくしろ、食べろ、寝ろ、この3つです。
まるで、ばあちゃんの知恵みたいな話ですが、これが一番重要だったりします。

1枚暖かい服を羽織ること、男子は飯を女子は甘いものを食べること、そして布団で眠ることなんです。

若い時は体力が余りまくっているので、寝ずに遊んだりするけれど、睡眠時間を確保することは重要です。

メンタルの不調を感じた時には、温める、食べる、寝るを意識して下さい。

もし、暖まらない、食べられない、寝れないという時には体がメッセージを発しているということ。
体の声を聞くということです。
もし、どうしようもないと感じたら専門家に相談することも重要です。

基本の話と話を聞くことの2本立てのミニセミナーを構築しようと目論んでいます。

一生役立つ知恵を伝えようと思います。

そこにちょっと自分の経験してきた過程を伝えたらエピソード記憶としても残るかなと。

おばあちゃんの知恵みたいな話は実は重要なんだなと思ったり。
これが文化の継承ということなのかもしれません。

<自分を知るためのワークショップ>

■ソース・ワークショップ
自分の本当にやりたいことを見つけ、実践したい方のために。
https://www.asobilife.com

■自分未来会議
https://www.yoriyoku.com/jmk.html

<メンタルトレーニングプログラム>

■対面による個人セッション
自分自身をストレスを外して望む未来を手に入れるための対面でのセッションです。
筋反射テストを使って無意識や潜在意識の情報を意識とつなぎます。
https://www.yoriyoku.com

■zoomを使った個人セッション。
カウンセリングとストレスマネージメント技術を提供しています
https://www.yoriyoku.com/zoomSession.html

<野外プログラム>

■ハンモックフルネス
山の中でハンモックを使ったマインドフルネス・ワークショップ
https://www.hammockfullness.com


言語化するのは良いことなのか?

OBSの冒険教育指導者養成講座JALTに参加したことがある。
これはアウトドアでの登山、ロッククライミング、沢登り、カヤック、自転車などのアクティビティを教育に使ったプログラム。
自然の中での冒険をより研修に使いやすく施設を使って冒険体験をできるようにしたというプロジェクトアドベンチャー。

以前から体験したかったプロジェクトアドベンチャーを体験してきました。
僕が探検しているフィールドである高尾で行われました。
高尾の森わくわくビレッジが会場という。
ここは都の施設であり、元々高校を改修して作られたそうだ。

座学ではなく体験から学びを深めるというプログラムでよく言われているのが、体験したことを言葉にしようということ、つまり言語化するということです。

家族セラピーであるファミリーコンステレーションでは、体験したことをすぐに言語化はするなと言われています。
言語化することで感じたことが考えに変わってしまうことは避けたいということ。
人は理解したと思った途端に感じる続けることをやめてしまうから。
つまり、現実ではなく空想の世界になってしまうということ。
感じるというのは今ここにいることで、考えるというのは頭の中にいるということだから。

プロジェクトアドベンチャーを受けて自分が思ったことは、自分が体験したことを言語化することは、自分への理解と他者への伝達の二つの意味があるんだなということ。

他者の振りを真似て、自分が経験して気づいたことを、言語化して他者にに伝える。

これは学習のプロセスと同じことですね。
言語化するというのは学習と同じことなんです。

なので、言語化をしようというよりも、自然と言語化されることが重要なのではないかと思ったのです。

なんでもかんでも言語化するのが良いのではなく、自分の中で熟成する時間も重要なんだとということがわかりました。

こうやって、ブログに書くこと自体も言語化です。
言葉を紡ぎながら体験したことを振り返っています。
そして振り返るために違う言語にも変わっていく。
それが一般化と呼ばれるものになっているのだと気づきました。

一般化というのは、応用可能な知恵だということ。

  1. 人の真似をする。(真似るは学ぶ原型)
  2. 自分で試行錯誤する(できるようになるまで繰り返す)
  3. できるようになったことを言語化する(学びを伝える)

この3つのプロセスが学習体験に必要なステップなんですね。
3つをやってはじめて「わかった」という知恵になるということです。

改めて体験学習の良さを体験することができました。

ありがとうございます。

<野外プログラム>

■ハンモックフルネス
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地図読みで別荘探し@シノギングに参加してみた

凌イベントに参加してきました。
シノギングイベントは人気で募集がかかってすぐに満席になります。
初イベント参加に参加したのが2019年3月。
3年弱ほどお世話になったので、基本は学べたと思っています。
なので一旦シノギングイベントはいったん卒業しようかなと。
ふとそんなことを思いました。

初めての皆さんが参加したほうが学びは大きいですから。

お泊まりシノギングと超シノギングは行きたいな。

11月の高尾山口駅は人だらけ。
99.9%の人は高尾山に行きます。
僕らは南高尾へ。

地図読みから別荘探しのコツは3つ

  1. ゆるやかな所(等高線が疎)
  2. 広葉樹(◯_ こんな地図記号)
  3. 南斜面(暖かいは正義)

ストレートハイクとは

なぜか別荘から別荘に王道のルートではなくショートカットするためにストレートハイクをすることに。

ストレートハイクとは

  1. 地形図で
  2. 現在地を確認し
  3. 目的地を設定し
  4. その方向を知り
  5. 地図を見ずに
  6. コンパスの方向性を頼りに
  7. 直線的に歩く

というもの。

途中に谷があろうが、山があろうが関係なくまっすぐに進みます。

道がなくても急斜面でも降りるのです。

そう、かなり凌ぐことを強いられる遊びです。

人は歩きやすいところを歩くので、まっすぐコンパスを信じて歩くのは難しいのです。
今回も先頭集団は方向よりも尾根筋を降りてしまっている人もいたりしたから。
ストレートハイクは、いかに自分の感覚が信じられないかを知る練習でもありました。
自分の感覚(文学)ではなくコンパスの方向(科学)を信じるが大事だということ。

他の参加者についていくのではなく、コンパスを信じて歩くこと大事ですね。
なぜ集団が遭難するかがわかった気がしました。

登山に必要なマルチツールは一択

マルチツールを森勝さんが紹介していたブログの実践編。

登山ではマルチツールは今の道具なら必要ないということ。
昔ならファスナーが噛んだりした時にプライヤーが便利だった。

でも、どうしても使いたい時があるので持っていれば良いのは一番小さい子一択だそうです。

LEATHERMAN マルチツール SQUIRT PS4

56.4gなので持ってもいいかなという感じ。
針金とか使う可能性があるなら持っていくと便利そうです。

マルチツールはロマンが詰まってますね。

映像

実際の内容をダイジェストで動画に。
コンパクトに編集しています。

決して笑ってはいけない記念写真

今回も楽しかった1日でした。
ありがとうございました。

■凌ぎ手記 (主催のAxesquin凌ブログ)
https://blog.goo.ne.jp/axesquin/e/d8f49b72e8bcc263f3e8bce068869294

<野外プログラム>

■ハンモックフルネス
山の中でハンモックを使ったマインドフルネス・ワークショップ
https://www.yoriyoku.com/tankentai/hammockfullness.html

<自分を知るためのワークショップ>

■ソース・ワークショップ
自分の本当にやりたいことを見つけ、実践したい方のために。
https://www.asobilife.com

■自分未来会議
https://www.yoriyoku.com/jmk.html

<メンタルトレーニングプログラム>

■対面による個人セッション
自分自身をストレスを外して望む未来を手に入れるための対面でのセッションです。
筋反射テストを使って無意識や潜在意識の情報を意識とつなぎます。
https://www.yoriyoku.com

■zoomを使った個人セッション。
カウンセリングとストレスマネージメント技術を提供しています
https://www.yoriyoku.com/zoomSession.html


SDGsは正義か悪か?

  • SDGsは金儲けの手段だ
  • SDGsは環境に良くない
  • 企業はSDGsをやっているフリをしているだけ

そんな声を立て続けに聞きました。

僕自身は、SDGsという持続可能な開発目標は、何事も持続していくものなんだし可能っていったいなんなんだ、思っている人でした。

持続可能な開発目標とは17個あり、169個もの開発目標があるものです。
あまりにも膨大すぎる数に圧倒されます。

詳細はWikipediaなんかを見るとわかります。
自分自身の目標設定のやり方が上手くなるような気がします。
良いお手本としても読めます。

「世界を良くしよう!」

これに反対する人はいないと思います。
ただ、現実には、経済的、政治的、宗教的、文化的な価値観がみんな違うので、方法論が違ってきます。

日本での常識は世界では全く違うというものもあります。
例えば、学校の校則なんかは米国では人権侵害ではないのかと言われたりしています。

人と人が信じている世界観が違っていたり利害関係があったりするとと話は揉めます。

人と人のコミュニケーションが難しいように、国と国の関係性はもっと複雑になっていきます。

こんな時に、ボランティアを地道に続けているメンターの言葉を思い出します。

「自分が楽しいからやっているのです。」

良きことをしているという信念があってやっているのではありません。
信念って良い面もあるのですが、自分が正しい/相手が間違っているという構造を生み出しやすくもあります。

自分も正しい・相手も正しいということであり、相手の考えには同意をできないけれど相手のことを受け入れ尊重はするということはできるのです。

メンターはただ淡々と自分ができることをしているのです。

物事にはメリット・デメリットの両方の面が必ず存在します。
ポジティブな面があれば、ネガティブな面もあるのです。
それを受け入れることができるのかが重要なんですね。

対立している人たちと対話を続けることが重要なのでしょう。
ただ対話する時には、お互いの考え方が変わっても良いという前提が必要です。
自分の正しさだけを主張するのはディベートですから。

ディベート目的の人も世の中にはいます。
この人たちからは逃げても良いと僕は思っています。

自分が世界を良きところにしようということについて考える時にとても役立つ指標だと思っています。

そして考えているだけでなく、自分ができることを行動に移していくのです。

この時に他者を攻撃したくなったら、何かがズレているのです。
その時には行動を変えていく。

自分が楽しいとか、美しいとか、五感を研ぎ澄ませば見えてくるのではないかと思っているのです。

<自分を知るためのワークショップ>

■ソース・ワークショップ
自分の本当にやりたいことを見つけ、実践したい方のために。
https://www.asobilife.com

■自分未来会議
https://www.yoriyoku.com/jmk.html

<メンタルトレーニングプログラム>

■対面による個人セッション
自分自身をストレスを外して望む未来を手に入れるための対面でのセッションです。
筋反射テストを使って無意識や潜在意識の情報を意識とつなぎます。
https://www.yoriyoku.com

■zoomを使った個人セッション。
カウンセリングとストレスマネージメント技術を提供しています
https://www.yoriyoku.com/zoomSession.html

<野外プログラム>

■ハンモックフルネス
山の中でハンモックを使ったマインドフルネス・ワークショップ
https://www.yoriyoku.com/tankentai/hammockfullness.html