様々なワークショップに参加したり、開催したりして得た気づきがあります。
これがなければワークショップとして成り立たないと僕が思うことがたったひとつだけあります。
それは、オープニングサークルとクロージングサークルがあるということ。
チェックイン・チェックアウトというところもありますね。
これらはシェアする場があるということ。
自分の感じたことや気づいたことを話す場があるということです。
オープニングサークルは、主に自己紹介が行われます。
名前、呼ばれたい名前、参加した目的などが語られます。
クロージングサークルは、今日の感想、気づき、得たことなどが語られます。
サークルというだけあって、円になって行われます。
これは対等性を表しています。
誰もが先生であり、誰もが生徒であるともいえるし、誰もが先生ではなく、生徒でもないともいえます。
この時に大切なことは、発言する人以外は、黙って話を聞くということです。
時々あるパターンがあります。
友人を連れて来た人が、友人の紹介をしちゃうの。
これ友人を尊重していないことにつながっています。
私が連れて来てあげたんだからねという幼い自己主張です。
そして友人を支配しているのは私ですというコントロールです。
話をした人に質問しちゃう人もいます。
質問とはコントロールです。
あなたは、私が聞きたい話をしなさいよという表現でもあります。
親が子に対して話を促すのも同じです。
子供は親のご機嫌取りのような発言しかしません。
自分の意見ではなく親が気に入るような意見をいう子供がほとんどです。
だって、正直に話をしても聞いてくれないからね。
オープニングサークルやクロージングサークルは、自己表現の場なんです。
本来は誰の介入も許してはいけないものなのです。
唯一許されているのはファシリテーターの存在です。
全体を見て必要なら介入するのがファシリテーターの役割ですから。
全体が円滑に回るためにはルールはある程度必要なのです。
ワークショップの質を決めるのはファシリテーターの介入ですが、これは少なければ少ないほど良い場になることが多いです。
僕がワークショップに初めて触れたのは、心理セラピーを学んだ時のこと。
まず最初に今の気持ちを話し、最後にも自分の感じたことを話す場がありました。
そして、技術を学んで試した後も、みんな輪になって感じたことや気づいたことをシェアします。
これは、知識の共有体験となり、学びが深くなる要因でした。
一人の気づきが全体の気づきに変わる時があるのです。
誰もが師になることがわかった瞬間でもありました。
もちろん、良い話もあれば悪い話もあります。
場を明るくする話もあれば、暗くする話もあります。
どちらをシェアしてもいいのです。
なんでも言える場というのは、安全な場だということですから。
やることはシンプルです。
話す人だけが話す、残りに人たちはただ聞くということです。
言うは易し、行うは難しかもしれません。
オープニングサークルとクロージングサークルがあるだけで、その場の質が上がり、みんなの満足度も上がります。
<自分を知るためのワークショップ>
■ソース・ワークショップ
自分の本当にやりたいことを見つけたい人へ。
https://www.asobilife.com
■自分未来会議
https://www.yoriyoku.com/jmk.html
<メンタルトレーニングプログラム>
■対面による個人セッション
自分自身をストレスを外して望む未来を手に入れるための対面でのセッションです。
筋反射テストを使って無意識や潜在意識の情報を意識とつなぎます。
https://www.yoriyoku.com
■zoomを使った個人セッション。
カウンセリングとストレスマネージメント技術を提供しています
https://www.yoriyoku.com/zoomSession.html
<野外プログラム>
■ハンモックフルネス
山の中でハンモックを使ったマインドフルネス・ワークショップ
https://www.yoriyoku.com/tankentai/hammockfullness.html
■ハンモックフルネス番外編ハンモックハイキング
https://www.yoriyoku.com/tankentai/hammockhiking.html