良い人はノイズが多すぎる

良い人は選択することが苦手だったりする。
なぜなら周りの人のっことを考えすぎるからだ。

あの人のことを考えて、この人のことを考えて・・・
とやっていると、自分の欲求がわからなくなっていきます。

そして、何が選択されるかというと、誰も幸せになれない選択をするのです。

自分にとって良くなく、あの人にとっても良くなく、この人にとっても良くないものができます。

以前、箱物行政と言われるものがあって、地方に税金で多目的ホールがたくさんできた時代があったのです。誰もが使えるように作ったら誰にも使えない中途半端なものができたんです。音楽ホール、演劇ホール、映画ホールなど使い方が違えば構造も違うのです。

他人の欲求はノイズです。

良い人をやめて、自分の欲求に耳を傾ける。
時にはこれがとても大事なことになります。

自分一人になれるところでゆっくり考えてみて下さいね。

良い人の場合は特に注意して下さいね。

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マイノリティであることを認める

選挙が終わるといつも感じることがある。
それは自分がマイノリティであること。

投票率がどうこういう話はありますが、選挙結果って時代の空気が反映されているものだと僕は感じています。多くの人たちによって、心地よい社会になるであろう人が選ばれていると思っています。

その中で、自分が少数派だなと思う時があるのです。

少数派を誇りに思うわけでもなく、卑下するわけでもなる、それは受け入れることです。ただ単に少数派だなと思ったりするわけです。

少数派だからといって声高に「この世界はおかしい」というつもりもありません。

ただ少数派なんだなと受け入れるだけで良いのです。
そして、多数のことも受け入れるのです。

たんたんと自分がやりたことをやっていきましょう。

それで良いのだと思っています。

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はじめての沢歩きワークショップ

先日、高尾に「はじめての沢歩き」の下見に行ってきました。

暑い日に沢で遊ぶのは涼しくて楽しいものです。

沢を歩いたり、小さな滝を登ったり、助け合ったり、非日常の体験をすることで、日常にも変化をもたらします。

アウトドアでは感覚が開いていくので、自分の知らない側面が見えてくるかもしれません。

普段のハンモックフルネスでは体験しずらい「水」の要素が満載です。

初めての方でも大丈夫です。

穏やかに沢を楽しむのもよいしょう。
沢は癒しを与えてくれます。

アグレッシブに沢を楽しむこともできます。
チャレンジ精神を発揮するのもありです。

選ぶことができるのが、この沢がはじめて向きのものになっています。

沢のど真ん中を歩けばアグレッシブに、脇道を歩けばチルアウトに。

楽しみ方は人それぞれです。

沢歩きや沢登りが初めてでない方でも参加できます。

ちなみに僕は沢のど真ん中である本流を歩く派です(笑)
あえてのチャレンジモードです。

現在、決まっている日程はこちらです。

  • 第1回 7月24日(日)
  • 第2回 8月3日(水)
  • 第3回 8月6日(土)

詳細はこちらをご覧下さい。

■はじめての沢歩き
https://www.yoriyoku.com/tankentai/waterwalking.html


尊重のない人は人望もなくなるのかも

久々にとある会に参加して嫌な思いをした。

講師を尊重しない、主催者を尊重しないで、持論を話しまくる。

何をそんなにコントロールしたいのか疑問に思ったよ。
きっと色々とあるんだろうね。

人気はあるけれど人望がないタイプの人からは逃げるのが吉。

大人は適度な距離感をとることで対応するんだろうね。

嫌なら逃げても良い。

これは大事な教訓。
逃げちゃいけないと思っていたり、思わせられたりするならそれは虐待だ。

自分にあった居場所はあるんだよ。

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俺も保守派になったと思った瞬間

以前から「考え方がリベラルだよね」と良く言われています。

新しいものが好きなので、新しい考え方も好きなんです。

もちろん自分が心地よい考え方には同意をするし、嫌なものは拒絶します。
話を聞いて受け入れることはもちろんしますよ。

そんな僕でも保守派になった瞬間がありました。

コンビニでアイスを買う時には、チョコモナコジャンボです(笑)

ポッキーもスタンダードなものだし、マックに行けばハンバーガーだし、そーめんは揖保乃糸だし、王道のものを選びます。

今まで散々、新しいものを食べて「やっぱりスタンダード最高」という体験を積み重ねてしまったから。

定番も大事だよね。

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自分の頭で考えるって難しい!?

自分の頭で考えることをしている人としていない人の違いは何だろうか?

  • 自分の意見を言う人。
  • 誰かの意見に従う人。

なのではないかと思う。

考えることを放棄して、カリスマのような魅力的な他者の意見を鵜呑みにする。

思っている以上にそんな人が多いのかもしれないと思うことがあった。

どうしたら自分の頭で考えられるであろうか?

まずは観察力。自分の目で見て、耳で聞いて、体で感じること。
これは経験をしながら、常に周りに焦点をあてるということだ。
自分の感情に焦点を当てていると観察はできない。

よく人から教わるのではなく盗めと言うのは、自分で観察をしろということなんだ。
教える側は、教えたいことを教えるから実際に知りたいことを言ってくれるとは限らない。
実際の人を観察して自分が欲しい情報を盗むしかないのだ。

言葉を嘘をつくので、そのまま信じると痛い目に遭うことがある。
言葉だけでは正確に伝えることは難しいといったほうがわかりやすいか。

観察をすることから始まる。

この観察もすればするほど洞察は深くなっていく。
自分の頭で考えるためには観察からはじまるのが良いのかもしれない。

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熱中症にご用心

なんか調子が悪くずっと寝ていました。

これは暑い時にずっと体を動かしていたからなのかもと思っています。
油断してました。

山でハンモックに揺られながら寝て、家でハンモックに揺られながら寝て、ようやく回復。

年をとると回復にも時間がかかります。

エアコンという文明の力を十二分に使って身体への負荷を減らすのが大事なことですね。

省エネと言われていますが、エアコンは必要なものなので省略してはいけません。

もしもの時のために冷凍庫に2リットルほどの氷を造っておいています。これはちょっとした保険です。

水をこまめに飲んで、30分に一口くらいかな、エアコンがある部屋で過ごし、熱中症対策をして過ごすと良いですよ。

調子が悪くなると回復するのに数日かかりますから。

*アイキャッチ画像は、暑さでどうかしている夫婦

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源頭サバイバル

枯れ沢復活&ホタルを飛ばす会に参加してきました。

朝活、午前の部、午後の部と盛り沢山な内容でした。

朝活前に

始発バスで現地に入り、こっそりとミッションを3つ。

ひとつ目は、京都大学とmontbellの共同プロジェクト山の健康診断

山の水を採取し、日時・場所のデータを入力し京都大学に送ります。

こういう多くの人の力を借りて行うプロジェクトって好きです。僕も大きな調査の一員になれることが嬉しいし、どんな結果がでるのかが楽しみです。

二つ目は、写真を撮り忘れたポイントの撮影です。こちらに書いた記事で撮り忘れた写真をあらためて撮りました。

三つ目は、今日のホタルの会で造作予定の零ノ沢を詰めること。地図上では確認していますが、どんな沢なのか実際に歩いて体感することが重要です。五感を通じて自然を感じると何かがわかることがあるからです。下流域は直線的に水道ができていて、後半が扇型に雨水を受け止めるような感じになっています。ここ水が流れていてもいいんだけどなと疑問を持ちながら観察していました。

朝活

ちなみに朝活は僕が勝手に始めた企画です。不思議と多くの人が参加をしてくれるのですが、なかなかにサバイバルモードがでてきています。道なき道を歩く山の遊び方は、体験していない人が多いですから。崖を登ったり、四つん這いで歩いたり、自然児のスイッチが入るようで、皆さんの目がキラキラしていくのが興味深いです。

一ノ沢入り口

今回は楽勝だろうと思って登りはじました。

雨水で削れた一ノ沢

今回の参加者は僕を含めて4名の強者たち。まだこの頃は余裕です。「沢を掃除して周りにしがらみを造り、水が流れやすくしたいよね」なんて今後の相談をしたりしながら登っています。

沢途中にあったマザーツリー

良き沢には良き木が生えています。どうも水脈の上に育った木は大きくなるらしいのです。この木がこの谷の生態系に大きな影響を与えるのでマザーツリーと呼ぶのだそうです。

実際に見ると「おおっ」って感じになるのですよね。

岩盤がでてきました

枯葉があるということは落葉広葉樹が近くにあるということ。土中環境を整えるためには重要な「材料」になります。杜人たちはそれを「財」と呼びます。

これが滑って登りづらいんだわ。サバイバルモードが上がってきます。

ほぼ垂直の壁があらわる

さらに上がっていくと垂直の壁が。土がグズグズなのでよく滑るし、足場も少ないんです。でもね、ここが沢の始まりなんですよね。源頭というやつなんです。ここから初めの一滴が生まれるのです。

マザーツリー

なんとかよじ登って進むと森と踊るが作った作業道にでました。予想通りマザーツリーがあるところ。沢をきっちりと詰めることができました。

道なき道を登っているのがおわかりだろうか
最後の最後で笑顔が。

みなさんタフです。滑って落石があったり、滑り落ちそうになったりしながらも無事に登ることができました。最後は笑顔ですよね。なぜならずっと真剣に登ることで緊張してたから。大いに緩む必要があるのです。この緊張と緩和がメンタルには良い影響を与えるんですよね。

源頭サバイバルお疲れ様でした!

ホタルの会<午前の部>

零ノ沢の段切り

ホタルの会の午前の部は、零ノ沢を新しい方法で開拓していこうということ。僕は零ノ沢入口の急斜面を担当。段切りをして水がストレートに落ちないように、滝を沢山作るイメージです。この段切りは垂直方面にスコップを入れずに、水平方面にだけいれて、テコの原理で穴を掘っていくのがコツです。そして滝壺を作るイメージで少しだけ斜めに掘っていきます。

ここは落ち葉がなどが作り出した土ではなく、関東ローム層なのか茶色で粘土質の土なんです。スコップで掘っていくのも一苦労です。ちょっとずつ掘っていき造作をしていくとクラクラしてきちゃいました。35℃を近くの天気のせいもあるでしょう。水を飲んだり休んだりの体調管理の重要性を知りました。

総勢8名だったかな。みなさん丁寧に造作をしてくれて、杭を打ったりと、この斜面がどうなるのか楽しみです。イメージしているゴールは水が流れるか、水が湧き出すかです。

午後の造作

お昼はお米を炊いてカレーです

昼はご飯を食べてゆっくりと時間を過ごしました。午前中の造作がハードだったのかみなさん話が盛り上がっています。僕はゆったりとハンモックに揺られながらそんな話を耳にしたりしながら良き時間を過ごしました。

反省点。持って行った水は1.5リットル。これがまったく足りなかった。昼休みにてっちゃんから氷水を約1リットルいただく。これで生き返りました。僕にとって真夏の造作する時には、水を3リット持てば良いということがわかりました。てっちゃん!ありがとう!助かりました。

photo by みどりん

午後の造作は、三ノ沢の手入れです。枯れ葉や落ち枝を整理して、美しい水の流れを作り出すことです。

この「美しい」が大切で、「良き造作は美しく感じる」という人間の感性を信頼した造作の方法です。これは誰もが持っている感覚であり、人それぞれ違うことがあるものでもあるのです。これ大勢でやると不思議とハーモニーが生まれたりするので面白い結果がでます。つまり気持ちが良い場所、イヤシロチが出来上がります。

夢中になっていたので写真はないのですが、僕は苔が美しい斜面に入りました。そこで杉の葉っぱを取り除き造園作業のようなことをしたのです。谷をひとつの作品として美しく仕上げるようなそんなイメージ。庭師になった気分です。

これがよかった。完全に庭造りですね。新しい楽しさを発見した1日でした。今までのこの活動は「巨大なビオトープを作ること」だけでなく「美しい庭を作ること」という付加価値を見つけてしまいました。

言われたことだけをやるのではなく、自分が良いと思ったことをやるのが大事ですね。そして実際にやったら、後日また見にくることが重要です。あの造作に意味があったのかよくわかります。こうやって時間を重ねていくことで自分の感性が磨かれていきますね。

僕はSDGsやボランティアのような作業は楽しくやることが重要だと思っています。そして役立とうと思わないことも大切にしている価値観です。自分のエゴでやっているんだという位でちょうど良いと思っています。

いやぁ楽しかった。またよろしくお願いします。

自然の中で過ごすことが好きな人にオススメコンテンツ

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生きることへの肯定

ポップカルチャーとは基本的に大衆への奉仕と人間が生きる事に対する肯定

山下達郎

これは達郎がテレビで語った言葉だ。

不覚にもうるって来てしまったんだ。

僕自身心理セラピーを提供してきて思っているのは、本質的なことを扱っているけれど、表現はポップであるべきだと思っているのです。多くの人に伝えるのが僕の役割だと思っているということです。

うちのかみさんは、本質をズバッと突きながらも、優しい人なんです。より本質に焦点を合わせている人なんです。

僕自身は比べるとそうでもないのです。

芸術というよりも流行に近いものなのかもしれません。

時代の空気を読もうとしちゃいますから。

大衆への奉仕とは何か?

これは僕の今のテーマでもあります。

そして、人間が生きることへの肯定は、一番の大切なテーマなのではないかと思ったりしているのです。

立川談志の「業の肯定」という言葉を聞いた時の感動と同じ感じがしています。

僕自身の方向性が見えてきた感じがしています。

本質的でありながら大衆の方を向いていること。
そして、生きることを肯定していくこと。

ふと、自分に入ってくるメッセージって、きっと意味があるのでしょうね。

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民主主義って多数決だよね?

最近の大学生たちに「みんなで決めてね」とお題を投げると、LINEを使ってすぐに多数決を取るという話を聞いた。

その人は、話し合って決めてほしいという意図があったようで、すぐに多数決をとるのはどうかと思うというようなことを言っていた。

LINEにそんな機能があるんだ!と驚いたんですが、そういう話ではありません。

多数決をとるものじゃないの?と1970年代に小学校に通った僕は思ったのでした。

記憶をたどると学級会なるものがあって、最後に多数決をとって決めていたよな。
民主主義ってそういうものでしょうと思って育ってきた。

民主主義は少数の小さな声を大切にするというような話も聞いたことがありましたが、結局多数決をとるんだから大多数の大きな声で決まるものでしょうと思っていた。

実際に世の中を見ているとそう思う事例が多い。

話し合いで決まることの経験が絶対数少なく育ってきている。

とあるセラピー指導者養成講座で「べリング・ザ・キャット」と呼ばれるワークをしたことがある。

ネズミたちが話し合いをするという設定だ。僕たちネズミは毎日ネコに食べられている。このままでいくと僕たちは全滅してしまう。なんとかして、ネコに鈴をつけてネコが近づいてきたらわかるようにしたい。どのようにすればいいのか?

というもの。

小一時間話し合っただろうか。あの人がやればいい、主催者の人がやればいい、指導者の人がやればいい、じゃんけんで負けた人がやればいい、いや、くじ引きでやればいい・・・

全員が合意したものだけが決定されるというもの。つまり誰か一人でも反対者がいればその意見は却下ということだ。

いやぁ、楽しいほど決まりませんでした。

この演習でのまとめは「合意形成は難しいよね」ということでした。

ここまで話し合いをすることあっただろうかと思うくらいに話をしました。そして、だんだんと早く終わらないかなと険悪なムードになったりしたり、笑いが絶なくなったり、個人の感情もさることながら集団の感情も大きく揺れ動きました。

とあるワークショップの講座では、1週間後の小学校へのワークショップをどうするのかについて合意形成をした時には、講師の先生から指導がありながら2日間体験と話し合いが行われ2日目の最後に「振り出しに戻そう」という話になった時には笑うしかなかったですね。実際にその後はとても良いワークショップができたのですが、面白い体験をさせてもらいました。

合意形成ってエネルギーも時間を使うんですよね。

本当に民主主義をやろうとすると、一人ひとりが当事者意識を持ち、参加者全員を尊重し、時間もエネルギーもお金も使うことにコミットする必要があるのです。

いや、ほんと、めんどくさいんです。

合理的な考え方をすれば、話し合いもせずに多数決で決めちゃうと楽なんです。
また、積極的にやりたい人にまかせちゃうというのも楽なんです。

楽なんだけれどそのツケを払うことも歴史を見れば起きることなんですよね。

「どうでも良いことは流行に従い、大事なことは自分の芸術に従う」というようなことを言ったのはまどみちおさんでしたっけ?

民主主義ってもしかして終わっているのもしれないと思ったりもします。
かといって、これが今現在ではベターであるのかもしれません。

6月に30℃を超えたりするから難しいことを考えたりしたわけで、たまにはこんなことも良いかもしれない。

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