嫌いな人がいるって最高じゃないか!

ここ数年「コミュニティとは何か?」というテーマを考え続けています。

とあるコミュティの人たちとコミュニティについて語り合っている時に、ふと気づいたんです。

嫌いな人がいるのが良いコミュニティの条件であるのではないかと。

詳しく説明をすると、嫌いな人がいるのは、多様性があるコミュニティがあるということ。
嫌いという強い言葉を使いましたが、苦手だとか、距離を持ちたいとか、全部同じことです。

社会と同じで、好きな人もいれば、嫌いな人もいれば、どうでも良い人もいます(笑)
多くの人がいるからこそ、社会が回っているのです。

人類の進化を考えても無駄な人は誰1人いません。
人間にとって必要だからこそ存在しているのです。

これ大事なことがあって、苦手だなとか、嫌いだなとか、イヤだなとか、自覚している必要があるのです。

小学校の時に「友達100人作れ」とか「みんな仲良く」とか「好き嫌いをなくせ」とか言われたこと。
全部思い込みです。
少なくとも学校運営では必要なことだったかもしれませんが、社会にでれば邪魔になる考え方かもしれません。

苦手だなと自覚したとして、相手にこの場にいても良いんだと許可を与えることが大事なんです。
自分自身には居場所を奪う資格はないということなんです。

でないと、無意識で苦手な人を排除しようという動きがでてしまいます。
変な噂を立てたり、いじめたり、無視したり、意外と人は残酷です。
自覚していればマシなんですが、ほぼ無意識で悪意なくやっています。
たまに悪意がある人もいたりしますが(笑)

感覚的に言えば、8割の好きな人たち、2割の嫌いな人たちは健全なコミュニティ。
2割の好きな人たち、8割の嫌いな人たちなら、不健全なコミュティなので、その場から立ち去るのが良いでしょう。

このことに気づいて、なるほどなぁと感心したのでした。

嫌いな人がいても良い。

これ大事なことかもしれません。

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潜在意識を探り、過去を癒し、今の行動を変え、理想の未来を手にいれます
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自分が持つ「好き」を見つけて、それを仕事、伴侶、趣味に応用し、自分らしくなるためのワークショップ。
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日々ゴキゲンでいるために自然の中でマインドフルネス状態になることで心身を整えます。ハンモックの心地よさが評判です。
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演じるとは何だ?

絹川友梨さんの即興劇のワークショップに参加。
これまでにも単発で何回も参加している講座です。

僕自身が演劇を面白いと思っているのか、演劇ワークショップを面白いと思っているのか、疑問に思っていたのでそれを解消するために参加しました。

僕的には後者が面白いと思っているし、研究しがいのあるテーマだと思っています。

このテーマを持って参加したら、現実と空想の違いの面白さに気づきました。

心理セラピーの一環として演劇的な手法を使う場合に、とても集中力を使います。その場の空気を全部支配するくらいに感情エネルギーが動きます。演じている人も、見ている人も、もちろん当事者も大きなエネルギー場に支配されます。

ただ、それで演じるのは難しい。なぜなら現実が立ち上がってしまうから。

現実がある種の虚構空間を支配してしまう現象が起きるのです。

今回も似たようなことがあって、現実問題を演じるような場面がありました。現実があるので仮想空間、ある意味で嘘の空間に場がならないのです。現実という決まりきった台本の中にほうりこまれるような感覚。そこから逸脱することはできない感じ。

そうなると演じるのではなく、演じさせらるような感覚になるので、心理セラピーはそれを使うんだけど、作品を作るには不向きなんです。

演劇はあくまでも仮想空間であることが重要ではないかと思ったりしました。即興劇は起きないのではないかと思ったのです。

いやぁ、興味深い出来事が起きました。有り難し。

自由エネルギー原理

認知心理学の話から自由エネルギー原理の話が興味深かったです。

自由エネルギー原理は、Karl J. Fristonが提唱している脳の情報理論である。生物の知覚や学習、行動は、変分自由エネルギーと呼ばれるコスト関数を最小化するように決まるとしている。その結果、生物は変分ベイズ推論と呼ばれる統計学的な推論を自己組織化に行うとされている。

うん、意味がよくわかりません。

わかりやすくいうと、サプライズを人間は嫌うということなんです。いつも同じことを繰り返すことがストレスのない生活。いつもと違うことが起きるとエネルギーを使うということなんです。

日常って最小限のエネルギーを使って生きることです。

旅行から帰って「我が家が一番」なんていうのはエネルギーを使わなくていいから。旅行は非日常であり、いつもとは違ったことばかりが起きます。だから疲れるのです。

人は最小のエネルギー生きたい動物だとすると、自分自身が変わることを避けるのは当たり前だし、コミュニティで出る杭が撃たれるのも当たり前ですね。自分も村も変わりたくないのが本質だから。

事件は起きるし、天災も起きる。生きていればサプライズが起きてしまうのです。そのサプライズを上手に乗り切るために即興劇、インプロが必要なんですね。

変化することを恐れない勇気が手に入ります。

絹川友梨さんのプロフィールを調べたらステキな言葉が書いてありました。

私は大学生時代に演劇に興味を持ち、俳優として舞台・映像で活動した後、即興演劇(Improvisation Theatre)に出会いました。俳優が失敗を恐れず未知の世界に飛び込んでいく時、そこに「生」が現れます。演劇とは「生」の出会いであり、演劇を創る・観る両者にとって新たな「生き方」が創造されるものだと考えます。即興演劇の師匠キース・ジョンストンはこう言いました。「Yesと言う人は冒険を手に入れる。Noと言う人は安全を手に入れる」。私は「Yes!」と言って、冒険を選ぶみなさんを全力で応援します。

僕の仕事の本質は、人に変化を起こしていくことです。これだ!と勇気をもらいました。ありがとうございます。

アフタートーク

僕はワークショップ後にご飯を食べるのが好きです。

それは振り返りタイムだからです。自分が感じたことも話せるし、話すことで理解が深まる。また、他者が感じたことを聞くことで違う視点が手に入り、学びの質があがるのです。

今回は、土偶眼鏡アーティストのあんずちゃんと話をする機会がありました。

彼女とは共通項があってワークショップデザイナー育成プログラム卒業生なんです。同じプログラムを体験しているということは、共通言語があるから話が理解しやすいのです。

ワークショップ中にゆりさんが「ディテールを細かく話したほうが面白い」というようなことを言っていたんです。1人が語るのではあなく、2人で単語とをつなげながらお話をふくらませいくようなワークの時です。これラジオパーソナリティ1名を2人で演じ、ゲスト1名も2人で演じ、それを2人が演じるというようなワークの時です。

それがあんずちゃんと話していて、ディテールを細かく話すって、話が面白い人の特徴だと気づいたのです。小説もそうだし、ラジオパーソナリティもそうなんです。落語もそうか。語り部の人が細かく話せば話すほど人物がこの場にいるように立ち上がっていくのです。

このことか!

ラジオ番組やったらとか、やってそうとか言われることが最近増えてきて、何が必要なのかと言ったら細かくディテールを話すことなのね。必要な情報がやってきた感じがしました。

自由エネルギー原理と同じで、話を省力して、楽をしちゃいがちなんです。クラウンの時と同じで、前に進まずにしつこくしつこくやっていくことが重要なんですねと今までの経験とつながって腑に落ちたのです。

今後につながるような学びがたくさんのインプロ講座でした。

主催者や講師の方が教えたいことではなく、勝手に違うことを学んでいるのかもしれませんが、僕的にはそれが欲しいことなんです。

講師のゆりさん、主催のあーこ、アフタートークにつきあってくれた杏ちゃん、他の参加者の皆様、ありがとうございました。

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ザ・エンパワメント

今月の頭に出張に行って、心理学セミナーを開催してきました。
途中下車で個人セッションをしたりと盛りだくさんの出張でした。
呼んでいただければどこにでも行きたいと思っています。
ご相談下さい。

今回の心理学セミナーの中で避けては通れないテーマを扱いました。
それは「スピリチュアル」と「神」です。
どちらも目に見えないことで、怪しいとかうさんくさいとか思われている分野。
ここから逃げてはいけないと思い切って挑戦したテーマでした。

それを現実的に考えることをしてみました。
みなさん、自分だけの独自の感性があり、思い込みがあるのです。

思い込みは手放し、独自の感性を世のために使っていく。
そのために、自分の内なる力を解放しました。

参加者の皆様はそれぞれ専門分野で活躍している人ばかり。
教えることはないので、体験してもらうことが優先です。
体験から学ぶしかない世界があるのです。

ご参加ありがとうございました。

いま、ボディのエリアにある程度のまとまりできて、マインドで提供する講座のパッケージを作りながら、スピリットの世界を研究中なのですが、とてもとても勉強になりました。
やはり、公開セッションは良いですね!
皆の勉強と、無意識にすごく影響がでると思います。
そして、ボディ、マインドとは違って、スピリットをパッケージとして捉えては行けないのだと、すごーく感じ入りました。
「何か」を感じ、味わい、私という容器を通して、周りと共有する、というベースを元に、色んな場でそれを提供して、その結果道ができた、そんな感じで進めていきます

感想

いま、ボディのエリアにある程度のまとまりできて、マインドで提供する講座のパッケージを作りながら、スピリットの世界を研究中なのですが、とてもとても勉強になりました。
やはり、公開セッションは良いですね!
皆の勉強と、無意識にすごく影響がでると思います。
そして、ボディ、マインドとは違って、スピリットをパッケージとして捉えては行けないのだと、すごーく感じ入りました。
「何か」を感じ、味わい、私という容器を通して、周りと共有する、というベースを元に、色んな場でそれを提供して、その結果道ができた、そんな感じで進めていきます


お金を渡す行為は自分にとって応援する感覚がある。応援ばかりしているとお金が足りないから誰も応援出来なくなる。そうすると寂しい。応援してもらう。応援してもらうことをお願いする。応援を受け取る必要がある。
過去の辛い出来事、耐えたこと、努力したことも今の自分が幸せになることを応援している。
捨てる、手放す、変わるからといってゼロにならないし影響している。その経験さえも幸せへの道へ進むことを強く応援してくれている。
それをも、受け取る。


やりたい道を進むことに対して、勝手に後ろめたさや引け目を感じ、知らず知らずのうちにブレーキをかけてしまっていた自分を知ることができました。
また、セミナー参加前の自分は、少しずつ確実になりたい自分に向かって進んではいるけれど、それは自分1人の個人的な闘いだと思っていました。
けれどセミナーとセッションを通して、それが1人の闘いではない、というだけでなく、他人から認めてもらっても良いのだし、むしろ応援までしてもらえるものであるということを体感させてもらいました。


グループセッションの中で、気持ちの移り変わりを感じたり悲しみに共感できたり…
代理人としても傍観者としてもとても不思議で面白い体験でした。


他人の抱えた問題で状況は何もわからないはずなのに、ポジションにたつと何となくそのポジションのマインドになる


色々なワークをやることで自分が苦手なことが明確化し、変われるきっかけが作れました。やるかやらないかは自分次第なのでやります。


謝る(謝られる)は、解決するわけではないが、次に進むための区切りになる。
人からどう見えるかとか考えずに自分のやりたいことをする。


人によって「ん!?」という感じ方は違うということが理解できた。
今まで仕事をしていく中で「ん!?」という感覚を違和感と捉える事が多く自分にとっては当たり前だと思っている事が人と違う感覚だと思う事が多かったがこれは特別な事ではないという事が理解できたのでこれからは「ん!?」の感覚を楽観的に感じる事ができそう‼︎


・スピリチュアルは東洋医学でいう「気」と同じなのかな。
・心が変わるとスッキリするけど、疲れる。
・人が変わっていくのをみるのも楽しい。
・Don’t think. Feel.


恐怖という感情が最初に生まれたということや、恐怖の反対は自信や確信ということに、なるほど〜と納得しました。
それから、もっと自信をもって自由に生きていっていいんだよという考えを再確認させられました。


ネガティブなことが起きる理由は、その道ではないと言うメッセージ。
こういった考え方を知ると、困難にも立ち向かっていけそうです!
自分自身でハンドルを握って運転したいです。
周りの人から、応援してもらいたいです。


一部の感想をシェアさせていただきました。

感想は、僕自身が学びになります。

参加者の「気づき」を大切にしているので、その気づきが人間の叡智そのものなんですね。

ありがとうございました!

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早朝高尾山ハイキングのススメ(高尾山52回目)

東京の山といえば、高尾山。
大好きな山なんだけど、ひとつ欠点があるんです。
それは人気がありすぎて混んでいること。

その問題を解消する方法があって、早朝に登るか、に登るかなのです。
高尾山は不思議な山で人がいないことがまずない。
雪の日にさえ人がいるのです。さすがに台風の時にはいないらしい(笑)

今回は、早朝登山のススメ。
新線新宿駅4:55分発が始発電車です。

うちの最寄駅は、5:11分発。まだ真っ暗で、夜明けは電車の中で迎えます。

6:09 高尾山口駅。さすがに連休中日で天気予報が晴れなので人が多いです。

人がいない高尾山ってステキ。コースは人が少ない3号路をいきました。
陽の光が良い感じです。写真がうまく撮れたら良いなと思いながら。

7:30 高尾山到着。いつもの定点写真です。

アルコールストーブでお湯を沸かしコーヒをいれ、朝食にパンをいただきます。
アルコールストーブはとても静かで雰囲気が良いのです。自然を邪魔しないのが好き。
パンがかじられているのは登りながらも食べているからです(笑)

30分ほど富士山をみながらモグモグと時を過ごしました。よくみると富士山写っています。

帰りは富士道を歩き薬王院へ。富士道は麓から山頂まで車が通るために道です。林道になっています。これまたマイナールートなので空いています。車イスの人はここを使って高尾山に登ります。

8:20 薬王院。お参りの人もすでに多い。健康登山の証のハンコをもらう人たちの行列がありました。何時から受付なんだろう?

浄心門から3号路を歩き下山。

9:10 京王高尾温泉極楽湯。1年ぶりくらいかな。混んでいるので泊まる時以外は超久々。
だって、お風呂に入ると帰りたくなくなっちゃうから。
8時開店なのにまぁまぁ人がいました。
登山客のみなあらず温泉目的で来ている人も多そうです。

今回はサウナ目的です。外気浴が露天で山を見ながらなので気持ち良いのです。
ついついうたた寝しちゃいますね。5セットやって大満足。肩こりが楽になったな。
1時間半ほど楽しみ、帰る頃には芋洗い風呂みたいな。

11:40分の電車で帰りましたとさ。

12:53 最寄駅の新橋 纏 。初めて入ります。このお店の定番メニューのつけ麺。
美味しゅうございました。

午前中で楽しめるので、半休とって平日に行くのもいいですね。

体力向上のために最低でも月2回くらい高尾山に登りたいな。

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師匠は複数持つべし

man in black suit sitting beside woman in white hijab

師弟関係について、不思議に思ってずっと観察しています。

はじめてそれに興味を持ったのは心理学のスクールに通っていた時です。
10年以上通っているのに幸せそうになっていない人が少なからずいたのです。
技術を教わるだけでなく、技術を使って自分の問題を解決するというのも重視していました。

ところが変わらないのです。

さらに観察すると、学んでいる技術は身につけているんだけど、その技術の盲点をついて、自分の問題を回避しているんです。
人間の作るものには、メリットとデメリットがあります。
癖というものもありますし、たくみに技術を使っているといいますから。

問題を解決するよりも、そのままでいることがましだ。

と言ったセラピストもいますから。
そのくらい問題解決と向き合うのは難しいものです。

また、ある師匠は、他のところに学びに行くことを禁止していました。
アチコチ目移りして学ぶことがしないので1つのことに集中して学ぶことも重要です。
ところが、これまたよく観察していると師匠がパワハラ体質になり、弟子が逃げ出すのです。
ちゃんと卒業させてあげたらいいのに、裏切ったり音信不通になったりしてしまうのです。

昨日に書いたことですが、1つのコミュニティにずっといるというのはハラスメントが起きるのではないかと思うのです。

また、ひとつのコミュニティだけにいると、そのコミュニティ内でしか通用しない暗黙のルールが出来上がります。その場での共通の思い込みができるのです。それはそこでしか通用しないこともあるのです。

解決策は2つあって、ひとつは師匠から卒業すること、もうひとつは師匠を複数持つことです。

師匠から卒業するのは、守破離ですね。学校って入学したら卒業します。学びの場は始まりがあって終わりがあるものです。この一生をかけて師匠についていくという選択ももちろんあります。そこまで相性が良い師匠に出会えたら幸運です。ただし、辛くなることがあったとしたら見直すことも重要です。これは会社も同じですね。

もうひとつの師匠を複数持つことは、多様な視点を持つことができるようになります。様々な視点から見ることができるようになると癖のようなものがなくなって普遍的なものが見えてきます。こちらも問題はあって、師匠たちの言うことが真逆であるということが起きることがあります。こうなると混乱しちゃうんですね。その時は自分の原点に立ち返ることが重要です。

なんでもないことは流行に従い
重大なことは道徳に従う
芸術のことは自分に従う
by小津安二郎

本当に大事なことは自分に従うのです。

自分が自分の一番の師匠であるべきなのかもしれません。

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ハラスメントとは何か?

man wearing a suit jacket and stripe necktie

先日参加したインプロで「インプロではハラスメントが起きる危険性がある」という言葉を聞いて衝撃を受けました。

インプロの基本的な考え方に「イエス、アンド」というものがあります。

これは相手の提案を受け入れて、行動するというような意味です。
少なくとも僕はそうとらえていました。

例えば、カメラマンとモデルさんの関係で

カメラ:「いいねぇ、次のポーズ行ってみようか」
モデル:「はい。」
カメラ:「いいねぇ、ちょっと違うポーズをしてようか」
モデル:「はい。」
カメラ:「いいねぇ、ちょっと脱いでみようか」
モデル:「はい。」

というようなことが起きるのです。

指令する人とそれに従う人。これがハラスメントの原型というものです。

権力構造ができてしまっている状態で、ハラスメントが起きがちということです。

で、本来の「イエス、アンド」の技法は違うのです。

Aさんがオファーをだしたら、Bさんがそれをイエスで受け入れてAさんにオファーを返すということなんです。

つまりAさんからBさんにオファーをだして、次にBさんがAさんにオファーをだすのです。

ちなみにオファーって提案やアイデアやリクエストという意味ね。

双方向にオファーをだしあえば権力構造ができずに、対等な関係性ができあがるのです。

なるほどと思ったんですよね。

ハラスメントの構造は、権力側も変えることができるけれど、従者側も変えることができる可能性を示唆しているのです。とちらも状況を変えることができるのです。

加害者側も被害者側も状況を変えることができるということです。
実際には被害者側は難しいかもしれませんが、変えることができる可能性はあるのです。

伝統的に即興劇でも、コントロールする人に翻弄される人がいて、最後はその構造をひっくり返して笑いに帰るというものがありますから、同じ構造であることはハラスメントになる可能性があるということでしょう。

師弟関係も、ずっとやっているとこの構造にはまり込んでしまうことがあるのかもしれません。だから守破離があるのでしょう。

対等性って大事なことだと改めて思ったのでした。

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1泊2日の個人セッション

ビジョンクエストのワークを作成中であり、その一環としてハンモック泊の個人セッションを開催しています。裏メニューみたいなもので表にはまだ出していないので興味がある方はご相談下さい。

最低限の装備で山の中に入ります。それはハンモック、タープ、寝袋、焚き火道具、食料。

肌で自然を感じる世界です。

ネイティブアメリカンなどがしているビジョンクエストは失敗したら死が待っています。命をかけてやる儀式なんですが、現代人の僕らは最低限の安全は確保します。もちろん自然の中なので何が起きるかわからないリスクはありますが、このリスクがあるからこそ、自然と対峙することができるものです。

人間も自然の一部であり、自然も人間の一部なのです。

山の中はすっかり秋でした。ドングリが落ちてくる季節です。夜に落ちる音を聞くとドキッとしちゃいます。動物の足音や鳴き声にもオオッとなります。

焚き火を見ながら聞いたりをしたり、筋反射を使ったセッションをしたり、暗闇と向き合ったり、自然の中で五感を開くことで何かが起きます。

本音がわかったり、自分の殻が破れたり、言えなかったことが言えたり、言ってもらいたいことが聞けたり、今までの個人セッションとは違う効果を感じています。

この肉体を持って生まれたということは、自分の身体に、どんな体験をさせてあげたいかということにもつながっていきます。

人生は冒険だと思うとワクワクしてきませんか?

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問題を指摘するならバイトでもできる

waiter and customer in a hotel restaurant pointing a dessert

起業してからメンターに言われたことの言葉を思い出しました。

僕自身、会社員時代には自分のプロジェクトを批判することも多かったです。
なぜやるのか?それが腑に落ちないし、お客様のために開発するのではなく、会社の上層部への言い訳のために開発をしている感じがしていたから。そして、問題を言うことは良いことだと思っていました。

そんな思い込みを持っていたらメンターに

「問題を指摘するなら高校生のバイトでもできる」

と言われて、ハッとしたのです。

「問題に気づくことは、とても良いこと。
 プロはその先にいかなればならない。
 それは、解決策も問題と共に考えて提案することなんだよ。」

批判は誰だってできるのです。

その先を考えているのか?
どのような未来を手に入れたいのか?
理想の未来を手に入れるために何ができるのか?

そこまで考えて初めてプロと言えるのだということなんです。

問題を指摘するだけなら被害者のポジションで済むのです。
誰かのせいに、何かのせいにしておけばいい。

解決策まで考えて提案するのは加害者のポジションです。
加害者は影響を与えるポジションと言った方がニュートラルですね。
解決策は仮説に過ぎないのでできるかできないかはわからない。
時には批判もされることもあるでしょう。
でも、解決に向かって行動する意欲がある行為です。

引き受けるってなかなかに大変なこと。

だからこそ、貴重な存在なんです。
それがリーダーシップなんだろうなぁと思ったり。

ただ、今の時代は解決しなればならない要素が多く複雑系な問題になっていることも多いです。より多くの人と協力をすることも大事なんだと思っています。

メンターから言われた言葉って、いつまでの残りますね。

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インプロワークショップに参加してきた

先週に引き続き、インプロのワークショップに参加してきました。

先週のインプロでファシリテーターをしていたあーこが主催の絹川 友梨さんのワークショップ。

師弟のワークショップを連続で受けた感じです。こういう時に僕が注目しているのは、何が受け継がれているのかということです。いろんな師弟関係の弟子の方のワークショップを受けまくっていた時代があるのですが、全く別物になっています。個性が際立つのが興味深いところです。

今回の僕のテーマは「スピリチュアリティ」の探求です。スピリットとか魂とかいう言葉は人の思い込みがありすぎます。恐いとかいう人もいるし、財布は黄色に限るとか、人によって言っている定義が違いすぎる言葉でもあります。

僕ははスピリットというのは、目に見えない世界のことだと定義しています。心、感情、精神もスピリットです。魂という訳もありますが、もちろん魂もそうです。

これだとわかりずらいので、繊細な感覚でとらえるものという定義を採用しています。同じものを見ていても見えているものが人によって違います。同じ言葉を聞いていても聞いている言葉は違います。同じ体験をしても気づきが違います。これは個性なんです。どんな感覚に敏感かどうか人によって違うのです。

これがスピリチュアリティの入り口だと考えるとわかりやすいのです。感覚ですね。

インプロにはこの感覚を磨くためにメソッドがあると僕は思っています。それを学びにいきました。

今回も様々なワークをしました。2人1組になってお互いに感じ合ってオファーをだすようなそんな即興劇。何が大事かと言えば、言葉を話さずに感じることなんです。言葉で相手とつながろうとするのではなく、相手を感じること。それは肉体的に感じることかもしれないし、第六感で感じることかもしれません。言葉を使わずに相手を感じること。ここにスピリチュアルの扉があるのではないかと思ったのです。非言語といえば非言語なんだけど、相手を言葉以外で感じるというアンテナみたいなイメージです。

言葉にしてしまうと誤魔化しが入るというか、自分に嘘をつけるというか、感じることをやめてしまうのです。周りに起きていることを感じずに、自分の観念の世界に逃げ込むみたいな感覚です。現実ではなく虚構の世界に逃げ込むみたいな。演劇そのものは虚構なんだけど、虚構だからこそ本物でなければならないという不思議な世界なんです。思考的な部分は嘘でも感情的な部分は本当みたいな。

思考のスピードは速いのだけれど、感情や感覚のスピードは遅いのです。遅いからこそ焦らないで感じることが大事なのです。

瞑想って座ることが多いのだけど、ゆっくりを感じるために座るんですね。ただ、今の時代はただ座っていると雑念が多く思考の世界に取り込まれて行ってしまうんです。

だからこそ、身体的なアプローチ、全人的なアプローチをする演劇的なインプロが大事なんだなと思ったのでした。

「ゆっくり感じる」が今回手に入れたことです。

ありがとうございました。

追記:ファミリーコンステレーションやルコック系クラウンワークショップで学んだことを思い出しています。ここにも沈黙があった。

追記2:身体性と言語性と霊性を分けて相互的な影響を感じられるワークを作ろう。

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情報発信で心掛けていること

person holding blue ballpoint pen writing in notebook

情報発信について意識したのは何時の頃だろうか?

思い返すと1988年頃、大学時代のサークルの頃ではないか。部室には誰もが自由に書き込みができるサークル・ノートがあった。そこに好き勝手に書いていたことを覚えています。何も考えずに手が動くまま文章を書いていました。ちなみに日記というものは書いたことがありません。ほとんど誰かが読むことが前提の文章を書いています。

裏サークルノートもあって、人間関係や人のキャラを書いているのがあって、それが面白いと思って自分でも作った覚えがあります。

1994年に就職したらネットが当たり前のようにありました。そこでオンラインでコミュニケーションをすることを学び始めた気がします。もう30年もネットの世界と関わっています。

色々な方からネットにおける発信についてアドバイスをもらいました。

ちょっとそれを整理してみます。

  • 自分の言葉でかけ
  • ネットは公共の場
  • 言葉では伝わらないことがある
  • 文脈を読むこと
  • 関係性を築くならオフラインで
  • 引用する時は、自分の見解も書く
  • 誤解は起きるもの
  • 情報発信を続けたいなら毎日書くこと
  • 情報を発信したいならクローズドなSNSではなく、オープンなSNSを使う
  • 伝えたいことは何か?

いろんなことがあったなと思い返しています。

今でも「自分の言葉で書く」は大事にしています。

他者の言葉は他者の言葉であり、自分の言いたいこととズレている。
自分の言葉で書くことは、自分の頭の中を整理することに役立つ。
自分との対話になるから伝えたいことがあるなら自分の言葉で書く必要があるんです。

3000日毎日連続でブログを書いた経験があるから、きっと書くことが好きなんだろうな。
動画も好きだから情報発信が好きということなんでしょう。

自分の感覚を言葉にして、自分を理解したいこと。
他者の言葉にならないことを言葉にすることができるのではないか。
読むことで癒しが起き、勇気づけられるのではないかと思っているのです。

書くことの新しいペースを作っていこう。そんなことを今思っています。

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