親子の「もつれ」は、続いていくのか

親子関係は複雑で奇妙で興味深い。

心理セラピーの現場で、様々な親子関係を見てきた。

すべての人間関係の源は親子関係にあるし、自分の人生に大きな影響を与えているのも親なのだ。

自分が親にしてもらったことを自分の子供にしてみたり、そっくり親のマネをしていたり、気づいていない癖までも同じだったりすることがある。

時には、同じ年齢で就職して、同じ年齢で結婚して、同じ年齢で子供を産み、同じ年齢で離婚したということもある。

この人は、親のマネをしていると気づき、手放すことで、その後は自分自身の人生を歩んだそうだ。

「もつれ」は「ほどけ」ば良いのだ。

これは自分自身を見つめることが必要です。
これは簡単な行為ではないかもしれません。
プロの手助けがあるのが良いことです。

親子関係はできれば修復したほうが良い。
この時に生きているとか死んでいるとか関係ない。
自分の中にいる父親や自分の中にいる母親がテーマになるからだ。

幼い頃は依存的で親のことが大好きだ。それが成長するにつれて、親から自立をするために、親のことを嫌いになることがある。
一度嫌いになったからといって、また好きになっても良いのです。

恥ずかしさもあるかもしれないから、好きとまではいかないまでも、受け入れることができれば良いし、尊重することができれば最高だ。

幸せに見えている親子関係も実情は違うこともあるのだ。

そんなことを思った週末だった。

ぼくんちは、色々とありますが、なかなかに良い親子関係になれたと思う。

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子供たちからのフィードバック@高校でのワークショップから

断捨離祭りをしました。その時に昨年、高校で行った心理学ワークショップの感想がでてきました。改めて1枚1枚感想を見ていると嬉しいものがあります。

感想が厚い!

感想で一番多いのは「わかりやすかった」ということ。次が「早速やってみます」、三番目は「好きなことを追求します」という結果だった。

メンターからの「人に伝える時は、小学校5年生にわかるようにしなさい。そうすれば誰もが理解できるから」という教えを守っているからかもしれない。僕自身がこの位に噛み砕かないと理解できないからという理由もある。

短い時間ながら、「メンタルを整えるために重要な3つのこと」「これができればカウンセラーになれる3つのこと」「進路を決める時に大事な3つのこと」「僕自身の高校生の時に思っていたこと、やったこと」というものを詰め込んでいる。

実際に書いてみるとこんなに濃い内容になってます。どんな進路に進もうとも必要なスキルを伝えることを目的にしています。健康を整えること、話を聴くこと、夢を叶える方法、それを自分の体験も踏まえて話をするので物語としてもつながるものになっています。

高校生がよく知る大人って、親と教師だけだと言われています。なので、その二者とは違う第三の大人の存在が必要になります。多様性がある世の中で、多くの大人と接する経験そのものが重要です。

感想ありがとう!

何を話せばいいのかを考えると、高校生の時の自分に対して、自分が好きで追求して仕事としてやっていることを伝えることが大事ですね。

どんな大人も子供たちに伝えることはあります。それを言語化しておくと良いかもしれません。自分自身のためになるし、そこに生まれてきた意味があるかもしれません。

このようなワークショップを高校生に提供したい。そんな主催者の方はご連絡下さい。打ち合わせの上、最適な形で開催しましょう。

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コミュニケーション下手の克服方法

会社員勤めをしている頃から読んでいたWebサイトがある。
それは山田ズーニーさんの大人の小論文だ。

起業するに辺り、人に伝えることが重要だと思ってたから読み始めたような気がしているがもう20年以上前のことなのでよく覚えていない。たまに感想を送ったりワークショップに行ったりもしたが、今はtwiterでちょっと書くことが多い。

コミュニケーションについて書かれていたのでリツートした。

ここで書いたことも起業前に聞いて衝撃を受けて今でも覚えていること。
これについて書いてみる。
書くときにわかりやすくするために4つに分けます。
ちなみに、知る・伝える・動くという3つのステップで僕は覚えています。

  1. 自分のやりたいことを知り
  2. それを周りに伝えて
  3. 周りの反応がどうでもあろうとも
  4. 自分が行動していく。

1.自分のやりたいことを知り

これが一番難しいことかもしれません。

顕在意識でわかっていることもあるんだけど、潜在意識や無意識に閉じ込めているものもありますから。

自分がわかっているようで、一番わかっていないのが自分ということは、セラピーの仕事ワークショップを通じて自分も含めた多くの人を見てきて実感が増しています。

自分のことを一番知らないのが自分自身で、自分を知ることが人生の目的ではないかと思っているのです。自分を知る行為は、冒険や謎解きの要素が含まれているのでワクワクする体験です。

実際に文章も書きながら、自分が書きたいことはこれなんだと驚きながら書いていて、一番初めの読者としても楽しんでいます。

自分がやりたいことを忘れちゃっているのは、やらねばならないと思い込んでいることがあるからです。

「やりたいこと」よりも「やらねばならぬこと」のほうを覚えているのが人間というものです。

自分がやりたいことを知るというのは、自分自身との対話とも言えることです。

自分自身に正直になるってこれが難しい。
正直になることが一番楽でもあるんですが、これは興味深いことです。

2.それを周りに伝えて

自分がやりたいことがわかったら、周りの人たちに伝えることです。

これがいわゆるコミュニケーションです。

自分一人でやれば良いものもありますが、一緒に暮らしている人からしたらビックリしちゃうこともありますから、周りの人に伝えることは重要です。

一人でできないことを助けてもらったり、どうやっていいのかわからない時に教えてもらったり、何かしらのヒントをもらえることもあります。

また、人に話をすることで、自分が本当にやりたいことかも見えてきます。
他人に話せば話すほど自分のやりたいことも解像度があがってきます。
誰に話すかで話す内容も変わっていきますし、質問を受けたりして答えることで、よりやりたいことが鮮明になっていくことがあります。

周りの人に「言う」のと「伝わる」のが違うこともわかったりします。
ズーニーさんの大人小論文はこの「伝わる」を大事にしているコラムです。

本心から話をすると伝わったりするんですよね。
これが照れていたり、嘘をついていることは伝わらなかったりするんですよね。

また、嘘をついていると自分自身が苦しくなったりするですよね。
自分自身に正直であるかどうかのリトマス試験紙の役割が人に伝える時に起きたりします。

3.周りの反応がどうでもあろうとも

何かをすれば、何かが起きます。これを反応と呼びます。

例えば、「こんにちは」と挨拶をすれば「こんにちは」と挨拶を返してくれる。
これは反応です。
また、「こんにちは」と挨拶をして「・・・」という何も返って来ないというのも反応です。

時には邪魔をする人もいたり、関心をしめしてもらえなかったり、無視されたりすることもあるでしょう。

それでも良いのです。いや邪魔する人はよくないか(笑)

意外な人が応援してくれる人になったり、意外な人が邪魔をしたりすることもあるので、人間関係もよくわかるという意味では、周りに伝えたら良いと思います。

人に伝えると色んな反応が起こります。

自分にとってポジティブな反応もあればネガティブな反応もあります。

4.自分が行動していく。

僕はここに衝撃を受けたのです。

誰かに反対されたらやってはいけないと思い込んでいたから。

もちろん親から反対されてもやったことはあったんだけど、どこかで反対されながらやることに罪悪感を感じていたんですよね。

そういえば、昔の彼女に「これやって良い?」と聞いた時に「どう答えてもやるんでしょ」と言われて、穴があったら入りたい気持ちになったことを思い出しました。

そんな僕でも、やりたいことをやりたいと言って反対されることで傷ついていた自分がいたのです。

でもね、実際は、周りの反応はどうでも良いのです。

もちろん、手伝ってくれる人がいて、多くの人を巻き込んでやっていくことが起きれば、それは幸運そのものです。

でも、誰もが反対したとしても、自分の心がイエスなら、やればいいということに勇気をもらいました。

特にこの時期は、会社を辞めて起業をしようとしていた時なので、周りの反応関係なく、自分自身が行動していくことが大切なんだと自分の心が決まった瞬間でした。

まとめ

ここで、やっぱり大切なのではコミュニケーションなんです。

自分でやりたいことをやるというシンプルな形だけではダメなんです。
自分がやりたいことを知り、周りに伝えて、そして自分自身で行動していく。

自分のアイデアを話したらマネされるのではないかと恐れていた時もあったんですが、もしもマネされてもいいんじゃないかと思う自分もいます。だって、世の中がそれでよくなるアイデアがマネされたら世の中がよくなるわけだから。

でもね、そんな心配事は杞憂です。

実際にはマネされないんです。
なぜなら、自分がやりたいことは、自分がやるべきことだから。

みんなお互いが刺激し合って進んでいけば良いのです。

まぁ守ることもね、大人としては大事なことなんですが、それはちょっと傍に置いておきましょう。

  1. 自分のやりたいことを知り
  2. それを周りに伝えて
  3. 周りの反応がどうでもあろうとも
  4. 自分が行動していく。

コミュニケーションはこれで良いと僕は思っています。
つまり2つです。

自分自身とのコミュニケーションと他者とのコミュニケーションです。

話してみる、聞いてみる、やってみる。

コミュニケーション下手を克服するのはシンプルなことだと思えば解決策は見えてきます。

よければ、あなたの話を聞かせてください。下記のコンテンツを利用してくださいね。

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感謝は幸せの源らしいという研究結果が

twitterでこんな記事を見た。

中身を書いておくと

人生に意味をもたらす3つの要素がある

  1. 目標があること
  2. 必要とされていること
  3. 社会とつながっている実感

のほかに新しい要素として

  • 経験的感謝(環境や状況について感謝する気持ち)

が研究によりわかったそうだ。
しかも、この4番目が一番人生に意味をもたらすと感じるという。

近年、幸せという研究がされている。

日本では、幸せとは、海の幸や山の幸が豊富にあることだったそうだ。
物質が豊かでない時代の幸せは、冷えと飢えがない状態が幸せだったのだろう。

よく考えたらこれも環境由来のものですね。

「ありがとう」と言っていれば良い、「ありがとう」を100万回言おう、という考え方もあるけれど、言葉にすることって大事ですよね。

自分が「ありがとう」を言う存在になり、そのうちに周りから「ありがとう」と言われる存在になる。

「ありがとう」を言うためには、周りを観察する必要があるから。
どんな人が言われているのか、何をすれば言われるのか、そんなことを学習すれば良いのだ。
最初はわからないかもしれないけれど、そのうちにわかってくる。

最初は「ありがとう」と言われるために行動をしたのかもしれないけれど、わざわざ「ありがとう」と言われるために行動するのではなく、だんだんと自然なことになってくるのかもしれない。

人との関係性が「ありがとう」で結ばれるのが理想なのではないか。

そんなことを思った。

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人生で大切なものを入れる器、それは身体

人生の目的は何か?

その問いの答えは明確である。

幸せになることだ。

では、何があれば、何をすれば、幸せを感じられるのか?

その答えはひとそれぞれ千差万別。

自分でその答えは見つける必要がある。

仕事?家族?仲間?家?お金?趣味?パートナー?やりがい?遊び?

様々な分野に幸せの鍵は眠っている。

そんな幸せを入れる器が実は重要なのだ。

それは「健康」ということ。

幸せは心が感じるもの。その心が宿っているのが身体です。

身体を器として見立て、その中身を心とする。

器の中に何を入れるのか?

様々な器があるんだけど、人それぞれの器があり、それを健全に保つことが必要だ。

健康が害すると、幸せを感じづらくなる。
仕事、家族、仲間、家、お金、趣味、パートナー、やりがい、遊びなど、最悪はできなくなるし、楽しめなくなったりもする。

今が一番健康なので、これをどれだけ維持向上させるかが鍵となる。
病気だからといって、心まで病む必要はない。
病気を受け入れて人生とやっていくことが重要となる。

年を重ねていくと身体は老いていく。
これには逆らえないんだけど、苦しみも生んだりする。
生老病死は人間の苦しみである四苦と呼ばれている。
ちなみに四苦八苦とは、この生老病死に、愛別離苦、怨憎会苦、求不得苦、五蘊盛苦を足したもの。意味は、なんとなく漢字から想像してみてください。

健康が人生を楽しむために一番重要なのです。

でも、これはね、壊してからでないと気づけなかったりするのです。

健康のためには、睡眠、食事、運動の三要素に、好きなことをするという精神的な要素が加わります。

ということは、好きなことをするために、睡眠、食事、運動をどうすれば良いのか考えれば良いのではと思うわけで。

あーあー♪あああああーあー♪

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科学を勘違いしているんではないか?

最近興味のある分野で言われていることは、「科学ではなく伝統を見直そう」という風潮がある。

科学の力によって自然が破壊されてきたという一面はある。
破壊されたものもあれば、創造されたものもあるのが事実だと思うのですが、科学を悪とみなしている人も多いのです。

科学に対して尊重がないと理工学部の学生時代から感じていて、文系に比べて給料は安いは、感情を揺さぶるような物語で多くの人を動かすは、科学はそれに良いように使われるだけだは、事実よりも真実が大切にされていると感じています。ちなみに、事実は1つであり、真実は人の数だけあるという意味ね。

伝統を見直すのも科学の一つだと僕は思うのです。

進化学は、以前は「強いものが生き残った」という説でしたが、今は「適応したものが生き残った」と言われています。

伝統も同じことが言えて、しょぼいものもいっぱいあったんだろうけれど、今現在に残っているのは、良きものだったのではないかと思うのです。

科学って実際の現象の仕組みを知るための学問です。

事実があって、なぜがあって、それを解明するのが科学。

科学は100%正しいことはなく、専門家が正しいであろうと思われるのもを正しいと考えます。
すべては仮説なんです。仮説を裏付ける研究をしている人がいて、それを発表して専門家に受け入れられるかどうかだけなんです。だからこそ、正しいことが変わるのです。

誠実な科学的な目を持っている人は、「〜だ」と断定的なことは言いません。「可能性がある」という曖昧さを含む表現をします。

でも、話を聞く人たちは断定する人を信じやすい傾向があるのです。

だから、科学って討論みたいな場だと負けちゃうんですよね。
物語には勝てないんです。

論理もそうなんですよ。論理は嘘もつけるんです。

科学って曖昧なんだよ。でもね、現象を観察し続けて、仮説を立てて、実験をしている人がいる。

それは尊重したいなと思うんですよね。

科学的な視点はいつでも持っていたいと思う。
観察と直感はとても大事なことだと思っています。

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アデニウム落ちて鉢が割れて植え替え

突風でアデニウムが落ちました。
鉢が割れたので強制植え替えです。

素焼きの鉢が良いと思ってホームセンターへ。そしたらなんと素焼き鉢がありません。

お店の人に聞いたら、日本では2社しか製造しているところがなく、その1社が倒産した。さらに輸入している鉢も入ってこない。どこでも品薄になっていますよとのこと。

気に入った鉢が見つからなかったので、いつものスリット鉢に。

根っこを盆栽仕立てで見せていたのを隠しました。根腐れしていたところも大丈夫であろうという判断です。

2ヶ月前の写真を見ると葉っぱが茂っていますね。初夏の暑さと風で成長が加速したような気がしています。

元気に育ってもらいたいものです。

■ 他のアデニウムの記事は

実生アデニウム・アラビカム(砂漠のバラ)インデックス」へ


人のためにという罠

人の為に何かをしなさい。

これは正しい言葉のように聞こえます。
実際には正しい言葉なんですよ。

でもね、「人の為に何かをしなければならない」と思っていると苦しくなってきます。

なぜなら、「人のために自分を犠牲にしなければならない」と思っている人が多いから。

「人の為」(ひとのため)と書いて「偽」(いつわり)というように言う人もいます。

先日、森林ボランティアに参加していた時に話題になったのですが、「楽しいからやっているんだよ」という人は本当に楽しそうで幸せに活動しています。

「この活動は自然のためになっているのであろうか」と考えている人たちって、眉間にシワが寄っている人が多いのです。

それで活動を続けていると、「なぜ多くの人は無関心なんだ」ということに腹をたてて、攻撃的になっていく人を多く見てきました。

僕の観察では、このパターンにおちいる人は、無理してやっている人たちに多いと感じています。
なぜ、無理をしているのかといえば、自己肯定感が低いということです。
自分で自分を認めることができないので、他人に認めてもらいたい。
認めてもらうために良いことをしようという思考になっています。

では、どしたら良いのか。

自分が好きなことをやればいいのです。

簡単でしょ(笑)

で、ちょっと大人な思考をすれば、「自分の好きなことを、他の人に分かち合えないかな」と考えることが大切なことになります。

前提として、自分が好きなこと、やりたいことをやるということ。
誰かが喜ぶからやるというのは、自分が好きなことだったり、やりたいことではありません。

人を喜ばすことが好きなんだという人でも、何をするかは、自分が好きなことをするべきなんです。

時々あるパターンは、世のため人のためと言いながらお金をちょろまかしている。
世の中に対しては良いことを言っているのだけれど、裏では全く違うことをやっている。

自分がこれだけ良いことやっているんだから…」という言い訳が生まれるからかもしれません。

関わるかどうかは慎重にしたほうが良いでしょう。

話題がズレました。

自分が好きなことって、自分を幸せにするのです。
その幸せをお裾分けするのが、他人と分かち合うということ。
好きなことで周りの人たちを喜ばすことができないかと考えると、自分のためであり、他人のためにもなるのです。

さらに、一歩抽象的に考えればここに、「社会のため」を入れても良いかもしれません。

順番を間違えるとおかしなかことになりますから、ここは要注意です。

一番大切なのは、自分のためなのです。

自分のため、人のため、社会のため、日本のため、世界のため、地球のため、宇宙のため???

抽象度を上げて考えてみるのも良いかもしれません。

今、している活動はどうなっているでしょうか?

もしも、自分のためがわからない人には、ソースワークショップがオススメです。

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社長の仕事と社員の仕事

「自分らしく起業しよう」というコンセプトでコンサルタントをしています。
心理面のサポートを中心に、考え方や物の見方について伝えたり、対話をすることで新しいアイデアが生まれたり解決策を発見するお手伝いをしています。

いわゆる経営者の「壁打ち」みたいな感じで、自分の中にある答えに辿り着くために僕のことを使っていただいています。

もちろん、今までの経験で役立つようなことは伝えています。

僕自身も会社員から起業したことで、一番大変だったことは、会社員から経営者としての考え方、カッコよく言えばマインドセットを変えることに時間がかかったことです。

会社員脳と経営者脳というくらいに、仕事が全くj違うのです。

「社長と社員」という関係性は「親子」だったり時には「夫婦」という関係性にも当てはまることがあります。

心理学的に言えば「与える側」と「受け取る側」で感じ方や考え方が違うということなのです。

社長の仕事は、選ぶことです。何をして、何をしないかを決めるのが仕事です。

もしも選べないと思っているならば、選べるようになるために心理セラピーを使って、選べなくしている原因を根本から取り除きます。これは罠のようで様々に張り巡らせているので時間がかかることもありますが、選べるようになることは可能です。

社員の仕事は、実際の仕事をすることです。与えられた仕事をする場合もあれば、自発的にやる仕事もあるでしょう。基本的には与えられた仕事をやることが多いでしょう。

この与えられた仕事をやるというのが社員の仕事なんです。
この仕事は与えられるものだと考え方が、社長になる時に邪魔になるのです。

  • 仕事とは誰かが与えてくれるものだ。
  • 仕事とは社会が与えてくれるものだ。
  • 仕事とは空から降ってくるものだ。

仕事は自分で創るという考え方が社長には必要になります。

少なくとも僕が見てきた好きなことを仕事をしている人たち、生き生きと仕事をしている人たちの共通点はここなんですよね。

仕事は自分で選ぶということです。
何をして何をしないかを決断することです。
自発的にことを起こすのが起業なんです。

これがわかるのに時間がかかったなぁと自分の過去を振り返っています。

僕が提供しているサービスは過去の自分のためかもしれません。
「こんなのがあったらいいな」と探し求めていたことでしたから。

「人生の主人公は自分自身」という考え方が重要です。

「やらされるんじゃないんだ。やるんだよ。」

そんなことを言ってくれた先輩のことを思い出しました。

■好きで起業コンサルティング
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沢に風を通せ

枯れ沢復活&ホタルを飛ばす会で、八王子にある恩方の森を訪れました。
ひとりで山と向き合ったり、沢の源頭部までつめたり、とても充実した1日を過ごしました。

朝会

ホタルの会の前に、朝イチから森に入る朝会なるものを企画してやってます。
森って、昼よりも朝の方が気持ちが良いのです。
森の空気と水が動いているのです。霧がでたりしてます。ちょっと幻想的です。そのせいか鳥もよく鳴くんですよね。

今回の朝会は「ソロ」をやりました。

ソロとは冒険教育のプログラムのひとつで、一人で自然の中で過ごすことです。
目的は、自然と対話することであり、自分自身との対話、つまり自分を振り返る時間を味わい尽くすということです。

人は日常生活で五感を閉じて生活をしています。
見えなくし、聞こえなくし、感じなくして生きています。
一人で自然の中に身をおくと、この五感が開放されていきます。

見えていないものが見えてきて、聞こえなかったものが聞こえてきて、感じていなかったことを感じられるようになります。

例えば、風に揺れる木々のひとつひとつが見えてきたり、鳥の鳴き声が聞こえてきたり、風にふくまれる湿度を感じることができるようになっていきます。

参加者4人が、適当に自分が気になる所にいき、静かに過ごす、じっと座っていても良いし、造作をしても良いというルールでスタート。
1時間後に感じたことをシェアするということをしました。

人ぞれぞれ感受性が違い、課題設定も違い、解決方法も違うんですよね。

改めてそんなことを思い、思いついたことは、あくまでも科学的には仮説であり、実際にやってみて、数年後、数十年後に検証してみないと答えはわかりません。
だからこそ答えはないし、世の中はやってみないとわからないことだらけなんですよね。

僕の気づきは、明日は大雨の予報。
雨の流れを想像して、人間がちょっとしたキッカケを作ることが重要。
人力では無理なので、自然の力をどれだけ活用するかという視点を持ち造作をしようということ。

そして、ブログを書いている造作をした翌日の東京は大雨であり、風がかなり吹いています。まるで嵐のよう。ねらい通りです。

現在の天気予測

沢の藪をはらえ

朝会を終えて枯れ沢復活&ホタルの会。

集合地に小学生の軍団が現れてビックリ。
どうも森で自由に1日を過ごすことを毎週行っている子どもたち。
自由人たちに暮らしやすい社会になるといいなと思う。

朝のチェックインをすませて、精鋭3名が「風組」と称して五ノ沢へ。

風組には意味を込めて名付けました。
宇宙を構成する4つの要素があると古代ギリシアでは考えられていました。その4つとは、地・風・火・水の元素です。
沢の藪をはらって風通しを良くするのが目的なので風組と名付けました。

四ノ沢、五ノ沢の入り口は、枯れ沢ですね(分岐から)

午前中は「藪をはらって風を通す」という意図でスタート。

以前の朝活でつめた四ノ沢の入り口の薮化したアオキを刈りました。
刈る前の写真はありませんが、人がいるポイントから先が全く見えないほど木が茂っていました。
ここは木を刈った途端に気持ち良い風が流れたんですよね。これがどれだけ気持ちよく感じたか。心なしか緑が美しく感じます。

アオキを刈った四ノ沢入り口

そして、五ノ沢へ。
これが沢です。藪で暗くて前が見えない状態から

before(ポイント1)

このように木や草を刈りました。ちょうど人間が歩けるトンネルができました。これが煙突効果で風が流れやすくなるんですよね。

after(ポイント1)

沢のど真ん中に木があったり

before(ポイント2)

これも根本近くから切って処理しようとしたら、枝が絡まっていて大変なことに。
しょうがないから苦手なしがらみを作りました。しがらみの必要性を体感できたので貴重な体験です。
切るのは良いんだけど、風を通すためには、切った枝葉をまとめて置いておくことはとても重要になります。水の流れを邪魔しないように、風の通りを邪魔しないように、考えて置くことが必要なんです。

道理に適っていることがわかると自然と覚えていきますね。

after(ポイント2)

前が全く見えない状態から緑のトンネルができました。

汗だくだし、全く進んでいないしで、午前中が終了。
沢を歩いて戻ります。すでに体力も終了しています(笑)

動物の群れと遭遇

お昼を食べて午後の作業です。

そしたらなんと!

真ん中辺りの木橋に何が見えますか?

猿軍団が近くの木を通り過ぎて行きました。
二、三十頭の群れだったでしょうか。
斜面を駆け降りたり、小猿が抱えられていたり、母猿の背中に乗っている子猿がいたり、どうどうと歩いて渡るボスがいたり、移動をずっと見ていました。

拡大して、さらに動画にしてみましょう。

猿軍団

猿で盛り上がる人間たち。

人間が猿を見ているのか、それとも猿が人間を見ているのか、どちらなんでしょうね。

山頂へ

お昼休みに作戦タイム。薮がひどくて進まないので、作戦変更。

午後は「なんとしてでも山頂まで行く」という意図でスタート。

そうしたら沢に水が流れ始めていてビックリ!
人が歩いたからか、風が通ったからか、はたまた別の理由からか、水が流れ始めました。
人の手が入ると自然は元の形に戻るのでしょうか。
人間さえも自然の一部でしかないのかもしれません。

水が流れ始めた沢

気分は完全に探検隊です。

3人の役割分担は、先頭のMさんが剪定をなるべくしないでとにかく進んでいく、2番目の僕は進みやすいように剪定をする、しんがりのAさんは丁寧に剪定をする。

結果これがうまくいきました。

こんなところに突っ込んでいきます

上の写真は段差になっており、ここを超えたら上まで行くしかないなという覚悟が定まりました。なぜなら降る方が難しくなるから。まさしく分岐点。

僕の悪戦苦闘しながら楽しんでいる様子も紹介(笑)
満足げな顔をしていますね。

Photo by みどりん

この沢で3本目の鹿の角を発見。どうもこの辺りには、鹿がいるみたいですね。

鹿の角

と思っていたら生きている鹿にも遭遇。彼らもこんなところに人間が登ってくると思っていなかったのでしょう。ビックリして逃げて行きました。

沢の源頭部

とうとう源頭部にでることができました。すり鉢状になっています。
写真を見ておわかりになるでしょうか?
かなり急な斜面です。

後ろには切り開いてきた薮沢が見えます

この斜面自体は乾いていてガレガレです。

ここは山の歩き方に慣れていないと登れない斜面です。初心者には難しいですね。

何が難しいかといえば、3つあります。造作、歩き方、心得です。

1つ目の造作は、斜面を崩さないように、基本の造作である「足掛かり」が作れることが必須です。
2つ目の山の歩き方は、理解していることと実践できていることが大切です。足の置き方や体の使い方は経験を積む必要がありますね。山を歩きながら学ぶことが大切です。
3つ目の心得は、精神的な問題です。恐怖心があると動けなくなっちゃうので、慣れが必要です。

何回か枯れ沢復活&ホタルの会に参加してくれて、この人なら大丈夫と太鼓判を押した人しか連れて行けないでしょう。

今回の3人はさすがの精鋭揃いなので体はボロボロになりながらも無事に山頂へ。

実は、この時に落石の直撃にあい、左ひざ、左足甲に打ち身ができました。落石の直撃は自分の造作が雑だったせいだったので反省です。この怪我は、山を歩いている時には痛みはなく、降りてきてから痛みが増していくという。人間の身体はよくできていますね。痛みを感じていたら歩けないもの。

沢の始まりの稜線にでたぞ!

行けるとは思っていなかったので、達成感がハンパないです。

ここで意識して休憩を取りました。水を飲んでたわいもない話をして過ごします。

山は降りるまでが本番です。緊張をゆるめて緩和することが重要なんです。そうしないと集中力が落ちますからね。

どうもこの時点でホタルの会の終了には間に合いそうもないことに気付きました。でも、ここで間に合わせなきゃと焦ると事故になる確率が格段に上がります。なので、自分の安全第一という意識を持ちながら山を降りることにしました。無事に帰ることに全集中です。

稜線からトレラン道をトラーバースし、峠道を越えて、とある尾根を降りたらニノ沢入り口の本隊が造作していたポイントに。そこには斜面に丁寧に作られた「しがらみ」がありました。記念撮影を。

本隊の造作ポイント

さらにそこからベースキャンプに戻り荷物を回収し山を降りました。みなさんは帰宅後でありましたが、しげちゃんが出迎えてくれました。

お抹茶をいただきながら、お灸をすえながら、今日の振り返りをしました。皆様、喜んでいただいたみたいでよかったです。もちろん僕もむちゃくちゃ楽しかったです。

池造作

4月頭に作った池は、沢が枯れ気味でも機能していました。
毎回手を入れてメンテナンスをしています。
今回は明日の大雨で右の沢から水が流れて来るであろうということを予測して、水が流れやすい道をつけました。

枯れ沢復活だけでなく、生物の多様性を作りたいんですよね。水は命の源だから。そして、水の流れを利用するにはどうしたら良いのか試しています。そう、すべては実験なのです。

翌日の天気は…

で、実際に降った雨は記録をみるとハンパなかったようです。

実際の天気

次回行くのが楽しみで仕方がないです。もっと雨が降るでしょうから水がどのような力を発揮しているのか興味津々です。

もっと楽な感じで自然を味わいたい方はハンモックフルネスがオススメです。ここでは主催者なのでいつもいます(笑)
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